台本概要
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タイトル | おっさんLOVE |
---|---|
作者名 | ハスキ (@e8E3z1ze9Yecxs2) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 3人用台本(男2、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
とあるBARで一人酒を飲む中年の姿がある。その様子は少し哀愁がありしかし熟成されたビンテージのような深い味わいがあった。そんなおっさんの魅力に引かれた男女が今日もBARに集うのであった。 男女不問。世界観を壊さない程度のアドリブOK。 294 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
正樹 | 男 | 29 | 正樹(まさき)。馴染みのBARで一人飲んでるのが趣味の中年。一人で飲んでいたらいつの間にか周りに人が集まるようになった。少しうるさく感じつつも心地良さも感じている。 |
鼠子 | 女 | 28 | 鼠子(ねずこ)。渋いおっさん好きな夜の仕事をしている女。周りから枯れ専などと言われてるがまったく気にしない。 |
熊 | 男 | 23 | 熊男(くまお)。男だが同じ男である落ち着いた大人の魅力がある正樹を愛してやまない可愛い後輩。包み隠さず本人にアタックを繰り返すハートの強さがある。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
正樹:ん?来たのか
鼠子:そりゃ、来るでしょ。あなたが居るんだから
正樹:僕は一人で飲んでる方が好きなんだけどね
鼠子:あら、つれないわね。せっかくこんな美人が一緒に飲んであげようってのに
正樹:はー、僕の事知ってるでしょ?
鼠子:はいはい、そういうの興味ないんでしょ?分かってるわよ。
正樹:それなのによく僕と飲む気になるよね
鼠子:だって私、あなたの事がお気に入りなんだもの
正樹:僕のどこを見てそう言ってるか分からないけど、一応ありがとうと言っておくよ
熊:あ、やっぱり正樹さんここにいた!おっじゃっしまーす~
鼠子:あら、賑やかなのが来たわね
正樹:うるさい、の間違いじゃないかな?
熊:ちょっとちょっと、正樹さんそりゃないですよー。正樹さんを慕(した)う可愛い後輩何ですから~
鼠子:熊ちゃんの場合、慕うって言うより崇拝に近いわよね
熊:崇拝・・なるほど、正樹さんは俺にとっての神、ゴッド正樹なんですね!どうか、拝ませて下さいー!
正樹:お断りします
熊:秒で断られた!
鼠子:はー、熊ちゃんもめげないわねー
熊:そりゃ大好きな正樹さんに振り向いてもらう為ですからね。
鼠子:なんとも無謀な挑戦ね
熊:それに俺、正樹さん成分を常に補給してないと禁断症状出てくるんで。こー手がブルブルっと
正樹:なにそれ怖いよ
鼠子:もう病気ね
熊:それくらい僕は正樹さん一筋って事なんですよー
正樹:前から聞いてみたかったんだけど君は僕の何を見てそう言ってるんだい?
熊:え?語っちゃって、いいんですか?
鼠子:なんか興奮しだしちゃったわよ
熊:そうですねー、正樹さんの魅力はまずなんといっても独特な哀愁ですよねー
鼠子:あー分かるわー
正樹:哀愁ね。君と同じくらいの若い人の方が見ていても楽しいでしょ?
熊:若いのは駄目ですよ!だって仕事はバリバリやっててもどこかガツガツしてて全然僕好みじゃありませんよ
正樹:はー、そうなんだ。
熊:それになんと言ってもその落ち着きですよ!
鼠子:それもわかるわ、何をさせても余裕を感じるし今もお酒をただ飲んでるだけなのにそこだけゆっくり時間が流れてるようだものね
正樹:普通に飲みづらいんだけど
熊:さすが付き合い長い鼠子さんだね。よく分かってらっしゃる
熊:それから今も惜しみなく垂れ流して頂いている色気もたまらないですよね~
鼠子:色気!それ、それなのよ!
正樹:色気っておじさんに使うものじゃないでしょ
鼠子:何言ってるのよ、年上の男には若者にはない色気があるのよ
正樹:あ、はい
熊:その色気は意識して身につくものではなく、酸いも甘いも噛み分けてきて経験を重ねる事で自然と作られる色気、それが年上の色気ですよ
鼠子:熊ちゃん、あんたなかなかやるわね
熊:ありがとうございます
正樹:僕置いてけぼりなんだけど
鼠子:物事をよく知ってるってのもポイント高いわよね
熊:あー、わかりますわかります。人生経験長い分、幅広い知識があってそこがまた頼り甲斐があってカッコイイんですよね~
正樹:ただ長く生きてるだけだよ
熊:ぜひ長生きして頂きたい!
鼠子:そうね、貴重な年上成分源だから長生きしてもらわないと、今度健康に良いご飯作りにいったげよっか?
正樹:はいはい、気が向いたらね
鼠子:ぶー、そう言って家に呼んでくれた事一度もないくせにー
熊:あー!鼠子さん抜けがけはズルいですよ〜、俺だって家いきたいのに~。ね、ね、正樹さん、男の俺はいいでしょ~?
正樹:丁重にお断りします。なんか怖いし
熊:あっ、これまた速攻で断られちゃった。でもそんな塩対応な正樹さんご馳走様です!
正樹:君、ほんとめげないね
:間
鼠子:あら、もうこんな時間なのね
熊:だ~か~ら~、ヒック、俺がどんだけ正樹さんを好きか~ヒック、わかって欲しくて~
正樹:相変わらずお酒弱いのによく飲んじゃうよね
鼠子:正樹さんと飲むのが楽しみなのよ、健気で可愛いじゃない
正樹:僕にその毛はないよ
鼠子:うふふ、目覚めてもいいのよ?
熊:はっ!なんかBLセンサーが働きましたですはい!ヒック
正樹:マスター、お冷一つちょうだいね
正樹:君は一旦水でも飲んで酔いを覚ましておくれ
鼠子:あら優しい、私にもその優しさの少しでも分けてくれればいいのに
正樹:君は僕に優しさなんて求めてないでしょ
鼠子:うふ、正解。優しい言葉なんかより私の駄目なとこをどんどんえぐってきて欲しいわ
正樹:君も相変わらずだね
熊:グォ~(いびき)・・
鼠子:あらら、寝ちゃったわね
正樹:いつもの流れだけどね。後で僕が送っていくよ
鼠子:いつもご苦労さまね
熊:正樹さーん・・好きです~むにゃむにゃ・・
鼠子:寝言でも熱心だこと。・・でも、素直に気持ちをぶつけられるのはちょっと羨ましいかな(小声)
正樹:ん、何か言ったかい?
鼠子:・・ほんとは聞こえてたんでしょ?
正樹:さてね、なんのことやら
鼠子:うふふ、そういうとこも、素敵よ
正樹:やっぱり変わってるね、君も、僕も
:おしまい
正樹:ん?来たのか
鼠子:そりゃ、来るでしょ。あなたが居るんだから
正樹:僕は一人で飲んでる方が好きなんだけどね
鼠子:あら、つれないわね。せっかくこんな美人が一緒に飲んであげようってのに
正樹:はー、僕の事知ってるでしょ?
鼠子:はいはい、そういうの興味ないんでしょ?分かってるわよ。
正樹:それなのによく僕と飲む気になるよね
鼠子:だって私、あなたの事がお気に入りなんだもの
正樹:僕のどこを見てそう言ってるか分からないけど、一応ありがとうと言っておくよ
熊:あ、やっぱり正樹さんここにいた!おっじゃっしまーす~
鼠子:あら、賑やかなのが来たわね
正樹:うるさい、の間違いじゃないかな?
熊:ちょっとちょっと、正樹さんそりゃないですよー。正樹さんを慕(した)う可愛い後輩何ですから~
鼠子:熊ちゃんの場合、慕うって言うより崇拝に近いわよね
熊:崇拝・・なるほど、正樹さんは俺にとっての神、ゴッド正樹なんですね!どうか、拝ませて下さいー!
正樹:お断りします
熊:秒で断られた!
鼠子:はー、熊ちゃんもめげないわねー
熊:そりゃ大好きな正樹さんに振り向いてもらう為ですからね。
鼠子:なんとも無謀な挑戦ね
熊:それに俺、正樹さん成分を常に補給してないと禁断症状出てくるんで。こー手がブルブルっと
正樹:なにそれ怖いよ
鼠子:もう病気ね
熊:それくらい僕は正樹さん一筋って事なんですよー
正樹:前から聞いてみたかったんだけど君は僕の何を見てそう言ってるんだい?
熊:え?語っちゃって、いいんですか?
鼠子:なんか興奮しだしちゃったわよ
熊:そうですねー、正樹さんの魅力はまずなんといっても独特な哀愁ですよねー
鼠子:あー分かるわー
正樹:哀愁ね。君と同じくらいの若い人の方が見ていても楽しいでしょ?
熊:若いのは駄目ですよ!だって仕事はバリバリやっててもどこかガツガツしてて全然僕好みじゃありませんよ
正樹:はー、そうなんだ。
熊:それになんと言ってもその落ち着きですよ!
鼠子:それもわかるわ、何をさせても余裕を感じるし今もお酒をただ飲んでるだけなのにそこだけゆっくり時間が流れてるようだものね
正樹:普通に飲みづらいんだけど
熊:さすが付き合い長い鼠子さんだね。よく分かってらっしゃる
熊:それから今も惜しみなく垂れ流して頂いている色気もたまらないですよね~
鼠子:色気!それ、それなのよ!
正樹:色気っておじさんに使うものじゃないでしょ
鼠子:何言ってるのよ、年上の男には若者にはない色気があるのよ
正樹:あ、はい
熊:その色気は意識して身につくものではなく、酸いも甘いも噛み分けてきて経験を重ねる事で自然と作られる色気、それが年上の色気ですよ
鼠子:熊ちゃん、あんたなかなかやるわね
熊:ありがとうございます
正樹:僕置いてけぼりなんだけど
鼠子:物事をよく知ってるってのもポイント高いわよね
熊:あー、わかりますわかります。人生経験長い分、幅広い知識があってそこがまた頼り甲斐があってカッコイイんですよね~
正樹:ただ長く生きてるだけだよ
熊:ぜひ長生きして頂きたい!
鼠子:そうね、貴重な年上成分源だから長生きしてもらわないと、今度健康に良いご飯作りにいったげよっか?
正樹:はいはい、気が向いたらね
鼠子:ぶー、そう言って家に呼んでくれた事一度もないくせにー
熊:あー!鼠子さん抜けがけはズルいですよ〜、俺だって家いきたいのに~。ね、ね、正樹さん、男の俺はいいでしょ~?
正樹:丁重にお断りします。なんか怖いし
熊:あっ、これまた速攻で断られちゃった。でもそんな塩対応な正樹さんご馳走様です!
正樹:君、ほんとめげないね
:間
鼠子:あら、もうこんな時間なのね
熊:だ~か~ら~、ヒック、俺がどんだけ正樹さんを好きか~ヒック、わかって欲しくて~
正樹:相変わらずお酒弱いのによく飲んじゃうよね
鼠子:正樹さんと飲むのが楽しみなのよ、健気で可愛いじゃない
正樹:僕にその毛はないよ
鼠子:うふふ、目覚めてもいいのよ?
熊:はっ!なんかBLセンサーが働きましたですはい!ヒック
正樹:マスター、お冷一つちょうだいね
正樹:君は一旦水でも飲んで酔いを覚ましておくれ
鼠子:あら優しい、私にもその優しさの少しでも分けてくれればいいのに
正樹:君は僕に優しさなんて求めてないでしょ
鼠子:うふ、正解。優しい言葉なんかより私の駄目なとこをどんどんえぐってきて欲しいわ
正樹:君も相変わらずだね
熊:グォ~(いびき)・・
鼠子:あらら、寝ちゃったわね
正樹:いつもの流れだけどね。後で僕が送っていくよ
鼠子:いつもご苦労さまね
熊:正樹さーん・・好きです~むにゃむにゃ・・
鼠子:寝言でも熱心だこと。・・でも、素直に気持ちをぶつけられるのはちょっと羨ましいかな(小声)
正樹:ん、何か言ったかい?
鼠子:・・ほんとは聞こえてたんでしょ?
正樹:さてね、なんのことやら
鼠子:うふふ、そういうとこも、素敵よ
正樹:やっぱり変わってるね、君も、僕も
:おしまい