台本概要

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タイトル ヒーローVS悪の親玉
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(男2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 とある場所で二つの影が対峙する。一人は地球侵略をくわだてる悪の親玉、もう一人は地球の平和を守るヒーロー。相容れない二つの存在は一触即発の状態に!なったかに見えた⋯。
男女不問。アドリブ大歓迎!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ヒーロー 24 ヒーロー。地球の平和を守っている。平和主義すぎて敵の事も考えて攻撃出来ない。実はヒーローとはブラック企業並な状態だったりする。
親玉 24 悪の親玉。地球侵略をくわだてている。悪っぽい見た目に反して痛いことは嫌い。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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ヒーロー:出たな、悪の親玉め!お前の好きにはさせないぞ。地球の平和は私が守る! 親玉:はっはっは!また、きさまか正義のヒーローとやら。毎度毎度私の崇高なる野望である地球侵略を邪魔してくれおって。許せんな、かかってこい! ヒーロー:なんだ私の正義の力にびびっているのか!お前がかかってこい! 親玉:なにを言う!お前ごとき、私が動くまでもないわ!だからお前からかかってこい! ヒーロー:なんだー?悪の親玉と言われるお前の事だ、どんな汚い手を使って来るかわからないのにそんな手に乗るものか!お前がかかってこい! 親玉:馬鹿を言え、腐っても悪のトップだ。そんな小細工などしなくてもお前なぞ余裕だ。最終手段だった巨大化もハンデで使わんでやろう。だからかかってこい! ヒーロー:ほー言ったねー、じゃあこちらも秘策だった巨大ロボは使用しませーん。しかも弱い相手を数でボコっても仕方ないから仲間も呼ばないでおいてあげよう。だからかかってこい! 親玉:ふざけるな誰が弱くて群れないと何も出来ないチキン野郎だとー?そこまで言うならこちらも配下の者には手出しさせないぞー。さらに、ハンデで武器も使わんでやろう。だからかかってこい! ヒーロー:そこまでやっちゃう~?そのご自慢の武器使わなくても大丈夫かなー?まあこっちももちろん使わないんだけど。もう余裕だし左足しか使わないであげるよ。だからかかってこい! 親玉:ふっ、余裕ぶってるところ悪いがまだ足とか言ってる時点で雑魚きまりだな。私は右手の人差し指一本で勝ってやるわ。だからかかってこい! ヒーロー:はっ、お前もまだ利き手でやろうとしてる時点で雑魚っぽさ出てるぞ。私は左手の薬指一本でさらにこの場から動かずにお前を倒してやろう。だからかかってこい! 親玉:はっはっは、動かずに我に勝とうとは笑止!お前なぞ赤子の手をひねるようなものだ。私は動かずにさらに目をつぶって相手してやろう。だからかかってこい! ヒーロー:なにを言い出したかと思ったらそんな事か。私の本気を見せてやろう。私は目をつぶり、耳を塞ぎ、さらに息を止めてお前に勝ってやろう。だからかかってこい! 親玉:なら私は同じ条件でさらに手足を拘束した状態でやってやる!かかってこい! ヒーロー:・・ 親玉:・・ ヒーロー:ぶはぁっ!!はぁ、はぁ。 親玉:ぶはぁっ!!はぁ、はぁ。 ヒーロー:ちょっとストップしよう。 親玉:うむ、そうだな。一時休戦だ。 ヒーロー:はぁー死ぬかと思ったー。 親玉:あ、ちょっとこの手足の拘束といてもらっていいかな? ヒーロー:あ、あー忘れてた。はいよ。 親玉:すまないな、助かる。 ヒーロー:で、なんでこうなった? 親玉:いやお互いが戦いを仕掛けるの譲り合ったりしたからだろう。 ヒーロー:そこ!そこなんだよー。戦いって言ってもやっぱ相手が痛い思いするじゃん?なんとか避けられないかなーってね。 親玉:あ、それ私も思ってた。悪の親玉とか言われてるから好戦的なイメージあるかもしれないけど基本痛いの嫌だし出来たら別の方法で地球侵略出来たらいいなーって思ってたのよ。 ヒーロー:あーわかるわかる。私も正義のヒーローって言われて祭り上げられてるけどぶっちゃけ自分が良ければいい感じだしなー。ましてや怪我しても労災下りるわけじゃないしきついのよー。 親玉:なにそれー?それって言わいるブラック企業ってやつじゃなーい?そんなとこやめちゃったら? ヒーロー:うーん、そうなんだよねー。敵が現れたら食事中だろうがトイレ中だろうが呼びだしあったら夜中でもかけつけないといけないしだいぶしんどかったんだよなー。 親玉:あ、それはうちの連中がすまない事したねー。あいつら朝は眠むたいし夜型だとか言ってよく夜更かしするから夜しか出歩かないのよ。今度早く寝るように言っとくわ。 ヒーロー:ありがてー。なんかそちらも上の立場でなかなか部下の扱いに困ってそうだね? 親玉:そうなんだよー。あいつら好き放題しててさー、基地の飯がマズいだの給料あげろだのほんとうるさいのよ。 ヒーロー:はーおたくもたいへんだねー。そんな会社辞めちゃえばー?あれ?おたくなんて会社だったっけ? 親玉:あーうちは悪の組織、地球侵略がまあ仕事みたいなもん。 ヒーロー:なるほどねー。・・はっ! 親玉:はっ! ヒーロー:お前はやっぱり悪の親玉!地球の平和は私が守る! 親玉:はっはっは!やっぱりまたきさまか。邪魔してくれおってかかってこい! ヒーロー:ちょいまち、ループしてるよね? 親玉:うむ、そんな気がしていた。 ヒーロー:どうする? 親玉:どうするって? ヒーロー:とりあえず? 親玉:とりあえず? ヒーロー:飲みに行って愚痴りますか。 親玉:うむ、賛成! :おしまい

ヒーロー:出たな、悪の親玉め!お前の好きにはさせないぞ。地球の平和は私が守る! 親玉:はっはっは!また、きさまか正義のヒーローとやら。毎度毎度私の崇高なる野望である地球侵略を邪魔してくれおって。許せんな、かかってこい! ヒーロー:なんだ私の正義の力にびびっているのか!お前がかかってこい! 親玉:なにを言う!お前ごとき、私が動くまでもないわ!だからお前からかかってこい! ヒーロー:なんだー?悪の親玉と言われるお前の事だ、どんな汚い手を使って来るかわからないのにそんな手に乗るものか!お前がかかってこい! 親玉:馬鹿を言え、腐っても悪のトップだ。そんな小細工などしなくてもお前なぞ余裕だ。最終手段だった巨大化もハンデで使わんでやろう。だからかかってこい! ヒーロー:ほー言ったねー、じゃあこちらも秘策だった巨大ロボは使用しませーん。しかも弱い相手を数でボコっても仕方ないから仲間も呼ばないでおいてあげよう。だからかかってこい! 親玉:ふざけるな誰が弱くて群れないと何も出来ないチキン野郎だとー?そこまで言うならこちらも配下の者には手出しさせないぞー。さらに、ハンデで武器も使わんでやろう。だからかかってこい! ヒーロー:そこまでやっちゃう~?そのご自慢の武器使わなくても大丈夫かなー?まあこっちももちろん使わないんだけど。もう余裕だし左足しか使わないであげるよ。だからかかってこい! 親玉:ふっ、余裕ぶってるところ悪いがまだ足とか言ってる時点で雑魚きまりだな。私は右手の人差し指一本で勝ってやるわ。だからかかってこい! ヒーロー:はっ、お前もまだ利き手でやろうとしてる時点で雑魚っぽさ出てるぞ。私は左手の薬指一本でさらにこの場から動かずにお前を倒してやろう。だからかかってこい! 親玉:はっはっは、動かずに我に勝とうとは笑止!お前なぞ赤子の手をひねるようなものだ。私は動かずにさらに目をつぶって相手してやろう。だからかかってこい! ヒーロー:なにを言い出したかと思ったらそんな事か。私の本気を見せてやろう。私は目をつぶり、耳を塞ぎ、さらに息を止めてお前に勝ってやろう。だからかかってこい! 親玉:なら私は同じ条件でさらに手足を拘束した状態でやってやる!かかってこい! ヒーロー:・・ 親玉:・・ ヒーロー:ぶはぁっ!!はぁ、はぁ。 親玉:ぶはぁっ!!はぁ、はぁ。 ヒーロー:ちょっとストップしよう。 親玉:うむ、そうだな。一時休戦だ。 ヒーロー:はぁー死ぬかと思ったー。 親玉:あ、ちょっとこの手足の拘束といてもらっていいかな? ヒーロー:あ、あー忘れてた。はいよ。 親玉:すまないな、助かる。 ヒーロー:で、なんでこうなった? 親玉:いやお互いが戦いを仕掛けるの譲り合ったりしたからだろう。 ヒーロー:そこ!そこなんだよー。戦いって言ってもやっぱ相手が痛い思いするじゃん?なんとか避けられないかなーってね。 親玉:あ、それ私も思ってた。悪の親玉とか言われてるから好戦的なイメージあるかもしれないけど基本痛いの嫌だし出来たら別の方法で地球侵略出来たらいいなーって思ってたのよ。 ヒーロー:あーわかるわかる。私も正義のヒーローって言われて祭り上げられてるけどぶっちゃけ自分が良ければいい感じだしなー。ましてや怪我しても労災下りるわけじゃないしきついのよー。 親玉:なにそれー?それって言わいるブラック企業ってやつじゃなーい?そんなとこやめちゃったら? ヒーロー:うーん、そうなんだよねー。敵が現れたら食事中だろうがトイレ中だろうが呼びだしあったら夜中でもかけつけないといけないしだいぶしんどかったんだよなー。 親玉:あ、それはうちの連中がすまない事したねー。あいつら朝は眠むたいし夜型だとか言ってよく夜更かしするから夜しか出歩かないのよ。今度早く寝るように言っとくわ。 ヒーロー:ありがてー。なんかそちらも上の立場でなかなか部下の扱いに困ってそうだね? 親玉:そうなんだよー。あいつら好き放題しててさー、基地の飯がマズいだの給料あげろだのほんとうるさいのよ。 ヒーロー:はーおたくもたいへんだねー。そんな会社辞めちゃえばー?あれ?おたくなんて会社だったっけ? 親玉:あーうちは悪の組織、地球侵略がまあ仕事みたいなもん。 ヒーロー:なるほどねー。・・はっ! 親玉:はっ! ヒーロー:お前はやっぱり悪の親玉!地球の平和は私が守る! 親玉:はっはっは!やっぱりまたきさまか。邪魔してくれおってかかってこい! ヒーロー:ちょいまち、ループしてるよね? 親玉:うむ、そんな気がしていた。 ヒーロー:どうする? 親玉:どうするって? ヒーロー:とりあえず? 親玉:とりあえず? ヒーロー:飲みに行って愚痴りますか。 親玉:うむ、賛成! :おしまい