台本概要
258 views
タイトル | 呪い |
---|---|
作者名 | ハスキ (@e8E3z1ze9Yecxs2) |
ジャンル | ホラー |
演者人数 | 2人用台本(男2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
「呪い」とは、人または霊が、物理的手段によらず精神的あるいは霊的な手段で、悪意をもって他の人や社会全般に対し災厄や不幸をもたらさしめんとする行為をいう。そんな呪いを受けた男の話。 男女不問。世界観を壊さない程度のアドリブOK。 258 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
拓海 | 男 | 28 | 呪いを体験する事になった主人公。呪いについて否定的だった。彼女がいる。 |
涼介 | 男 | 25 | 拓海の親友。いつも拓海が困った事があれば相談に乗っている。冷静な性格。※(店員の兼役あり!) |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
拓海:「もしもーし。涼介起きてるかー?」
涼介:「当たり前だろ。で拓海今どこ?俺もうファミレスの近くまで来てるぞ」
拓海:「悪い悪い。なんかいつもの道が事故で通行止めになっててさ、今違うルートで行ってるから遅れそう。」
涼介:「そうだったのか。まだ時間あるし気を付けて来いよ」
拓海:「へーい」
:間
拓海:よし、急ぐか。っうわぁ!!・・・あっぶねーな、なんか上から降ってきたけど・・これ、植木鉢?なんでこんなもんが?
拓海:・・ま、まあ偶然だろ。い、行くか
:間
涼介:で、そんな顔になってたのか。それは危なかったな
拓海:だろー?あと数センチずれてたら直撃だったんだから笑えねえよ~
涼介:しかし普通に歩いててそんな事実際にあるんだな、俺も気をつけとこ
拓海:まあ上見ても誰も居なかったし偶然だろうけど、あ、店員さーん注文お願いしまーす
店員:はーい、ただ今お伺いしまーす。お待たせしました、こちらお冷になり、あっ!
拓海:うっわ!冷た!ちょっと!びしょ濡れなんだけど!
店員:も、申し訳ありません!ただ今タオルをお持ちしますので!
:間
涼介:拓海大丈夫か?その、災難だったな
拓海:まじで今日どうなってんだよー。こんな続く事あるか?
涼介:たしかにそうそう起こらないな。お前、だれかに呪われてるんじゃないか?
拓海:・・ん、んなわけあるかよ、俺はまじめに生きてる善良な一般市民だぜ?の、呪いってお前、そんな非科学的な話、テレビの見すぎだよ
涼介:冗談だよ、俺もそんな事信じてないしただの偶然だろうから気にしすぎるなよ
拓海:だな。あーそれでな、この間美鈴と出掛けた時の話聞いてくれよ~
涼介:はいはい、聞く聞く
:間
拓海:「今電話大丈夫か?」
涼介:「おー、どうしたこんな遅くに」
拓海:「俺、その・・まじで呪われてるかも」
涼介:「はあ?どういう事だよ?説明してくれ」
拓海:「家で寝てたらなんか物音がして目が覚めるんだけど誰もいなくて・・・それがここ数週間何回もあったんだよ。それだけじゃない、ずっと可愛がってたうちの愛犬が昨日急に死んだんだよ。おかしいだろ?!」
涼介:「それは・・辛かったな。たしかに拓海の周りでおかしな事が頻発してる気がするな。警察とかには相談したのか?」
拓海:「い、一応警察には相談したけど相手にされなかったんだ。」
涼介:「そうか・・よく聞くやつだな。なにか起きてからじゃないと警察は動かないからな」
拓海:「まじでなにかあってからじゃ遅いんだよ!たくっ、最悪だよ!」
涼介:「呪いって言ったけど拓海心当たりはなにかないのか?」
拓海:「あるわけないだろ!?・・いや待てよ、昔振った元カノか?それとも一度ヤッて捨てたあいつが・・」
涼介:「おいおい、心当たりありすぎだろ。」
拓海:「いやでもそんなの今更じゃん?こんなの、どこでもよくある話だよ」
涼介:「はぁー、呆れたやつだな」
拓海:「でもほんと、涼介が話聞いてくれて良かったよ。こんな事でビビってるなんてカッコ悪くて美鈴にも相談できないし」
涼介:「まあたいした事は出来ないけど話聞くだけならいつでも聞けるし、またなんかあったら連絡してこいよ?」
拓海:「あー、ほんと持つべきものは友達だな。ありがたいぜ」
:間
涼介:「はいもしもし?拓海、どうしたんだ?」
拓海:「はぁはぁ、やばい!やばいって!!なんかナイフ持って覆面被った変なやつに追っかけられてるんだよ!助けてくれよ!」
涼介:「おい、ちょっと待ってくれ。なにかの冗談か?おい、今どこにいるんだよ?」
拓海:「はぁはぁ、街を歩いてたら急に眠たくなって意識無くして、気がついたら真っ暗な山の中にいたんだよ。そんでへんな奴にいきなり襲われたんだ!」
涼介:「とりあえず落ち着けよ、今はそいつは近くにいるのか?」
拓海:「い、いや、さっきから姿は見えないな。諦めたのか・・追っかけてこないな。はぁー良かった。とりあえず涼介の声聞いてたら落ち着いて来たよ。ありがとな」
涼介:どういたしまして
拓海:え?・・うわぁー!!!な、な、なんで・・「ここ」にいるんだ!え?今、電話してたよな!?
涼介:あーそうだな。あんまりにもビビってるから傑作だったけどな
拓海:なんでこんな事するんだよ!?呪いの相談のってくれてたような優しいお前がそんなやつとは思わなかったぞ!
涼介:そんなやつ?おいおいいったいお前は俺の何を知ってるって言うんだ?まだ気がついてないのか?
拓海:え・・・ま、まさか、あの呪いの現象って
涼介:そうだよー、俺が全部やってたよ。流石にファミレスは金で雇ったけどまあ必要経費だ
拓海:嘘だろ・・・なにが理由だよ!
涼介:復讐だよ。お前、俺が美鈴をずっと好きだって知ってて奪ったよな
拓海:あ・・・いや、それはたしかに悪いとは思ってたんだ!でもそんなにお前が好きだったなんて知らなかったんだ!
涼介:いいわけはあの世でしてろよ。じゃあな、拓海。おやすみ
:おわり
拓海:「もしもーし。涼介起きてるかー?」
涼介:「当たり前だろ。で拓海今どこ?俺もうファミレスの近くまで来てるぞ」
拓海:「悪い悪い。なんかいつもの道が事故で通行止めになっててさ、今違うルートで行ってるから遅れそう。」
涼介:「そうだったのか。まだ時間あるし気を付けて来いよ」
拓海:「へーい」
:間
拓海:よし、急ぐか。っうわぁ!!・・・あっぶねーな、なんか上から降ってきたけど・・これ、植木鉢?なんでこんなもんが?
拓海:・・ま、まあ偶然だろ。い、行くか
:間
涼介:で、そんな顔になってたのか。それは危なかったな
拓海:だろー?あと数センチずれてたら直撃だったんだから笑えねえよ~
涼介:しかし普通に歩いててそんな事実際にあるんだな、俺も気をつけとこ
拓海:まあ上見ても誰も居なかったし偶然だろうけど、あ、店員さーん注文お願いしまーす
店員:はーい、ただ今お伺いしまーす。お待たせしました、こちらお冷になり、あっ!
拓海:うっわ!冷た!ちょっと!びしょ濡れなんだけど!
店員:も、申し訳ありません!ただ今タオルをお持ちしますので!
:間
涼介:拓海大丈夫か?その、災難だったな
拓海:まじで今日どうなってんだよー。こんな続く事あるか?
涼介:たしかにそうそう起こらないな。お前、だれかに呪われてるんじゃないか?
拓海:・・ん、んなわけあるかよ、俺はまじめに生きてる善良な一般市民だぜ?の、呪いってお前、そんな非科学的な話、テレビの見すぎだよ
涼介:冗談だよ、俺もそんな事信じてないしただの偶然だろうから気にしすぎるなよ
拓海:だな。あーそれでな、この間美鈴と出掛けた時の話聞いてくれよ~
涼介:はいはい、聞く聞く
:間
拓海:「今電話大丈夫か?」
涼介:「おー、どうしたこんな遅くに」
拓海:「俺、その・・まじで呪われてるかも」
涼介:「はあ?どういう事だよ?説明してくれ」
拓海:「家で寝てたらなんか物音がして目が覚めるんだけど誰もいなくて・・・それがここ数週間何回もあったんだよ。それだけじゃない、ずっと可愛がってたうちの愛犬が昨日急に死んだんだよ。おかしいだろ?!」
涼介:「それは・・辛かったな。たしかに拓海の周りでおかしな事が頻発してる気がするな。警察とかには相談したのか?」
拓海:「い、一応警察には相談したけど相手にされなかったんだ。」
涼介:「そうか・・よく聞くやつだな。なにか起きてからじゃないと警察は動かないからな」
拓海:「まじでなにかあってからじゃ遅いんだよ!たくっ、最悪だよ!」
涼介:「呪いって言ったけど拓海心当たりはなにかないのか?」
拓海:「あるわけないだろ!?・・いや待てよ、昔振った元カノか?それとも一度ヤッて捨てたあいつが・・」
涼介:「おいおい、心当たりありすぎだろ。」
拓海:「いやでもそんなの今更じゃん?こんなの、どこでもよくある話だよ」
涼介:「はぁー、呆れたやつだな」
拓海:「でもほんと、涼介が話聞いてくれて良かったよ。こんな事でビビってるなんてカッコ悪くて美鈴にも相談できないし」
涼介:「まあたいした事は出来ないけど話聞くだけならいつでも聞けるし、またなんかあったら連絡してこいよ?」
拓海:「あー、ほんと持つべきものは友達だな。ありがたいぜ」
:間
涼介:「はいもしもし?拓海、どうしたんだ?」
拓海:「はぁはぁ、やばい!やばいって!!なんかナイフ持って覆面被った変なやつに追っかけられてるんだよ!助けてくれよ!」
涼介:「おい、ちょっと待ってくれ。なにかの冗談か?おい、今どこにいるんだよ?」
拓海:「はぁはぁ、街を歩いてたら急に眠たくなって意識無くして、気がついたら真っ暗な山の中にいたんだよ。そんでへんな奴にいきなり襲われたんだ!」
涼介:「とりあえず落ち着けよ、今はそいつは近くにいるのか?」
拓海:「い、いや、さっきから姿は見えないな。諦めたのか・・追っかけてこないな。はぁー良かった。とりあえず涼介の声聞いてたら落ち着いて来たよ。ありがとな」
涼介:どういたしまして
拓海:え?・・うわぁー!!!な、な、なんで・・「ここ」にいるんだ!え?今、電話してたよな!?
涼介:あーそうだな。あんまりにもビビってるから傑作だったけどな
拓海:なんでこんな事するんだよ!?呪いの相談のってくれてたような優しいお前がそんなやつとは思わなかったぞ!
涼介:そんなやつ?おいおいいったいお前は俺の何を知ってるって言うんだ?まだ気がついてないのか?
拓海:え・・・ま、まさか、あの呪いの現象って
涼介:そうだよー、俺が全部やってたよ。流石にファミレスは金で雇ったけどまあ必要経費だ
拓海:嘘だろ・・・なにが理由だよ!
涼介:復讐だよ。お前、俺が美鈴をずっと好きだって知ってて奪ったよな
拓海:あ・・・いや、それはたしかに悪いとは思ってたんだ!でもそんなにお前が好きだったなんて知らなかったんだ!
涼介:いいわけはあの世でしてろよ。じゃあな、拓海。おやすみ
:おわり