台本概要

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タイトル 騒がしいクリスマス
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル その他
演者人数 5人用台本(男2、女3)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 どこかの家族のこんな話ありそうなクリスマスを過ごす日常の一コマを書いた作品です。賑やかな家族のクリスマスを楽しもう!
男女不問。アドリブ大歓迎!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
18 いつまでも子供っぽい一家の大黒柱のお父さん。負けず嫌い。妻には頭が上がらない。
22 家族みんなを包み込むような愛情で守ってるお母さん。料理が得意でついやりすぎてしまう。恋愛事には鋭く勘づく。
13 父にて子供っぽさがある長男。父に負けたくなくて運動部に入り身体を鍛えておりいつか父を乗り越えやるのが目標。
19 しっかり者な長女。優しく料理が得意な母のような素敵な女性になるのを目標にしている。最近彼氏がその彼の為に料理を上手くなりたいと思っている。
13 ちゃっかりものな末っ子。家族でわいわいしている時が大好き。イベント事はノリノリで準備のお手伝いをするが父兄コンビにいつも振り回されている。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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父:よーしお前達、飾りつけ、パパとぱぱっと終わらすぞ 兄:父さん、それめっちゃオヤジギャグ 姉:お兄ちゃん、そこに触れちゃだめだよ 妹:そうだよー、よけいに寒さがましちゃう~ 母:あらあら、お父さん、今日も絶好調ね 父:⋯パパは悲しいです。そんなお前達にはサンタはこないかもしれないぞ~? 兄:と、父さん⋯僕ら何歳だと思ってるの? 姉:そうだよ、私達もうサンタなんて歳とっくに過ぎてるって⋯あ、舞はまだ信じてるか 妹:ちょっとお姉ちゃん、流石に子供扱いしすぎだよ!もうとっくに学校の友達とかから聞いてわかっちゃってるよ~ 母:今の子達はなんでも早いのねー 父:今時の子供は⋯父さんなんか寂しい! 妹:お父さんー早くしないと飾り付け終わんないよ? 父:よし、料理は母さんとお姉ちゃんにまかせて残りは飾りつけやるぞー! 母:ふふ、頑張ってねー。さて、こっちもがんばらないとね。 姉:お母さん今日は何作る予定なの? 兄:いい匂いだよな~ 妹:お腹減ってきちゃう~ 父:お前達はこっちに集中しろ~! 母:今日はねー、丸鶏のローストチキンでしょ、ミートパイでしょ、ビーフシチューにパエリア、それからエビとマッシュルームのアヒージョにー⋯ 姉:ちょ、お母さん!それ全部今から作るの!? 母:そうよー、まあ時間のかかるのは昨日のうちに仕込んでるのもあるから、今からご飯の時間には待ち合うわよ。 姉:ふえ~さすがお母さん 母:もちろん、お姉ちゃんも手伝ってくれるわよね? 姉:お母さんみたいに上手くは出来ないけど⋯頑張るね! 父:ツリーはこの辺りでいいと思うか? 兄:いやーもうちょいこの辺りがいいんじゃない? 妹:ねーお父さん~お兄ちゃん~ 父:ほら、部屋の真ん中の方がなんかカッコイイと思わないか? 兄:いやいや、それじゃご飯食べる時に邪魔でしょ?こっちの角がいいってー 妹:ねーねー、飾りつけ早くしたい~ 父:舞はどっちがいいと思う? 兄:もちろん兄ちゃんの方だよな? 妹:もう、そんなのどっちでもいいから~! 父:よーし。こうなったら、腕相撲で決着をつけようじゃないか! 兄:お、いいね。最近部活で鍛えてるし、父さん、勝たせてもらうよ? 父:ふ、超えてみろ、この父を! 妹:はあ⋯駄目だこりゃ 母:あら、お姉ちゃん随分手さばきが良くなってるじゃない 姉:え、ほんと?お母さんがそう言ってくれたら自信つくなー 母:あら、どうして? 姉:だって、お母さんの料理どれも美味しいから。私の、目標なの 母:うふふ、嬉しい事言ってくれちゃって。お世辞でも嬉しいわ 姉:ほんとだって~ 母:でもあなたが料理頑張ってるのって他に、理由があるでしょ? 姉:え!?ちょっとお母さん!声が大きいよ(小声) 母:あら、ごめんなさいね 姉:お母さん⋯知ってたの? 母:そりゃあなたの母ですからね~、なんでもお見通しよ 姉:ははは⋯まさか、お父さんも? 母:お父さんは知らないわよ 姉:良かったー⋯ 母:ふふ。頑張んなさいよ 姉:う、うん⋯頑張ります 父:ハッハッハー!父に勝とうなんて100万年早いわーー!! 兄:く、ギリギリ勝ったくせに 妹:無駄な争いがやっと終わったよー 父:てことで、ツリーはど真ん中に決まりだな? 母:よし、お姉ちゃん持ってくの手伝ってちょうだい 姉:うん、わかった。はあ⋯いい香り~ 母:はーい料理出来たわよー。あ、このツリーは食べる時邪魔になるから隅に置いといてねー 父:⋯よし、あっちに持ってくぞ 兄:ぷっ、相変わらず父さんは母さんに弱すぎだね 妹:だよねー 父:ふ、それが家庭円満の秘訣だ。お前達も大人になったら分かるぞ :間 父:さーて、お楽しみのご飯だぞ~⋯ってなんか多くない!? 兄:テーブル、埋まっちゃってるけど⋯ 妹:うわー!どれも美味しそう~ 母:うふふ、張り切って作りすぎちゃったかしら? 姉:大丈夫だよ。だって、うちには大飯喰らいのお父さんとお兄ちゃんがいるんだから 母:そうね。二人とも、気持ちがいいくらい良く食べるから、お母さん作りがいがあるのよねー 父:ふ、これはまた負けてられんな 兄:今度こそ父さんには負けられないね 妹:またそうやってすぐ勝負するー。あ、でも舞もいっぱい食べるぞ~! 父:うおおおー!もぐもぐもぐ 兄:はあああー!もぐもぐもぐ 姉:はあ⋯やっぱ今年のクリスマスもこうなっちゃうのね 母:うふふ、賑やかでいいじゃない 姉:そう?友達の家はもうちょっと静かにやってるみたいだけど⋯ 母:うちらしくて、いいじゃない?それに⋯こうやって家族みんなで集まって楽しくクリスマスをするのも今のうちだからね⋯ 姉:⋯そうか、うん、そうだね。じゃあ思いっきり楽しまなきゃだね!あ、ねえねえお母さん、初恋の時の話とか聞かせてよ! 母:えー?お父さんもいるからなー。あの人、すぐ妬いちゃうからね 父:はっ!何か良からぬ気配を感じたぞ! 兄:あ、そうやって話そらして妨害しようったって駄目だよ! 妹:お母さん~デザートは~? 母:⋯ほんと、騒がしいクリスマス :終

父:よーしお前達、飾りつけ、パパとぱぱっと終わらすぞ 兄:父さん、それめっちゃオヤジギャグ 姉:お兄ちゃん、そこに触れちゃだめだよ 妹:そうだよー、よけいに寒さがましちゃう~ 母:あらあら、お父さん、今日も絶好調ね 父:⋯パパは悲しいです。そんなお前達にはサンタはこないかもしれないぞ~? 兄:と、父さん⋯僕ら何歳だと思ってるの? 姉:そうだよ、私達もうサンタなんて歳とっくに過ぎてるって⋯あ、舞はまだ信じてるか 妹:ちょっとお姉ちゃん、流石に子供扱いしすぎだよ!もうとっくに学校の友達とかから聞いてわかっちゃってるよ~ 母:今の子達はなんでも早いのねー 父:今時の子供は⋯父さんなんか寂しい! 妹:お父さんー早くしないと飾り付け終わんないよ? 父:よし、料理は母さんとお姉ちゃんにまかせて残りは飾りつけやるぞー! 母:ふふ、頑張ってねー。さて、こっちもがんばらないとね。 姉:お母さん今日は何作る予定なの? 兄:いい匂いだよな~ 妹:お腹減ってきちゃう~ 父:お前達はこっちに集中しろ~! 母:今日はねー、丸鶏のローストチキンでしょ、ミートパイでしょ、ビーフシチューにパエリア、それからエビとマッシュルームのアヒージョにー⋯ 姉:ちょ、お母さん!それ全部今から作るの!? 母:そうよー、まあ時間のかかるのは昨日のうちに仕込んでるのもあるから、今からご飯の時間には待ち合うわよ。 姉:ふえ~さすがお母さん 母:もちろん、お姉ちゃんも手伝ってくれるわよね? 姉:お母さんみたいに上手くは出来ないけど⋯頑張るね! 父:ツリーはこの辺りでいいと思うか? 兄:いやーもうちょいこの辺りがいいんじゃない? 妹:ねーお父さん~お兄ちゃん~ 父:ほら、部屋の真ん中の方がなんかカッコイイと思わないか? 兄:いやいや、それじゃご飯食べる時に邪魔でしょ?こっちの角がいいってー 妹:ねーねー、飾りつけ早くしたい~ 父:舞はどっちがいいと思う? 兄:もちろん兄ちゃんの方だよな? 妹:もう、そんなのどっちでもいいから~! 父:よーし。こうなったら、腕相撲で決着をつけようじゃないか! 兄:お、いいね。最近部活で鍛えてるし、父さん、勝たせてもらうよ? 父:ふ、超えてみろ、この父を! 妹:はあ⋯駄目だこりゃ 母:あら、お姉ちゃん随分手さばきが良くなってるじゃない 姉:え、ほんと?お母さんがそう言ってくれたら自信つくなー 母:あら、どうして? 姉:だって、お母さんの料理どれも美味しいから。私の、目標なの 母:うふふ、嬉しい事言ってくれちゃって。お世辞でも嬉しいわ 姉:ほんとだって~ 母:でもあなたが料理頑張ってるのって他に、理由があるでしょ? 姉:え!?ちょっとお母さん!声が大きいよ(小声) 母:あら、ごめんなさいね 姉:お母さん⋯知ってたの? 母:そりゃあなたの母ですからね~、なんでもお見通しよ 姉:ははは⋯まさか、お父さんも? 母:お父さんは知らないわよ 姉:良かったー⋯ 母:ふふ。頑張んなさいよ 姉:う、うん⋯頑張ります 父:ハッハッハー!父に勝とうなんて100万年早いわーー!! 兄:く、ギリギリ勝ったくせに 妹:無駄な争いがやっと終わったよー 父:てことで、ツリーはど真ん中に決まりだな? 母:よし、お姉ちゃん持ってくの手伝ってちょうだい 姉:うん、わかった。はあ⋯いい香り~ 母:はーい料理出来たわよー。あ、このツリーは食べる時邪魔になるから隅に置いといてねー 父:⋯よし、あっちに持ってくぞ 兄:ぷっ、相変わらず父さんは母さんに弱すぎだね 妹:だよねー 父:ふ、それが家庭円満の秘訣だ。お前達も大人になったら分かるぞ :間 父:さーて、お楽しみのご飯だぞ~⋯ってなんか多くない!? 兄:テーブル、埋まっちゃってるけど⋯ 妹:うわー!どれも美味しそう~ 母:うふふ、張り切って作りすぎちゃったかしら? 姉:大丈夫だよ。だって、うちには大飯喰らいのお父さんとお兄ちゃんがいるんだから 母:そうね。二人とも、気持ちがいいくらい良く食べるから、お母さん作りがいがあるのよねー 父:ふ、これはまた負けてられんな 兄:今度こそ父さんには負けられないね 妹:またそうやってすぐ勝負するー。あ、でも舞もいっぱい食べるぞ~! 父:うおおおー!もぐもぐもぐ 兄:はあああー!もぐもぐもぐ 姉:はあ⋯やっぱ今年のクリスマスもこうなっちゃうのね 母:うふふ、賑やかでいいじゃない 姉:そう?友達の家はもうちょっと静かにやってるみたいだけど⋯ 母:うちらしくて、いいじゃない?それに⋯こうやって家族みんなで集まって楽しくクリスマスをするのも今のうちだからね⋯ 姉:⋯そうか、うん、そうだね。じゃあ思いっきり楽しまなきゃだね!あ、ねえねえお母さん、初恋の時の話とか聞かせてよ! 母:えー?お父さんもいるからなー。あの人、すぐ妬いちゃうからね 父:はっ!何か良からぬ気配を感じたぞ! 兄:あ、そうやって話そらして妨害しようったって駄目だよ! 妹:お母さん~デザートは~? 母:⋯ほんと、騒がしいクリスマス :終