台本概要
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タイトル | ジュエリーショップ |
---|---|
作者名 | ハスキ (@e8E3z1ze9Yecxs2) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
とある噂を聞きつけた宝石マニアの主人公。なんでもとある店が何処にも無いような珍しい宝石を取り扱っているとか。マニア魂がくすぐられいざ来店!そこで主人公が見たものは⋯。合作台本を一部修正バージョン! 男女不問。アドリブ大歓迎! 108 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
店 | 男 | 26 | 珍しい宝石を取り扱うジュエリーショップの店長。商魂たくましく今日もスマイル営業。 |
客 | 女 | 27 | 宝石マニアの主人公。珍しい宝石を集める為にあらゆる情報に目を通しどこにでも突撃していく行動派。ツッコミ多し。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
店:いらっしゃいませ
客:こんにちは。ちょっとお尋ねしますが、こちらのお店は珍しい石があるとお聞きして来たんですが。
店:はい、他では手に入らない珍しい宝石を取り揃えております。
客:へぇ。品揃えが良いとは噂には聞いてたけど、それは素晴らしいね。で、どんな珍しい石を扱ってるんですか?
店:そうですね、まずは分かりやすい所からですとダイヤモンドですね
客:ダイヤモンド⋯?普通の?
店:お客さん、ダイヤモンドにも種類がいくつかあるのはご存知でしょうか?
客:種類?カラーダイヤモンドとかのことかな?
店:そうです、さすがですね。中に入る不純物などによってカラーも様々ありますがこれは最近見つかった黄色のダイヤモンドです。
客:え?それって、ただのイエローダイヤじゃないですか。
店:いいえ、こちらはその名も・・「サイヤモンド」です
客:は?なにそれ?イエローダイヤじゃないのこれ?
店:ふふ、似ていますが違いますよ。これはサイヤ鉱山という場所で取れた珍しい石です。これを身につけていると頭が黄色に染まり闘気をまとえるとかなんとか。
客:は~?ダイヤモンドで闘気をまとうだって?アニメかなんの見すぎでしょ!
店:お気に召しませんでしたか?一部のオタク達にはバカ売れだったんですが、残念です。では他の商品をお見せしますね
客:まったく⋯危うく著作権侵害やらで怖い人がやってくるところでしたよ。
店:気を取り直して、次ですが、お客さん、フローライトという石はお好きですか?
客:お?フローライトか!いい線ついてくるじゃん!
店:ふふ、いい反応で嬉しいですね。そう今からお見せするのはそのフローライトの新種の石になります
客:え、新種だって?私が読んでる「宝石新聞」にもフローライトの新種が見つかったなんて記事は出てなかったよ?
店:なかなかマニアックな雑誌をお読みのようですね。これはつい最近見つかった新種なので、まだ情報が出てないだけでしょう。うちはどこよりも早くがもっとうですので
客:(M)それが本当ならすごいな。でもこの店「パチもんも扱ってるらしい」ってネットの掲示板にも書いてあったからなぁ⋯。
0:
客:で、なんて名前のフローライトなんですか?
店:ふふ、新種、気になるでしょ?その名も・・「不毛ライト」です
客:なるほど不毛は頭光ってライトみたいに夜道も照らせるね、ってバカーー!誰が上手い事言えと!?もっとまともなの無いの?
店:これも駄目ですか・・分かりました、次をお出しします。えーと次ですが、お客さんターコイズはご存知ですか?
客:ターコイズね、トルコ石の事でしょ?それなら別に珍しい石じゃないでしょ。
店:いや、そのターコイズの新種の石で、その名も「毛ー濃いズ」です
客:さっきは不毛な会話だったけど今度は髪の毛に実りあるお話になりますね、ってバカーーー!?だから上手い事言わなくていいのよ!
店:とりあえずまだ効能について説明がありますので
客:いや、もう名前通りだと思うけど⋯万が一って事もあるし、一応効能を聞いておこうか?
店:お察しの通り、髪が増える石です。もうそれはジャングル並にフッサフサに
客:やっぱりねーー!もう~今私髪の事で困ってないのよ~、だから却下!!もっとこーなんて言うか他の人に自慢できるようなやつ出してきてよ~?
店:これも駄目ですかー。うーん、そうですねー。⋯お、丁度いい具合に自慢出来る石がありますよ!ちょっとお待ち下さい
客:(M)お?やっと本気見せてくるか?よし、ここからが本題だったわけだな。
店:お待たせしました。こちらは例のごとく最近見つかったとても貴重な石です。効能も素晴らしい石なのでお客さんもきっと気に入りますよ
客:(M)なんだなんだ、次々新種出してくるなぁ。今までの流れからして⋯いやいや考えすぎか?
0:
客:今までは名前でがっかりさせられたからね。先に効能から聞こうか?
店:いいでしょう。お客さん、ご結婚のご予定などは?
客:な、なんですか藪から棒に!な、無いですよ。
店:あ、いや失礼、そんな顔で睨まないで下さい。でも、そんなあなたにもこの石の効果を知ればきっと喜んで貰えると思います。
客:え!?は、早く教えてください!
店:分かりました。この石は、身につけてるだけで結婚出来るようになるという石、その名も・・「ヨメラルド」です
客:ない!それつけてもぜったい結婚出来ないから!名前負けだから!
店:そ、それでしたらこちらの「ヨメジスト」もお付けします!これならバッチリですよ!
客:ヨメジスト~!?もはやネタ被ってるでしょそれ!
店:ぐ、偶然似たような効能の新種が見つかるなんてアメイジング!ですね。この二つを買えば合わせ技でもう確実に嫁に行けちゃいます!
客:んなわけないだろ!アメジストの新種だけに「アメイジング」とか言っちゃって「上手いこと言ったぁ!!とか思ってたりしてない?
店:ヨメイジングの方がもっと面白かったですかね?
客:ふざけるな~~!私は!宝石を買いにきたの!珍しい宝石があるって言うから来たの!
店:い、いや私もふざけるつもりはございません!まだまだこの他にも変わった新種の石はございますのでいかがでしょうか?
客:もうあなた石売る気ないでしょ!?パチもんとかなんとか言う以前にただ大喜利したいだけでしょ!?もうこんな店いいわ!二度とくるかー!
店:お、お客様~!またのご来店お待ちしております~!
:終
店:いらっしゃいませ
客:こんにちは。ちょっとお尋ねしますが、こちらのお店は珍しい石があるとお聞きして来たんですが。
店:はい、他では手に入らない珍しい宝石を取り揃えております。
客:へぇ。品揃えが良いとは噂には聞いてたけど、それは素晴らしいね。で、どんな珍しい石を扱ってるんですか?
店:そうですね、まずは分かりやすい所からですとダイヤモンドですね
客:ダイヤモンド⋯?普通の?
店:お客さん、ダイヤモンドにも種類がいくつかあるのはご存知でしょうか?
客:種類?カラーダイヤモンドとかのことかな?
店:そうです、さすがですね。中に入る不純物などによってカラーも様々ありますがこれは最近見つかった黄色のダイヤモンドです。
客:え?それって、ただのイエローダイヤじゃないですか。
店:いいえ、こちらはその名も・・「サイヤモンド」です
客:は?なにそれ?イエローダイヤじゃないのこれ?
店:ふふ、似ていますが違いますよ。これはサイヤ鉱山という場所で取れた珍しい石です。これを身につけていると頭が黄色に染まり闘気をまとえるとかなんとか。
客:は~?ダイヤモンドで闘気をまとうだって?アニメかなんの見すぎでしょ!
店:お気に召しませんでしたか?一部のオタク達にはバカ売れだったんですが、残念です。では他の商品をお見せしますね
客:まったく⋯危うく著作権侵害やらで怖い人がやってくるところでしたよ。
店:気を取り直して、次ですが、お客さん、フローライトという石はお好きですか?
客:お?フローライトか!いい線ついてくるじゃん!
店:ふふ、いい反応で嬉しいですね。そう今からお見せするのはそのフローライトの新種の石になります
客:え、新種だって?私が読んでる「宝石新聞」にもフローライトの新種が見つかったなんて記事は出てなかったよ?
店:なかなかマニアックな雑誌をお読みのようですね。これはつい最近見つかった新種なので、まだ情報が出てないだけでしょう。うちはどこよりも早くがもっとうですので
客:(M)それが本当ならすごいな。でもこの店「パチもんも扱ってるらしい」ってネットの掲示板にも書いてあったからなぁ⋯。
0:
客:で、なんて名前のフローライトなんですか?
店:ふふ、新種、気になるでしょ?その名も・・「不毛ライト」です
客:なるほど不毛は頭光ってライトみたいに夜道も照らせるね、ってバカーー!誰が上手い事言えと!?もっとまともなの無いの?
店:これも駄目ですか・・分かりました、次をお出しします。えーと次ですが、お客さんターコイズはご存知ですか?
客:ターコイズね、トルコ石の事でしょ?それなら別に珍しい石じゃないでしょ。
店:いや、そのターコイズの新種の石で、その名も「毛ー濃いズ」です
客:さっきは不毛な会話だったけど今度は髪の毛に実りあるお話になりますね、ってバカーーー!?だから上手い事言わなくていいのよ!
店:とりあえずまだ効能について説明がありますので
客:いや、もう名前通りだと思うけど⋯万が一って事もあるし、一応効能を聞いておこうか?
店:お察しの通り、髪が増える石です。もうそれはジャングル並にフッサフサに
客:やっぱりねーー!もう~今私髪の事で困ってないのよ~、だから却下!!もっとこーなんて言うか他の人に自慢できるようなやつ出してきてよ~?
店:これも駄目ですかー。うーん、そうですねー。⋯お、丁度いい具合に自慢出来る石がありますよ!ちょっとお待ち下さい
客:(M)お?やっと本気見せてくるか?よし、ここからが本題だったわけだな。
店:お待たせしました。こちらは例のごとく最近見つかったとても貴重な石です。効能も素晴らしい石なのでお客さんもきっと気に入りますよ
客:(M)なんだなんだ、次々新種出してくるなぁ。今までの流れからして⋯いやいや考えすぎか?
0:
客:今までは名前でがっかりさせられたからね。先に効能から聞こうか?
店:いいでしょう。お客さん、ご結婚のご予定などは?
客:な、なんですか藪から棒に!な、無いですよ。
店:あ、いや失礼、そんな顔で睨まないで下さい。でも、そんなあなたにもこの石の効果を知ればきっと喜んで貰えると思います。
客:え!?は、早く教えてください!
店:分かりました。この石は、身につけてるだけで結婚出来るようになるという石、その名も・・「ヨメラルド」です
客:ない!それつけてもぜったい結婚出来ないから!名前負けだから!
店:そ、それでしたらこちらの「ヨメジスト」もお付けします!これならバッチリですよ!
客:ヨメジスト~!?もはやネタ被ってるでしょそれ!
店:ぐ、偶然似たような効能の新種が見つかるなんてアメイジング!ですね。この二つを買えば合わせ技でもう確実に嫁に行けちゃいます!
客:んなわけないだろ!アメジストの新種だけに「アメイジング」とか言っちゃって「上手いこと言ったぁ!!とか思ってたりしてない?
店:ヨメイジングの方がもっと面白かったですかね?
客:ふざけるな~~!私は!宝石を買いにきたの!珍しい宝石があるって言うから来たの!
店:い、いや私もふざけるつもりはございません!まだまだこの他にも変わった新種の石はございますのでいかがでしょうか?
客:もうあなた石売る気ないでしょ!?パチもんとかなんとか言う以前にただ大喜利したいだけでしょ!?もうこんな店いいわ!二度とくるかー!
店:お、お客様~!またのご来店お待ちしております~!
:終