台本概要

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タイトル バーチャル恋愛シュミレーション
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 あるひ美里(みさと)は幼なじみの圭介(けいすけ)が恋愛シュミレーションゲームを購入したという情報を手に入れる。面白がった美里は圭介の家に突撃する事にした。
男女不問。アドリブ大歓迎!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
圭介 28 圭介(けいすけ)。美里の幼なじみ。何かといじってくる美里に迷惑しつつも相手になってやる優しい男。実は美里が好き。バーチャル彼氏・チャールズ役あり。
美里 31 美里(みさと)。圭介の幼なじみ。昔から圭介をいじりつづけているが恋愛感情だと気がついてない。バーチャル彼女・キャサリン役あり。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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圭介...バーチャル彼氏・チャールズ 美里...バーチャル・キャサリン :――とある日 美里:おーい、圭介(けいすけ)ー来てやったわよ~。 圭介:なんだ美里(みさと)か。とくに呼んだ覚えないけどな。で、今日はどうしたんだ? 美里:聞いたわよ、「アレ」を買ったんでしょ? 圭介:え、「アレ」? 美里:とぼけたって駄目よ、アレよ。「バーチャル恋愛シュミレーションゲーム」 圭介:なっ!なんでお前がそれを知ってるんだ?誰から聞いたんだ!? 美里:フッフッフ。あなたの親友の友蔵(ともぞう)君に可愛い子を紹介してあげるから圭介の情報を教えなさい、って言ったらすぐ吐いてくれたわ。 圭介:あ、あのやろ~~~。 美里:なに私に隠れてこそこそと楽しそうな事してるのよ?私にもやらせなさいよ。 圭介:はー(ため息)...こういう面倒な事になりそうだったから隠してたのに(小声で) 美里:なにか言ったかしら? 圭介:いえ!なにも言ってませんですハイ! 美里:よろしい。じゃあさっそくやってみましょう。 圭介:はいはい、分かったよ。まあ適当にその辺座ってくれ。えーと、これをこうしてっと...よし、準備出来たぞ。 美里:へーその変なヘッドギアをつけてやるのね。 圭介:そうだよ。なんでもこれを被ったらバーチャル空間でリアルな恋愛体験が出来るって話だったからな。ちなみにその様子をテレビ画面でもモニター出来る。 美里:なるほどね。あんたがどんなヘタレな反応してるかわかるのね。 圭介:や、やな言い方するなよ。...え、まさか俺が今からやるの?お前の前で? 美里:当たり前じゃない、バッチリ見ててあげるからあんたの好みの女性を選んでやってみなさいよ。 圭介:そ、そうだけど。まじかー、超恥ずかしいんですけど... 美里:ほら、つべこべ言わずに、男ならバシッとやってみなさいよ!えいえい! 圭介:痛っ!わ、わかった、わかったからそんなに叩くなって! :――少しの間 圭介:ええと、まずは自分の性別入れて。次はキャラ選択か。...うん、この子にする。 美里:ふーん、どれどれ。⋯って、なんで外人の名前なの? 圭介:作った製作者の好みじゃないか? 美里:まーいいわ。あ、始まったみたいね。 :――間 以降バーチャル彼女(キャサリン)を美里が演じる。 圭介:よ、キャサリン。これから昼休みだけど、お前はどうするんだ? 美里:(キャサリン)え?私はお弁当持ってきてるから...ってあれ!?私のお弁当がないわ!猫ちゃんのキャラクターの絵が描いてるやつ! 圭介:あ、まさか俺が朝の登校中に見た、カラスや野良猫が集まって弁当らしき物を食い散らかしてたあれか? 美里:(キャサリン)え~~いつの間にカバンから落ちちゃってたんだろ~。はー今日はご飯無しかな... 圭介:しょうがねえな。ほら、これ。俺が朝コンビニで買っといたおにぎり、2個買ってたから1個キャサリンにやるよ。 美里:(キャサリン)え、いいの?ほんとにいいの?...すっごく、嬉しいわ! 圭介:このくらい大した事ないよ。今度は落とすんじゃないぞ、ほらよ、おにぎりだ。(おにぎり投げる) 美里:(キャサリン)え?あ、わ、ちょ、あ、あ~~~よいしょっ!! 圭介:え~~~!!なんでこの距離でキャッチ失敗して窓の外に投げ飛ばしちゃうのちゃうの~~!?てか最後よいしょ!って言ってたよね!? 美里:あららー...なんか見えなくなるくらい飛んでちゃったね。ごめんね、テヘペロ。 美里:うっ⋯許す!! :――少しの間 美里:なにこれ? 圭介:え?何って...「ドジっ子」彼女だけど。 美里:はあ~~?いったいこんな子のどこがいいのよ! 圭介:わかってないなー。このなんとも天然でドジなとこが守ってあげたくなるし次はどんな楽しいトラブルが起きるかワクワクするんじゃないか。 美里:はー...あんたの趣味が意外すぎて正直ドン引きだわ。 圭介:そういうコネ美も意外な趣味あるんじゃないか?ほら、やってみろよ。 美里:私はそんな事ないわよ!まったく...いいわ、やってやるから見てなさい。 :――間 以降バーチャル彼氏(チャールズ)を圭介が演じる。 美里:あ、昼休みの時間だ。ご飯どうしようかな。 圭介:(チャールズ)み、み、みっさと、ちゅわ~~~~ん!!(走りよってきながら) 美里:チ、チャールズ君、どうしたの?そんなに急いじゃって... 圭介:(チャールズ)(被せ気味に)もちろん大好きな美里ちゃんとご飯を一緒に食べたくてさ、お昼のチャイム鳴ったら猛ダッシュで来ちゃった! 美里:隣りのクラスなのに、そんな...すごく嬉しい。じゃあ一緒に食べようか。あ、飲み物忘れちゃってたな... 圭介:(チャールズ)あ、それは僕にまかせてよ!今からダッシュで売店で二人分買ってくるから、じゃあ行ってきまーーーす!! 美里:あ...行っちゃった...そんなチャールズ君が、好き! :――少しの間 圭介:はぁ~~!?なんでそこで「好き」ってなるんだよ、意味不明だよ~~!? 美里:はー?あんた知らないの?これは「犬系」男子っていうのよ。人懐っこくて甘えん坊なとこがもう最高なのよ~~!! 圭介:なにが犬系じゃ~!犬なら鎖にでも繋いでおけや~~!! 美里:なんだと~!?じゃあ下僕な圭介の首には首輪でも付けてやろうか~!? :――間 美里:はぁ、はぁ... 圭介:はぁ、はぁ... 美里:結局の所、私達... 圭介:どっちも恋愛に向いてないな... :おわり

圭介...バーチャル彼氏・チャールズ 美里...バーチャル・キャサリン :――とある日 美里:おーい、圭介(けいすけ)ー来てやったわよ~。 圭介:なんだ美里(みさと)か。とくに呼んだ覚えないけどな。で、今日はどうしたんだ? 美里:聞いたわよ、「アレ」を買ったんでしょ? 圭介:え、「アレ」? 美里:とぼけたって駄目よ、アレよ。「バーチャル恋愛シュミレーションゲーム」 圭介:なっ!なんでお前がそれを知ってるんだ?誰から聞いたんだ!? 美里:フッフッフ。あなたの親友の友蔵(ともぞう)君に可愛い子を紹介してあげるから圭介の情報を教えなさい、って言ったらすぐ吐いてくれたわ。 圭介:あ、あのやろ~~~。 美里:なに私に隠れてこそこそと楽しそうな事してるのよ?私にもやらせなさいよ。 圭介:はー(ため息)...こういう面倒な事になりそうだったから隠してたのに(小声で) 美里:なにか言ったかしら? 圭介:いえ!なにも言ってませんですハイ! 美里:よろしい。じゃあさっそくやってみましょう。 圭介:はいはい、分かったよ。まあ適当にその辺座ってくれ。えーと、これをこうしてっと...よし、準備出来たぞ。 美里:へーその変なヘッドギアをつけてやるのね。 圭介:そうだよ。なんでもこれを被ったらバーチャル空間でリアルな恋愛体験が出来るって話だったからな。ちなみにその様子をテレビ画面でもモニター出来る。 美里:なるほどね。あんたがどんなヘタレな反応してるかわかるのね。 圭介:や、やな言い方するなよ。...え、まさか俺が今からやるの?お前の前で? 美里:当たり前じゃない、バッチリ見ててあげるからあんたの好みの女性を選んでやってみなさいよ。 圭介:そ、そうだけど。まじかー、超恥ずかしいんですけど... 美里:ほら、つべこべ言わずに、男ならバシッとやってみなさいよ!えいえい! 圭介:痛っ!わ、わかった、わかったからそんなに叩くなって! :――少しの間 圭介:ええと、まずは自分の性別入れて。次はキャラ選択か。...うん、この子にする。 美里:ふーん、どれどれ。⋯って、なんで外人の名前なの? 圭介:作った製作者の好みじゃないか? 美里:まーいいわ。あ、始まったみたいね。 :――間 以降バーチャル彼女(キャサリン)を美里が演じる。 圭介:よ、キャサリン。これから昼休みだけど、お前はどうするんだ? 美里:(キャサリン)え?私はお弁当持ってきてるから...ってあれ!?私のお弁当がないわ!猫ちゃんのキャラクターの絵が描いてるやつ! 圭介:あ、まさか俺が朝の登校中に見た、カラスや野良猫が集まって弁当らしき物を食い散らかしてたあれか? 美里:(キャサリン)え~~いつの間にカバンから落ちちゃってたんだろ~。はー今日はご飯無しかな... 圭介:しょうがねえな。ほら、これ。俺が朝コンビニで買っといたおにぎり、2個買ってたから1個キャサリンにやるよ。 美里:(キャサリン)え、いいの?ほんとにいいの?...すっごく、嬉しいわ! 圭介:このくらい大した事ないよ。今度は落とすんじゃないぞ、ほらよ、おにぎりだ。(おにぎり投げる) 美里:(キャサリン)え?あ、わ、ちょ、あ、あ~~~よいしょっ!! 圭介:え~~~!!なんでこの距離でキャッチ失敗して窓の外に投げ飛ばしちゃうのちゃうの~~!?てか最後よいしょ!って言ってたよね!? 美里:あららー...なんか見えなくなるくらい飛んでちゃったね。ごめんね、テヘペロ。 美里:うっ⋯許す!! :――少しの間 美里:なにこれ? 圭介:え?何って...「ドジっ子」彼女だけど。 美里:はあ~~?いったいこんな子のどこがいいのよ! 圭介:わかってないなー。このなんとも天然でドジなとこが守ってあげたくなるし次はどんな楽しいトラブルが起きるかワクワクするんじゃないか。 美里:はー...あんたの趣味が意外すぎて正直ドン引きだわ。 圭介:そういうコネ美も意外な趣味あるんじゃないか?ほら、やってみろよ。 美里:私はそんな事ないわよ!まったく...いいわ、やってやるから見てなさい。 :――間 以降バーチャル彼氏(チャールズ)を圭介が演じる。 美里:あ、昼休みの時間だ。ご飯どうしようかな。 圭介:(チャールズ)み、み、みっさと、ちゅわ~~~~ん!!(走りよってきながら) 美里:チ、チャールズ君、どうしたの?そんなに急いじゃって... 圭介:(チャールズ)(被せ気味に)もちろん大好きな美里ちゃんとご飯を一緒に食べたくてさ、お昼のチャイム鳴ったら猛ダッシュで来ちゃった! 美里:隣りのクラスなのに、そんな...すごく嬉しい。じゃあ一緒に食べようか。あ、飲み物忘れちゃってたな... 圭介:(チャールズ)あ、それは僕にまかせてよ!今からダッシュで売店で二人分買ってくるから、じゃあ行ってきまーーーす!! 美里:あ...行っちゃった...そんなチャールズ君が、好き! :――少しの間 圭介:はぁ~~!?なんでそこで「好き」ってなるんだよ、意味不明だよ~~!? 美里:はー?あんた知らないの?これは「犬系」男子っていうのよ。人懐っこくて甘えん坊なとこがもう最高なのよ~~!! 圭介:なにが犬系じゃ~!犬なら鎖にでも繋いでおけや~~!! 美里:なんだと~!?じゃあ下僕な圭介の首には首輪でも付けてやろうか~!? :――間 美里:はぁ、はぁ... 圭介:はぁ、はぁ... 美里:結局の所、私達... 圭介:どっちも恋愛に向いてないな... :おわり