台本概要

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タイトル めっちゃ見てくる
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 寒さが厳しい季節、とあるカフェに暖を取るため入った男。そこでゆっくりしようとしたらなぜか店員の女性がこっちをめっちゃ見てきた。もしかしてこれは俗に言う「一目惚れ」というやつかと思う男だった⋯。
男女不問。アドリブ大歓迎!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
36 営業の仕事をしている男。仕事の態度は真面目。勘違いしやすい性格。
31 カフェで働く女性。カフェでの仕事が好きでお客様の喜ぶ顔がやりがいになっている。時々気をつかいすぎて回りくどい事をしてしまう。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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男:う~寒ぃ~、今年一番の寒さって言ってたのホントだな 男:ん?こんなとこにカフェがあったのか。丁度いい、温まってくか :間 男:あれ?店員さん居ないな。すみませーん! 女:あ、い、いらっしゃいませー!すみませんがそこにお名前を書いてから少しお待ちくださーい! 男:あ、はーい。昼だし結構混んでるみたいだな。えーと、これか⋯よし、これでいいかな? 女:あ、お待たせ致しました、お客様は一名様で⋯!? 男:え、どうしたの?驚いた顔してますけど? 女:え、え~と、その~⋯ 男:んん?あー、混んでるしツレか誰かが後から来たら席に座れないから気にしてくれたのか。大丈夫ですよ、俺一人です。 女:あ、あ~そうなんですねー。そ、それではお席にご案内させて頂きまーす(後半早口で) 男:はい、ありがとうございます。 女:え、えーと、こちらのテーブルしか空いてないんですけど⋯大丈夫でしょうか? 男:ん?あ、これってガラス製の下が見えるテーブルなんですね。オシャレ~。俺は全然OKですよ~、よいしょ。 女:それではご注文お決まりになりましたらそちらのベルでお呼び下さい(顔をそらしながら) 男:ん?なんで顔をそらしてるんですか?あ、じゃあまた後で。 女:失礼しまーす! 男:⋯猛スピードで走り去ったな。忙しそうだったもんな。えーと⋯何にしようかなー :間 女:ど、どうしよう⋯こんなに言うのがドキドキするなんて⋯ 女:あ~、でも言わなきゃ、ちゃんと面と向かって言わなきゃ⋯でも言えない~ 男:ピンポーン 女:はっ!?よ、呼ばれちゃった⋯ま、まだ心の準備出来てないのに~! 男:⋯あれ?ちゃんと押せてなかったかな? 女:お、落ちつくのよ私⋯大丈夫、私ならちゃんと思いを伝えられるはずよ⋯ 男:ピンポーン!ピンポンピンポン!ピンポーン! 女:うわ~!めちゃくちゃ押してくる~!あ、はーい今行きまーす!! :間 女:はぁ、はぁ、お、お待たせしました⋯ 男:あれ?なんか、疲れてます? 女:え!?い、いえいえ、大丈夫です、私は。 男:まあ昼時のこの時間はお店大変ですよね。 女:あ、お気遣いありがとうござ⋯! 男:あれ、また顔そらしてどうしたんですか?なんだか、顔も赤いですよ? 女:ななななんでもないのでご注文を、よ、よろしくお願いします! 男:んー?⋯ハッ!! 男:(M)これは⋯あれか?一目惚れってやつじゃないか?この子、俺という存在に恋、しちゃったってやつじゃないかー!! 男:なるほど⋯ 女:え⋯? 男:では君、注文いいかな? 女:あ、はい、ご注文をどうぞ⋯ 男:この、エスプレッソでラテアートをやってくれるってやつを一つ頼むよ。もちろん、君に入れて欲しい 女:え!わ、私ですか!? 男:そうだ。君にぜひ、頼みたい 女:わ、私その、まだ上手く絵を書けないんですけど⋯ 男:大丈夫だ!君が精一杯の思いを込めて書いてくれたら、俺はそれだけで全てを受けとめるつもりだ 女:え!思いを⋯書くんですか⋯? 男:ああ、君の胸に秘めたあつーい、思いをね 女:で、でも⋯それだとなんだか⋯回りくどいような⋯ 男:いいじゃないか、ラテアートで思いを伝えるなんて、とてもオシャレだし、素敵な思い出になるんじゃないかな? 女:は、はー⋯。あの、本当に、いいんですね? 男:ああ、もちろん。いやー、俺はなんて幸せ者かなー。これからの事を考えると幸せで全席を周りながら踊りだしてしまいたい気分だよ 女:ええ!?それだけはおやめ下さいお客様!たぶん、いえ、絶対後々後悔すると思いますから!! 男:ふ、もう嫉妬(しっと)かい?大丈夫、俺は君の言葉しか受け入れないから、安心してよ 女:え?いや嫉妬なんてするはず⋯あ、はーい!今取りに行きまーす!すみません、呼ばれたので私はこれで失礼しますね 男:うん、行ってらっしゃい、待ってるよ 女:あ、あははー⋯失礼しまーす 男:さて、あの子からのあつーいラブコールを首を長くしながら待つとしようかね :間 男:⋯あれ?なかなか来ないな。告白のセリフを凝りすぎて時間かかっちゃってる感じかな?ふ、ただ一言、「好き」でいいのにね 女:あ~これラテアートで書くの難しいよ~。ねえ、ちょっと、これ私の代わりに書いてくれない?あ、嫌だよねー、わかる 女:仕方ない⋯やるっきゃないわね。ちゃんと思いを伝えないと⋯後悔、するかもしれないから⋯ 男:はあ⋯暇だな 女:お、お待たせしました! 男:お、やっと来たね。だいぶじらしてくれるじゃないか。だけど、待ってる時間もドキドキして楽しめたよ。もう駆け引き上手とは恐れ入るよ 女:ちょっと何言ってるかわかりませんが⋯ご注文のエスプレッソ、ラテアートサービスお持ちしました。ど、どうぞ⋯ 男:ふ、緊張しなくても大丈夫だよ。もう君が言いたい事は分かってるから 女:で、では私はこれで 男:おやおや、恥ずかしがり屋さんかな? 男:さて。えーと、なになに⋯ 男:「チャック、開いてますよ」⋯嫌ぁ~~~!! :完

男:う~寒ぃ~、今年一番の寒さって言ってたのホントだな 男:ん?こんなとこにカフェがあったのか。丁度いい、温まってくか :間 男:あれ?店員さん居ないな。すみませーん! 女:あ、い、いらっしゃいませー!すみませんがそこにお名前を書いてから少しお待ちくださーい! 男:あ、はーい。昼だし結構混んでるみたいだな。えーと、これか⋯よし、これでいいかな? 女:あ、お待たせ致しました、お客様は一名様で⋯!? 男:え、どうしたの?驚いた顔してますけど? 女:え、え~と、その~⋯ 男:んん?あー、混んでるしツレか誰かが後から来たら席に座れないから気にしてくれたのか。大丈夫ですよ、俺一人です。 女:あ、あ~そうなんですねー。そ、それではお席にご案内させて頂きまーす(後半早口で) 男:はい、ありがとうございます。 女:え、えーと、こちらのテーブルしか空いてないんですけど⋯大丈夫でしょうか? 男:ん?あ、これってガラス製の下が見えるテーブルなんですね。オシャレ~。俺は全然OKですよ~、よいしょ。 女:それではご注文お決まりになりましたらそちらのベルでお呼び下さい(顔をそらしながら) 男:ん?なんで顔をそらしてるんですか?あ、じゃあまた後で。 女:失礼しまーす! 男:⋯猛スピードで走り去ったな。忙しそうだったもんな。えーと⋯何にしようかなー :間 女:ど、どうしよう⋯こんなに言うのがドキドキするなんて⋯ 女:あ~、でも言わなきゃ、ちゃんと面と向かって言わなきゃ⋯でも言えない~ 男:ピンポーン 女:はっ!?よ、呼ばれちゃった⋯ま、まだ心の準備出来てないのに~! 男:⋯あれ?ちゃんと押せてなかったかな? 女:お、落ちつくのよ私⋯大丈夫、私ならちゃんと思いを伝えられるはずよ⋯ 男:ピンポーン!ピンポンピンポン!ピンポーン! 女:うわ~!めちゃくちゃ押してくる~!あ、はーい今行きまーす!! :間 女:はぁ、はぁ、お、お待たせしました⋯ 男:あれ?なんか、疲れてます? 女:え!?い、いえいえ、大丈夫です、私は。 男:まあ昼時のこの時間はお店大変ですよね。 女:あ、お気遣いありがとうござ⋯! 男:あれ、また顔そらしてどうしたんですか?なんだか、顔も赤いですよ? 女:ななななんでもないのでご注文を、よ、よろしくお願いします! 男:んー?⋯ハッ!! 男:(M)これは⋯あれか?一目惚れってやつじゃないか?この子、俺という存在に恋、しちゃったってやつじゃないかー!! 男:なるほど⋯ 女:え⋯? 男:では君、注文いいかな? 女:あ、はい、ご注文をどうぞ⋯ 男:この、エスプレッソでラテアートをやってくれるってやつを一つ頼むよ。もちろん、君に入れて欲しい 女:え!わ、私ですか!? 男:そうだ。君にぜひ、頼みたい 女:わ、私その、まだ上手く絵を書けないんですけど⋯ 男:大丈夫だ!君が精一杯の思いを込めて書いてくれたら、俺はそれだけで全てを受けとめるつもりだ 女:え!思いを⋯書くんですか⋯? 男:ああ、君の胸に秘めたあつーい、思いをね 女:で、でも⋯それだとなんだか⋯回りくどいような⋯ 男:いいじゃないか、ラテアートで思いを伝えるなんて、とてもオシャレだし、素敵な思い出になるんじゃないかな? 女:は、はー⋯。あの、本当に、いいんですね? 男:ああ、もちろん。いやー、俺はなんて幸せ者かなー。これからの事を考えると幸せで全席を周りながら踊りだしてしまいたい気分だよ 女:ええ!?それだけはおやめ下さいお客様!たぶん、いえ、絶対後々後悔すると思いますから!! 男:ふ、もう嫉妬(しっと)かい?大丈夫、俺は君の言葉しか受け入れないから、安心してよ 女:え?いや嫉妬なんてするはず⋯あ、はーい!今取りに行きまーす!すみません、呼ばれたので私はこれで失礼しますね 男:うん、行ってらっしゃい、待ってるよ 女:あ、あははー⋯失礼しまーす 男:さて、あの子からのあつーいラブコールを首を長くしながら待つとしようかね :間 男:⋯あれ?なかなか来ないな。告白のセリフを凝りすぎて時間かかっちゃってる感じかな?ふ、ただ一言、「好き」でいいのにね 女:あ~これラテアートで書くの難しいよ~。ねえ、ちょっと、これ私の代わりに書いてくれない?あ、嫌だよねー、わかる 女:仕方ない⋯やるっきゃないわね。ちゃんと思いを伝えないと⋯後悔、するかもしれないから⋯ 男:はあ⋯暇だな 女:お、お待たせしました! 男:お、やっと来たね。だいぶじらしてくれるじゃないか。だけど、待ってる時間もドキドキして楽しめたよ。もう駆け引き上手とは恐れ入るよ 女:ちょっと何言ってるかわかりませんが⋯ご注文のエスプレッソ、ラテアートサービスお持ちしました。ど、どうぞ⋯ 男:ふ、緊張しなくても大丈夫だよ。もう君が言いたい事は分かってるから 女:で、では私はこれで 男:おやおや、恥ずかしがり屋さんかな? 男:さて。えーと、なになに⋯ 男:「チャック、開いてますよ」⋯嫌ぁ~~~!! :完