台本概要

 317 views 

タイトル 懺悔したい人のための台本
作者名 みのるしろいし  (@siroishi_jp)
ジャンル その他
演者人数 2人用台本(女1、不問1) ※兼役あり
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 何かを懺悔したい人のための台本です。
一部アドリブが含まれます。

 317 views 

キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
○○ 不問 28 懺悔をする人です。
キリス 23 女性想定です。男性でも可能。恋人と兼役
恋人 2 女性想定です。男性でも可能。キリスと兼役
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:【深い眠りから目覚める】 ○○:・・・・ぅん?ここは? キリス:あなたが*犯《おか》した罪を述べなさい ○○:は!? キリス:早く ○○:いや!?誰!? キリス:私は・・・キリス ○○:キリス? キリス:あなたが*犯《おか》した罪を聴くことが仕事だ ○○:どういうこと? キリス:あなたは死んだの ○○:死んだ!? キリス:あなたは、いつのまにか踏んづけていたガムに足を取られて転び、 キリス:その勢いで頭をぶつけて死にました。 ○○:そんなことで!? キリス:えぇ、大変に残念な死に方です ○○:死にきれないですよ!!! キリス:人の死というのは、天災と同じでいつかはわかりません ○○:でも・・・ キリス:でも*等《など》と言ってる暇はありません! キリス:あなたが*犯《おか》した罪に応じて、裁きによりこの先が決まるのです。 キリス:まあ、述べなくても審判者の書には全ての罪が記載されているのですがね。 ○○:そんな・・・ キリス:まあ、あなたがしっかりと償うことが出来れば、良い結果になることでしょう。 キリス:ヒント、とまでは言いませんがあなたには特筆すべき罪が2つあります ○○:2つ!? キリス:アリを踏み潰した・ポイ捨てと言った小さな罪は必要ありません。 キリス:歩いてる間に無意識というのもあるでしょう。 ○○:それ、除いても2つ!? キリス:えぇ、重要なことです キリス:では、○○よ。お前の罪を数えろ。 ○○:どこのライダーだよ・・・というかなんでそこだけお前なんだよ。 ○○:まあいいか、少し考えさせてはくれないか。 0:【間】 ○○:(告白したい何かを懺悔してください。) キリス:ほう、(○○が告白した罪を反復)を*犯《おか》したのですね ○○:はい、これが私の一つめの罪です。 キリス:それに対して、あなたはどう思っているのですか? ○○:(先程告白した罪を反省してください) キリス:なるほど・・・では2つ目を。 ○○:そうですね・・・噛んだガムを道端にポイ捨てしました。 キリス:はい?それはポイ捨てなので不要と言ったはずですが ○○:いいえ、私は恐らくそのガムを踏んづけて転倒し、死にました キリス:えっ!?あのガムあなたが捨てたガムだったの!? ○○:ええ、銀紙に包んで捨てたはずが、そこから漏れ出たガムを再度踏んづけたことにより、転倒したものと思われます キリス:・・・救い用の無い話ですね。 キリス:で、そのことについてはどう思ってるの? ○○:周りにゴミ箱が無くて、つい捨ててしまった。 ○○:でも、こんな結果になるとは思って居ませんでしたし ○○:まさか、死人が出る。しかも自分だとは思ってもいませんでした キリス:でしょうね・・・では、この先で審判を受けてきなさい ○○:え?ここで決まるんじゃ無いの!? キリス:言ったでしょう。私は罪を聴くだけ。 ○○:二度手間すぎやしませんか? キリス:神を*侮辱《ぶじょく》したわねアナタ!!! キリス:もういいわ。地獄に行きなさい!!! ○○:なんでだよ!!!お前に権限あんのかよ!!! キリス:うるさい!うるさい!!私のことも*侮辱《ぶじょく》したわねあなた!!! キリス:こいつを地獄へ連れて行きなさい!!あなたを地獄の*最深部《さいしんぶ》に送ってやるわ!!! ○○:何の権利があってそんな深いところまで・・・ キリス:*冥府《めいふ》の裁判官ミーノスが迎えに来たわよ。 キリス:鐘の音が聞こえるでしょう? : : 0:【鐘の音が鳴り響く】 ○○:・・・・ぅん?ここは?はっ!?・・・夢かよ。 ○○:にしては変な夢だったな。 ○○:そういえば、なんだかとんでもないこと言っちゃった気がするけど・・・ 0:【着信音が鳴り響く】 ○○:もしもし? 恋人:何がもしもしよ!?何時だと思ってるの!?今日デートだって約束したよね!? ○○:ハッ!?ごめん!!変な夢をみてて・・・ 恋人:大人の言い訳なの!?むしろそのまま永遠の眠りにつかせてやろうか!? ○○:ひぃぃぃぃ・・・・それだけは!それだけは!!!!! ○○:俺(私)の地獄は、ここから始まるのだった・・・・

0:【深い眠りから目覚める】 ○○:・・・・ぅん?ここは? キリス:あなたが*犯《おか》した罪を述べなさい ○○:は!? キリス:早く ○○:いや!?誰!? キリス:私は・・・キリス ○○:キリス? キリス:あなたが*犯《おか》した罪を聴くことが仕事だ ○○:どういうこと? キリス:あなたは死んだの ○○:死んだ!? キリス:あなたは、いつのまにか踏んづけていたガムに足を取られて転び、 キリス:その勢いで頭をぶつけて死にました。 ○○:そんなことで!? キリス:えぇ、大変に残念な死に方です ○○:死にきれないですよ!!! キリス:人の死というのは、天災と同じでいつかはわかりません ○○:でも・・・ キリス:でも*等《など》と言ってる暇はありません! キリス:あなたが*犯《おか》した罪に応じて、裁きによりこの先が決まるのです。 キリス:まあ、述べなくても審判者の書には全ての罪が記載されているのですがね。 ○○:そんな・・・ キリス:まあ、あなたがしっかりと償うことが出来れば、良い結果になることでしょう。 キリス:ヒント、とまでは言いませんがあなたには特筆すべき罪が2つあります ○○:2つ!? キリス:アリを踏み潰した・ポイ捨てと言った小さな罪は必要ありません。 キリス:歩いてる間に無意識というのもあるでしょう。 ○○:それ、除いても2つ!? キリス:えぇ、重要なことです キリス:では、○○よ。お前の罪を数えろ。 ○○:どこのライダーだよ・・・というかなんでそこだけお前なんだよ。 ○○:まあいいか、少し考えさせてはくれないか。 0:【間】 ○○:(告白したい何かを懺悔してください。) キリス:ほう、(○○が告白した罪を反復)を*犯《おか》したのですね ○○:はい、これが私の一つめの罪です。 キリス:それに対して、あなたはどう思っているのですか? ○○:(先程告白した罪を反省してください) キリス:なるほど・・・では2つ目を。 ○○:そうですね・・・噛んだガムを道端にポイ捨てしました。 キリス:はい?それはポイ捨てなので不要と言ったはずですが ○○:いいえ、私は恐らくそのガムを踏んづけて転倒し、死にました キリス:えっ!?あのガムあなたが捨てたガムだったの!? ○○:ええ、銀紙に包んで捨てたはずが、そこから漏れ出たガムを再度踏んづけたことにより、転倒したものと思われます キリス:・・・救い用の無い話ですね。 キリス:で、そのことについてはどう思ってるの? ○○:周りにゴミ箱が無くて、つい捨ててしまった。 ○○:でも、こんな結果になるとは思って居ませんでしたし ○○:まさか、死人が出る。しかも自分だとは思ってもいませんでした キリス:でしょうね・・・では、この先で審判を受けてきなさい ○○:え?ここで決まるんじゃ無いの!? キリス:言ったでしょう。私は罪を聴くだけ。 ○○:二度手間すぎやしませんか? キリス:神を*侮辱《ぶじょく》したわねアナタ!!! キリス:もういいわ。地獄に行きなさい!!! ○○:なんでだよ!!!お前に権限あんのかよ!!! キリス:うるさい!うるさい!!私のことも*侮辱《ぶじょく》したわねあなた!!! キリス:こいつを地獄へ連れて行きなさい!!あなたを地獄の*最深部《さいしんぶ》に送ってやるわ!!! ○○:何の権利があってそんな深いところまで・・・ キリス:*冥府《めいふ》の裁判官ミーノスが迎えに来たわよ。 キリス:鐘の音が聞こえるでしょう? : : 0:【鐘の音が鳴り響く】 ○○:・・・・ぅん?ここは?はっ!?・・・夢かよ。 ○○:にしては変な夢だったな。 ○○:そういえば、なんだかとんでもないこと言っちゃった気がするけど・・・ 0:【着信音が鳴り響く】 ○○:もしもし? 恋人:何がもしもしよ!?何時だと思ってるの!?今日デートだって約束したよね!? ○○:ハッ!?ごめん!!変な夢をみてて・・・ 恋人:大人の言い訳なの!?むしろそのまま永遠の眠りにつかせてやろうか!? ○○:ひぃぃぃぃ・・・・それだけは!それだけは!!!!! ○○:俺(私)の地獄は、ここから始まるのだった・・・・