台本概要

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タイトル 苦情対応
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 4人用台本(男4)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 とあるアパートの管理人の仕事をしている主人公。そのアパートはなぜか問題ある住人ばかりが集まるヤバさ100パーセントのアパートだった。主人公は今日も苦情対応に追われるのだった⋯。
男女不問。アドリブ大歓迎!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
管理人 30 問題アパートの管理の仕事を任されている管理人。日々面倒な案件の相手に精神が削りに削られまくっている。転職を本気で考え中。
田鍋 9 102号室の住人の田鍋(たなべ) 。見た目はゴリゴリの坊主頭。実は僧侶の専門学校に通う学生。
山岡 6 305号室の住人の山岡(やまおか)。動物好きで部屋でこっそりある変わった動物をペットとして飼っている。
村上 9 501号室の住人の村上(むらかみ)。この住人に対しての苦情は同じアパートのみならず近隣の住宅からも苦情が多数よせられている。この住人の問題、それは臭いである。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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管理人:はぁー・・ 0: 管理人:あ、先輩。え、悩みですか?えーと、この仕事なんですが月収30万稼げるアパートの管理スタッフって書いてたの見て就職したんですけど・・正直こんなきつい仕事と思ってなかったです。 0: 管理人:あ、これ、またアパートの住人から他の住人への苦情の電話ですね。先輩、自分が対応いきますので休憩してて下さい。 :間 管理人:えーと、まずは102号室の田鍋さんか。あ、ここだな。ピンポーン 田鍋:はい。あ、これは管理の方じゃないですか。今日はどうされました? 管理人:田鍋さんこんにちは。えーと、実は、101号室の方と103号室の方から騒音の苦情が我々に来てまして、お話を聞かせてもらいに来ました。 田鍋:はー、そうですか。それはまた困った事になりましたな 管理人:なにか騒音について心当たりとかありませんか? 田鍋:うーーーん・・ 管理人:眉間にしわ寄せながらすごい真剣に考えてくれてる。 田鍋:うーーん・・ないですな。 管理人:そ、そうですか。あれ?靴が沢山ありますが部屋にお友達がきてるんですか? 田鍋:あー、そうですよ。私の坊主仲間です。 管理人:ん?坊主仲間? 田鍋:実は私僧侶の専門学校に通ってまして、今来ている連中も同じ学友なんです。 管理人:へー、そうだったんですね。通りで、田鍋さんがスキンヘッドなわけですね。で、今日は皆さんでなにを? 田鍋:あ、はい。学校の勉強の為に週に一度、集まってやる、お経の大セッション日なんです。 管理人:それだぁ~~! 田鍋:え!? 管理人:いや、騒音の原因はそのお経の大合唱が原因ですよ! 田鍋:はっ!ま、まさか僕らのお経がご近所迷惑になっていたとは・・仏の道を志ざすものとしてお恥ずかしい。すみませんでした、これからは人が住んでない廃墟や深い森の中でやる事にします。 管理人:いや、それはそれで怖いから。ぜひ都市伝説とかにならないようにね。じゃあ私は失礼します :間 管理人:えーと、次は305号室の山岡さんだな。お、ここだ。ピンポーン 山岡:あ、は、はい。か、管理の方みたいですけど、な、なんの用事、でしょうか? 管理人:いやまだ何も言ってないし、そんなに警戒しないで下さい。今日は山岡さんにお話があって来ました 山岡:お話・・なんでしょう? 管理人:えーと、山岡さんのお隣の304号室や306号室の方、あと他の階からも苦情がきてるんですが、なんでも山岡さんの部屋から変な鳴き声がすると 山岡:ドキーン!な、鳴き声、ですか? 管理人:動揺しすぎてドキーンて、口で言っちゃってるよ。山岡さん。分かってると思いますが、このアパートはペット禁止ですよ?隠れて飼っちゃってませんか? 山岡:う・・す、すみません。実はペットを部屋で飼ってました・・ 管理人:あららー、それはよくないですね。ちなみに何を飼ってるんですか? 山岡:イリエワニです 管理人:アホかぁ~~!!それ、とんでもなく大きくなる上に人に危害を及ぼすめちゃくちゃ危険なワニじゃないですか!てか許可取ってないでしょそれ!捕まりますよ!? 山岡:え?そ、そうだったんですか・・僕の可愛いワーニングちゃんが警察に捕まったら可哀想だ・・明日からは向こうに見えてる山の中でこっそり飼います 管理人:うん、まー私個人はアパートからワニを出してくれるなら問題ないけど、そのうちきっと山狩りされるよ。あとワニの名前が警告ってなんかシュール :間 管理人:はぁ~、やっと最後だよ。えーと501号室の村上さんは・・ここだな。ん?なんか臭うな・・この部屋からか?。ピンポーン 村上:今開けまーす。ガチャ。はい、なんでしょう? 管理人:がはっ!くっっっさ!!おえ!くっさ~~!! 村上:あれ?よく見たら管理の方じゃないですか。どうされたんですか? 管理人:くっさ!え、ええと、くっさ!駄目だ!臭すぎて話しにならん!ちょっと出直して来ます! 村上:あ・・いっちゃった :間 管理人:(鼻をつまみながら喋る感じで)改めまして村上さん、こんにちは。実は今日は村上さんに対して他の住人からの苦情の件で来ました。 村上:はぁー、苦情ですか? 管理人:いやいやこんだけの証拠があるのに心当たりないとか言わせないよ!? 村上:え!どれですか? 管理人:に、お、い!この鼻が曲がって飛んで行きそうな、ものすっっごい、くさい臭いですよ! 村上:あーこの臭いですか?・・いい匂いでしょ?この芳醇(ほうじゅん)な香りがたまりませんね。 管理人:あんた鼻の機能腐っとるんか!どう考えても異臭ですよ!バイオテロですよ! 村上:そ、そんなに!? 管理人:臭いの好き嫌いは個人差はあるかもしれませんが村上さんのは明らかに近所迷惑レベルです。・・ちなみになんの臭いですか? 村上:あーこれは僕の大好物のシュールストレミング(世界一臭い食べ物)です。好きすぎて毎日三食これです 管理人:あほぉーー!!よりによってなんてもん食ってるんだ!そりゃ扉からも臭ってくるはずだよ!もう臭いの暴力だよ!すぐ撤去しなさ~~い! 村上:は、はいぃ~!なんかすみませんでした~!! :間 管理人:はぁ・・転職してぇぇ~~。 :おわり

管理人:はぁー・・ 0: 管理人:あ、先輩。え、悩みですか?えーと、この仕事なんですが月収30万稼げるアパートの管理スタッフって書いてたの見て就職したんですけど・・正直こんなきつい仕事と思ってなかったです。 0: 管理人:あ、これ、またアパートの住人から他の住人への苦情の電話ですね。先輩、自分が対応いきますので休憩してて下さい。 :間 管理人:えーと、まずは102号室の田鍋さんか。あ、ここだな。ピンポーン 田鍋:はい。あ、これは管理の方じゃないですか。今日はどうされました? 管理人:田鍋さんこんにちは。えーと、実は、101号室の方と103号室の方から騒音の苦情が我々に来てまして、お話を聞かせてもらいに来ました。 田鍋:はー、そうですか。それはまた困った事になりましたな 管理人:なにか騒音について心当たりとかありませんか? 田鍋:うーーーん・・ 管理人:眉間にしわ寄せながらすごい真剣に考えてくれてる。 田鍋:うーーん・・ないですな。 管理人:そ、そうですか。あれ?靴が沢山ありますが部屋にお友達がきてるんですか? 田鍋:あー、そうですよ。私の坊主仲間です。 管理人:ん?坊主仲間? 田鍋:実は私僧侶の専門学校に通ってまして、今来ている連中も同じ学友なんです。 管理人:へー、そうだったんですね。通りで、田鍋さんがスキンヘッドなわけですね。で、今日は皆さんでなにを? 田鍋:あ、はい。学校の勉強の為に週に一度、集まってやる、お経の大セッション日なんです。 管理人:それだぁ~~! 田鍋:え!? 管理人:いや、騒音の原因はそのお経の大合唱が原因ですよ! 田鍋:はっ!ま、まさか僕らのお経がご近所迷惑になっていたとは・・仏の道を志ざすものとしてお恥ずかしい。すみませんでした、これからは人が住んでない廃墟や深い森の中でやる事にします。 管理人:いや、それはそれで怖いから。ぜひ都市伝説とかにならないようにね。じゃあ私は失礼します :間 管理人:えーと、次は305号室の山岡さんだな。お、ここだ。ピンポーン 山岡:あ、は、はい。か、管理の方みたいですけど、な、なんの用事、でしょうか? 管理人:いやまだ何も言ってないし、そんなに警戒しないで下さい。今日は山岡さんにお話があって来ました 山岡:お話・・なんでしょう? 管理人:えーと、山岡さんのお隣の304号室や306号室の方、あと他の階からも苦情がきてるんですが、なんでも山岡さんの部屋から変な鳴き声がすると 山岡:ドキーン!な、鳴き声、ですか? 管理人:動揺しすぎてドキーンて、口で言っちゃってるよ。山岡さん。分かってると思いますが、このアパートはペット禁止ですよ?隠れて飼っちゃってませんか? 山岡:う・・す、すみません。実はペットを部屋で飼ってました・・ 管理人:あららー、それはよくないですね。ちなみに何を飼ってるんですか? 山岡:イリエワニです 管理人:アホかぁ~~!!それ、とんでもなく大きくなる上に人に危害を及ぼすめちゃくちゃ危険なワニじゃないですか!てか許可取ってないでしょそれ!捕まりますよ!? 山岡:え?そ、そうだったんですか・・僕の可愛いワーニングちゃんが警察に捕まったら可哀想だ・・明日からは向こうに見えてる山の中でこっそり飼います 管理人:うん、まー私個人はアパートからワニを出してくれるなら問題ないけど、そのうちきっと山狩りされるよ。あとワニの名前が警告ってなんかシュール :間 管理人:はぁ~、やっと最後だよ。えーと501号室の村上さんは・・ここだな。ん?なんか臭うな・・この部屋からか?。ピンポーン 村上:今開けまーす。ガチャ。はい、なんでしょう? 管理人:がはっ!くっっっさ!!おえ!くっさ~~!! 村上:あれ?よく見たら管理の方じゃないですか。どうされたんですか? 管理人:くっさ!え、ええと、くっさ!駄目だ!臭すぎて話しにならん!ちょっと出直して来ます! 村上:あ・・いっちゃった :間 管理人:(鼻をつまみながら喋る感じで)改めまして村上さん、こんにちは。実は今日は村上さんに対して他の住人からの苦情の件で来ました。 村上:はぁー、苦情ですか? 管理人:いやいやこんだけの証拠があるのに心当たりないとか言わせないよ!? 村上:え!どれですか? 管理人:に、お、い!この鼻が曲がって飛んで行きそうな、ものすっっごい、くさい臭いですよ! 村上:あーこの臭いですか?・・いい匂いでしょ?この芳醇(ほうじゅん)な香りがたまりませんね。 管理人:あんた鼻の機能腐っとるんか!どう考えても異臭ですよ!バイオテロですよ! 村上:そ、そんなに!? 管理人:臭いの好き嫌いは個人差はあるかもしれませんが村上さんのは明らかに近所迷惑レベルです。・・ちなみになんの臭いですか? 村上:あーこれは僕の大好物のシュールストレミング(世界一臭い食べ物)です。好きすぎて毎日三食これです 管理人:あほぉーー!!よりによってなんてもん食ってるんだ!そりゃ扉からも臭ってくるはずだよ!もう臭いの暴力だよ!すぐ撤去しなさ~~い! 村上:は、はいぃ~!なんかすみませんでした~!! :間 管理人:はぁ・・転職してぇぇ~~。 :おわり