台本概要
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タイトル | キャトられ (没案復活バージョン) |
---|---|
作者名 | ハスキ (@e8E3z1ze9Yecxs2) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(男2) |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
この話の「キャトられる」とは、ボイスチャットや声劇中に声が雑音混じりの機械的な音声になる現象がまさにUFOにさらわれてる感じになる所からUFO繋がりであるキャトルミューティレーションの言葉から取って「キャトられる」と言ってます。そんなキャトられがテーマのドタバタコメディ劇です!(旧コネ未投稿作を加筆修正) 男女不問。アドリブ大歓迎! 47 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
A | 男 | 73 | 声劇配信をしている演者の友人A。主にツッコミ役。(宇宙人の兼役あり) |
B | 男 | 70 | 声劇配信をしている演者の友人B。キャトられる友人。かなり図太い性格。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
この話の「キャトられる」とは、ボイスチャットや声劇中に声が雑音混じりの機械的な音声になる現象がまさにUFOにさらわれてる感じになる所からUFO繋がりであるキャトルミューティレーションの言葉から取って「キャトられる」と言ってます。そんなキャトられがテーマのドタバタコメディ劇です!
男女不問。アドリブ大歓迎!
B:声劇後のとある日。
A:お疲れ様でした~
B:お疲れ様でしたー
A:皆さんパチコメありがとうございます~
B:コメントもたくさんありがとうございますー
A:いや~今回のシナリオもなかなか楽しかったね~
B:そうだねーめちゃくちゃ笑いそうになったからAが喋ってる途中ミュートしながら裏で笑いまくってたよ
A:あ、やっぱり?なんか喋り出すタイミング遅れるなーって思ってたんだよね。まあむしろ笑わせにいってたんだけどね
B:なんだ確信犯かよーなんかやたらアドリブ入れて来るなーって思ってたんだよなーまったく
A:まあまあ楽しくなったんだからいいじゃんいいじゃん、あ~アーカイブ聞くの楽しみだ~
B:え~、変な笑い方だったしアーカイブ消しといてくれない(笑)ほんとオマ…えは…いつも笑わ…るん…だか…
A:ん?なんだ、どうした?
B:こノ…間…モサ…
A:おーい、ちょっと~聞いてるー?なんか声が変になってるんですけどーおーい、おぉーーい?
:――間
B:……う、う~ん…あれ?…ここはどこだ?
A:ハーーハッハッハッ!やっと目覚めたか地球人よ!
B:うわっ!びっくりしたー、ちょっとちょっと、いきなり大きな声出すとかやめて下さいよー。心臓止まったらどうしてくれるんですかー
A:え、あ、ご、ごめんね、それは悪いことをしてしまって申し訳ないな。…というかこの状況でその返しが出来るくらい度胸あるなら心臓大丈夫じゃないかな?
B:まあ、お前は本当の子供じゃなかったんだ!とか親に言われたり、明日隕石が降ってきて世界が終わる!って言われてもビックリしない自信はありますけど、流石に耳元でワッ!とか大声出されたら、もうそういう次元ではなくて、身体が条件反射的に反応してしまうというか、本能的にといいますか、うんたらかんたら…
A:あ、やべー、すっごいめんどくさいやつだこいつ。 誰だよあそこでイスに座ってモニター越しにニヤニヤ笑いながら一人言喋ってて無防備でスキだらけの地球人が居るから軽くさらっちゃいなよ、なーんて言い出したやつ!
B:あのー、ちょっといいですかー?
A:え!?は、はい、なんでしょーか!?
B:なんか起きたらここにいたんですけど、ここの関係者っぽくて1番偉そうな格好してるし、たぶんあんたが何か事情を知ってるんじゃないかなーと思うんだけど?
A:ハッ!?…ゴホン(咳払い)、よくぞ聞いてくれた。そう、何を隠そう私がお前をこの船にさらってきた張本人だ!ハーハッハッハッ!
B:あの、最初も思ったんですけど、その無駄にデカい笑い方してからじゃないと会話出来ないんですか?なんかルールでもあったりするんですか?ムダ笑いを入れないと死んじゃうような呪いをかけられたとか?
A:いやただの雰囲気作りだよ!?なんならクセとかだよ!え?てかこのペースで答えていくの?話全然進まないんだけど、ヘトヘトになっちゃうんだけどー!?
B:はいはい、わかりましたよー。静かに話聞きますから。まったくわがままなんだからー
A:くっ、こいつ!…いかんいかん、こいつのペースに呑まれては駄目だ。落ち着ちついて深呼吸だ…フーー。 よし、どうしてここにいるのかという話だったな、それは話せば長くなるが…まず我が故郷であるアンドロメダ銀河にある惑星フィーボンで起こったババルデ革命の話だが…
B:あ、ちょっとすみません
A:今度はなんだ!?
B:そのつまらない話長くなりますよね?今ちょっと友人と声劇後のフリートーク中なんで、早く戻ってやらないと心配するんですよ。だからその話ギュッと要点だけでお願いできますか?
A:ガーーン、大事な部分なのに…。あとさりげなくつまらないとかディスってくるし、ああもうわかった!…とにかくなんやかんやあって私の星が滅亡しかかってるから、それを回避するために地球人の君をさらったというわけだ。
B:なるほど…全然わからん
A:君が言ったんだけどねー!?話の流れ説明しないとこうなるよねー!
B:まあ要するにあれでしょ?そのおたくの星のとある生物が未知のウイルスに犯されて遺伝子に異常が起きてそれが他の生物全体にも広がって結局打つ手がなくなって外部の優秀な遺伝子である所の地球人をさらって研究して抗体ワクチンを作って星を救いたいって話だよね
A:…わかってんじゃーん。
B:まあよくある話だよね
A:いやよくあったら駄目じゃーん
B:事情は分かりましたけど、少し疑問があります。地球人はたくさんいるのにどうやって私が選ばれたんですか?
A:あ、あぁ、それはだな。アレだ
B:アレって、あのバカでかい装置の事?
A:そうだ、また話が長いとか言われたら悲しいから説明ははぶくが、この装置はもっとも優秀な遺伝子を探し出す事が出来るのだ
B:へー、これがねー。
A:ん?あいついつの間に!
B:お、なんかボタンやらレバーやらたくさんあって面白そう。よし、触っちゃえ。ポチポチ、ガッコン
A:あ!バカ、勝手に触るんじゃない!
:突然大きな音でサイレンがなり始める
B:自爆モードが作動しました。カウントダウンを開始します。
A:な、なんだって~~!!
B:…おー、こいつは大変な事になったな
A:他人事みたいに言ってるけど誰のせいだと思ってるんだ~!
B:10・9・
A:いかん!総員ただちに脱出準備をいそげ!…え、なんだって?!すべての脱出ゲートが完全にロックされてるだと!そんなバカな
B:まぁまぁ、慌てたってしょうがないですから落ち着きましょう。
A:お前は黙ってろ~~!!
B:3・2・1、
A:ギャーーーーー!!(断末魔)
:場面は劇のアフタートークに戻る
A:おーい、大丈夫かー?返事しろーおーい
B:…よっと。ふー、やっと帰ってこれたー。声聞こえるー?
A:ああ、やっと戻ってきた~。一人で喋るの大変だったよー。機材トラブルか?
B:いやー悪い悪い、なんかキャトられちゃったみたいでさー
A:はー?何言ってんだー誤魔化すにしてももうちょっとあるだろ、なんだよキャトられたって(笑いながら)
B:いやーほんとだってー、へんな宇宙人がたくさんいてさー
A:はいはい、今度詳しくきいてやるから。とりあえず締めの挨拶するよー
B:ほんとなのになー。
A:それでは最後までくれ聴いてくれてた皆さん、ありがとうございました~
B:ありがとうございましたー
A:数日後。
0:
A:お疲れ様でした~
B:お疲れ様でしたー
A:いや~今回のシナリオも笑っちゃったよー
B:ほんとほんと、前読み無しで劇やってたからまさかの展開だったよ
A:ジャンルがその他だったから不思議だったけど、まさかドラゴンと擬人化したうどん生物がバトル始めちゃうとか予想出来なかったよー
B:だな。しかも最後はお互いを認め合って愛が生まれて一緒に暮らす事になるとはねー。これはジャンル分けが難しいわけだよ。
A:まあでも演じてて楽しかったし、この作者さんの次回作も楽しみだなー
B:そうだねー。あ、デモ…俺…ウド…んより…ソバ…派…
A:ん?あれ?お前声が変だぞ。
B:マヨ…いれ…タラ…うま…
A:あれ?なんか前も似たような事あったような。おーい、大丈夫か?お~い
:――間
B:う、うーん。あれ?なんかデジャヴ感が…
A:おい!そこの地球人!
B:うわ!ビックリしたなーもう。声かける時は半径300メートル先から1メートルずつ声をかけながら笑顔でゆっくりすり足で近づいてくれないと
A:やかましい!ってか誰がそんな不気味な声のかけ方するか!
B:いやー気のいい友人ならやってくれるかなーって
A:そんなん友達やめるわ!じゃなくて話を聞け!
B:もうなんなんですかー?
A:なんなんですかー?じゃねぇよ!この間の事忘れたとは言わせねえぞ!?
B:この間の事?……あー、最初会った時実は格好がクッソダサくてセンスないなーって心の中で思ってたけど、顔に出てしまってた事かな?
A:全然違うわー!!え?てかそんな事思ってたの?地味にショックなんだが
B:まぁあれです、強く生きて下さい
A:うるせー!!そうじゃなくて、この間船ぶっ壊した件だよ!
B:おお!...おお?
A:忘れてるんかーい!あんな大きな出来事忘れれるとか君の記憶力どーなってるのよ!?
B:まあまあ、そうカッカしないで。こういう時は裸でうどんを食べながらボックスステップを小粋に踏んで落ち着いてくれ
A:落ち着けるかーー!!!
B:はあ、めんどくさい性格ですねー
A:お前だけには言われたくないよ!ハッ!またこいつのペースに呑まれてしまっている。落ち着け、落ち着くんだ私。
B:ねえ、お腹減ったからなんかなーい?
A:ねーよ!…ゴホン(咳払い)、ついに私を怒らしてしまったようだな地球人、覚悟は出来てるだろうな?
B:ラーメンにチャーハン、餃子も食べた後に替え玉も追加で食べる覚悟は出来てるよ
A:よし、死ぬ覚悟は出来てるという事でいいな。では私の恐ろしさ、とくと味わうがいい!ハァァァァァ!
B:(N)突然宇宙人らしき生物の身体が光出したかと思うと、大気が震え辺りの景色が歪(ゆが)みだす。
A:ついに私を本気にさせてしまったな…。私を怒らした事、後悔しながら宇宙の塵となるがいい!「スーパーデンジャラスコズミックハイパーノヴァ!!」
B:宇宙人から放たれた膨大な質量のエネルギーが地球人に直撃する。その余波により宇宙船の所々に亀裂が走る。
:――間
A:ふー。頭にきていたとはいえ、少しやりすぎてしまったか。またサンプルの候補を探さなくてはな。
B:あのー、ちょっといいですか?
A:どわぁーーー!!?な、な、な、なんで無事なのぉーーー?!
B:いやよくわかりませんけど、派手な演出の割りにそよ風みたいで痛くも痒くもありませんでしたよ。あと技名が無駄に長いしスーパーなのかハイパーなのかどっちなのかはっきりしてほしいですね
A:う、嘘だ…私は悪い夢を見てるんだ…そうだきっとそうに違いない、ハハハ…
B:あのー、お腹も減ってきたし、いい加減そろそろ家に帰りたいですけど帰してくれますかねー?
A:フ…フフ…フハハッ!このままタダで帰すものか!先程の倍のパワーでお前を消し炭にしてくれる。くらえ!「スーパーウルトラハリケーンスペシャルタイフーン!!」
B:まーた無駄に派手で意味のわからない技名を。ハリケーンかタイフーンか統一し、し、し、ハックション!
A:な!嘘だろ!?私の最大の技が、たかがクシャミ一つで跳ね返されるとは!!や、やめろ、ギャーーーーー!!
:――間
B:う~ん⋯
A:おーい、大丈夫かー?聞こえてるなら返事しろーおーい。返答がなかったら聞いてくれてるみんなにお前は大の方に行ってるっていいふらすぞー
B:おいおい、適当なこと言って変なイメージリスナーに植え付けさすんじゃないよ
A:おーよかったよかった、無事に戻ってこれたみたいだな。またキャトられてたのか?
B:うん、そのまさかだよ。またキャトられるとはついてないなー
A:なんだ?よっぽどお前の事好きなんだなその宇宙人は(笑いながら)
B:いやそんなのにモテても全然まったく嬉しくないよ
A:ははは、違いない。じゃあお前も戻ったし締めの挨拶するぞ
B:はいよ。
A:それではここまで聞いてくれた皆さん、ありがとうございました~
B:ありがとうございましたーまったねー
A:数日後。
0:
A:はい、お疲れ様でした~
B:お疲れ様でしたー
A:今回もクセのあるシナリオで楽しかったな~
B:そうだねーまさか途中で早口言葉が入ってくるとは思わなかったわー
A:お前大変そうだったもんなー。なんだっけほら、あのモモがどうたら言うやつ
B:スモモもモモもモモのうちってやつ?
A:そうそうそれそれ、突然振られたらうまく言えないもんだよなー(アドリブで感想入れるも良し)
B:……
A:ん?おい、なんか静かになってるけどどうかしたか?
B:いや、ちョ…と…腹…イタ…モレ
A:お、おい!またキャトられてるんか?!もうそれわざとだよね?そうだよね??おーーい!
:――間
B:あれ?もはや見慣れた風景が
A:な、な、なんでお前がここにいるーーー!? さらってもないのに来れちゃうとかここのセキュリティはいったいどうなってるんだ!
B:いやーお腹痛くてさー。家のトイレも詰まっちゃっててさあ、てことでトイレ貸して
A:友達か!!
B:あと、
A:まだあるのか?!
B:ここ、居心地いいから週二で来るね
A:ギャーーーーー!!
:終
この話の「キャトられる」とは、ボイスチャットや声劇中に声が雑音混じりの機械的な音声になる現象がまさにUFOにさらわれてる感じになる所からUFO繋がりであるキャトルミューティレーションの言葉から取って「キャトられる」と言ってます。そんなキャトられがテーマのドタバタコメディ劇です!
男女不問。アドリブ大歓迎!
B:声劇後のとある日。
A:お疲れ様でした~
B:お疲れ様でしたー
A:皆さんパチコメありがとうございます~
B:コメントもたくさんありがとうございますー
A:いや~今回のシナリオもなかなか楽しかったね~
B:そうだねーめちゃくちゃ笑いそうになったからAが喋ってる途中ミュートしながら裏で笑いまくってたよ
A:あ、やっぱり?なんか喋り出すタイミング遅れるなーって思ってたんだよね。まあむしろ笑わせにいってたんだけどね
B:なんだ確信犯かよーなんかやたらアドリブ入れて来るなーって思ってたんだよなーまったく
A:まあまあ楽しくなったんだからいいじゃんいいじゃん、あ~アーカイブ聞くの楽しみだ~
B:え~、変な笑い方だったしアーカイブ消しといてくれない(笑)ほんとオマ…えは…いつも笑わ…るん…だか…
A:ん?なんだ、どうした?
B:こノ…間…モサ…
A:おーい、ちょっと~聞いてるー?なんか声が変になってるんですけどーおーい、おぉーーい?
:――間
B:……う、う~ん…あれ?…ここはどこだ?
A:ハーーハッハッハッ!やっと目覚めたか地球人よ!
B:うわっ!びっくりしたー、ちょっとちょっと、いきなり大きな声出すとかやめて下さいよー。心臓止まったらどうしてくれるんですかー
A:え、あ、ご、ごめんね、それは悪いことをしてしまって申し訳ないな。…というかこの状況でその返しが出来るくらい度胸あるなら心臓大丈夫じゃないかな?
B:まあ、お前は本当の子供じゃなかったんだ!とか親に言われたり、明日隕石が降ってきて世界が終わる!って言われてもビックリしない自信はありますけど、流石に耳元でワッ!とか大声出されたら、もうそういう次元ではなくて、身体が条件反射的に反応してしまうというか、本能的にといいますか、うんたらかんたら…
A:あ、やべー、すっごいめんどくさいやつだこいつ。 誰だよあそこでイスに座ってモニター越しにニヤニヤ笑いながら一人言喋ってて無防備でスキだらけの地球人が居るから軽くさらっちゃいなよ、なーんて言い出したやつ!
B:あのー、ちょっといいですかー?
A:え!?は、はい、なんでしょーか!?
B:なんか起きたらここにいたんですけど、ここの関係者っぽくて1番偉そうな格好してるし、たぶんあんたが何か事情を知ってるんじゃないかなーと思うんだけど?
A:ハッ!?…ゴホン(咳払い)、よくぞ聞いてくれた。そう、何を隠そう私がお前をこの船にさらってきた張本人だ!ハーハッハッハッ!
B:あの、最初も思ったんですけど、その無駄にデカい笑い方してからじゃないと会話出来ないんですか?なんかルールでもあったりするんですか?ムダ笑いを入れないと死んじゃうような呪いをかけられたとか?
A:いやただの雰囲気作りだよ!?なんならクセとかだよ!え?てかこのペースで答えていくの?話全然進まないんだけど、ヘトヘトになっちゃうんだけどー!?
B:はいはい、わかりましたよー。静かに話聞きますから。まったくわがままなんだからー
A:くっ、こいつ!…いかんいかん、こいつのペースに呑まれては駄目だ。落ち着ちついて深呼吸だ…フーー。 よし、どうしてここにいるのかという話だったな、それは話せば長くなるが…まず我が故郷であるアンドロメダ銀河にある惑星フィーボンで起こったババルデ革命の話だが…
B:あ、ちょっとすみません
A:今度はなんだ!?
B:そのつまらない話長くなりますよね?今ちょっと友人と声劇後のフリートーク中なんで、早く戻ってやらないと心配するんですよ。だからその話ギュッと要点だけでお願いできますか?
A:ガーーン、大事な部分なのに…。あとさりげなくつまらないとかディスってくるし、ああもうわかった!…とにかくなんやかんやあって私の星が滅亡しかかってるから、それを回避するために地球人の君をさらったというわけだ。
B:なるほど…全然わからん
A:君が言ったんだけどねー!?話の流れ説明しないとこうなるよねー!
B:まあ要するにあれでしょ?そのおたくの星のとある生物が未知のウイルスに犯されて遺伝子に異常が起きてそれが他の生物全体にも広がって結局打つ手がなくなって外部の優秀な遺伝子である所の地球人をさらって研究して抗体ワクチンを作って星を救いたいって話だよね
A:…わかってんじゃーん。
B:まあよくある話だよね
A:いやよくあったら駄目じゃーん
B:事情は分かりましたけど、少し疑問があります。地球人はたくさんいるのにどうやって私が選ばれたんですか?
A:あ、あぁ、それはだな。アレだ
B:アレって、あのバカでかい装置の事?
A:そうだ、また話が長いとか言われたら悲しいから説明ははぶくが、この装置はもっとも優秀な遺伝子を探し出す事が出来るのだ
B:へー、これがねー。
A:ん?あいついつの間に!
B:お、なんかボタンやらレバーやらたくさんあって面白そう。よし、触っちゃえ。ポチポチ、ガッコン
A:あ!バカ、勝手に触るんじゃない!
:突然大きな音でサイレンがなり始める
B:自爆モードが作動しました。カウントダウンを開始します。
A:な、なんだって~~!!
B:…おー、こいつは大変な事になったな
A:他人事みたいに言ってるけど誰のせいだと思ってるんだ~!
B:10・9・
A:いかん!総員ただちに脱出準備をいそげ!…え、なんだって?!すべての脱出ゲートが完全にロックされてるだと!そんなバカな
B:まぁまぁ、慌てたってしょうがないですから落ち着きましょう。
A:お前は黙ってろ~~!!
B:3・2・1、
A:ギャーーーーー!!(断末魔)
:場面は劇のアフタートークに戻る
A:おーい、大丈夫かー?返事しろーおーい
B:…よっと。ふー、やっと帰ってこれたー。声聞こえるー?
A:ああ、やっと戻ってきた~。一人で喋るの大変だったよー。機材トラブルか?
B:いやー悪い悪い、なんかキャトられちゃったみたいでさー
A:はー?何言ってんだー誤魔化すにしてももうちょっとあるだろ、なんだよキャトられたって(笑いながら)
B:いやーほんとだってー、へんな宇宙人がたくさんいてさー
A:はいはい、今度詳しくきいてやるから。とりあえず締めの挨拶するよー
B:ほんとなのになー。
A:それでは最後までくれ聴いてくれてた皆さん、ありがとうございました~
B:ありがとうございましたー
A:数日後。
0:
A:お疲れ様でした~
B:お疲れ様でしたー
A:いや~今回のシナリオも笑っちゃったよー
B:ほんとほんと、前読み無しで劇やってたからまさかの展開だったよ
A:ジャンルがその他だったから不思議だったけど、まさかドラゴンと擬人化したうどん生物がバトル始めちゃうとか予想出来なかったよー
B:だな。しかも最後はお互いを認め合って愛が生まれて一緒に暮らす事になるとはねー。これはジャンル分けが難しいわけだよ。
A:まあでも演じてて楽しかったし、この作者さんの次回作も楽しみだなー
B:そうだねー。あ、デモ…俺…ウド…んより…ソバ…派…
A:ん?あれ?お前声が変だぞ。
B:マヨ…いれ…タラ…うま…
A:あれ?なんか前も似たような事あったような。おーい、大丈夫か?お~い
:――間
B:う、うーん。あれ?なんかデジャヴ感が…
A:おい!そこの地球人!
B:うわ!ビックリしたなーもう。声かける時は半径300メートル先から1メートルずつ声をかけながら笑顔でゆっくりすり足で近づいてくれないと
A:やかましい!ってか誰がそんな不気味な声のかけ方するか!
B:いやー気のいい友人ならやってくれるかなーって
A:そんなん友達やめるわ!じゃなくて話を聞け!
B:もうなんなんですかー?
A:なんなんですかー?じゃねぇよ!この間の事忘れたとは言わせねえぞ!?
B:この間の事?……あー、最初会った時実は格好がクッソダサくてセンスないなーって心の中で思ってたけど、顔に出てしまってた事かな?
A:全然違うわー!!え?てかそんな事思ってたの?地味にショックなんだが
B:まぁあれです、強く生きて下さい
A:うるせー!!そうじゃなくて、この間船ぶっ壊した件だよ!
B:おお!...おお?
A:忘れてるんかーい!あんな大きな出来事忘れれるとか君の記憶力どーなってるのよ!?
B:まあまあ、そうカッカしないで。こういう時は裸でうどんを食べながらボックスステップを小粋に踏んで落ち着いてくれ
A:落ち着けるかーー!!!
B:はあ、めんどくさい性格ですねー
A:お前だけには言われたくないよ!ハッ!またこいつのペースに呑まれてしまっている。落ち着け、落ち着くんだ私。
B:ねえ、お腹減ったからなんかなーい?
A:ねーよ!…ゴホン(咳払い)、ついに私を怒らしてしまったようだな地球人、覚悟は出来てるだろうな?
B:ラーメンにチャーハン、餃子も食べた後に替え玉も追加で食べる覚悟は出来てるよ
A:よし、死ぬ覚悟は出来てるという事でいいな。では私の恐ろしさ、とくと味わうがいい!ハァァァァァ!
B:(N)突然宇宙人らしき生物の身体が光出したかと思うと、大気が震え辺りの景色が歪(ゆが)みだす。
A:ついに私を本気にさせてしまったな…。私を怒らした事、後悔しながら宇宙の塵となるがいい!「スーパーデンジャラスコズミックハイパーノヴァ!!」
B:宇宙人から放たれた膨大な質量のエネルギーが地球人に直撃する。その余波により宇宙船の所々に亀裂が走る。
:――間
A:ふー。頭にきていたとはいえ、少しやりすぎてしまったか。またサンプルの候補を探さなくてはな。
B:あのー、ちょっといいですか?
A:どわぁーーー!!?な、な、な、なんで無事なのぉーーー?!
B:いやよくわかりませんけど、派手な演出の割りにそよ風みたいで痛くも痒くもありませんでしたよ。あと技名が無駄に長いしスーパーなのかハイパーなのかどっちなのかはっきりしてほしいですね
A:う、嘘だ…私は悪い夢を見てるんだ…そうだきっとそうに違いない、ハハハ…
B:あのー、お腹も減ってきたし、いい加減そろそろ家に帰りたいですけど帰してくれますかねー?
A:フ…フフ…フハハッ!このままタダで帰すものか!先程の倍のパワーでお前を消し炭にしてくれる。くらえ!「スーパーウルトラハリケーンスペシャルタイフーン!!」
B:まーた無駄に派手で意味のわからない技名を。ハリケーンかタイフーンか統一し、し、し、ハックション!
A:な!嘘だろ!?私の最大の技が、たかがクシャミ一つで跳ね返されるとは!!や、やめろ、ギャーーーーー!!
:――間
B:う~ん⋯
A:おーい、大丈夫かー?聞こえてるなら返事しろーおーい。返答がなかったら聞いてくれてるみんなにお前は大の方に行ってるっていいふらすぞー
B:おいおい、適当なこと言って変なイメージリスナーに植え付けさすんじゃないよ
A:おーよかったよかった、無事に戻ってこれたみたいだな。またキャトられてたのか?
B:うん、そのまさかだよ。またキャトられるとはついてないなー
A:なんだ?よっぽどお前の事好きなんだなその宇宙人は(笑いながら)
B:いやそんなのにモテても全然まったく嬉しくないよ
A:ははは、違いない。じゃあお前も戻ったし締めの挨拶するぞ
B:はいよ。
A:それではここまで聞いてくれた皆さん、ありがとうございました~
B:ありがとうございましたーまったねー
A:数日後。
0:
A:はい、お疲れ様でした~
B:お疲れ様でしたー
A:今回もクセのあるシナリオで楽しかったな~
B:そうだねーまさか途中で早口言葉が入ってくるとは思わなかったわー
A:お前大変そうだったもんなー。なんだっけほら、あのモモがどうたら言うやつ
B:スモモもモモもモモのうちってやつ?
A:そうそうそれそれ、突然振られたらうまく言えないもんだよなー(アドリブで感想入れるも良し)
B:……
A:ん?おい、なんか静かになってるけどどうかしたか?
B:いや、ちョ…と…腹…イタ…モレ
A:お、おい!またキャトられてるんか?!もうそれわざとだよね?そうだよね??おーーい!
:――間
B:あれ?もはや見慣れた風景が
A:な、な、なんでお前がここにいるーーー!? さらってもないのに来れちゃうとかここのセキュリティはいったいどうなってるんだ!
B:いやーお腹痛くてさー。家のトイレも詰まっちゃっててさあ、てことでトイレ貸して
A:友達か!!
B:あと、
A:まだあるのか?!
B:ここ、居心地いいから週二で来るね
A:ギャーーーーー!!
:終