台本概要
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タイトル | 星屑におやすみを |
---|---|
作者名 | 雪狐 (@yukikitsune_vg) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 1人用台本(男1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
短い一人読みです。 話の内容が変わらなければアドリブ改変等自由です。 性別は男性としていますが、女性が読んでも問題ありません。 星の中で夢を見るお話です。よろしくお願いします。 341 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
僕 | 男 | 1 | 夢を見ている。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
:「星屑におやすみを」
僕:
僕:夢を見ていた。
僕:満点の星空の下で君と語り明かす夢。
僕:夜空の中で、夜明けまでずっと。
僕:この時間はとても心地よくて、色褪せなくて。
僕:暖かく澄んだ、透明の世界だった。
僕:この場所には君と僕しかいない。
僕:二人ぼっちの優しい世界。
僕:
僕:君が笑う。幸せそうに僕を見つめて。
僕:君は踊る。月に照らされくるくると。
僕:ころころ変わる君の表情や仕草に、緩やかに心が囚われていく。
僕:
僕:不意に踊りをやめた君が座る。
僕:ふわりと柔らかな香りが鼻腔をくすぐる。
僕:その隣に僕も腰掛け、二人で空を眺める。
僕:無言で空を眺める静寂すら心地いい。
僕:その中で流れ星を見つけては、この時間が永遠に続くよう願っていた。
僕:きっとずっと、いつまでも…。
僕:
僕:それでも、君は朝の霞の中に溶けていく。
僕:明けない夜はないのだと教えてくれる。
僕:夜明けが来たらそこでお別れ。
僕:
僕:少しずつ朝日が昇る。
僕:その輝きに目が眩む。
僕:君が薄く滲んでいく。
僕:光に溶けて曖昧になっていく。
僕:
僕:抱きしめようと手を伸ばしても、触れることは叶わない。
僕:好きだと想い焦がれることも許されない。
僕:君は夢の国の人。僕とは住む世界が違うのだから。
僕:
僕:さよなら、僕の想い人。
僕:夢の中でしか逢えないけれど、もしもまた月が昇ったなら。
僕:そのときは僕の気持ちを伝えよう。
僕:
僕:夜空に煌めく星屑の様に、たくさんの想いを胸にしまって。
僕:今はただ、この言葉だけ君に届けるよ。
僕:「おやすみ、いい夢を。」
僕:
僕:そう伝えた僕の心は、人生で一番澄み渡っていた。
:「星屑におやすみを」
僕:
僕:夢を見ていた。
僕:満点の星空の下で君と語り明かす夢。
僕:夜空の中で、夜明けまでずっと。
僕:この時間はとても心地よくて、色褪せなくて。
僕:暖かく澄んだ、透明の世界だった。
僕:この場所には君と僕しかいない。
僕:二人ぼっちの優しい世界。
僕:
僕:君が笑う。幸せそうに僕を見つめて。
僕:君は踊る。月に照らされくるくると。
僕:ころころ変わる君の表情や仕草に、緩やかに心が囚われていく。
僕:
僕:不意に踊りをやめた君が座る。
僕:ふわりと柔らかな香りが鼻腔をくすぐる。
僕:その隣に僕も腰掛け、二人で空を眺める。
僕:無言で空を眺める静寂すら心地いい。
僕:その中で流れ星を見つけては、この時間が永遠に続くよう願っていた。
僕:きっとずっと、いつまでも…。
僕:
僕:それでも、君は朝の霞の中に溶けていく。
僕:明けない夜はないのだと教えてくれる。
僕:夜明けが来たらそこでお別れ。
僕:
僕:少しずつ朝日が昇る。
僕:その輝きに目が眩む。
僕:君が薄く滲んでいく。
僕:光に溶けて曖昧になっていく。
僕:
僕:抱きしめようと手を伸ばしても、触れることは叶わない。
僕:好きだと想い焦がれることも許されない。
僕:君は夢の国の人。僕とは住む世界が違うのだから。
僕:
僕:さよなら、僕の想い人。
僕:夢の中でしか逢えないけれど、もしもまた月が昇ったなら。
僕:そのときは僕の気持ちを伝えよう。
僕:
僕:夜空に煌めく星屑の様に、たくさんの想いを胸にしまって。
僕:今はただ、この言葉だけ君に届けるよ。
僕:「おやすみ、いい夢を。」
僕:
僕:そう伝えた僕の心は、人生で一番澄み渡っていた。