台本概要
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タイトル | タイムトラベラー |
---|---|
作者名 | ハスキ (@e8E3z1ze9Yecxs2) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(男2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
タイムトラベラー、それは一般的に未来や過去を行き来する者をさす。ある日友人に呼び出された男はその友人からとんでもない話を聞かされる。なんとタイムマシンに乗って未来の地球を救ってきた、と⋯。 男女不問。アドリブ大歓迎! 108 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
A | 男 | 27 | タイムトラベラルしてきた友人。わりと冷静に物事に対処出来る。妹がいる。 |
B | 男 | 27 | 突拍子もない話を聞かされた友人。疑り深い性格。見たものしか信じないやつ。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
A:今日はきてくれてありがとう。お前に言わないといけない大事な話があったんだ。
B:なんだよ真剣な顔して、らしくないじゃん。なにがあったんだ?
A:落ち着いて聞いてくれ。俺さ、地球の危機を救って来たんだよ。
B:なんだよまたいつもの妄想話か?好きだなー。
A:まあこんな話信じられないのは仕方ない。しかし今回は妄想じゃないし実際俺が体験した事実だから。最後まで聞いたらお前もきっと信じるはずだ。
B:はいはい、まあやる事ないし暇つぶしがてらきいてやるよ。
A:ありがとう。そう、あれは一週間前、自宅でタイムマシンを作ってる時だった。
B:はいストップ
A:なんだよ、まだ冒頭だぞ?
B:なんだよタイムマシンって?
A:言ってなかったっけ?俺趣味がタイムマシン開発なんだよ。で、そしたらな、突然地面が揺れだしてさ。なんだー?ってなって、
B:いやタイムマシンのくだりがインパクト強すぎて話が頭に入ってこないんだが
A:そんで光に包まれたかと思ったら目の前にいきなりオッサンが立ってたんだよ。
B:なんか急に映画のターミネーチャン的な展開になってきたな。そんで?
A:なんか見覚えがある顔だなーって思って話聞いてたら、なんと未来から来たお前だったんだよ
B:は?なんで未来からタイムトラベル的展開で来たのがお前じゃなくて俺なんだよ、話の流れ的に逆じゃん
A:それがな、未来の俺は不幸にもバナナの皮を踏んで滑って頭を打ち付け当たり所悪く死んだらしい。その後お前は俺の意志を次いでタイムマシンを完成させたみたいなんだ。だからありがとうな!ガバッ
B:ちょちょ急に抱きつくな!話まだ信じきれてないからそんな温度で来られてもすぐに受け入れられないし、あとお前の死んだ理由しょうもな!
A:おーすまん。この話を聞いた時の感動が蘇って高ぶってしまった。で、なんで未来のお前がこの時代に来たかというとな、ある時未来の地球に超巨大隕石が迫ってきてたんだ
B:うわーよくありそうな設定。それもう絶体絶命じゃん
A:しかし実は一つだけその巨大隕石に立ち向かう事が出来る手段があったんだ。それがこの時代に生きているある人物に協力してもらう事だったんだ
B:へー誰なんだよ?
A:お前の爺さんだ
B:は?なんでそこでうちの爺さんが出てくるんだ?
A:お前の爺さん、実はとんでもない方だったんだよ
B:いやいや、今日も縁側で茶飲みながら「極楽極楽~」とか言ってた普通の爺さんだぞ?
A:誰にも言うなよ?実はな、お前の爺さん、スーパーヒーローだったんだよ
B:・・・まじで言ってる?
A:大マジだ。なんでも昔は世界に何人もスーパーヒーローがいたそうだが今やお前の爺さんが最後のヒーロー、ラストヒーロー爺さん、略してラス爺なんだ!
B:うちの爺さんをダサい略し方するな!
A:ちなみにこれはお前の爺さんからそう呼んで欲しいとの希望だ
B:爺さん・・
A:ちなみにお前の爺さんは歴代最強のスーパーヒーローらしくてな、だから未来のお前はこの時代に飛んで来たってわけだ。そして俺たち三人は地球を救う為に未来にタイムトラベルする事になったんだ!
B:ん?仮にうちの爺さんがスーパーヒーローで地球を救う力があるから未来に行くってのはわかるけど、なんでお前も行ったんだ?
A:あーそれは未来がどうしても見てみたくなってな、未来のお前に華麗なる土下座と泣き落としで誠心誠意お願いして頼み込んだんだ
B:未来の俺、超気の毒だわ~
A:いやーお前の爺さんの活躍みせてやりたかったな~。髪の毛が急に金色に輝き出したと思ったら闘気見たいものをまとい出して極めつけに手からカメハ・・
B:(被せぎみに)ストップ~!なんか危ないから一旦ストップ!
A:え~こっからいいとこだったのに残念だな。まあそんな事でサクッと地球の危機を救ったんだよ
B:ん?・・・それお前が地球救った話じゃなくてうちの爺さんが地球救った話じゃねえか!
A:ハッハッハ、そうとも言うな
B:いやまだ全然信じてないけどな
A:なんだよ、まだ疑ってるのか?じゃあさ、未来のお前の話してやろうか?
B:え・・俺の未来・・?ゴクリ
A:フフ、食いついてきたな。気になるだろうから教えてやりたいけど、いや、どうしよっかな~
B:勿体ぶらず早く教えろよ
A:すまんすまん、実は未来のお前は俺の妹と結婚する
B:え?・・・お前の妹って、あのゴリラみたいにガチムチボディで凶暴なあの?
A:あーその妹だ。今は少々ボディビルと山ごもりが趣味の脳筋妹だが俺の自慢の妹だ
B:はあ~!?あれのどこに俺が惚れる要素あったんだよ!嘘もいい加減にしろよ!
A:いやー未来のお前が惚れたきっかけを話たがらなかったから理由はわからないけど、なにかあったみたいだぞ
B:そんな未来俺は信じないからな!くそ、ムカついたから俺もう帰るな!
A:おい!今出たら車が!
B:うわー!!・・・あれ?車が止まってる・・・はっ!その後ろ姿は⋯?キュン
:おわり
A:今日はきてくれてありがとう。お前に言わないといけない大事な話があったんだ。
B:なんだよ真剣な顔して、らしくないじゃん。なにがあったんだ?
A:落ち着いて聞いてくれ。俺さ、地球の危機を救って来たんだよ。
B:なんだよまたいつもの妄想話か?好きだなー。
A:まあこんな話信じられないのは仕方ない。しかし今回は妄想じゃないし実際俺が体験した事実だから。最後まで聞いたらお前もきっと信じるはずだ。
B:はいはい、まあやる事ないし暇つぶしがてらきいてやるよ。
A:ありがとう。そう、あれは一週間前、自宅でタイムマシンを作ってる時だった。
B:はいストップ
A:なんだよ、まだ冒頭だぞ?
B:なんだよタイムマシンって?
A:言ってなかったっけ?俺趣味がタイムマシン開発なんだよ。で、そしたらな、突然地面が揺れだしてさ。なんだー?ってなって、
B:いやタイムマシンのくだりがインパクト強すぎて話が頭に入ってこないんだが
A:そんで光に包まれたかと思ったら目の前にいきなりオッサンが立ってたんだよ。
B:なんか急に映画のターミネーチャン的な展開になってきたな。そんで?
A:なんか見覚えがある顔だなーって思って話聞いてたら、なんと未来から来たお前だったんだよ
B:は?なんで未来からタイムトラベル的展開で来たのがお前じゃなくて俺なんだよ、話の流れ的に逆じゃん
A:それがな、未来の俺は不幸にもバナナの皮を踏んで滑って頭を打ち付け当たり所悪く死んだらしい。その後お前は俺の意志を次いでタイムマシンを完成させたみたいなんだ。だからありがとうな!ガバッ
B:ちょちょ急に抱きつくな!話まだ信じきれてないからそんな温度で来られてもすぐに受け入れられないし、あとお前の死んだ理由しょうもな!
A:おーすまん。この話を聞いた時の感動が蘇って高ぶってしまった。で、なんで未来のお前がこの時代に来たかというとな、ある時未来の地球に超巨大隕石が迫ってきてたんだ
B:うわーよくありそうな設定。それもう絶体絶命じゃん
A:しかし実は一つだけその巨大隕石に立ち向かう事が出来る手段があったんだ。それがこの時代に生きているある人物に協力してもらう事だったんだ
B:へー誰なんだよ?
A:お前の爺さんだ
B:は?なんでそこでうちの爺さんが出てくるんだ?
A:お前の爺さん、実はとんでもない方だったんだよ
B:いやいや、今日も縁側で茶飲みながら「極楽極楽~」とか言ってた普通の爺さんだぞ?
A:誰にも言うなよ?実はな、お前の爺さん、スーパーヒーローだったんだよ
B:・・・まじで言ってる?
A:大マジだ。なんでも昔は世界に何人もスーパーヒーローがいたそうだが今やお前の爺さんが最後のヒーロー、ラストヒーロー爺さん、略してラス爺なんだ!
B:うちの爺さんをダサい略し方するな!
A:ちなみにこれはお前の爺さんからそう呼んで欲しいとの希望だ
B:爺さん・・
A:ちなみにお前の爺さんは歴代最強のスーパーヒーローらしくてな、だから未来のお前はこの時代に飛んで来たってわけだ。そして俺たち三人は地球を救う為に未来にタイムトラベルする事になったんだ!
B:ん?仮にうちの爺さんがスーパーヒーローで地球を救う力があるから未来に行くってのはわかるけど、なんでお前も行ったんだ?
A:あーそれは未来がどうしても見てみたくなってな、未来のお前に華麗なる土下座と泣き落としで誠心誠意お願いして頼み込んだんだ
B:未来の俺、超気の毒だわ~
A:いやーお前の爺さんの活躍みせてやりたかったな~。髪の毛が急に金色に輝き出したと思ったら闘気見たいものをまとい出して極めつけに手からカメハ・・
B:(被せぎみに)ストップ~!なんか危ないから一旦ストップ!
A:え~こっからいいとこだったのに残念だな。まあそんな事でサクッと地球の危機を救ったんだよ
B:ん?・・・それお前が地球救った話じゃなくてうちの爺さんが地球救った話じゃねえか!
A:ハッハッハ、そうとも言うな
B:いやまだ全然信じてないけどな
A:なんだよ、まだ疑ってるのか?じゃあさ、未来のお前の話してやろうか?
B:え・・俺の未来・・?ゴクリ
A:フフ、食いついてきたな。気になるだろうから教えてやりたいけど、いや、どうしよっかな~
B:勿体ぶらず早く教えろよ
A:すまんすまん、実は未来のお前は俺の妹と結婚する
B:え?・・・お前の妹って、あのゴリラみたいにガチムチボディで凶暴なあの?
A:あーその妹だ。今は少々ボディビルと山ごもりが趣味の脳筋妹だが俺の自慢の妹だ
B:はあ~!?あれのどこに俺が惚れる要素あったんだよ!嘘もいい加減にしろよ!
A:いやー未来のお前が惚れたきっかけを話たがらなかったから理由はわからないけど、なにかあったみたいだぞ
B:そんな未来俺は信じないからな!くそ、ムカついたから俺もう帰るな!
A:おい!今出たら車が!
B:うわー!!・・・あれ?車が止まってる・・・はっ!その後ろ姿は⋯?キュン
:おわり