台本概要

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タイトル オカマしかいない結婚式場
作者名 ゾ夢  (@Zomu_vgfor)
ジャンル コメディ
演者人数 5人用台本(不問5)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 オカマしかいないオカマ都市でのお話。

オカマ×5人台本です。
性別自由ですが、オカマで演じてください!

セリフの偏りが少しあります。兼ね役でも大丈夫です。

アドリブ等はマナーを守って楽しめる範囲でお願いします。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
オカマA 不問 41 一般オカマ。オカマBに付き合って他人の結婚式に来た。
オカマB 不問 37 一般オカマ。オカマだって結婚がしたい。
オカマ怪盗 不問 21 オカマ都市のオタカラを盗みまくっている怪盗。
オカマ警備員 不問 18 目的があって結婚式場の警備員をやっている。
オカマ精霊 不問 18 ブーケの精霊。セリフ少なめなので兼ね役でも良き。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
オカマA:やーもう!お嫁さんもお婿さんも素敵だったわね! オカマB:そうね。 オカマA:もうっ!結婚式に来たのになんでそんなに興味なさげなのよ! オカマB:だって私、新郎新婦に興味なんてないもの。 オカマA:えっ!友達とかじゃないの?! オカマB:親戚の友達の親戚の友達よ。 オカマA:それ他人じゃないのよ!!なんでそんな他人の結婚式にわざわざ来てるのよ…。 オカマB:それはね、この結婚式場で行われる結婚式は特別だからよ。 オカマA:特別?何が特別なの? オカマB:この結婚式場で結婚式が行われるのは百年に一度。なぜなら、その結婚式では特別なある物が使われるからなの。 オカマA:もう!じれったいわね!一体なんなのよそれは。 オカマB:ブーケよ。 オカマA:ブーケ? オカマB:そもそも百年に一度しか行われない理由がブーケなの。そのブーケに使われている花はカマフラワーと言う、数十年に一度しか咲かない幻の花なのよ。 オカマA:そんなすごい花が使われているブーケが、ブーケトスで使われるってことね! オカマB:そう!そして!!そのブーケを手にした者は必ず運命の相手と出会えるって伝説があるのよ!!! オカマA:目的はそれだったのね!! オカマB:私だって結婚したいのよ!!その為だったら他人の結婚式だって来てやるわ!!! オカマA:その努力を相手探しに発揮すればいいのに…でも、そのブーケは私も気になるわ。とっても綺麗なんでしょうね。 オカマB:って、あらやだ、もうブーケトスの時間じゃない。早く行って良い場所取るわよ! オカマA:ちょ、ちょっと待ってよ! オカマ警備員:ピンポンパンポーン。お知らせです。お知らせです。次に行われるブーケトスですが、諸事情により予定を変更し、時間を遅らせて行います。申し訳ありません。ピンポンパンポーン。 オカマB:なんですってぇぇぇぇえ!!! オカマA:諸事情ってなんなのかしらね。準備が遅れてるのかしら。 オカマB:そんなの聞かないとわからないわ!警備員さん!! オカマ警備員:ちょっ!なに?!こっちは忙しいんだからあっち行ってなさい!! オカマB:ブーケトスはなんで遅れてるのよ!ちゃんとやるのよね?! オカマ警備員:そんなの教える訳ないでしょ!!あーもう!!こっちは怪盗がブーケを奪いにくるって予告が来て、てんやわんやしてるんだから!!邪魔しないでちょうだい!! オカマA:行っちゃったわね。仕方がないから待つしか無い…って、あんたなんで警備員さんのあとついてってるのよ! オカマB:今の聞いたでしょ!怪盗が私のブーケを盗もうとしてるのよ!!そんなのいてもたってもいられないじゃ無い!! オカマA:だからってあんたが行ったところでどうしようもないでしょうが!!ってあー!もう!!人の話聞かないんだから!!待ちなさいよっ!!! 場面が変わって:(少し間を開けると良い) オカマ怪盗:ふふふ…忍び込むのは簡単だったわね。 オカマ怪盗:百年に一度の結婚式。そこに現れる百年に一度のブーケ。そんなの頂かないわけにはいかないわよね。 オカマ怪盗:あとはこの金庫を開けて………………なかなか手強いわね。(アドリブで鍵を開けるのに四苦八苦してる様子をやると楽しい((尺稼ぎ)) オカマ怪盗:これをこうして、カチャリンコっと。やった!開いたわ!さて、金庫を開けて…わぁ…すごい綺麗なブーケだわ。 オカマ怪盗:それじゃあ、いただきま オカマ警備員:待ちなさい!! オカマ怪盗:げっ!もう追いついてきたのね!オカマ警備員!! オカマ警備員:そのブーケは結婚式になくてはならないもの!絶対に渡さないわよ!オカマ怪盗!! オカマ怪盗:ふんっ。残念ながら、もうブーケは私の手の中に…ってあれ、な、ない?! オカマB:このブーケは私のものよ!! オカマ怪盗:あんた誰よ?! オカマB:私はオカマB!!ただの独身オカマよ!!! オカマ警備員:あんたさっきの!!よくやったわ!そのブーケをこっちに渡しなさい! オカマB:嫌よ!!! オカマ警備員:なんでよ!!! オカマB:このブーケは私のもの!!私はこれで運命の相手と出会うんだから!!! オカマ警備員:目、目が血走ってる…あんた、本気なのね…。 オカマ怪盗:どうやら、三つ巴ってやつ見たいね。 オカマB:このブーケは絶対に!渡さないわ!!! オカマA:バカおっしゃい。(Bの頭を叩く) オカマB:いったい!!あ、ブーケが!! オカマ怪盗:もらったわ!! オカマ警備員:させないわよ!! オカマB:私のブーケぇぇぇえ!! オカマA:あんたのじゃないって…。 オカマ精霊:静まりなさい!!! オカマ怪盗:っ!!か、体が、動かないわ! オカマ警備員:それに、今の声は一体…。 オカマB:私の…わたしんだよぉ…。 オカマA:あんた荒地の魔女みたいになってるわよ。 オカマ精霊:私はオカマブーケの精霊。静まりなさい、静まりなさい。 オカマ怪盗:オカマブーケの精霊ですって?! オカマB:オカマブーケは百年に一度しか作られない伝説のアイテム。そりゃあ精霊が付いていてもおかしく無いわね。 オカマA:こっちはあんたのテンションの浮き沈みの激しさに驚いてるわよ。 オカマ怪盗:まあでも、精霊がついていようがいまいが私が盗ませてもらうって、あーもう!全然体が動かないわ!! オカマ精霊:だから静まれって言ってるでしょ!! オカマ怪盗:むっ!むーむー!!(口が開かなくなった) オカマ警備員:精霊の力で喋れなくなったのね。自業自得だわ。 オカマ精霊:あなたたち、勝手に私を自分のものだとか言って取り合って…私、そんな簡単なブーケじゃないのよ。 オカマA:簡単なブーケって何よ…。 オカマ精霊:そんなに私を手に入れたいのなら、しっかりブーケトスで手に入れなさい!! オカマ警備員:ごもっともな意見ね。 オカマB:そもそも私はブーケトスで手に入れるつもりだったから問題ないわ! オカマA:これ以上ここで騒いでたら結婚式が終わっちゃうわ。早くブーケトスを始めましょ。 オカマ警備員:そうね。ブーケさん、新郎新婦の元へ運ぶから、大人しくしててちょうだい。 オカマ精霊:もちのろんよ!! 場面が変わって:(少し間を開けると良い) オカマ精霊:さあ始まりました!この私伝説のブーケをめぐるオカマたちの闘い!ここに幕が上がります!!実況は私ブーケの精霊。解説はこの人。 オカマA:オカマAが担当しまーす…って何やらせてんのよ!! オカマ精霊:何ってそりゃ実況かがいたら解説がいないとダメでしょ? オカマA:まず実況がいらないわよ。今から始まるのはただのブーケトスなんだから。 オカマB:ブーケトスを甘くみちゃいけないわ! オカマA:なんであんたジャージなのよ。さっきまで来てたドレスはどうしたのよ。 オカマ怪盗:ブーケトスを笑うものはブーケトスに泣くのよ。 オカマA:なんで怪盗までジャージなのよ…って待って!!ブーケトスに参加する人たち全員ジャージなんだけど!!! オカマ警備員:伝説のブーケの取り合いなんだから、みんな本気になってんのよ。 オカマA:もはや結婚式の雰囲気どこにもないわね…。 オカマ精霊:さあ!前置きはこれぐらいにして、始めるわよ!! オカマ怪盗:ブーケはこの私!オカマ怪盗の物よ!! オカマB:いいえ!!この私のものよ!! オカマ精霊:さあ!新婦がブーケを持ち…投げたー!!!!! オカマ怪盗:秘技!!オカマ煙幕!!!ボフッ!!! オカマB:きゃっ!! オカマ精霊:おーっと!オカマ怪盗、いきなり煙幕でめくらましよ!! オカマA:こほっこほっ、ちょっと!煙幕なんてありなの?! オカマ怪盗:ブーケを手に入れる為ならなんでもするわ!さあ、これでブーケは私のもの オカマB:させるわけないでしょ!!オカマタックル!! オカマ精霊:おーっと!ここでオカマBの渾身のタックルが炸裂よー!!! オカマA:もしかして、最近あの子がラグビーやってたのってこの為なの…? オカマB:やったわ!!これでブーケは私のもの オカマ怪盗:させないわ!!! オカマB:きーっ!!!この怪盗!!あんた往生際が悪いのよ!!! オカマ怪盗:それはこっちのセリフよ!!! オカマA:必死すぎて見てるこっちが引くわよ…。 オカマ精霊:必死になるのは仕方のないことなのよ。そもそも、オカマしかいないオカマ都市で結婚することは難しいんだから。 オカマA:そうだけど…結婚なんてしなくても、人生楽しめると私は思うのだけど。 オカマ精霊:みんながみんなそうじゃないのよ。だから結婚したいオカマは、あらゆる手を尽くすのよ。 オカマA:そんなものなのね…。 オカマ精霊:そんなものなのよ…。 オカマA:…ところで、警備員さんはどこに行ったのかしら?さっきから見当たらないのだけど。 オカマ精霊:あら、よく気づいたわね。 オカマA:え?…あれ?待って…あの2人が取り合ってるブーケ…なんかおかしくない? オカマ怪盗:これは私の…って…なにこれ!このブーケ、偽物じゃないのよ!! オカマB:そんなわけ!…ってほんとだわ!!!じゃあ本物はどこに…! オカマA:も、もしかして…。 オカマ警備員:おーほっほっ!!!ブーケは私がいただいたわ!!! オカマ怪盗:オカマ警備員!!! オカマA:なるほど、最初から警備員さんの手のひらの上だったってわけね。 オカマB:返しなさい!!そのブーケは私のものよ!!! オカマ警備員:このブーケは私のものよ!!数ヶ月前からこの警備の仕事をなんとかして受けてブーケを手に入れる、私の完璧な作戦勝ちよ!!! オカマA:あれ?でも待ってちょうだい。ブーケの精霊は、ブーケトスで手に入れるものを決めるって言ってなかった?なんか、ルール違反じゃない? オカマ精霊:違反じゃないわ。警備員はちゃんとブーケトスの時間に私を手にしたからね。 オカマ怪盗:なによそのルールの穴を突いたようなやつは!!!それが許されるなら私だってそうしてたわよ!!! オカマ警備員:それに気づいていない時点であなたたちの負けなのよ!!!おーほっほっ!!!! オカマ怪盗:きーっ!!! オカマB:きーっ!!! オカマA:オカマって悔しいとみんなこういう反応するわね。 オカマ警備員:それでは私はおいとまするわ!!あんたたちはまた百年待てばいいのよ。私はその前に、運命の人と出あっちゃうけどね!!じゃあねぇーー!!!おーほっほっ!!! オカマ怪盗:待ちなさーい!!!このクソ警備員がーっ!!!! オカマA:…二人とも行っちゃったわね。 オカマB:私の…わたしんだよぉ…。 オカマA:また荒地の魔女みたいになってる。ほらっ!しっかりしなさい! オカマB:でも、ブーケが…ブーケが無いと運命の人と出会えないのに…。 オカマA:何言ってんのよ!そんな伝説に頼らなくたって、あんたには私がついているでしょ! オカマB:あ、あんた…。ぽっ。 オカマA:ちょっと!ほおを染めないでちょうだい!!そういう意味で言ったんじゃ無いわよ!! オカマB:わかってるわかってる。照れ隠しも可愛いわ♡ オカマA:あーもう!!なんて日なのよー!!!!! オカマ精霊:おーしーまい♡

オカマA:やーもう!お嫁さんもお婿さんも素敵だったわね! オカマB:そうね。 オカマA:もうっ!結婚式に来たのになんでそんなに興味なさげなのよ! オカマB:だって私、新郎新婦に興味なんてないもの。 オカマA:えっ!友達とかじゃないの?! オカマB:親戚の友達の親戚の友達よ。 オカマA:それ他人じゃないのよ!!なんでそんな他人の結婚式にわざわざ来てるのよ…。 オカマB:それはね、この結婚式場で行われる結婚式は特別だからよ。 オカマA:特別?何が特別なの? オカマB:この結婚式場で結婚式が行われるのは百年に一度。なぜなら、その結婚式では特別なある物が使われるからなの。 オカマA:もう!じれったいわね!一体なんなのよそれは。 オカマB:ブーケよ。 オカマA:ブーケ? オカマB:そもそも百年に一度しか行われない理由がブーケなの。そのブーケに使われている花はカマフラワーと言う、数十年に一度しか咲かない幻の花なのよ。 オカマA:そんなすごい花が使われているブーケが、ブーケトスで使われるってことね! オカマB:そう!そして!!そのブーケを手にした者は必ず運命の相手と出会えるって伝説があるのよ!!! オカマA:目的はそれだったのね!! オカマB:私だって結婚したいのよ!!その為だったら他人の結婚式だって来てやるわ!!! オカマA:その努力を相手探しに発揮すればいいのに…でも、そのブーケは私も気になるわ。とっても綺麗なんでしょうね。 オカマB:って、あらやだ、もうブーケトスの時間じゃない。早く行って良い場所取るわよ! オカマA:ちょ、ちょっと待ってよ! オカマ警備員:ピンポンパンポーン。お知らせです。お知らせです。次に行われるブーケトスですが、諸事情により予定を変更し、時間を遅らせて行います。申し訳ありません。ピンポンパンポーン。 オカマB:なんですってぇぇぇぇえ!!! オカマA:諸事情ってなんなのかしらね。準備が遅れてるのかしら。 オカマB:そんなの聞かないとわからないわ!警備員さん!! オカマ警備員:ちょっ!なに?!こっちは忙しいんだからあっち行ってなさい!! オカマB:ブーケトスはなんで遅れてるのよ!ちゃんとやるのよね?! オカマ警備員:そんなの教える訳ないでしょ!!あーもう!!こっちは怪盗がブーケを奪いにくるって予告が来て、てんやわんやしてるんだから!!邪魔しないでちょうだい!! オカマA:行っちゃったわね。仕方がないから待つしか無い…って、あんたなんで警備員さんのあとついてってるのよ! オカマB:今の聞いたでしょ!怪盗が私のブーケを盗もうとしてるのよ!!そんなのいてもたってもいられないじゃ無い!! オカマA:だからってあんたが行ったところでどうしようもないでしょうが!!ってあー!もう!!人の話聞かないんだから!!待ちなさいよっ!!! 場面が変わって:(少し間を開けると良い) オカマ怪盗:ふふふ…忍び込むのは簡単だったわね。 オカマ怪盗:百年に一度の結婚式。そこに現れる百年に一度のブーケ。そんなの頂かないわけにはいかないわよね。 オカマ怪盗:あとはこの金庫を開けて………………なかなか手強いわね。(アドリブで鍵を開けるのに四苦八苦してる様子をやると楽しい((尺稼ぎ)) オカマ怪盗:これをこうして、カチャリンコっと。やった!開いたわ!さて、金庫を開けて…わぁ…すごい綺麗なブーケだわ。 オカマ怪盗:それじゃあ、いただきま オカマ警備員:待ちなさい!! オカマ怪盗:げっ!もう追いついてきたのね!オカマ警備員!! オカマ警備員:そのブーケは結婚式になくてはならないもの!絶対に渡さないわよ!オカマ怪盗!! オカマ怪盗:ふんっ。残念ながら、もうブーケは私の手の中に…ってあれ、な、ない?! オカマB:このブーケは私のものよ!! オカマ怪盗:あんた誰よ?! オカマB:私はオカマB!!ただの独身オカマよ!!! オカマ警備員:あんたさっきの!!よくやったわ!そのブーケをこっちに渡しなさい! オカマB:嫌よ!!! オカマ警備員:なんでよ!!! オカマB:このブーケは私のもの!!私はこれで運命の相手と出会うんだから!!! オカマ警備員:目、目が血走ってる…あんた、本気なのね…。 オカマ怪盗:どうやら、三つ巴ってやつ見たいね。 オカマB:このブーケは絶対に!渡さないわ!!! オカマA:バカおっしゃい。(Bの頭を叩く) オカマB:いったい!!あ、ブーケが!! オカマ怪盗:もらったわ!! オカマ警備員:させないわよ!! オカマB:私のブーケぇぇぇえ!! オカマA:あんたのじゃないって…。 オカマ精霊:静まりなさい!!! オカマ怪盗:っ!!か、体が、動かないわ! オカマ警備員:それに、今の声は一体…。 オカマB:私の…わたしんだよぉ…。 オカマA:あんた荒地の魔女みたいになってるわよ。 オカマ精霊:私はオカマブーケの精霊。静まりなさい、静まりなさい。 オカマ怪盗:オカマブーケの精霊ですって?! オカマB:オカマブーケは百年に一度しか作られない伝説のアイテム。そりゃあ精霊が付いていてもおかしく無いわね。 オカマA:こっちはあんたのテンションの浮き沈みの激しさに驚いてるわよ。 オカマ怪盗:まあでも、精霊がついていようがいまいが私が盗ませてもらうって、あーもう!全然体が動かないわ!! オカマ精霊:だから静まれって言ってるでしょ!! オカマ怪盗:むっ!むーむー!!(口が開かなくなった) オカマ警備員:精霊の力で喋れなくなったのね。自業自得だわ。 オカマ精霊:あなたたち、勝手に私を自分のものだとか言って取り合って…私、そんな簡単なブーケじゃないのよ。 オカマA:簡単なブーケって何よ…。 オカマ精霊:そんなに私を手に入れたいのなら、しっかりブーケトスで手に入れなさい!! オカマ警備員:ごもっともな意見ね。 オカマB:そもそも私はブーケトスで手に入れるつもりだったから問題ないわ! オカマA:これ以上ここで騒いでたら結婚式が終わっちゃうわ。早くブーケトスを始めましょ。 オカマ警備員:そうね。ブーケさん、新郎新婦の元へ運ぶから、大人しくしててちょうだい。 オカマ精霊:もちのろんよ!! 場面が変わって:(少し間を開けると良い) オカマ精霊:さあ始まりました!この私伝説のブーケをめぐるオカマたちの闘い!ここに幕が上がります!!実況は私ブーケの精霊。解説はこの人。 オカマA:オカマAが担当しまーす…って何やらせてんのよ!! オカマ精霊:何ってそりゃ実況かがいたら解説がいないとダメでしょ? オカマA:まず実況がいらないわよ。今から始まるのはただのブーケトスなんだから。 オカマB:ブーケトスを甘くみちゃいけないわ! オカマA:なんであんたジャージなのよ。さっきまで来てたドレスはどうしたのよ。 オカマ怪盗:ブーケトスを笑うものはブーケトスに泣くのよ。 オカマA:なんで怪盗までジャージなのよ…って待って!!ブーケトスに参加する人たち全員ジャージなんだけど!!! オカマ警備員:伝説のブーケの取り合いなんだから、みんな本気になってんのよ。 オカマA:もはや結婚式の雰囲気どこにもないわね…。 オカマ精霊:さあ!前置きはこれぐらいにして、始めるわよ!! オカマ怪盗:ブーケはこの私!オカマ怪盗の物よ!! オカマB:いいえ!!この私のものよ!! オカマ精霊:さあ!新婦がブーケを持ち…投げたー!!!!! オカマ怪盗:秘技!!オカマ煙幕!!!ボフッ!!! オカマB:きゃっ!! オカマ精霊:おーっと!オカマ怪盗、いきなり煙幕でめくらましよ!! オカマA:こほっこほっ、ちょっと!煙幕なんてありなの?! オカマ怪盗:ブーケを手に入れる為ならなんでもするわ!さあ、これでブーケは私のもの オカマB:させるわけないでしょ!!オカマタックル!! オカマ精霊:おーっと!ここでオカマBの渾身のタックルが炸裂よー!!! オカマA:もしかして、最近あの子がラグビーやってたのってこの為なの…? オカマB:やったわ!!これでブーケは私のもの オカマ怪盗:させないわ!!! オカマB:きーっ!!!この怪盗!!あんた往生際が悪いのよ!!! オカマ怪盗:それはこっちのセリフよ!!! オカマA:必死すぎて見てるこっちが引くわよ…。 オカマ精霊:必死になるのは仕方のないことなのよ。そもそも、オカマしかいないオカマ都市で結婚することは難しいんだから。 オカマA:そうだけど…結婚なんてしなくても、人生楽しめると私は思うのだけど。 オカマ精霊:みんながみんなそうじゃないのよ。だから結婚したいオカマは、あらゆる手を尽くすのよ。 オカマA:そんなものなのね…。 オカマ精霊:そんなものなのよ…。 オカマA:…ところで、警備員さんはどこに行ったのかしら?さっきから見当たらないのだけど。 オカマ精霊:あら、よく気づいたわね。 オカマA:え?…あれ?待って…あの2人が取り合ってるブーケ…なんかおかしくない? オカマ怪盗:これは私の…って…なにこれ!このブーケ、偽物じゃないのよ!! オカマB:そんなわけ!…ってほんとだわ!!!じゃあ本物はどこに…! オカマA:も、もしかして…。 オカマ警備員:おーほっほっ!!!ブーケは私がいただいたわ!!! オカマ怪盗:オカマ警備員!!! オカマA:なるほど、最初から警備員さんの手のひらの上だったってわけね。 オカマB:返しなさい!!そのブーケは私のものよ!!! オカマ警備員:このブーケは私のものよ!!数ヶ月前からこの警備の仕事をなんとかして受けてブーケを手に入れる、私の完璧な作戦勝ちよ!!! オカマA:あれ?でも待ってちょうだい。ブーケの精霊は、ブーケトスで手に入れるものを決めるって言ってなかった?なんか、ルール違反じゃない? オカマ精霊:違反じゃないわ。警備員はちゃんとブーケトスの時間に私を手にしたからね。 オカマ怪盗:なによそのルールの穴を突いたようなやつは!!!それが許されるなら私だってそうしてたわよ!!! オカマ警備員:それに気づいていない時点であなたたちの負けなのよ!!!おーほっほっ!!!! オカマ怪盗:きーっ!!! オカマB:きーっ!!! オカマA:オカマって悔しいとみんなこういう反応するわね。 オカマ警備員:それでは私はおいとまするわ!!あんたたちはまた百年待てばいいのよ。私はその前に、運命の人と出あっちゃうけどね!!じゃあねぇーー!!!おーほっほっ!!! オカマ怪盗:待ちなさーい!!!このクソ警備員がーっ!!!! オカマA:…二人とも行っちゃったわね。 オカマB:私の…わたしんだよぉ…。 オカマA:また荒地の魔女みたいになってる。ほらっ!しっかりしなさい! オカマB:でも、ブーケが…ブーケが無いと運命の人と出会えないのに…。 オカマA:何言ってんのよ!そんな伝説に頼らなくたって、あんたには私がついているでしょ! オカマB:あ、あんた…。ぽっ。 オカマA:ちょっと!ほおを染めないでちょうだい!!そういう意味で言ったんじゃ無いわよ!! オカマB:わかってるわかってる。照れ隠しも可愛いわ♡ オカマA:あーもう!!なんて日なのよー!!!!! オカマ精霊:おーしーまい♡