台本概要

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タイトル こんな物語は嫌だ
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(不問2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 こんな物語は嫌だと思うお話をコメディにして集めました。兼役がたくさんあるので苦手な方にはおすすめ出来ないかも。今回は「シンデレラ」「ロミオとジュリエット」「桃太郎」「白雪姫」「三匹の子豚」の5本です。
男女不問。アドリブ大歓迎!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
不問 29 兼ねる役一覧。ナレーション、大臣、ジュリエット、お婆さん、白雪姫、豚、
不問 29 兼ねる役一覧。ナレーション、シンデレラ、ロミオ、魔女、豚、オオカミ
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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A:(N)「こんな物語は嫌だ。」 B:(N)「シンデレラ」 A:(大臣)次の者、このガラスの靴を履いてみせてくれ。・・・お前では履けないみたいだな。次の者はもうおらぬか? B:(シンデレラ)はい!私シンデレラっていいます。ぜひ、そのガラスの靴を履かせて下さい! A:(大臣)む、この綺麗で美しい容姿、そしてこの自信・・・まさか! B:(シンデレラ)ふふふ、よいしょ、ん、あら?入らないわ。え、そんなはずは!? A:(大臣)・・・ B:(シンデレラ)あ、もしかして⋯あの時お城でとても美味しそうなご馳走が出ててこっそりつまみ食いしたあれが原因かしら!? A:(大臣)どうやらここにも居ないようだな。では私はこれで失礼する。 B:(シンデレラ)え、ちょ、それほんとに私の靴なんです~!!ご馳走食べなきゃ良かった~! A:(N)「ロミオとジュリエット」 B:(ロミオ)ジュリエット、来たよ。僕だよ、ロミオだよ! A:(ジュリエット)えーー!?なんて、言ったの~~? B:(ロミオ)あれ?聞こえて無かったみたいだな。おーーい!ジュリエット~!! A:(ジュリエット)え~~?ハムエッグ~?なに~?お腹空いてるの~? B:(ロミオ)うーん、なにか言ってるみたいだけど、うまく聞き取れないな。 A:(ジュリエット)よく顔が見えないけど、あれロミオよね?・・・ああ、ロミオ!ロミオ!なぜあなたは、ロミオなの~~? B:(ロミオ)え~~?ロデオ~!?ロデオって、馬にでも乗りたいのか~い!? A:(ジュリエット)なにか興奮して喋ってるみたいだけど、これは通じたのかしら?そうよ~!ロミオ~!! B:(ロミオ)よ~~し上等な暴れ馬、探してくるね~~!! A:(ジュリエット)あれ?ロミオ⋯どっか行っちゃったわ。しかし、お父さんたらお家にお金かけすぎよ。こんな、8階建てなんて⋯。 B:(N)「桃太郎」 A:(お婆さん)さて、洗濯しに行くかね。 B:(N)お婆さんが川で洗濯していると大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこと流れて来ました。 A:(お婆さん)ひゃ~!なんじゃありゃ~!? B:(N)お婆さんは桃を・・・スルーしました。 A:(お婆さん)ふー、びっくりしたけど、早く帰って爺さんの飯作ってあげないとね~。 B:(N)お婆さんはあやしい桃より、爺さんラブでした。 A:(N)「白雪姫」 B:(魔女)あら可愛いお嬢さんだね、この毒リ、ゴホンゴホン、美味しいリンゴをプレゼントするよ。ささ、食べておくれ。 A:(白雪姫)あら物売りのお婆さん、ありがとう!じゃあさっそく頂きまーす、ガブッ、モシャモシャ。 B:(魔女)ヒヒヒ、まんまと騙されて毒リンゴを食べたよ。ヒッヒッヒ!どうだい私のプレゼントの味は? A:(白雪姫)あ、とっても美味しいですねこのリンゴ、みずみずしくて蜜もしっかり入ってるし、上等なリンゴですね。ふー、思わず一口で食べちゃった。 B:(魔女)げ!なんで平気なんだこの娘!? A:(白雪姫)げ⋯? B:(魔女)いや~!そうかいそうかい、そんなに喜んで貰えたら婆ちゃんも嬉しいよ~。まだ足りないみたいだね、どうだい?まだ沢山あるよ! A:(白雪姫)あ、じゃあせっかくなんでそれ全部頂きますね。 B:(魔女)あ、あー⋯どうぞどうぞ~ A:(白雪姫)パクッ!ムシャ!バリッ!ガブガブ! B:(魔女)うわー⋯狙い通りだけど、食べ方怖~。 A:(白雪姫)ふー、美味しかった。 B:(魔女)あれ⋯?な、なんで眠らないの~!? A:(白雪姫)眠る?あー私これくらいは腹八分目だしお腹いっぱいで眠くなったりしませんよ?あ、また良かったらこのリンゴ頂きたいので、今度買いに行きますね。お店はどちらです? B:(魔女)もうやってられるか~~!!ビューン(逃げる) A:(白雪姫)お婆さん、慌てて帰っちゃったけど⋯用事かしら?あ~食べたばかりだけど、またお腹空いてきたな~、は~~もっとリンゴたべた~い。 B:(N)「三匹の子豚」 A:(次男豚)くそ~!またオオカミに家を壊されちゃったよ~。レンガの家にしたのにクレーン車持ってくるとか卑怯だよ!話が違うよ! B:(長男豚)頭がキレる弟でもダメだったか。もう諦めるしかないのかな・・・ A:(三男豚)まって兄ちゃん、あっちがそう来るなら、僕にまだ考えがあるんだ。兄ちゃん達も協力してね! :間 B:(N)数日後、またオオカミがやって来た。(オオカミ)「ガッハッハッ!豚ども!オオカミ様がまた暴れにきてやったぜ~!」 A:(次男豚)三時の方向より敵らしき姿を一体補足した!今確認する、敵襲だ!総員ただちに持ち場につけ! B:(オオカミ)え、ちょ、なにこの鉄の塊の要塞みたいなの!?いつの間にこんなもん作りやがったんだ!?お、おい豚ども!姿を現しやがれ!ゲシッ!痛!固くて足が折れるかと思った~!! A:(長男豚)敵は好戦的な様子であり、交渉のよちはないものと判断する。よってただいまより、一斉射撃を開始する!大砲用意!ターゲットロックオン!うてぇーーー!! B:(オオカミ)ん?なんか光った・・・ってうわーー!!チュドーン!!うぎゃーー!バゴーン!!ぎょわーー!! A:(三男豚)あの砲弾の雨をかいくぐって避けてるとは敵もなかなかあっぱれよ。よし、次は誘導弾ミサイル準備、え、もういける?さすが兄さん!よし、発射!ポチ B:(オオカミ)うわ~~!なんかこれ避けてもずっとついて来るんだけどこれ何~~!?うぎゃ~~!! :間 A:(長男豚)ち、逃げ去ったか。でも奴にはしっかり恐怖を叩き込めたであろう。よし!ミッションコンプリート! B:(N)その後田舎に帰ったオオカミは、二度と三匹の子豚の前には現れなかったとさ。 :おしまい

A:(N)「こんな物語は嫌だ。」 B:(N)「シンデレラ」 A:(大臣)次の者、このガラスの靴を履いてみせてくれ。・・・お前では履けないみたいだな。次の者はもうおらぬか? B:(シンデレラ)はい!私シンデレラっていいます。ぜひ、そのガラスの靴を履かせて下さい! A:(大臣)む、この綺麗で美しい容姿、そしてこの自信・・・まさか! B:(シンデレラ)ふふふ、よいしょ、ん、あら?入らないわ。え、そんなはずは!? A:(大臣)・・・ B:(シンデレラ)あ、もしかして⋯あの時お城でとても美味しそうなご馳走が出ててこっそりつまみ食いしたあれが原因かしら!? A:(大臣)どうやらここにも居ないようだな。では私はこれで失礼する。 B:(シンデレラ)え、ちょ、それほんとに私の靴なんです~!!ご馳走食べなきゃ良かった~! A:(N)「ロミオとジュリエット」 B:(ロミオ)ジュリエット、来たよ。僕だよ、ロミオだよ! A:(ジュリエット)えーー!?なんて、言ったの~~? B:(ロミオ)あれ?聞こえて無かったみたいだな。おーーい!ジュリエット~!! A:(ジュリエット)え~~?ハムエッグ~?なに~?お腹空いてるの~? B:(ロミオ)うーん、なにか言ってるみたいだけど、うまく聞き取れないな。 A:(ジュリエット)よく顔が見えないけど、あれロミオよね?・・・ああ、ロミオ!ロミオ!なぜあなたは、ロミオなの~~? B:(ロミオ)え~~?ロデオ~!?ロデオって、馬にでも乗りたいのか~い!? A:(ジュリエット)なにか興奮して喋ってるみたいだけど、これは通じたのかしら?そうよ~!ロミオ~!! B:(ロミオ)よ~~し上等な暴れ馬、探してくるね~~!! A:(ジュリエット)あれ?ロミオ⋯どっか行っちゃったわ。しかし、お父さんたらお家にお金かけすぎよ。こんな、8階建てなんて⋯。 B:(N)「桃太郎」 A:(お婆さん)さて、洗濯しに行くかね。 B:(N)お婆さんが川で洗濯していると大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこと流れて来ました。 A:(お婆さん)ひゃ~!なんじゃありゃ~!? B:(N)お婆さんは桃を・・・スルーしました。 A:(お婆さん)ふー、びっくりしたけど、早く帰って爺さんの飯作ってあげないとね~。 B:(N)お婆さんはあやしい桃より、爺さんラブでした。 A:(N)「白雪姫」 B:(魔女)あら可愛いお嬢さんだね、この毒リ、ゴホンゴホン、美味しいリンゴをプレゼントするよ。ささ、食べておくれ。 A:(白雪姫)あら物売りのお婆さん、ありがとう!じゃあさっそく頂きまーす、ガブッ、モシャモシャ。 B:(魔女)ヒヒヒ、まんまと騙されて毒リンゴを食べたよ。ヒッヒッヒ!どうだい私のプレゼントの味は? A:(白雪姫)あ、とっても美味しいですねこのリンゴ、みずみずしくて蜜もしっかり入ってるし、上等なリンゴですね。ふー、思わず一口で食べちゃった。 B:(魔女)げ!なんで平気なんだこの娘!? A:(白雪姫)げ⋯? B:(魔女)いや~!そうかいそうかい、そんなに喜んで貰えたら婆ちゃんも嬉しいよ~。まだ足りないみたいだね、どうだい?まだ沢山あるよ! A:(白雪姫)あ、じゃあせっかくなんでそれ全部頂きますね。 B:(魔女)あ、あー⋯どうぞどうぞ~ A:(白雪姫)パクッ!ムシャ!バリッ!ガブガブ! B:(魔女)うわー⋯狙い通りだけど、食べ方怖~。 A:(白雪姫)ふー、美味しかった。 B:(魔女)あれ⋯?な、なんで眠らないの~!? A:(白雪姫)眠る?あー私これくらいは腹八分目だしお腹いっぱいで眠くなったりしませんよ?あ、また良かったらこのリンゴ頂きたいので、今度買いに行きますね。お店はどちらです? B:(魔女)もうやってられるか~~!!ビューン(逃げる) A:(白雪姫)お婆さん、慌てて帰っちゃったけど⋯用事かしら?あ~食べたばかりだけど、またお腹空いてきたな~、は~~もっとリンゴたべた~い。 B:(N)「三匹の子豚」 A:(次男豚)くそ~!またオオカミに家を壊されちゃったよ~。レンガの家にしたのにクレーン車持ってくるとか卑怯だよ!話が違うよ! B:(長男豚)頭がキレる弟でもダメだったか。もう諦めるしかないのかな・・・ A:(三男豚)まって兄ちゃん、あっちがそう来るなら、僕にまだ考えがあるんだ。兄ちゃん達も協力してね! :間 B:(N)数日後、またオオカミがやって来た。(オオカミ)「ガッハッハッ!豚ども!オオカミ様がまた暴れにきてやったぜ~!」 A:(次男豚)三時の方向より敵らしき姿を一体補足した!今確認する、敵襲だ!総員ただちに持ち場につけ! B:(オオカミ)え、ちょ、なにこの鉄の塊の要塞みたいなの!?いつの間にこんなもん作りやがったんだ!?お、おい豚ども!姿を現しやがれ!ゲシッ!痛!固くて足が折れるかと思った~!! A:(長男豚)敵は好戦的な様子であり、交渉のよちはないものと判断する。よってただいまより、一斉射撃を開始する!大砲用意!ターゲットロックオン!うてぇーーー!! B:(オオカミ)ん?なんか光った・・・ってうわーー!!チュドーン!!うぎゃーー!バゴーン!!ぎょわーー!! A:(三男豚)あの砲弾の雨をかいくぐって避けてるとは敵もなかなかあっぱれよ。よし、次は誘導弾ミサイル準備、え、もういける?さすが兄さん!よし、発射!ポチ B:(オオカミ)うわ~~!なんかこれ避けてもずっとついて来るんだけどこれ何~~!?うぎゃ~~!! :間 A:(長男豚)ち、逃げ去ったか。でも奴にはしっかり恐怖を叩き込めたであろう。よし!ミッションコンプリート! B:(N)その後田舎に帰ったオオカミは、二度と三匹の子豚の前には現れなかったとさ。 :おしまい