台本概要
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タイトル | 博士と助手 |
---|---|
作者名 | ハスキ (@e8E3z1ze9Yecxs2) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(不問2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
とある場所で日々変わった研究をしている研究室に助手がやってきた。そこのトップである博士の名はショー・モナー博士。そう、その名の通り「しょうもない」研究ばかりで有名な博士だったのだ。そんな博士に振り回される助手のお話。 男女不問。アドリブ大歓迎! 225 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
モナー | 不問 | 19 | ショー・モナー博士。日々しょうもない発明を作り続けている。しょうもない研究にかける情熱は誰にも負けない。 |
ドナイ | 不問 | 19 | 助手のドナイ・ヤネーン。世紀の大発明をする博士との噂を信じ研究室の門を叩いたが実は騙されていた。やるからには頑張る精神。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
モナー:えーと、君が今日から私の助手として働いてくれる事になったドナイ・ヤネーン君だね。私はこの研究所で日夜人の為になる発明をしてるショー・モナー博士だ、よろしく頼むよ
ドナイ:はい博士!噂はかねがねお聞きしております。博士が生み出す発明はどう見てもしょうもな・・ゴホン。まさに世の中の為になる作品だとちまたでは有名です。そんな方の下で働けて光栄です
モナー:うむ、君も私のように素晴らしい発明が出来るように励みたまえ
ドナイ:はい!よろしくお願いします。博士、今日はどうされる予定でしょうか?
モナー:よくぞ聞いてくれたドナイ君。実は先程新たなる発明の試作品が完成したところなんだ。さっそく君に試してもらおう
ドナイ:おぉー!新しい発明の実験台になる、これぞ助手の仕事って感じですね。燃えてきました、ぜひ私にやらせて下さい!
モナー:あれ?ドナイ君。その辺に別実験で液体をバーナーで炙ってた装置があったはずだが・・って君燃えとるぞ!
ドナイ:ぎゃああああ物理的に燃えてた~!
:間
モナー:ドナイ君、君は運が良かったな。私が開発していた消化器の10倍の威力で鎮火出来る「バズーカ火消し君3号」が無かったら君は今頃火だるまだったぞ?
ドナイ:・・博士、装置のおかげで火はたしかに消えましたが、なんなんですかその馬鹿みたいな威力は?
モナー:ふっふっふ、私は常々消防から定められている据え置きの消化器の子供だましのような消化能力に疑問をいだいておったのだ。私ならもっと、すごい消化器を作れるぞ!とな
ドナイ:そのなんとも崇高な素晴らしいお考えはさすが博士と言ったところですが、やりすぎです。あまりの噴射力で火はもちろん私もろとも壁まで吹き飛びましたよ
モナー:うむ、ドナイ君が壁に漫画のように突き刺さった時はビックリしたが君が頑丈で良かったよ。うーむ、たしかに改良の余地はありそうだ。さっそくデータが取れた。感謝するよ
ドナイ:博士、さっそくここに来た事を後悔しそうになりました
モナー:さあ気を取り直して新たな発明を披露しよう!その名も、「スーパー自転車ボルト君六号」だ!
ドナイ:ん?博士、これはまた見た目がゴツイ二輪の乗り物みたいですがバイクではなくて自転車なんですか?
モナー:そうだ、ちょっとフレームやシャーシに当たる部分は私の仮面ライダー趣味全開ではあるが正真正銘、自転車だぞ
ドナイ:博士、学がない私めになぜこの自転車もどきを作ろうと思われたのかぜひお聞かせ下さい。
モナー:よかろう。私は自宅からこの研究所まで車の免許がないのでいつも自転車通勤をしておったのだが
ドナイ:博士って車の免許持ってなかったのか・・あ、はい、聞いてますよ!
モナー:そんな時私は閃いた。車並に早く走れる自転車を作ればよいではないかと
ドナイ:な、なぜ車の免許を取るという方向に頭がいかなかったんだこの人
モナー:そして考えに考えぬき失敗作を量産する事六代目にして完成したのがこれだ!私が開発した特殊変則ギアを用いて漕いだ時の速さをかなり早く出来たのだ。さあ乗ってみてくれ
ドナイ:あのー博士、こう言ってはなんですがちまたには電動アシスト自転車なるものがあるんですがあれの機能を伸ばした方が遥かに楽なのでは?
モナー:馬鹿者!なにも知らんのだな君は
ドナイ:うわなんか怒られた。博士どういう事ですか?
モナー:無知な君に教えてやろう。電動アシスト自転車のアシスト出来る速さは道路交通法によって時速24Kmまでの制限があるのだ。よってそれを破る事は私のポリシーとして出来んのだ
ドナイ:この博士意外にまともな常識人だったのか。な、なるほど。その程度の速さなら頑張れば普通の自転車でも出せる速度ですもんね
モナー:いかにも。しかも自転車なら限界の制限がない上に道路標識がない場所では無制限に速度が出せるのだ。私はとにかく法を犯さない範囲で楽をしたいのだよ
ドナイ:うーん。なんかやな予感がしますがとりあえずコレに乗ればいいんですね?
モナー:もしもの為にこのヘルメットと全身プロテクターを装着してくれ。
ドナイ:な、なんかめちゃくちゃ不安になってきたんですがコレほんとに大丈夫ですよね!?
モナー:さあドナイ君、人類の歴史が描き変わる新たな一歩になるであろうそのスタートを切るのだ。さあ、ゆけー!
ドナイ:これ終わったら退職届け出そう。ん?始めはわりとゆっくりで大丈夫そうだな・・ってなんか段々早くなってきましたけど・・ちょっとこれスピード上がるの早すぎませんか!?
モナー:私の発明した究極の自転車だ。その性能は小学校低学年くらいの女の子でも楽々時速80キロが出せれるすぐれものだ。ちなみに成人男性だと・・
ドナイ:アホかああああぁぁぁーー!!
モナー:ん、あれ?説明の途中だと言うのにドナイ君はどこ行ったんだ?
ドナイ:その後、新幹線の横を走る謎の生物が都市伝説になったそうな。
:おわり
モナー:えーと、君が今日から私の助手として働いてくれる事になったドナイ・ヤネーン君だね。私はこの研究所で日夜人の為になる発明をしてるショー・モナー博士だ、よろしく頼むよ
ドナイ:はい博士!噂はかねがねお聞きしております。博士が生み出す発明はどう見てもしょうもな・・ゴホン。まさに世の中の為になる作品だとちまたでは有名です。そんな方の下で働けて光栄です
モナー:うむ、君も私のように素晴らしい発明が出来るように励みたまえ
ドナイ:はい!よろしくお願いします。博士、今日はどうされる予定でしょうか?
モナー:よくぞ聞いてくれたドナイ君。実は先程新たなる発明の試作品が完成したところなんだ。さっそく君に試してもらおう
ドナイ:おぉー!新しい発明の実験台になる、これぞ助手の仕事って感じですね。燃えてきました、ぜひ私にやらせて下さい!
モナー:あれ?ドナイ君。その辺に別実験で液体をバーナーで炙ってた装置があったはずだが・・って君燃えとるぞ!
ドナイ:ぎゃああああ物理的に燃えてた~!
:間
モナー:ドナイ君、君は運が良かったな。私が開発していた消化器の10倍の威力で鎮火出来る「バズーカ火消し君3号」が無かったら君は今頃火だるまだったぞ?
ドナイ:・・博士、装置のおかげで火はたしかに消えましたが、なんなんですかその馬鹿みたいな威力は?
モナー:ふっふっふ、私は常々消防から定められている据え置きの消化器の子供だましのような消化能力に疑問をいだいておったのだ。私ならもっと、すごい消化器を作れるぞ!とな
ドナイ:そのなんとも崇高な素晴らしいお考えはさすが博士と言ったところですが、やりすぎです。あまりの噴射力で火はもちろん私もろとも壁まで吹き飛びましたよ
モナー:うむ、ドナイ君が壁に漫画のように突き刺さった時はビックリしたが君が頑丈で良かったよ。うーむ、たしかに改良の余地はありそうだ。さっそくデータが取れた。感謝するよ
ドナイ:博士、さっそくここに来た事を後悔しそうになりました
モナー:さあ気を取り直して新たな発明を披露しよう!その名も、「スーパー自転車ボルト君六号」だ!
ドナイ:ん?博士、これはまた見た目がゴツイ二輪の乗り物みたいですがバイクではなくて自転車なんですか?
モナー:そうだ、ちょっとフレームやシャーシに当たる部分は私の仮面ライダー趣味全開ではあるが正真正銘、自転車だぞ
ドナイ:博士、学がない私めになぜこの自転車もどきを作ろうと思われたのかぜひお聞かせ下さい。
モナー:よかろう。私は自宅からこの研究所まで車の免許がないのでいつも自転車通勤をしておったのだが
ドナイ:博士って車の免許持ってなかったのか・・あ、はい、聞いてますよ!
モナー:そんな時私は閃いた。車並に早く走れる自転車を作ればよいではないかと
ドナイ:な、なぜ車の免許を取るという方向に頭がいかなかったんだこの人
モナー:そして考えに考えぬき失敗作を量産する事六代目にして完成したのがこれだ!私が開発した特殊変則ギアを用いて漕いだ時の速さをかなり早く出来たのだ。さあ乗ってみてくれ
ドナイ:あのー博士、こう言ってはなんですがちまたには電動アシスト自転車なるものがあるんですがあれの機能を伸ばした方が遥かに楽なのでは?
モナー:馬鹿者!なにも知らんのだな君は
ドナイ:うわなんか怒られた。博士どういう事ですか?
モナー:無知な君に教えてやろう。電動アシスト自転車のアシスト出来る速さは道路交通法によって時速24Kmまでの制限があるのだ。よってそれを破る事は私のポリシーとして出来んのだ
ドナイ:この博士意外にまともな常識人だったのか。な、なるほど。その程度の速さなら頑張れば普通の自転車でも出せる速度ですもんね
モナー:いかにも。しかも自転車なら限界の制限がない上に道路標識がない場所では無制限に速度が出せるのだ。私はとにかく法を犯さない範囲で楽をしたいのだよ
ドナイ:うーん。なんかやな予感がしますがとりあえずコレに乗ればいいんですね?
モナー:もしもの為にこのヘルメットと全身プロテクターを装着してくれ。
ドナイ:な、なんかめちゃくちゃ不安になってきたんですがコレほんとに大丈夫ですよね!?
モナー:さあドナイ君、人類の歴史が描き変わる新たな一歩になるであろうそのスタートを切るのだ。さあ、ゆけー!
ドナイ:これ終わったら退職届け出そう。ん?始めはわりとゆっくりで大丈夫そうだな・・ってなんか段々早くなってきましたけど・・ちょっとこれスピード上がるの早すぎませんか!?
モナー:私の発明した究極の自転車だ。その性能は小学校低学年くらいの女の子でも楽々時速80キロが出せれるすぐれものだ。ちなみに成人男性だと・・
ドナイ:アホかああああぁぁぁーー!!
モナー:ん、あれ?説明の途中だと言うのにドナイ君はどこ行ったんだ?
ドナイ:その後、新幹線の横を走る謎の生物が都市伝説になったそうな。
:おわり