台本概要

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タイトル こんな物語は嫌だ2
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(不問2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 こんな物語は嫌だと思うお話をコメディにして集めました。兼役がたくさんあるので苦手な方にはおすすめ出来ないかも。今回は「竹取物語」「美女と野獣」「浦島太郎」の3本です。
男女不問。アドリブ大歓迎!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
不問 25 兼ねる役一覧。ナレーション、かぐや姫、月の使者、美女(オカマ)、亀、乙姫
不問 25 兼ねる役一覧。ナレーション、お爺さん、野獣、浦島
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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A:(N)「こんな物語は嫌だ2」 B:(N)「竹取物語」 A:(かぐや姫)しくしくしく⋯。 B:(お爺さん)かぐや姫よ、どうして月を見ては泣いてるんだい? A:(かぐや姫)実は私は月の都の者なんです。今度の十五夜に月の都の使者がやって来て月に帰らないといけないんです B:(お爺さん)なんと!・・でも、大丈夫じゃ。かぐや姫はわしらの大切な娘、わしが必ず守ってやるからな! :間 A:(N)十五夜の夜、月から使者がやってきました。(月の使者)「竹取りのおきなよ。姫を迎えに来ました。さあ、姫をお渡しなさい」 B:(お爺さん)来たな、わしらの可愛い娘を奪おうとする不届き集団よ!わしらの力見せてやるぞい! A:(月の使者)え?なんか勘違いしてるみたいですが、その娘は元々月生まれなんですよ・・ B:(お爺さん)うるさい!育ての親はわしらじゃ!この日の為に各地を回って集めてきた精鋭、その数一万がお前達の野望を打ち砕いてやるわい!皆の衆、よろしく頼みますよ~! A:(月の使者)えー、なんか話が違うなー、あの爺さん徹底抗戦の構えなんですけどー? B:(お爺さん)まずは前衛の弓矢部隊前へ!牽制しつつ戦線を維持するんじゃ!続いて後衛部隊はカタパルト一斉射出させてあの余裕ぶったやつらに目にもの見せてやるんじゃ!うてぇ~~!! A:(かぐや姫)あ、あのー、お爺様?私、そのー、そろそろ月に帰りたいなーなーんて。あ、駄目だこれ、もう言えない雰囲気だ B:(お爺さん)はーはっはっは!月の使者がなんぼのもんじゃーい!わしらの娘はぜっっったい、渡さんからな~! A:(N)「美女と野獣」 B:(野獣)この娘はあずかっておく。おまえは帰れ! A:(N)野獣は娘の父親を追い払った後に優しく語りけました B:(野獣)怖がらせてすまなかった。この城はあなたの城だ。食べ物も着る物も欲しい物はみんな一人でに出てくる。どうぞ、楽しく暮らしなさい A:(美女?)あらぁ~!やだ~すっごいワルイドで素敵じゃな~い。もう私興奮してきちゃったわ! B:(N)娘と思っていたそれは、見事なオカマでした。(野獣)「え!父親を追い払うのに必死だったからよく見てなかったけど、なにこのバケモノ!?」 A:(美女?)あら~バケモノなんて失礼しちゃうわね。でも、私達のマッスルボディってとってもお似合いだと思うのよ。これからよろしくね、ダーリン B:(野獣)イヤだぁ~~!! A:(N)その後父親が病気になったり野獣が弱ったりなんやかんやあったけどオカマの活躍により父親は元気に、野獣は王子に戻り、その後逃げ出そうとした王子だったがあえなく捕まり二人は幸せに暮らしましたとさ B:(N)「浦島太郎」 A:(亀)浦島さん、この間は助けて頂きありがとうございます、私はあの時虐められていた亀です B:(浦島)あの時の亀さんか、今日はどうしたんだい? A:(亀)あの時の話を私がお仕えしているお姫様に話したところ浦島さんを竜宮城にお連れするよう言われたのでお迎えに来ました B:(浦島)ほんと!うわー噂には聞いてた竜宮城一度行ってみたかったんだよねー。で、どうやって行くんだい? A:(亀)はい、では私の背中に乗って下さい B:(浦島)君の背中に乗ればいいんだね?じゃあ失礼して、よっこらしょっと A:(亀)では浦島さん、今から海底にある竜宮城に向かいますのでしっかり掴まっといて下さいよ!でりゃあ~~!!! B:(浦島)え?海底って、うぁぁぁ~!!ガボガボカボ・・ A:(亀)どうです、素晴らしいサンゴや魚達でしょう・・って浦島さん!?あ、やばい溺れてる~~! :間 B:(浦島)はぁ、はぁ、し、死ぬかと思った・・ A:(亀)あれ~おかしいな?こういう場合って謎理論で水中呼吸出来るんじゃなかったんですかね? B:(浦島)バッキャロー!こちとらただの一般人だ!もう、竜宮城はいいから帰っていいよ A:(亀)いえ、恩を返すまでは絶対に帰れません!少しお待ち下さい。プルルー、もしもし?私です亀です。はい、そうです、ちょっと海底は無理系な感じで、はい。え?まじですか!了解しました!お待ちしてます! B:(浦島)ん?あの亀さん、いったいどこに電話かけてたの?ホントに恩返しとかしなくていいからね? A:(亀)お?来た来た、おーーい!こちらで浦島さんがお待ちですよ~! :間 B:(浦島)あのー亀さんや、これはいったい何を見せられているんだ? A:(亀)はい、おもてなしのタイやヒラメの舞踊りになります! B:(浦島)いや舞踊りっていうか瀕死でピクピクしてるだけなんだけど!?陸に打ち上げられた可哀想な魚なんだけど!? A:(亀)おい!しっかり踊らないか!浦島さんが退屈してるじゃないか!浦島さんすみませんね~ B:(浦島)亀こえぇー⋯いや、もう踊りは堪能したからもういかな、あーそう言えばお姫様はどこかなー? A:(亀)ズルズル、よいしょ。今、乙姫様をお連れしましたー B:(浦島)え?亀さんのその口で引きずってるしわしわの老婆らしき人物が乙姫様? A:(乙姫)はぁ、はぁ・・浦島さん、私が・・乙姫です、このたびは亀を、はぁ、はぁ、亀を助けて頂き、ありがとうございます B:(浦島)なんか水分抜けてグロテスクな状態になってるんだけど無理しないでー!海に帰って~! A:(乙姫)はぁ、はぁ、これだけは渡さないと、この、玉手箱・・を、ガクッ⋯ B:(浦島)乙姫様~!亀助けるんじゃなかった~~!! :おわり

A:(N)「こんな物語は嫌だ2」 B:(N)「竹取物語」 A:(かぐや姫)しくしくしく⋯。 B:(お爺さん)かぐや姫よ、どうして月を見ては泣いてるんだい? A:(かぐや姫)実は私は月の都の者なんです。今度の十五夜に月の都の使者がやって来て月に帰らないといけないんです B:(お爺さん)なんと!・・でも、大丈夫じゃ。かぐや姫はわしらの大切な娘、わしが必ず守ってやるからな! :間 A:(N)十五夜の夜、月から使者がやってきました。(月の使者)「竹取りのおきなよ。姫を迎えに来ました。さあ、姫をお渡しなさい」 B:(お爺さん)来たな、わしらの可愛い娘を奪おうとする不届き集団よ!わしらの力見せてやるぞい! A:(月の使者)え?なんか勘違いしてるみたいですが、その娘は元々月生まれなんですよ・・ B:(お爺さん)うるさい!育ての親はわしらじゃ!この日の為に各地を回って集めてきた精鋭、その数一万がお前達の野望を打ち砕いてやるわい!皆の衆、よろしく頼みますよ~! A:(月の使者)えー、なんか話が違うなー、あの爺さん徹底抗戦の構えなんですけどー? B:(お爺さん)まずは前衛の弓矢部隊前へ!牽制しつつ戦線を維持するんじゃ!続いて後衛部隊はカタパルト一斉射出させてあの余裕ぶったやつらに目にもの見せてやるんじゃ!うてぇ~~!! A:(かぐや姫)あ、あのー、お爺様?私、そのー、そろそろ月に帰りたいなーなーんて。あ、駄目だこれ、もう言えない雰囲気だ B:(お爺さん)はーはっはっは!月の使者がなんぼのもんじゃーい!わしらの娘はぜっっったい、渡さんからな~! A:(N)「美女と野獣」 B:(野獣)この娘はあずかっておく。おまえは帰れ! A:(N)野獣は娘の父親を追い払った後に優しく語りけました B:(野獣)怖がらせてすまなかった。この城はあなたの城だ。食べ物も着る物も欲しい物はみんな一人でに出てくる。どうぞ、楽しく暮らしなさい A:(美女?)あらぁ~!やだ~すっごいワルイドで素敵じゃな~い。もう私興奮してきちゃったわ! B:(N)娘と思っていたそれは、見事なオカマでした。(野獣)「え!父親を追い払うのに必死だったからよく見てなかったけど、なにこのバケモノ!?」 A:(美女?)あら~バケモノなんて失礼しちゃうわね。でも、私達のマッスルボディってとってもお似合いだと思うのよ。これからよろしくね、ダーリン B:(野獣)イヤだぁ~~!! A:(N)その後父親が病気になったり野獣が弱ったりなんやかんやあったけどオカマの活躍により父親は元気に、野獣は王子に戻り、その後逃げ出そうとした王子だったがあえなく捕まり二人は幸せに暮らしましたとさ B:(N)「浦島太郎」 A:(亀)浦島さん、この間は助けて頂きありがとうございます、私はあの時虐められていた亀です B:(浦島)あの時の亀さんか、今日はどうしたんだい? A:(亀)あの時の話を私がお仕えしているお姫様に話したところ浦島さんを竜宮城にお連れするよう言われたのでお迎えに来ました B:(浦島)ほんと!うわー噂には聞いてた竜宮城一度行ってみたかったんだよねー。で、どうやって行くんだい? A:(亀)はい、では私の背中に乗って下さい B:(浦島)君の背中に乗ればいいんだね?じゃあ失礼して、よっこらしょっと A:(亀)では浦島さん、今から海底にある竜宮城に向かいますのでしっかり掴まっといて下さいよ!でりゃあ~~!!! B:(浦島)え?海底って、うぁぁぁ~!!ガボガボカボ・・ A:(亀)どうです、素晴らしいサンゴや魚達でしょう・・って浦島さん!?あ、やばい溺れてる~~! :間 B:(浦島)はぁ、はぁ、し、死ぬかと思った・・ A:(亀)あれ~おかしいな?こういう場合って謎理論で水中呼吸出来るんじゃなかったんですかね? B:(浦島)バッキャロー!こちとらただの一般人だ!もう、竜宮城はいいから帰っていいよ A:(亀)いえ、恩を返すまでは絶対に帰れません!少しお待ち下さい。プルルー、もしもし?私です亀です。はい、そうです、ちょっと海底は無理系な感じで、はい。え?まじですか!了解しました!お待ちしてます! B:(浦島)ん?あの亀さん、いったいどこに電話かけてたの?ホントに恩返しとかしなくていいからね? A:(亀)お?来た来た、おーーい!こちらで浦島さんがお待ちですよ~! :間 B:(浦島)あのー亀さんや、これはいったい何を見せられているんだ? A:(亀)はい、おもてなしのタイやヒラメの舞踊りになります! B:(浦島)いや舞踊りっていうか瀕死でピクピクしてるだけなんだけど!?陸に打ち上げられた可哀想な魚なんだけど!? A:(亀)おい!しっかり踊らないか!浦島さんが退屈してるじゃないか!浦島さんすみませんね~ B:(浦島)亀こえぇー⋯いや、もう踊りは堪能したからもういかな、あーそう言えばお姫様はどこかなー? A:(亀)ズルズル、よいしょ。今、乙姫様をお連れしましたー B:(浦島)え?亀さんのその口で引きずってるしわしわの老婆らしき人物が乙姫様? A:(乙姫)はぁ、はぁ・・浦島さん、私が・・乙姫です、このたびは亀を、はぁ、はぁ、亀を助けて頂き、ありがとうございます B:(浦島)なんか水分抜けてグロテスクな状態になってるんだけど無理しないでー!海に帰って~! A:(乙姫)はぁ、はぁ、これだけは渡さないと、この、玉手箱・・を、ガクッ⋯ B:(浦島)乙姫様~!亀助けるんじゃなかった~~!! :おわり