声劇台本置き場

：（二人とも、なるべく早口で読んでみよう！） 瞬介：お、やっと理想の女性とマッチしたぞ 刹那：あ、やっと理想の男性とマッチしたみたいね。 瞬介：よし、連絡するか。「今から会えますか？」と。 刹那：さっそく連絡来たわね。「もちろん、すぐ会いにいきます」 ：間 瞬介：初めまして、瞬介（しゅんすけ）です 刹那：初めまして、刹那（せつな）です 瞬介：とっても可愛い方で良かったです。 刹那：ほんとですか？それは嬉しいです。 瞬介：ちなみに俺はどうですか？ 刹那：はい、めちゃくちゃカッコイイですね。 瞬介：それは照れますね。 刹那：その照れた顔も良いですよ。 瞬介：ははは 刹那：ふふふ 瞬介：じゃあ付き合いますか？ 刹那：はい、よろしくお願いします。 瞬介：ではデートしませんか？ 刹那：はい、デートしましょう。 瞬介：今からどうです？ 刹那：もちろん今すぐ行きます。 瞬介：よし、それでは出ましょうか。 刹那：あ、ここのお代は？ 瞬介：それならもう僕が払いました。 刹那：ありがとうございます、ご馳走様です。 ：間 瞬介：それではデートですが、どこに行きたいですか？ 刹那：ランドとか行きたいですね。 瞬介：いいですね、さっさく行きましょう。 刹那：やった、楽しみです。 瞬介：ランドへは、ここからだと電車で行けますね。 刹那：それなら駅は目の前なので、次の列車に乗りましょう。 ：間 瞬介：さて、切符を買わなきゃ 刹那：実は二人分買ってあります。 瞬介：ありがとう、気が利くね 刹那：いえいえそれ程でも 瞬介：お昼ご飯はどうする？ 刹那：そうですね、食べたくなってきました。 瞬介：じゃああっちで食べますか。 刹那：そうしましょう 瞬介：発車時間は？ 刹那：もうすぐ発車するみたいです。 瞬介：それなら急ぎましょうか。 刹那：あっちが改札です。 瞬介：あっちか、よし走ろう。 刹那：了解、あ、痛たっ 瞬介：どうしたの、その足？ 刹那：実はさっき、くじいたんです 瞬介：分かった、じゃあ僕の背中に飛び乗って。 刹那：ありがとうございます、よっ！乗りました。 瞬介：じゃあ走るからしっかり掴まってね。 刹那：はい、ガッチリ掴んでます。 ：間 瞬介：はぁ、はぁ、もうすぐ乗車だ 刹那：頑張って、もうすぐよ瞬介さん！ 瞬介：とぅ！よし、乗ったよ刹那さん 刹那：ナイス滑り込みです。 瞬介：ん、なんだどうした？ 刹那：あ、事故で発車が見送りだって放送してますね。 瞬介：うーん、遅延かー。待てないな。 刹那：そうですね、待てないですね。 瞬介：よし、レンタカーを借りて行こう 刹那：ナイスアイディアです、私電話かけときます。 ：間 瞬介：次はどっちかな？ 刹那：二つ先の信号を右です 瞬介：ＯＫ、その次は 刹那：突き当たりを左です 瞬介：じゃあ次の次は？ 刹那：左車線寄って、高速入口です 瞬介：了解。あ、トイレは大丈夫？ 刹那：はい、今は平気です。 瞬介：それじゃそのまま行くよ 刹那：法定速度は？ 瞬介：バッチリ守る！ 刹那：さすが瞬介さん 瞬介：刹那さん、足は大丈夫？ 刹那：はい、もう治りました。 ：間 瞬介：ランド到着！ 刹那：運転お疲れ様でした。 瞬介：僕は平気だよ。さ、行こう 刹那：ここからどうしますか？ 瞬介：刹那さんがゲート、俺は飲み物でどうかな？ 刹那：じゃあ私並びますね。あ、私はお茶で 瞬介：銘柄（めいがら）はどうする？ 刹那：瞬介さんに任せます。 瞬介：了解、任された。 ：間 刹那：あのアトラクションは？ 瞬介：二時間待ちみたいだね。 刹那：あっちのは？ 瞬介：一時間待ち。 刹那：向こうのは？ 瞬介：３０分待ち。どうする？ 刹那：うん、無理、待てないかも 瞬介：だよね。じゃあご飯にしようか。 刹那：賛成。何食べます？ 瞬介：早く食べれるとこがいいよね？ 刹那：ですね。あそこはどうですか？ 瞬介：一時間待ち 刹那：あっちは？ 瞬介：３０分 刹那：そこは？ 瞬介：１５分 刹那：待てます？ 瞬介：うん、無理、待てない。 刹那：ですよね。どうします？ 瞬介：それじゃ、家来る？ 刹那：はい、もちろん行きます。 ：間 瞬介：着いたよ。さ、どうぞ上がって。 刹那：お邪魔しますね。 瞬介：お腹は減ってる？ 刹那：もちろん減ってます。 瞬介：それじゃあ有り合わせで何か作るよ。 刹那：あ、料理するんですね？ 瞬介：料理って言っても男の料理だよ？ 刹那：それでも十分すごいです。 瞬介：じゃあ作るからちょっと待っててね。 刹那：あ、部屋綺麗にしてるんですね。 瞬介：その辺の物はさわないでね。 刹那：あ、ベッドの下からこんな物が。 瞬介：戻してくれるかな？ 刹那：本棚の裏からこんな物が。 瞬介：それも戻してくれるかな？ 刹那：天井裏からこんな物が。 瞬介：もうやめてくれるかな？ 刹那：探索するの飽きちゃいました。 瞬介：じゃあ料理手伝ってくれる？ 刹那：その言葉待ってました。何を作りますか？ 瞬介：今日はカレーかな。 刹那：やった、好きなやつです。 瞬介：好みの料理だったみたいで良かったよ。 刹那：でも、カレーは時間がかかりませんか？ 瞬介：こんな事もあろうかと圧力鍋を買ってたんだ。 刹那：それはナイスです。 ：間 瞬介：よし完成、手伝ってくれてありがとう。 刹那：いえいえどう致しまして。でもびっくりしました。 瞬介：なにがかな？ 刹那：このカレー、本格スパイスカレーだから 瞬介：本格的なのは嫌いだった？ 刹那：いえ、大好きです。 瞬介：それじゃ、頂き 刹那：まーす ：間 瞬介：ん、まあまあの出来だな。 刹那：これがですか？ 瞬介：そうだよ？ 刹那：十分過ぎるほど美味しくて大好きな味です。 瞬介：ありがとう。そんなに気にいってくれるなんて、また作りたくなるよ。 刹那：こんなカレーなら毎日食べたいなー、なんて。 瞬介：よし、じゃあ結婚しよう。 刹那：はい、ふつつか者ですがよろしくお願いします。 瞬介：じゃあ今から婚姻届を取りに行こうか。 刹那：そう言うと思って用意してました。 瞬介：ナイスだ刹那さん、俺の方書いとくね。 刹那：あ、まだ役場開いてるみたいですよ。 瞬介：よし、じゃあ書きながら行こう。 刹那：あ、両親に挨拶どうします？ 瞬介：役場の帰りに両方寄って行こう 刹那：ですよね、私もそうしようと思ってました。 ：間 瞬介：娘さんと籍を入れさせて頂きました。 刹那：うん、ありがとうお父さんお母さん、私幸せになるから。 瞬介：よし、じゃあ次は俺の実家に行こう 刹那：はい、すぐ行きましょう。 ：間 瞬介：刹那さん、今日はお疲れ様でした。 刹那：瞬介さんこそ、お疲れ様でした。 瞬介：でもほんと良かったな。 刹那：あ、分かります、あれですよね？ 瞬介：そう、俺達せっかち同士だから 刹那：間違いなく、理想のマッチングです！ ：おわり