台本概要

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タイトル 神様、何で私はお返しを貰えなかったのですか?
作者名 のぼライズ  (@tomisan5012_2)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(女1、不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 3月14日は「ホワイトデー」
本命の男子からのお返しを今か今かと待っていた通称「貰えなかった民」だったが、結局貰えなかったのである。原因を考えていると、ふと神様が目の前に降り立ったのである。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
神様 不問 47 謎に現れた神様。
貰えなかった民 47 恋に溺れている真っ只中の女子
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
貰えなかった民:「あぁ神様、私は何で…何でこの日にお返しを貰えなかったのですか?あぁ神様、どうかこの答えをお導きください」 神様:「それはな、バレンタインデーの日にチョコをあげなかったからじゃ」 貰えなかった民:「そうか、そうですよね!」 0:声劇が終わった後みたいに 神様:「(元の自分に戻って)はい、〇〇(貰えなかった民役のキャスト名)さん、お疲れ様でしたぁ」 貰えなかった民:「(元の自分に戻って)お疲れ様でしたー、いやぁ〇〇(神様役のキャスト名)さん、このシナリオ最高でしたね!って…」 0:再び役に戻っていただき… 貰えなかった民:「違うのよ、すんなりと終わらせないでよ」 神様:「正(まさ)しくそうではないか?ホワイトデーとは、バレンタインデーで女子(じょすぃ)からチョコを貰った男子(だんすぃ)が、このチョコと同等の価値ある…いや、このチョコ以上に相応しいお返しをしなければというチョコを貰った男子(だんすぃ)が1ヶ月に渡る熱き葛藤を繰り広げ、そして3月14日にお返しをし、「俺って、こんなお返しも出来るんだぜ?」というアピールタイムならぬ、アピールデイならぬアピール…」 貰えなかった民:「要するに、バレンタインデーにあげてないとお返しが来ないんでしょ?」 神様:「そうじゃ」 貰えなかった民:「私、あげたわよ」 神様:「な…なんと…」 貰えなかった民:「そんなに意外?」 神様:「いや…まぁ…はぁ…うーん…そうだな…」 貰えなかった民:「(詮索するように)うーん?」 神様:「何でもない」 貰えなかった民:「せめて何か答えを出せや」 神様:「んで、お返しを貰えなかったと?」 貰えなかった民:「えぇ」 神様:「本命だったのか?」 貰えなかった民:「え…えぇ、そうよ!」 神様:「ほ…本命だったのか!?」 貰えなかった民:「そ…そうよ!それが何だって言うのよ!」 神様:「(半笑いで)ほ…本当に…本命だったのか!?」 貰えなかった民:「何でそんなに半笑いな訳!?」 神様:「(半笑いで)だって…本命で渡したのに…お…お返しが…無かっ…うはははあぁ!!」 貰えなかった民:「そんなに笑わなくて良くない!?」 神様:「(笑いながら)だってそれ…脈無しって事じゃ…やばっ…お腹痛い…」 貰えなかった民:「(物凄くデカいため息)」 神様:「(笑いながら)本命で…脈無しとか…ウケ…」 0:神様へビンタをする。 神様:「痛っ!?え、痛い…ワシ、神聖なる神様ぁ…」 貰えなかった民:「ちょっと馬鹿にし過ぎてない?」 神様:「いい情報を教えてやろう」 貰えなかった民:「うん?」 神様:「〇〇(貰えなかった民役のキャスト名)という人を知っているか?」 貰えなかった民:「えぇ、私の友人よ?それが何?」 神様:「貰っておるぞ?」 貰えなかった民:「何を?」 神様:「お返しを」 貰えなかった民:「何で?」 神様:「そりゃあげておるからじゃ無いか?」 貰えなかった民:「誰から…?」 神様:「え、そこまで知りたいか?」 貰えなかった民:「嘘…」 神様:「本当じゃ…」 貰えなかった民:「嘘よ…」 神様:「現実を見よ、これがリアルじゃ」 貰えなかった民:「こんなの…嘘よ…うぅ…」 神様:「ちなみにじゃが…」 貰えなかった民:「え?」 神様:「のぼライズという、このシナリオの作者は知っているか?」 貰えなかった民:「知らない…え、誰その無名」 神様:「そやつはあげておらん」 貰えなかった民:「バレンタインデーの日に貰って無いんでしょうね、ご愁傷様」 神様:「可哀想な人間じゃ…」 貰えなかった民:「いや、そうは思わない」 神様:「思えよ!」 貰えなかった民:「私…本命からお返し貰えなかったけど…」 神様:「うん」 貰えなかった民:「お返しくれるまであの人にあげてやるんだから!」 神様:「いや、ちゃんとした迷惑行為!そういうとこやぞ!」 貰えなかった民:「だって…だってぇ…」 神様:「そんなに欲しいか?」 貰えなかった民:「うん…」 神様:「お返しのお菓子か何かか…?」 貰えなかった民:「お返しのGUCCI」 神様:「見返りデカァ、ハードル高ァ…」 貰えなかった民:「それか百歩譲って、パテック・フィリップ…」 神様:「図々し過ぎる、あと何も譲ってないぞ…それは」 貰えなかった民:「…の中古」 神様:「譲ったァ…その一言で百歩譲ったな…百歩か、それ?」 貰えなかった民:「それか…シャネル…」 神様:「はいはいストップストップ」 貰えなかった民:「…はい?」 神様:「聞いたところによると、見返りのハードルが高いが…」 貰えなかった民:「高いんですか?」 神様:「金銭感覚狂っとるんか」 貰えなかった民:「はい」 神様:「そうか、埒明かないから百歩譲ろう」 貰えなかった民:「ありがとうございます」 神様:「ありがとうございません…じゃなくて、それを貰うに相応しいものをあげたんか?」 貰えなかった民:「えぇ、あげたわよ」 神様:「金銭的に愛が重い」 貰えなかった民:「味は美味しいと自負してるわよ?買ったチョコを1回溶かして、味付けして、型に流し込んだわ、何か顔色が美白になってたけど」 神様:「相手の体の負担が重いし、それ美白じゃなくて真っ青なってるんだよ、良い方向へ捉えないで」 貰えなかった民:「あの子、持って帰ろうとまでしてくれたのよ?持てなかったのかは分かんないけど、床引きずっていたけど」 神様:「物理的に重いやつや、どのくらいの重さだったのよ…ってか、どうやって持っていった…あの野生ゴリラ」 貰えなかった民:「重さ?そうね…1つが20キロだから…」 神様:「ん…1つ?」 貰えなかった民:「えぇ、1つ20キロだから…30個ね!」 神様:「1つ当たりも重いし、数的にも…量的にも重い…」 貰えなかった民:「これぞ、量が重い…両思いってね!」 神様:「あぁ神よ、どうかこういうゴリラが滅んでくれますように…あっ、神はワシか」 貰えなかった民:「はぁ…どう考えてもお返しが来ない理由が分かんないのよね…」 神様:「一生考えとけ!」

貰えなかった民:「あぁ神様、私は何で…何でこの日にお返しを貰えなかったのですか?あぁ神様、どうかこの答えをお導きください」 神様:「それはな、バレンタインデーの日にチョコをあげなかったからじゃ」 貰えなかった民:「そうか、そうですよね!」 0:声劇が終わった後みたいに 神様:「(元の自分に戻って)はい、〇〇(貰えなかった民役のキャスト名)さん、お疲れ様でしたぁ」 貰えなかった民:「(元の自分に戻って)お疲れ様でしたー、いやぁ〇〇(神様役のキャスト名)さん、このシナリオ最高でしたね!って…」 0:再び役に戻っていただき… 貰えなかった民:「違うのよ、すんなりと終わらせないでよ」 神様:「正(まさ)しくそうではないか?ホワイトデーとは、バレンタインデーで女子(じょすぃ)からチョコを貰った男子(だんすぃ)が、このチョコと同等の価値ある…いや、このチョコ以上に相応しいお返しをしなければというチョコを貰った男子(だんすぃ)が1ヶ月に渡る熱き葛藤を繰り広げ、そして3月14日にお返しをし、「俺って、こんなお返しも出来るんだぜ?」というアピールタイムならぬ、アピールデイならぬアピール…」 貰えなかった民:「要するに、バレンタインデーにあげてないとお返しが来ないんでしょ?」 神様:「そうじゃ」 貰えなかった民:「私、あげたわよ」 神様:「な…なんと…」 貰えなかった民:「そんなに意外?」 神様:「いや…まぁ…はぁ…うーん…そうだな…」 貰えなかった民:「(詮索するように)うーん?」 神様:「何でもない」 貰えなかった民:「せめて何か答えを出せや」 神様:「んで、お返しを貰えなかったと?」 貰えなかった民:「えぇ」 神様:「本命だったのか?」 貰えなかった民:「え…えぇ、そうよ!」 神様:「ほ…本命だったのか!?」 貰えなかった民:「そ…そうよ!それが何だって言うのよ!」 神様:「(半笑いで)ほ…本当に…本命だったのか!?」 貰えなかった民:「何でそんなに半笑いな訳!?」 神様:「(半笑いで)だって…本命で渡したのに…お…お返しが…無かっ…うはははあぁ!!」 貰えなかった民:「そんなに笑わなくて良くない!?」 神様:「(笑いながら)だってそれ…脈無しって事じゃ…やばっ…お腹痛い…」 貰えなかった民:「(物凄くデカいため息)」 神様:「(笑いながら)本命で…脈無しとか…ウケ…」 0:神様へビンタをする。 神様:「痛っ!?え、痛い…ワシ、神聖なる神様ぁ…」 貰えなかった民:「ちょっと馬鹿にし過ぎてない?」 神様:「いい情報を教えてやろう」 貰えなかった民:「うん?」 神様:「〇〇(貰えなかった民役のキャスト名)という人を知っているか?」 貰えなかった民:「えぇ、私の友人よ?それが何?」 神様:「貰っておるぞ?」 貰えなかった民:「何を?」 神様:「お返しを」 貰えなかった民:「何で?」 神様:「そりゃあげておるからじゃ無いか?」 貰えなかった民:「誰から…?」 神様:「え、そこまで知りたいか?」 貰えなかった民:「嘘…」 神様:「本当じゃ…」 貰えなかった民:「嘘よ…」 神様:「現実を見よ、これがリアルじゃ」 貰えなかった民:「こんなの…嘘よ…うぅ…」 神様:「ちなみにじゃが…」 貰えなかった民:「え?」 神様:「のぼライズという、このシナリオの作者は知っているか?」 貰えなかった民:「知らない…え、誰その無名」 神様:「そやつはあげておらん」 貰えなかった民:「バレンタインデーの日に貰って無いんでしょうね、ご愁傷様」 神様:「可哀想な人間じゃ…」 貰えなかった民:「いや、そうは思わない」 神様:「思えよ!」 貰えなかった民:「私…本命からお返し貰えなかったけど…」 神様:「うん」 貰えなかった民:「お返しくれるまであの人にあげてやるんだから!」 神様:「いや、ちゃんとした迷惑行為!そういうとこやぞ!」 貰えなかった民:「だって…だってぇ…」 神様:「そんなに欲しいか?」 貰えなかった民:「うん…」 神様:「お返しのお菓子か何かか…?」 貰えなかった民:「お返しのGUCCI」 神様:「見返りデカァ、ハードル高ァ…」 貰えなかった民:「それか百歩譲って、パテック・フィリップ…」 神様:「図々し過ぎる、あと何も譲ってないぞ…それは」 貰えなかった民:「…の中古」 神様:「譲ったァ…その一言で百歩譲ったな…百歩か、それ?」 貰えなかった民:「それか…シャネル…」 神様:「はいはいストップストップ」 貰えなかった民:「…はい?」 神様:「聞いたところによると、見返りのハードルが高いが…」 貰えなかった民:「高いんですか?」 神様:「金銭感覚狂っとるんか」 貰えなかった民:「はい」 神様:「そうか、埒明かないから百歩譲ろう」 貰えなかった民:「ありがとうございます」 神様:「ありがとうございません…じゃなくて、それを貰うに相応しいものをあげたんか?」 貰えなかった民:「えぇ、あげたわよ」 神様:「金銭的に愛が重い」 貰えなかった民:「味は美味しいと自負してるわよ?買ったチョコを1回溶かして、味付けして、型に流し込んだわ、何か顔色が美白になってたけど」 神様:「相手の体の負担が重いし、それ美白じゃなくて真っ青なってるんだよ、良い方向へ捉えないで」 貰えなかった民:「あの子、持って帰ろうとまでしてくれたのよ?持てなかったのかは分かんないけど、床引きずっていたけど」 神様:「物理的に重いやつや、どのくらいの重さだったのよ…ってか、どうやって持っていった…あの野生ゴリラ」 貰えなかった民:「重さ?そうね…1つが20キロだから…」 神様:「ん…1つ?」 貰えなかった民:「えぇ、1つ20キロだから…30個ね!」 神様:「1つ当たりも重いし、数的にも…量的にも重い…」 貰えなかった民:「これぞ、量が重い…両思いってね!」 神様:「あぁ神よ、どうかこういうゴリラが滅んでくれますように…あっ、神はワシか」 貰えなかった民:「はぁ…どう考えてもお返しが来ない理由が分かんないのよね…」 神様:「一生考えとけ!」