台本概要

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タイトル 探検隊
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 3人用台本(不問3)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 密林の奥深く、伝説の秘宝があるとされる遺跡「タブンアルヨ遺跡」。そこを目指したどり着いた三人の探検隊が居た。果たして伝説の秘宝はあるのか!無いのか!?
男女不問。アドリブ大歓迎!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
隊長 不問 30 数々の冒険をしてきたベテランの隊長。トラブルメーカーの隊員達にいつも振り回されている。
不問 17 探検隊の隊員A。脳筋で話が通じないトラブルメーカーの一人。
不問 14 探検隊の隊員B。ノリと勢いで生きているトラブルメーカーの一人。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
隊長:諸君、我々は様々な困難を乗り越え、やっと秘宝があるとされるタブンアルヨ遺跡にたどり着いた B:はい隊長、ここまでいろいろありましたね。小型飛行機を操縦すれば計器類がなぜか壊れ、小型のボートを操縦すればなぜかエンジンが火を吹いたり 隊長:いや君の操縦に問題あったと思うけどね?「こんなのノリと勢いでなんとかなりますって」って言ってたけど操縦かなりいい加減だったよ!? A:まあまあ隊長、こいつ適当なところはあるんですが悪いやつじゃないんで許してやって下さい。まあ今回は私が居るんで、安心ですよ 隊長:いや君も大概だよ!現地の部族に交渉する際「俺に交渉はまかせて下さい、バッチリ話合ってきます」とか言っていきなり会話始まった早々に喧嘩になってたよね?拳で会話してたよね? B:お前はすぐなんでも物理で解決しようとする脳筋だよな。そこは頭を使うんだよ。人質取って話合うとか 隊長:君たちの倫理は旅に出てるのかな?!旅慣れた私より大冒険してるよ!はぁ、それも仕方ないか・・私が選んだメンバーだしな A:おっし、隊長!今からやっと遺跡突入ですね。中にはどんな俺より強い強敵が待ってるか想像しただけでもワクワクしてきました! B:隊長、先程の部族から聞き出した情報によるとこの遺跡にはとんでもないお宝が眠ってるみたいですね。もしかしてこれが噂のひとつなぎの大秘宝とやらかな?それとも島を浮かせられる飛行石かな!? 隊長:・・完全に人選ミスったな :間 隊長:よし、みんな、これが部族長が言ってた遺跡の入口の扉に違いない。なにか仕掛けがあって作動するみたいなんだが・・ A:あの部族長と拳での友情は芽生えたんですが扉の明け方は秘密らしくて言ってくれませんでしたからね B:やはり弱みを握って脅すべきだったか・・ 隊長:いやいやー!これくらい私達にかかれば大丈夫さー、三人寄ればもんじゅの知恵って言うだろ?なにか知恵を出し合ってこれを突破しようじゃないか! B:そうですか?・・あ、隊長!ココの壁になにか書いてあります! 隊長:なに!でかした、どれどれ。・・これは現地の文字とも違う古代文字みたいだな。たしか君は解読の心得があったな、ちょっとお願い出来るかな? B:わっかりました!ふむふむ、なになに・・えーと、「まず二つの材料を洗い、一つは皮を剥ぎ、それらを切るのだ」 隊長:ふむふむ B:「次に切った材料を鍋に入れ水を入れたら沸騰させよ」 隊長:なるほど B:「15分~20分くらい煮込んだら火を止め茶色い塊のアレを入れるのだ」 隊長:ん、んん? B:「そして時がくればとろみが出ていずれ目的は果たされるであろう」 隊長:おい、まさかそれ・・ B:カレーの作り方でしたね 隊長:紛らわしいよ!なんでわざわざカレーの作り方壁に掘っちゃってるの!? B:いや私に言われても困りますよー。あ、隊長!なにかここにレバーらしきものがありました! 隊長:それだよ!めちゃくちゃ分かりやすいくらいTHE入口の仕掛けじゃないか~。なんだったんだ今の時間 B:ぐっ!でも隊長、このレバー固くてまったく動きません! 隊長:なに!ぐっ、たしかにこいつは固くてビクともしないな A:ふっふっふ、ついに私の筋肉の出番ですかね 隊長:おー!そうか、君は力だけが取り柄みたいなものだったな。こういう時の為に君がいてくれてほんと助かったよ A:なにか引っかかる言い方でしたが。わかりました、私のパワーでこんな扉ちょちょいのちょいで開けてやりますよ! 隊長:おー!頼んだぞ! A:フッ!フッ! 隊長:えーと・・ A:フン!フン!フン! 隊長:ちょっと君!?いったいなにしてるの! A:え?なにって・・パンプアップですよ 隊長:いやなんで今トレーニングする必要あるんだ! A:なんでって、俺の筋肉の力を魅せる為ですよ。より張りのある美しい筋肉で本領発揮したいじゃないですか 隊長:どんだけ筋肉にこだわってるの君!・・で、それどれくらいかかるの? A:いつものいい感じに筋肉を追い込むマッスルウォーミングアップメニューなんで、だいたい一時間くらいですね :間 隊長:で、一時間たったけどその素晴らしい筋肉とやらを披露してくれるのかな? A:フゥ~、いい感じに仕上がりましたよ。かつてないコンディションに筋肉も喜んでますよ 隊長:あ、そういう解説いらないから早く開けてくれるかな? A:隊長はあわてんぼうさんですね、筋肉は逃げませんよ?では、私の素晴らしい上腕二頭筋、お前の力魅せてやれ!はぁ~~! 隊長:す、すごい気迫だ!いける、いけるぞ~! A:ぬぁぁぁい!!ポキッ 隊長:え? A:ハッハッハ!折れちゃいましたね。 隊長:折れちゃいましたね、じゃないよ~!どうすんのこれ~!? A:仕方ないですねー。ふん!ズドーン!! 隊長:な、と、扉が粉々に・・ A:私の筋肉があればまーざっとこんなもんですよ 隊長:・・最初からそれをやれ~!! B:よーし秘宝待ってろよ~!って、あ痛ーーー!! 隊長:今度はなんだー!? A:なんだ転んだだけか。 B:痛た⋯あれ?なんか足元に割れた玉のような物が⋯隊長!これなんでしょうか! 隊長:え⋯?それ⋯秘宝じゃん。 :おわり

隊長:諸君、我々は様々な困難を乗り越え、やっと秘宝があるとされるタブンアルヨ遺跡にたどり着いた B:はい隊長、ここまでいろいろありましたね。小型飛行機を操縦すれば計器類がなぜか壊れ、小型のボートを操縦すればなぜかエンジンが火を吹いたり 隊長:いや君の操縦に問題あったと思うけどね?「こんなのノリと勢いでなんとかなりますって」って言ってたけど操縦かなりいい加減だったよ!? A:まあまあ隊長、こいつ適当なところはあるんですが悪いやつじゃないんで許してやって下さい。まあ今回は私が居るんで、安心ですよ 隊長:いや君も大概だよ!現地の部族に交渉する際「俺に交渉はまかせて下さい、バッチリ話合ってきます」とか言っていきなり会話始まった早々に喧嘩になってたよね?拳で会話してたよね? B:お前はすぐなんでも物理で解決しようとする脳筋だよな。そこは頭を使うんだよ。人質取って話合うとか 隊長:君たちの倫理は旅に出てるのかな?!旅慣れた私より大冒険してるよ!はぁ、それも仕方ないか・・私が選んだメンバーだしな A:おっし、隊長!今からやっと遺跡突入ですね。中にはどんな俺より強い強敵が待ってるか想像しただけでもワクワクしてきました! B:隊長、先程の部族から聞き出した情報によるとこの遺跡にはとんでもないお宝が眠ってるみたいですね。もしかしてこれが噂のひとつなぎの大秘宝とやらかな?それとも島を浮かせられる飛行石かな!? 隊長:・・完全に人選ミスったな :間 隊長:よし、みんな、これが部族長が言ってた遺跡の入口の扉に違いない。なにか仕掛けがあって作動するみたいなんだが・・ A:あの部族長と拳での友情は芽生えたんですが扉の明け方は秘密らしくて言ってくれませんでしたからね B:やはり弱みを握って脅すべきだったか・・ 隊長:いやいやー!これくらい私達にかかれば大丈夫さー、三人寄ればもんじゅの知恵って言うだろ?なにか知恵を出し合ってこれを突破しようじゃないか! B:そうですか?・・あ、隊長!ココの壁になにか書いてあります! 隊長:なに!でかした、どれどれ。・・これは現地の文字とも違う古代文字みたいだな。たしか君は解読の心得があったな、ちょっとお願い出来るかな? B:わっかりました!ふむふむ、なになに・・えーと、「まず二つの材料を洗い、一つは皮を剥ぎ、それらを切るのだ」 隊長:ふむふむ B:「次に切った材料を鍋に入れ水を入れたら沸騰させよ」 隊長:なるほど B:「15分~20分くらい煮込んだら火を止め茶色い塊のアレを入れるのだ」 隊長:ん、んん? B:「そして時がくればとろみが出ていずれ目的は果たされるであろう」 隊長:おい、まさかそれ・・ B:カレーの作り方でしたね 隊長:紛らわしいよ!なんでわざわざカレーの作り方壁に掘っちゃってるの!? B:いや私に言われても困りますよー。あ、隊長!なにかここにレバーらしきものがありました! 隊長:それだよ!めちゃくちゃ分かりやすいくらいTHE入口の仕掛けじゃないか~。なんだったんだ今の時間 B:ぐっ!でも隊長、このレバー固くてまったく動きません! 隊長:なに!ぐっ、たしかにこいつは固くてビクともしないな A:ふっふっふ、ついに私の筋肉の出番ですかね 隊長:おー!そうか、君は力だけが取り柄みたいなものだったな。こういう時の為に君がいてくれてほんと助かったよ A:なにか引っかかる言い方でしたが。わかりました、私のパワーでこんな扉ちょちょいのちょいで開けてやりますよ! 隊長:おー!頼んだぞ! A:フッ!フッ! 隊長:えーと・・ A:フン!フン!フン! 隊長:ちょっと君!?いったいなにしてるの! A:え?なにって・・パンプアップですよ 隊長:いやなんで今トレーニングする必要あるんだ! A:なんでって、俺の筋肉の力を魅せる為ですよ。より張りのある美しい筋肉で本領発揮したいじゃないですか 隊長:どんだけ筋肉にこだわってるの君!・・で、それどれくらいかかるの? A:いつものいい感じに筋肉を追い込むマッスルウォーミングアップメニューなんで、だいたい一時間くらいですね :間 隊長:で、一時間たったけどその素晴らしい筋肉とやらを披露してくれるのかな? A:フゥ~、いい感じに仕上がりましたよ。かつてないコンディションに筋肉も喜んでますよ 隊長:あ、そういう解説いらないから早く開けてくれるかな? A:隊長はあわてんぼうさんですね、筋肉は逃げませんよ?では、私の素晴らしい上腕二頭筋、お前の力魅せてやれ!はぁ~~! 隊長:す、すごい気迫だ!いける、いけるぞ~! A:ぬぁぁぁい!!ポキッ 隊長:え? A:ハッハッハ!折れちゃいましたね。 隊長:折れちゃいましたね、じゃないよ~!どうすんのこれ~!? A:仕方ないですねー。ふん!ズドーン!! 隊長:な、と、扉が粉々に・・ A:私の筋肉があればまーざっとこんなもんですよ 隊長:・・最初からそれをやれ~!! B:よーし秘宝待ってろよ~!って、あ痛ーーー!! 隊長:今度はなんだー!? A:なんだ転んだだけか。 B:痛た⋯あれ?なんか足元に割れた玉のような物が⋯隊長!これなんでしょうか! 隊長:え⋯?それ⋯秘宝じゃん。 :おわり