台本概要

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タイトル 勇者&魔王まんざい
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(男1、不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 ファンタジー世界の勇者と魔王にお笑い芸人コンビみたいなノリやらせたらきっとこんな感じだろうという作者の思い込みから作られたお話。まんざい風なコメディやりたい初心者の方もぜひ!
男女不問。アドリブ大歓迎!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
勇者 39 ちょっと中身が残念な勇者。ボケ気質。恋愛経験がないので女性関係の話にはすぐ食いつく。
魔王 不問 39 見た目はめちゃくちゃ強そうだが実はめちゃくちゃ弱い魔王。勇者にあの手この手で命乞いする。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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魔王:よく来たな勇者よ 勇者:へっ、今日がてめぇの命日だ! 魔王:ふ、威勢の良さは褒めてやろう。しかし、我に挑んだ事、後悔させてやろう 勇者:それはこっちのセリフだ!行くぜオラァッ!! 魔王:グッ!⋯フッ、なんだ勇者、今の痒い攻撃は? 勇者:へへーん、どうだ見たか!俺様の新必殺技、蚊取り線香アタック! 魔王:蚊取り線香!?痒い攻撃って虫刺されの事じゃないんだけど!?よくそんなもんで攻撃してドヤれたな! 勇者:なんとぉ!じゃあこれはどうだ! 魔王:何!? 勇者:殺虫剤噴射! 魔王:ぐあああああ~!!ってまた虫ーー!虫関係の攻撃やめーい! 勇者:え?虫じゃないの?じゃあ除草剤 魔王:いや植物でもないから!?我、魔王だよ?分かってるそこんとこ? 勇者:魔王なら大丈夫だろ 魔王:魔王がいつまでも優しい対応だと思うなよ勇者め、今から我の力を見せてやる⋯ 勇者:お、やっとやる気になったのか? 魔王:ふっふっふ、我を怒らした事、後悔するがいい!はあああーー!! 勇者:おお!なんか光ったぞ!? 魔王:くらえ!魔王ライトニングー!! 勇者:うわぁぁぁ!すげぇー!! 魔王:なんだとー!?ど、どういう事だ、我の技が効かないだと⋯? 勇者:凄いなあんた!雷属性だったんだな!さすが魔王! 魔王:えーいベタベタ触ってくるな!魔王の肌は繊細なんだぞ!あっちいけ!シッシッ! 勇者:あっごめん⋯でもどうして魔法が効かなかったんだろう? 魔王:こっちが効きたいわ。まあ今のはほんの挨拶がわりだ。次が本命だから安心しろ、クックック 勇者:そうなのか!楽しみにしてるぜ! 魔王:フッ、その余裕も今のうちだけだ⋯くらえ!スーパー、バーニング、スペシャル、デンジャラス、コズミック、エレクトロ、ビックバン、アタック!! 勇者:ちょっ待て待て!色々言いたいことあるけど、ネーミングセンス酷すぎないか!? 魔王:うるさい!消えて塵になれ!ハアアアーー!! 勇者:ぎゃーー!! 魔王:ハァ、ハァ⋯ど、どうだ?やったか⋯? 勇者:くぅっ、危なかったぜ⋯ 魔王:バ、バカな⋯我のとっておきの技だったのに⋯何故奴には効かんのだ⋯? 勇者:へへーん、残念だったな。俺様にはその程度の攻撃通用しないんだよ! 魔王:く⋯かくなる上は⋯。ゆ、勇者よ、ここは一度争いをやめて、我と取り引きしないか? 勇者:え?いきなりどうしたんだ?それにお前さっきまで怒ってただろ? 魔王:い、いや、それはちょっと、なんというか⋯腹の調子が悪かったのだ! 勇者:嘘つけ!さっきまで元気に怒鳴り散らしてたじゃねーか! 魔王:ま、待て!取り引きというのは勇者、おぬしにとっても悪くない話なのだ! 勇者:ほう、どんな内容なんだ? 魔王:フッ、話を聞く気になったようだな。その取り引きというのは⋯我を見逃す代わりに、勇者に魔界の可愛い子を紹介する事だ! 勇者:⋯はい? 魔王:なんだ?まさか勇者が女に興味が無い、などと言わないだろう? 勇者:いやまあ普通にあるけど 魔王:そうであろう~。では、取り引きに応じるという事でよいか? 勇者:いやいやいや、おかしいだろ!俺が魔王のあんたを見逃がすメリットが弱いじゃないか! 魔王:ふふ、今の話には続きがまだある!勇者、魔界には可愛い子がどれだけいると思っている?それら全ての娘達に好かれると考えてみろ 勇者:⋯ 魔王:どうだ? 勇者:⋯よし分かった。取り引きに応じよう 魔王:ハッハッハ!さすが!勇者の勇者も勇者だったようだな! 勇者:おいそれ言う必要あったか? 魔王:では、取り引き成立だな! 勇者:ああ!よろしく頼む! 魔王:よーし、ではさっそく魔界の娘を紹介してやろう。一人目はこいつ、蜘蛛女だ! 勇者:うおっ!でっか!あときもっ! 魔王:サイズがちょっとした家くらいはあるが、そこは愛の力でなんとかなるだろ。 勇者:いやいや無理だから!下半身蜘蛛だから!! 魔王:次はこいつ!スライム女! 勇者:おお!見た目は普通の女の子っぽいな。 魔王:毎回姿形が変わるから顔を覚えにくいがそこは愛の力で見抜いてくれ 勇者:無茶苦茶言ってくれるなあんた! 魔王:お次はこいつだ!ゴースト女! 勇者:うわぁ...透けてるよこの子 魔王:あー、ゴーストだから物理的な触れ合いは出来ないが一生、傍にいてくれるぞ 勇者:いらん!却下だな。 魔王:わがままな奴だな、ではこいつでどうだ!ゾンビ女! 勇者:腐ってますやん!? 魔王:多少の匂いと腐り落ちる肉片に目を瞑れば可愛さでは文句無しだ、さあどうだ勇者よ! 勇者:俺はゾンビ好きとか特殊な性癖じゃないんだよ!悪いがこの話は無かった事にしてくれ! 魔王:え、嘘!話が違⋯うぎゃあああ~!! 勇者:ふう、これでやっと平和になったな。さて、魔王を倒した事だしそろそろ帰るとするかな 魔王:ま、待て、勇者よ⋯ 勇者:ん?まだ生きてたのか魔王。 魔王:勇者の勇者、勇者だな⋯ガクッ 勇者:⋯なんか変な誤解をされた気がするけど、気にしないでおこう 魔王:こうして世界は勇者の勇者によって救われ伝説となった! 勇者:勇者の勇者やめーい!! :終

魔王:よく来たな勇者よ 勇者:へっ、今日がてめぇの命日だ! 魔王:ふ、威勢の良さは褒めてやろう。しかし、我に挑んだ事、後悔させてやろう 勇者:それはこっちのセリフだ!行くぜオラァッ!! 魔王:グッ!⋯フッ、なんだ勇者、今の痒い攻撃は? 勇者:へへーん、どうだ見たか!俺様の新必殺技、蚊取り線香アタック! 魔王:蚊取り線香!?痒い攻撃って虫刺されの事じゃないんだけど!?よくそんなもんで攻撃してドヤれたな! 勇者:なんとぉ!じゃあこれはどうだ! 魔王:何!? 勇者:殺虫剤噴射! 魔王:ぐあああああ~!!ってまた虫ーー!虫関係の攻撃やめーい! 勇者:え?虫じゃないの?じゃあ除草剤 魔王:いや植物でもないから!?我、魔王だよ?分かってるそこんとこ? 勇者:魔王なら大丈夫だろ 魔王:魔王がいつまでも優しい対応だと思うなよ勇者め、今から我の力を見せてやる⋯ 勇者:お、やっとやる気になったのか? 魔王:ふっふっふ、我を怒らした事、後悔するがいい!はあああーー!! 勇者:おお!なんか光ったぞ!? 魔王:くらえ!魔王ライトニングー!! 勇者:うわぁぁぁ!すげぇー!! 魔王:なんだとー!?ど、どういう事だ、我の技が効かないだと⋯? 勇者:凄いなあんた!雷属性だったんだな!さすが魔王! 魔王:えーいベタベタ触ってくるな!魔王の肌は繊細なんだぞ!あっちいけ!シッシッ! 勇者:あっごめん⋯でもどうして魔法が効かなかったんだろう? 魔王:こっちが効きたいわ。まあ今のはほんの挨拶がわりだ。次が本命だから安心しろ、クックック 勇者:そうなのか!楽しみにしてるぜ! 魔王:フッ、その余裕も今のうちだけだ⋯くらえ!スーパー、バーニング、スペシャル、デンジャラス、コズミック、エレクトロ、ビックバン、アタック!! 勇者:ちょっ待て待て!色々言いたいことあるけど、ネーミングセンス酷すぎないか!? 魔王:うるさい!消えて塵になれ!ハアアアーー!! 勇者:ぎゃーー!! 魔王:ハァ、ハァ⋯ど、どうだ?やったか⋯? 勇者:くぅっ、危なかったぜ⋯ 魔王:バ、バカな⋯我のとっておきの技だったのに⋯何故奴には効かんのだ⋯? 勇者:へへーん、残念だったな。俺様にはその程度の攻撃通用しないんだよ! 魔王:く⋯かくなる上は⋯。ゆ、勇者よ、ここは一度争いをやめて、我と取り引きしないか? 勇者:え?いきなりどうしたんだ?それにお前さっきまで怒ってただろ? 魔王:い、いや、それはちょっと、なんというか⋯腹の調子が悪かったのだ! 勇者:嘘つけ!さっきまで元気に怒鳴り散らしてたじゃねーか! 魔王:ま、待て!取り引きというのは勇者、おぬしにとっても悪くない話なのだ! 勇者:ほう、どんな内容なんだ? 魔王:フッ、話を聞く気になったようだな。その取り引きというのは⋯我を見逃す代わりに、勇者に魔界の可愛い子を紹介する事だ! 勇者:⋯はい? 魔王:なんだ?まさか勇者が女に興味が無い、などと言わないだろう? 勇者:いやまあ普通にあるけど 魔王:そうであろう~。では、取り引きに応じるという事でよいか? 勇者:いやいやいや、おかしいだろ!俺が魔王のあんたを見逃がすメリットが弱いじゃないか! 魔王:ふふ、今の話には続きがまだある!勇者、魔界には可愛い子がどれだけいると思っている?それら全ての娘達に好かれると考えてみろ 勇者:⋯ 魔王:どうだ? 勇者:⋯よし分かった。取り引きに応じよう 魔王:ハッハッハ!さすが!勇者の勇者も勇者だったようだな! 勇者:おいそれ言う必要あったか? 魔王:では、取り引き成立だな! 勇者:ああ!よろしく頼む! 魔王:よーし、ではさっそく魔界の娘を紹介してやろう。一人目はこいつ、蜘蛛女だ! 勇者:うおっ!でっか!あときもっ! 魔王:サイズがちょっとした家くらいはあるが、そこは愛の力でなんとかなるだろ。 勇者:いやいや無理だから!下半身蜘蛛だから!! 魔王:次はこいつ!スライム女! 勇者:おお!見た目は普通の女の子っぽいな。 魔王:毎回姿形が変わるから顔を覚えにくいがそこは愛の力で見抜いてくれ 勇者:無茶苦茶言ってくれるなあんた! 魔王:お次はこいつだ!ゴースト女! 勇者:うわぁ...透けてるよこの子 魔王:あー、ゴーストだから物理的な触れ合いは出来ないが一生、傍にいてくれるぞ 勇者:いらん!却下だな。 魔王:わがままな奴だな、ではこいつでどうだ!ゾンビ女! 勇者:腐ってますやん!? 魔王:多少の匂いと腐り落ちる肉片に目を瞑れば可愛さでは文句無しだ、さあどうだ勇者よ! 勇者:俺はゾンビ好きとか特殊な性癖じゃないんだよ!悪いがこの話は無かった事にしてくれ! 魔王:え、嘘!話が違⋯うぎゃあああ~!! 勇者:ふう、これでやっと平和になったな。さて、魔王を倒した事だしそろそろ帰るとするかな 魔王:ま、待て、勇者よ⋯ 勇者:ん?まだ生きてたのか魔王。 魔王:勇者の勇者、勇者だな⋯ガクッ 勇者:⋯なんか変な誤解をされた気がするけど、気にしないでおこう 魔王:こうして世界は勇者の勇者によって救われ伝説となった! 勇者:勇者の勇者やめーい!! :終