台本概要

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タイトル 博士と助手2
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(不問2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 とある場所で日々変わった研究をしている博士、その名はショー・モナー博士。そう、その名の通り「しょうもない」研究ばかりで有名な博士だ。そんな博士に今日も振り回される助手のお話。
男女不問。アドリブ大歓迎!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
モナー 不問 23 ショー・モナー博士。日々しょうもない発明を作り続けている。しょうもない研究にかける情熱は誰にも負けない。
ドナイ 不問 24 助手のドナイ・ヤネーン。日々残念な博士に振り回されてうんざり気味。最近転職を本気で考えている。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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モナー:さてドナイ君!今日も今日とて人類史に名を刻むような最高の発明をしようじゃないか! ドナイ:博士、志しはとっ・・ても素晴らしいんですが、問題があります モナー:問題?なにかね。まだ研究所を燃やすような事態にはなってはいないはずだが ドナイ:そんなん毎回あってたまるか!研究資金なんですがスポンサーからの援助でまかなってたんですね モナー:いかにも。君の給料もスポンサー様の援助から出ているぞ ドナイ:知りたくなかった事実です モナー:で、それがどうかしたのか? ドナイ:大口のスポンサーが降りました モナー:な、なんだとう! ドナイ:あまりのしょうもな・・素晴らしい発明にもかかわらず理解が得られず降りるとの連絡がありました。もはや我が研究所の存続は一刻の猶予もない状況です モナー:うーむ、私の発明の素晴らしさがわからん連中だ。しかし資金がないのもまた事実か・・よし!ここらで起死回生の発明をしてこの危機を乗り越えようじゃないか! ドナイ:おぉー!博士がいつになくやる気満々に!でもこういう時に大失敗するんだよな モナー:コラそこ!変なフラグを立てるんじゃない! ドナイ:は、はい、すみませんでした博士!それではこの崖っぷちの研究所を見事救う事が出来るような発明が何かおありでしょうか! モナー:うむ、よくぞ聞いてくれた。実は以前から温めていた作品があったのだ。まだ試作段階だったがテストもかねてドナイ君に試してもらおう ドナイ:はぁー、毎度嫌な予感がするのどうにかならないかなー モナー:私は家からこの研究所まで自転車で通っているのは知っているな?その道中なんだが大きな川があってそこからだいぶ回り込んだ所にある橋を渡って来ている ドナイ:博士もいいかげん研究所の近くに引っ越してくればいいだけじゃないのかな・・あ、はい、聞いてますよ! モナー:しかしその川を直線で渡ってこれたらだいぶ近道になるんだ。そこで私は考えた、空を飛んじゃえばいいんでは?とな ドナイ:だからなんで車の免許を取る方向じゃなくて斜め上の発想に行き着くのかなこの博士 モナー:そして完成したのがコレだ、「スーパー飛行自転車メーヴェ三号」だ! ドナイ:どないやねん!はっ!思わずコテコテなツッコミしてしまいましたが博士、これはまたどんな発明なんですか?名前的にもいろいろ大丈夫ですか? モナー:ふ、案ずるな。この発明が成功したあかつきにはこちらが本家だと世間が認めるだろう ドナイ:いや、絶対ないんで有名アニメ会社を敵に回すのだけはやめて下さいね モナー:それではこの機体の説明に移っていこうか ドナイ:ほんと話聞かないなこの博士。あ、博士これ自転車って言ってましたけど飛べるんですか? モナー:君はテレビは見ないのかね?情報は武器だぞ ドナイ:な、なんか怒られたけど反論出来ない。 モナー:君は鳥人間コンテストというのを知っているかね? ドナイ:あ、それなら小さい時見た事ありますね。なんかすぐ落ちるやつ。まさか モナー:そのまさかだよ。あれを参考に私なりに翼の空力設計から強度の計算、プロペラの設計から機体の設計にいたるまで全てを改良しあんな子供騙しのような物ではない究極の飛行自転車を完成させたのだ ドナイ:それ自転車でやる必要あったんでしょうか モナー:ただ一つ問題がある。それは、ドライバーだ ドナイ:え?今から普通に乗ればいいんじゃないですか? モナー:あの参考にしたコンテストでもドライバーがとても漕いでいたろう?並の脚力ではすぐ失速して落ちるのだよ ドナイ:え、てことは博士まさか! モナー:うむ、ドナイ君。君に今からこれに乗るためのトレーニングをする装置に乗って欲しい。その名も「究極ケイデンス君一号」だ ドナイ:あ、これってよく競輪選手なんかが室内で練習するような動かない自転車だ。これで鍛えられるんですか? モナー:無論だ。論より証拠、さっそくやってみてくれ :間 ドナイ:はぁ、はぁ、・・アホですか!乗ったら手足拘束されて延々3時間自動で漕がされるとか拷問器具ですよ! モナー:よし、いい具合に仕上がってるな。これならこの自転車を飛ばせるだけの脚力になったであろう。さあドナイ君!ユーキャンフライだ! ドナイ:相変わらず話聞かないし。まあ早く終わらして帰って寝よう ドナイ:乗りましたよ。ではあの川を渡ればいいんですね? モナー:そうだ、さあ羽ばたくのだ、そして研究所のために稼げる発明と証明するのだ! ドナイ:やっぱハロワ相談行こう。えーと、これを漕いでと・・お、進みだした。順調です博士!・・ん?浮いてきた・・ってちょっとこれどんどん高度が上がってますけど?! モナー:おー!飛んだ!飛んだぞ!そして飛んで・・空の彼方に消えてしまったな。おーいドナイくーん戻ってこーい! :間 ドナイ:その後宇宙に旅立ったNASOの宇宙飛行士が宇宙空間で謎の飛行物体が飛んでいるのを発見したと発表した :おわり

モナー:さてドナイ君!今日も今日とて人類史に名を刻むような最高の発明をしようじゃないか! ドナイ:博士、志しはとっ・・ても素晴らしいんですが、問題があります モナー:問題?なにかね。まだ研究所を燃やすような事態にはなってはいないはずだが ドナイ:そんなん毎回あってたまるか!研究資金なんですがスポンサーからの援助でまかなってたんですね モナー:いかにも。君の給料もスポンサー様の援助から出ているぞ ドナイ:知りたくなかった事実です モナー:で、それがどうかしたのか? ドナイ:大口のスポンサーが降りました モナー:な、なんだとう! ドナイ:あまりのしょうもな・・素晴らしい発明にもかかわらず理解が得られず降りるとの連絡がありました。もはや我が研究所の存続は一刻の猶予もない状況です モナー:うーむ、私の発明の素晴らしさがわからん連中だ。しかし資金がないのもまた事実か・・よし!ここらで起死回生の発明をしてこの危機を乗り越えようじゃないか! ドナイ:おぉー!博士がいつになくやる気満々に!でもこういう時に大失敗するんだよな モナー:コラそこ!変なフラグを立てるんじゃない! ドナイ:は、はい、すみませんでした博士!それではこの崖っぷちの研究所を見事救う事が出来るような発明が何かおありでしょうか! モナー:うむ、よくぞ聞いてくれた。実は以前から温めていた作品があったのだ。まだ試作段階だったがテストもかねてドナイ君に試してもらおう ドナイ:はぁー、毎度嫌な予感がするのどうにかならないかなー モナー:私は家からこの研究所まで自転車で通っているのは知っているな?その道中なんだが大きな川があってそこからだいぶ回り込んだ所にある橋を渡って来ている ドナイ:博士もいいかげん研究所の近くに引っ越してくればいいだけじゃないのかな・・あ、はい、聞いてますよ! モナー:しかしその川を直線で渡ってこれたらだいぶ近道になるんだ。そこで私は考えた、空を飛んじゃえばいいんでは?とな ドナイ:だからなんで車の免許を取る方向じゃなくて斜め上の発想に行き着くのかなこの博士 モナー:そして完成したのがコレだ、「スーパー飛行自転車メーヴェ三号」だ! ドナイ:どないやねん!はっ!思わずコテコテなツッコミしてしまいましたが博士、これはまたどんな発明なんですか?名前的にもいろいろ大丈夫ですか? モナー:ふ、案ずるな。この発明が成功したあかつきにはこちらが本家だと世間が認めるだろう ドナイ:いや、絶対ないんで有名アニメ会社を敵に回すのだけはやめて下さいね モナー:それではこの機体の説明に移っていこうか ドナイ:ほんと話聞かないなこの博士。あ、博士これ自転車って言ってましたけど飛べるんですか? モナー:君はテレビは見ないのかね?情報は武器だぞ ドナイ:な、なんか怒られたけど反論出来ない。 モナー:君は鳥人間コンテストというのを知っているかね? ドナイ:あ、それなら小さい時見た事ありますね。なんかすぐ落ちるやつ。まさか モナー:そのまさかだよ。あれを参考に私なりに翼の空力設計から強度の計算、プロペラの設計から機体の設計にいたるまで全てを改良しあんな子供騙しのような物ではない究極の飛行自転車を完成させたのだ ドナイ:それ自転車でやる必要あったんでしょうか モナー:ただ一つ問題がある。それは、ドライバーだ ドナイ:え?今から普通に乗ればいいんじゃないですか? モナー:あの参考にしたコンテストでもドライバーがとても漕いでいたろう?並の脚力ではすぐ失速して落ちるのだよ ドナイ:え、てことは博士まさか! モナー:うむ、ドナイ君。君に今からこれに乗るためのトレーニングをする装置に乗って欲しい。その名も「究極ケイデンス君一号」だ ドナイ:あ、これってよく競輪選手なんかが室内で練習するような動かない自転車だ。これで鍛えられるんですか? モナー:無論だ。論より証拠、さっそくやってみてくれ :間 ドナイ:はぁ、はぁ、・・アホですか!乗ったら手足拘束されて延々3時間自動で漕がされるとか拷問器具ですよ! モナー:よし、いい具合に仕上がってるな。これならこの自転車を飛ばせるだけの脚力になったであろう。さあドナイ君!ユーキャンフライだ! ドナイ:相変わらず話聞かないし。まあ早く終わらして帰って寝よう ドナイ:乗りましたよ。ではあの川を渡ればいいんですね? モナー:そうだ、さあ羽ばたくのだ、そして研究所のために稼げる発明と証明するのだ! ドナイ:やっぱハロワ相談行こう。えーと、これを漕いでと・・お、進みだした。順調です博士!・・ん?浮いてきた・・ってちょっとこれどんどん高度が上がってますけど?! モナー:おー!飛んだ!飛んだぞ!そして飛んで・・空の彼方に消えてしまったな。おーいドナイくーん戻ってこーい! :間 ドナイ:その後宇宙に旅立ったNASOの宇宙飛行士が宇宙空間で謎の飛行物体が飛んでいるのを発見したと発表した :おわり