台本概要
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タイトル | こんな物語は嫌だ4 |
---|---|
作者名 | ハスキ (@e8E3z1ze9Yecxs2) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(不問2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
こんな物語は嫌だと思うお話をコメディにして集めました。兼役がたくさんあるので苦手な方にはおすすめ出来ないかも。今回は「みにくいアヒルの子」「ラプンツェル」の2本です。 男女不問。アドリブ大歓迎! 90 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
A | 不問 | 29 | 兼ねる役一覧。ナレーション、みにくいアヒル、魔女、?(オタク)、?(王様)、?(玉子)、 |
B | 不問 | 28 | 兼ねる役一覧。ナレーション、兄弟アヒル、ハト、ラプンツェル |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
A:(N)「みにくいアヒルの子」
B:(兄弟アヒル)おい、お前って本当に俺たちやお母さんと同じアヒルの子か?
A:(みにくいアヒル)う、うん。こんな姿だけど⋯僕もみんなやお母さんと同じアヒルの子だと思ってるよ
B:(兄弟アヒル)でも俺たちと色も体の大きさも違うから、きっとよそもんだろ、あっちいけよ!
A:(みにくいアヒル)な、なんでそんなこと言うのさ~。
B:(N)みにくいアヒルの子はいたたまれなくなって家族のもとから旅に出る事にしました。
A:(みにくいアヒル)あ、ハトさんこんにちは。僕アヒルの子なんです。
B:(ハト)はぁー?そんな色したアヒルがいるかよ。僕らハトのように綺麗な色じゃないし仲間には入れれないよ
A:(みにくいアヒル)そ、そんな~。じゃあ⋯ハトさん、さようなら。
B:(N)それからもみにくいアヒルの子は旅を続けます。
A:(みにくいアヒル)カラスさん、こんにちは。あ!や、やめて、クチバシでつっつかないでよ~。
B:(N)みにくいアヒルの子はどこにいっても嫌われます。それから、誰にも見つからないように逃げ続け、気がつけば秋になり、大人になりました。
A:(N)そんなある日、みにくいアヒルの子は、とある鳥の群れに出会います。(みにくいアヒル)「あ、すごい素敵な鳥さん達だ。でも⋯また嫌われるかも⋯」
B:(?)ん?お前どこから来たんだ?なるほど⋯ずっと遠くから来たのか。大変だったんだな。じゃあ、俺たちと一緒に遊ぼうぜ、お前なら歓迎するよ。
A:(みにくいアヒル)え!ほんとに!?良かった、僕の旅は無駄じゃなかったんだ!こうしちゃいられない、お母さんに友達出来たって報告にいかなきゃ。
B:(?)なんだ?親のとこに行くのか?なら俺たちも友達として、あいさつに行かないとな。よし!みんな、ひとっ走り行こうぜ!
A:(みにくいアヒル)え?みんな来てくれるんだ!嬉しいな・・ってみんな早!よし、僕も負けないぞ~!
B:(N)それからみにくいアヒルの子はお母さんアヒルや兄弟達に会いに帰って来ました。
A:(みにくいアヒル)ズドドドーー!!おーいお母さん~!みんなー!帰って来たよ~友達もつれて来たよ~!!
B:(兄弟アヒル)な、なんだ~!?あの巨大な鳥の集団は!?やばい!みんな踏まれるぞ、逃げろ~!!うわ~!
A:(N)みにくいアヒルの子の正体は、実はダチョウでした。
B:(N)「ラプンツェル」
A:(N)あるところに魔女に育てられた娘がいました。娘は階段もドアも無い高い塔の上に閉じ込められて過ごしていました。
A:(魔女)「ラプンツェル、ラプンツェル、お前の髪をたらしておくれ」
B:(ラプンツェル)はい、今垂らしますから待ってて下さい。
A:(N)するとラプンツェルの黄金のように美しい髪が塔の下まで伸びました。その髪をつたって魔女は塔を登ります。(魔女)「今から出かけるから、また帰ったら髪をたらしておくれ」
B:(ラプンツェル)はい、わかりました。帰ってくるのをお待ちしております。
A:(N)それから魔女は出かけていき、娘は一人になりました。
B:(ラプンツェル)はぁ~~。毎日毎日、髪伸ばす以外やる事なくて暇だわ~。
A:(?)ラプンツェル、ラプンツェル、おまえの髪をたらしおくれ
B:(ラプンツェル)あれ?もう帰ってきたのかな⋯?いやでもこの展開は、よくある素敵な王子様が助けに来てくれてラブラブ展開になるやつかも!はーい、今垂らしますねー。
A:(N)上がって来たのは王子、ではなく太ったオタクっぽいオジサンでした。
B:(ラプンツェル)いや誰だよ~!
A:(オタク)ぼ、ぼくちん、ず、ずっと前から君の事見てて、お近ずきに、な、なりたいと思ってたんでござる。
B:(ラプンツェル)いや~!脂ぎった手をワキワキさせながら近づいて来ないで~~!ゲシッ!
A:(N)ラプンツェルはオジサンを窓から蹴り落としました。
B:(ラプンツェル)はぁ、はぁ、なんであんなのが上がってくるのよ。髪が汚れたわ。
A:(?)ラプンツェル、ラプンツェル、おまえの髪をたらしておくれ
B:(ラプンツェル)え、また誰か来た。今度こそ王子様じゃないかしら?は、はーい今たらしますね~。
A:(N)上がって来たのは王子、ではなく王様でした。
B:(ラプンツェル)王子通り越して王様来ちゃった~!!
A:(王様)ラプンツェルよ、噂はかねがね聞いておったぞ。たしかに大変美しい、私の16番目の嫁にどうかな?
B:(ラプンツェル)いやどんだけ嫁いるのよ!ただの色ボケジジイじゃないの帰れ!バコンッ!
A:(N)ラプンツェルは王様を窓から殴り落としました
B:(ラプンツェル)はぁ、はぁ、なんなのよ、ろくなのが上がって来ないじゃない
A:(?)ラプンツェル、ラプンツェル、おまえの髪をたらしておくれ
B:(ラプンツェル)またぁ?もういいでしょ、次こそ、次こそ王子様よ間違いないわ。はーい今たらしますねー。
A:(N)上がって来たのは⋯玉子(たまご)でした。
B:(ラプンツェル)玉子!?いや、もはや人間ですらないじゃん!
A:(玉子)ラプンツェル、実は私は元王子なんだ。魔女の呪いでこんな姿になってしまったんだ。
B:(ラプンツェル)キモ!なんか玉子が喋ってるキモ!えーとその、なんかよくわかりませんが⋯元に戻るにはどうしたらいいんですか?
A:(玉子)魔女にかけられた呪いをとくには、美しい娘に僕を食べてもらう事なんだ、さあ、ぼくを食べておくれ!
B:(ラプンツェル)うわ!急に迫って来ないで下さい!あとなんかちょっと臭うんですけど?!
A:(玉子)あー、それはここに来るまでだいぶ長旅だったからね。少し腐ってるかもしれないが⋯問題無いよ。
B:(ラプンツェル)ふ、ふっざけんな~~!!
A:(N)ラプンツェルは元王子とか言う、玉子のバケモノを夜空の星にしました。
B:(ラプンツェル)はぁ・・髪切りたい。
:おしまい
A:(N)「みにくいアヒルの子」
B:(兄弟アヒル)おい、お前って本当に俺たちやお母さんと同じアヒルの子か?
A:(みにくいアヒル)う、うん。こんな姿だけど⋯僕もみんなやお母さんと同じアヒルの子だと思ってるよ
B:(兄弟アヒル)でも俺たちと色も体の大きさも違うから、きっとよそもんだろ、あっちいけよ!
A:(みにくいアヒル)な、なんでそんなこと言うのさ~。
B:(N)みにくいアヒルの子はいたたまれなくなって家族のもとから旅に出る事にしました。
A:(みにくいアヒル)あ、ハトさんこんにちは。僕アヒルの子なんです。
B:(ハト)はぁー?そんな色したアヒルがいるかよ。僕らハトのように綺麗な色じゃないし仲間には入れれないよ
A:(みにくいアヒル)そ、そんな~。じゃあ⋯ハトさん、さようなら。
B:(N)それからもみにくいアヒルの子は旅を続けます。
A:(みにくいアヒル)カラスさん、こんにちは。あ!や、やめて、クチバシでつっつかないでよ~。
B:(N)みにくいアヒルの子はどこにいっても嫌われます。それから、誰にも見つからないように逃げ続け、気がつけば秋になり、大人になりました。
A:(N)そんなある日、みにくいアヒルの子は、とある鳥の群れに出会います。(みにくいアヒル)「あ、すごい素敵な鳥さん達だ。でも⋯また嫌われるかも⋯」
B:(?)ん?お前どこから来たんだ?なるほど⋯ずっと遠くから来たのか。大変だったんだな。じゃあ、俺たちと一緒に遊ぼうぜ、お前なら歓迎するよ。
A:(みにくいアヒル)え!ほんとに!?良かった、僕の旅は無駄じゃなかったんだ!こうしちゃいられない、お母さんに友達出来たって報告にいかなきゃ。
B:(?)なんだ?親のとこに行くのか?なら俺たちも友達として、あいさつに行かないとな。よし!みんな、ひとっ走り行こうぜ!
A:(みにくいアヒル)え?みんな来てくれるんだ!嬉しいな・・ってみんな早!よし、僕も負けないぞ~!
B:(N)それからみにくいアヒルの子はお母さんアヒルや兄弟達に会いに帰って来ました。
A:(みにくいアヒル)ズドドドーー!!おーいお母さん~!みんなー!帰って来たよ~友達もつれて来たよ~!!
B:(兄弟アヒル)な、なんだ~!?あの巨大な鳥の集団は!?やばい!みんな踏まれるぞ、逃げろ~!!うわ~!
A:(N)みにくいアヒルの子の正体は、実はダチョウでした。
B:(N)「ラプンツェル」
A:(N)あるところに魔女に育てられた娘がいました。娘は階段もドアも無い高い塔の上に閉じ込められて過ごしていました。
A:(魔女)「ラプンツェル、ラプンツェル、お前の髪をたらしておくれ」
B:(ラプンツェル)はい、今垂らしますから待ってて下さい。
A:(N)するとラプンツェルの黄金のように美しい髪が塔の下まで伸びました。その髪をつたって魔女は塔を登ります。(魔女)「今から出かけるから、また帰ったら髪をたらしておくれ」
B:(ラプンツェル)はい、わかりました。帰ってくるのをお待ちしております。
A:(N)それから魔女は出かけていき、娘は一人になりました。
B:(ラプンツェル)はぁ~~。毎日毎日、髪伸ばす以外やる事なくて暇だわ~。
A:(?)ラプンツェル、ラプンツェル、おまえの髪をたらしおくれ
B:(ラプンツェル)あれ?もう帰ってきたのかな⋯?いやでもこの展開は、よくある素敵な王子様が助けに来てくれてラブラブ展開になるやつかも!はーい、今垂らしますねー。
A:(N)上がって来たのは王子、ではなく太ったオタクっぽいオジサンでした。
B:(ラプンツェル)いや誰だよ~!
A:(オタク)ぼ、ぼくちん、ず、ずっと前から君の事見てて、お近ずきに、な、なりたいと思ってたんでござる。
B:(ラプンツェル)いや~!脂ぎった手をワキワキさせながら近づいて来ないで~~!ゲシッ!
A:(N)ラプンツェルはオジサンを窓から蹴り落としました。
B:(ラプンツェル)はぁ、はぁ、なんであんなのが上がってくるのよ。髪が汚れたわ。
A:(?)ラプンツェル、ラプンツェル、おまえの髪をたらしておくれ
B:(ラプンツェル)え、また誰か来た。今度こそ王子様じゃないかしら?は、はーい今たらしますね~。
A:(N)上がって来たのは王子、ではなく王様でした。
B:(ラプンツェル)王子通り越して王様来ちゃった~!!
A:(王様)ラプンツェルよ、噂はかねがね聞いておったぞ。たしかに大変美しい、私の16番目の嫁にどうかな?
B:(ラプンツェル)いやどんだけ嫁いるのよ!ただの色ボケジジイじゃないの帰れ!バコンッ!
A:(N)ラプンツェルは王様を窓から殴り落としました
B:(ラプンツェル)はぁ、はぁ、なんなのよ、ろくなのが上がって来ないじゃない
A:(?)ラプンツェル、ラプンツェル、おまえの髪をたらしておくれ
B:(ラプンツェル)またぁ?もういいでしょ、次こそ、次こそ王子様よ間違いないわ。はーい今たらしますねー。
A:(N)上がって来たのは⋯玉子(たまご)でした。
B:(ラプンツェル)玉子!?いや、もはや人間ですらないじゃん!
A:(玉子)ラプンツェル、実は私は元王子なんだ。魔女の呪いでこんな姿になってしまったんだ。
B:(ラプンツェル)キモ!なんか玉子が喋ってるキモ!えーとその、なんかよくわかりませんが⋯元に戻るにはどうしたらいいんですか?
A:(玉子)魔女にかけられた呪いをとくには、美しい娘に僕を食べてもらう事なんだ、さあ、ぼくを食べておくれ!
B:(ラプンツェル)うわ!急に迫って来ないで下さい!あとなんかちょっと臭うんですけど?!
A:(玉子)あー、それはここに来るまでだいぶ長旅だったからね。少し腐ってるかもしれないが⋯問題無いよ。
B:(ラプンツェル)ふ、ふっざけんな~~!!
A:(N)ラプンツェルは元王子とか言う、玉子のバケモノを夜空の星にしました。
B:(ラプンツェル)はぁ・・髪切りたい。
:おしまい