台本概要

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タイトル 魔女と薬と高校生
作者名 てくす  (@daihooon)
ジャンル ファンタジー
演者人数 3人用台本(男1、女2)
時間 20 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 青年は、魔女と出会う。そして、また別の魔女とも邂逅する。
魔法と石。名と力と。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
優斗 42 はまべ ゆうと。魔女に出会った男。
ホイップ 34 ケーキの魔女。
レピオス 26 薬の魔女。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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優斗:(俺、浜辺優斗はひょんなことから 優斗:魔女に出会った 優斗:彼女はケーキの魔女と言い 優斗:世の有名ケーキ店は自分のおかげと話した 優斗:しかし、そのための魔法の石を無くし 優斗:あの後、俺も協力して探したんだけど) ホイップ:こぉら!待て!泥棒猫! 優斗:(魔法石咥えたドラ猫を追っかけて 優斗:裸足で駆けてく愉快な合法ロリ状態だった) ホイップ:それは私のだぁぁあ! 優斗:(彼女は自分でハタチ越えてるアピールしてたけど 優斗:どう見てもただのわんぱく小学生だ 優斗:結局魔法石は取り戻し一件落着 優斗:…かに思えたんだけど……) 0:間 ホイップ:また会ったな! 優斗:今度は何ですかぁ… ホイップ:フン!この前は色々と助かった ホイップ:まずは礼を言おう! 優斗:上から目線ですね… ホイップ:今回も少し入り用でな、手伝え 優斗:はぁ…まぁいいですけど ホイップ:着いてこい 0:間 優斗:ここは…薬局? ホイップ:邪魔するぞー! レピオス:あら?ホイップじゃない レピオス:で、その後ろの方は? ホイップ:あぁ、こいつは優斗 ホイップ:ちょっと前に少しな レピオス:ふーん、貴女が人間と仲良くしてるなんて レピオス:珍しいじゃない? 優斗:ホイップ? ホイップ:あぁ、言っとらんかったの ホイップ:私の名前じゃ ホイップ:人間の世界に溶け込むために ホイップ:人間名と本名の魔法名があるんじゃ 優斗:へぇ ホイップ:人間名は、ケイコ ホイップ:魔法名がホイップじゃ 優斗:あー、なるほどケーキだからケイコ 優斗:んで、ホイップ…流石合法ロリ、ブレない ホイップ:お前な!一々それ挟むな! レピオス:はいはい、お喋りはそこまで レピオス:色々と厄介になる前に レピオス:"帳(とばり)" レピオス:"夜を知る者、夜を呼びし声に耳を貸せ" 優斗:なんだ!?急に外が真っ暗に! ホイップ:帳じゃ、これで外からも中からも ホイップ:何も見えん 優斗:すげぇ、やっと魔法っぽいの出た ホイップ:なんじゃその目は! ホイップ:私もこれくらいできるわい! レピオス:それでホイップ レピオス:話してた件のことをこの子に? ホイップ:あぁ、そうじゃった ホイップ:私もコイツに手伝ってもらっての ホイップ:お人好しじゃから引き受けてくれるだろ 優斗:すみません、ホイップさん何の話を ホイップ:フフフ、貴様 ホイップ:よもや魔女が人間に優しいとでも ホイップ:思っておったか? レピオス:こちらの世界に足を踏み入れた レピオス:そうでしょ? 優斗:あ、いや、えっと ホイップ:こいつはレピオス ホイップ:薬剤の魔女じゃ レピオス:つまりは… ホイップ:人間をの… レピオス:実験に使って新薬を… 優斗:あ!そういえば俺 優斗:今日は受験勉強しないといけないんだった! 優斗:いやぁ、すみません手伝えなくて 優斗:それでは失礼して…あれ? 優斗:開かない!鍵開かない! ホイップ:帳が降りておるからの レピオス:解除するまで開かないわよ ホイップ:さぁ、人間 ホイップ:私を合法ロリと罵った罰 ホイップ:受けようかのぅ?フフフフ 優斗:イヤァァァァァァア! ホイップ:くっ…くふふ… ホイップ:アハハハハ!なんじゃい ホイップ:女の子のような悲鳴は!  レピオス:やりすぎたかしら? 優斗:ふぇ…? 0:間 レピオス:ごめんなさいね 優斗:するとつまり レピオス:そう、いつもは私の事情を知った レピオス:人間の助手がいるんだけど風邪で来れなくて ホイップ:ちょうどいい人材がいると私からな ホイップ:話をしておったのだ 優斗:ビビった…くそビビった… ホイップ:愉快じゃったぞー! 優斗:それでレピオスさんはどんな魔法を? レピオス:ちゃんと自己紹介しなきゃね レピオス:人間名は薬師寺 草(やくしじ そう) レピオス:魔法名がレピオス、薬剤の魔女 レピオス:私の薬石(くすりいし)で人間が作った新薬の レピオス:副作用なんかを緩和することが仕事なの 優斗:副作用の緩和? レピオス:人間の作る薬は副作用が凄くてね レピオス:だから新薬が出る度に私が緩和してるわけ レピオス:ただそれが人間に合うかを人間で試すのよ レピオス:簡単に言えば治験ね 優斗:えぇ…けどそれ大丈夫なんですか? レピオス:いざとなれば魔法で毒素は抜くし レピオス:危険はないわよ ホイップ:まぁ人助けと思って引き受けてくれんか? 優斗:はぁ… レピオス:あ、ちゃんと報酬は出すわ レピオス:少ないかもしれないけど 優斗:やります! ホイップ:現金なやつじゃな… 0:間 レピオス:どう? 優斗:はい、今のところ別に異常はないですね レピオス:本来なら頭痛、吐き気が酷いんだけど レピオス:これなら大丈夫そうね ホイップ:終わったかの? レピオス:えぇ、ありがとうホイップ レピオス:助かったわ 優斗:あの、一つ聞いていいですか? レピオス:何? 優斗:こんな薬じゃなくて不老不死薬とか 優斗:病気が1発で治る薬とか 優斗:作ったらいいんじゃないですか? レピオス:確かにそうかもしれないわ レピオス:けどね、それじゃ人間の世界が レピオス:異常なことになるわ 優斗:え? レピオス:そんな薬ができれば病院はいらない レピオス:そうなると医者は仕事がなくなる レピオス:それにそんな薬、みんな欲しいじゃない? レピオス:そうなったら争いが起こるかもしれない レピオス:お金持ちが独占すれば不満も起こる 優斗:あ… レピオス:私たち魔女は人間の世界を レピオス:壊したくないのよ レピオス:だから、私たちがするのは レピオス:少しだけの手助けだけ レピオス:だけどね?これも知っておいて 優斗:何ですか? ホイップ:私がさっき言ったことだ ホイップ:魔女が人間に優しいとは限らん ホイップ:人間を恨み、妬み、そんな魔女もおる レピオス:だからね、私たちのような レピオス:人間に手助けする魔女はルールを決めてるの レピオス:過剰な手助けはしない レピオス:それは絶対のルールよ 優斗:そうなんですね… 優斗:確かに理解できます 優斗:魔法でなんでも解決してたら 優斗:この世界は回らなくなる レピオス:そういうことよ レピオス:けど私たちも感謝してるわ レピオス:今日みたいに人間に助けてもらうこともあるから レピオス:ありがとうね 優斗:いえ!これも全部誰かのために 優斗:なるってことだから全然! ホイップ:報酬欲しさに承諾したくせにの 優斗:いい話なんだからそこ言わないでよ! レピオス:ふふ、またお願いすることが レピオス:あるかもしれないから レピオス:その時はよろしくね 優斗:俺は勉強も運動も得意じゃないし 優斗:特技ってものも全然なくて 優斗:それでも何か力になれるなら手伝います! レピオス:待ってるわ 優斗:はい!今日は色々勉強になりました! ホイップ:なんか私と対応違くないか!? 0:間 優斗:魔女も大変なんですね ホイップ:まぁの 優斗:…ホイップさん ホイップ:フン!ホイップでいい! 優斗:じゃあ、ホイップ 優斗:俺にも手伝うことあったら連絡してよ ホイップ:ほぅ?いいのか? ホイップ:魔女の世界に足を入れて 優斗:もう両足くらいハマってるだろ? ホイップ:確かにの!うん、わかった ホイップ:優斗、これからも頼むかも知れんぞ 優斗:(こうして俺は魔女の世界を知ることになる 優斗:それが俺の人生を変えることになることは 優斗:この時はまだ実感していなかった) ホイップ:これで登録できたからいつでも連絡できるな ホイップ:?…何をいつまでいじっとる! ホイップ:……あ、なんじゃこれ! ホイップ:登録名を合法ロリにしおって! 優斗:うわ!見るなよ! 優斗:ってお前も!俺の名前、平凡男じゃねーか! ホイップ:うっさい!平凡だろうが! ホイップ:はっ!それともなんじゃい!ビビリにするか? 優斗:この合法ロリがぁぁぁあ! 0:ー終わりー

優斗:(俺、浜辺優斗はひょんなことから 優斗:魔女に出会った 優斗:彼女はケーキの魔女と言い 優斗:世の有名ケーキ店は自分のおかげと話した 優斗:しかし、そのための魔法の石を無くし 優斗:あの後、俺も協力して探したんだけど) ホイップ:こぉら!待て!泥棒猫! 優斗:(魔法石咥えたドラ猫を追っかけて 優斗:裸足で駆けてく愉快な合法ロリ状態だった) ホイップ:それは私のだぁぁあ! 優斗:(彼女は自分でハタチ越えてるアピールしてたけど 優斗:どう見てもただのわんぱく小学生だ 優斗:結局魔法石は取り戻し一件落着 優斗:…かに思えたんだけど……) 0:間 ホイップ:また会ったな! 優斗:今度は何ですかぁ… ホイップ:フン!この前は色々と助かった ホイップ:まずは礼を言おう! 優斗:上から目線ですね… ホイップ:今回も少し入り用でな、手伝え 優斗:はぁ…まぁいいですけど ホイップ:着いてこい 0:間 優斗:ここは…薬局? ホイップ:邪魔するぞー! レピオス:あら?ホイップじゃない レピオス:で、その後ろの方は? ホイップ:あぁ、こいつは優斗 ホイップ:ちょっと前に少しな レピオス:ふーん、貴女が人間と仲良くしてるなんて レピオス:珍しいじゃない? 優斗:ホイップ? ホイップ:あぁ、言っとらんかったの ホイップ:私の名前じゃ ホイップ:人間の世界に溶け込むために ホイップ:人間名と本名の魔法名があるんじゃ 優斗:へぇ ホイップ:人間名は、ケイコ ホイップ:魔法名がホイップじゃ 優斗:あー、なるほどケーキだからケイコ 優斗:んで、ホイップ…流石合法ロリ、ブレない ホイップ:お前な!一々それ挟むな! レピオス:はいはい、お喋りはそこまで レピオス:色々と厄介になる前に レピオス:"帳(とばり)" レピオス:"夜を知る者、夜を呼びし声に耳を貸せ" 優斗:なんだ!?急に外が真っ暗に! ホイップ:帳じゃ、これで外からも中からも ホイップ:何も見えん 優斗:すげぇ、やっと魔法っぽいの出た ホイップ:なんじゃその目は! ホイップ:私もこれくらいできるわい! レピオス:それでホイップ レピオス:話してた件のことをこの子に? ホイップ:あぁ、そうじゃった ホイップ:私もコイツに手伝ってもらっての ホイップ:お人好しじゃから引き受けてくれるだろ 優斗:すみません、ホイップさん何の話を ホイップ:フフフ、貴様 ホイップ:よもや魔女が人間に優しいとでも ホイップ:思っておったか? レピオス:こちらの世界に足を踏み入れた レピオス:そうでしょ? 優斗:あ、いや、えっと ホイップ:こいつはレピオス ホイップ:薬剤の魔女じゃ レピオス:つまりは… ホイップ:人間をの… レピオス:実験に使って新薬を… 優斗:あ!そういえば俺 優斗:今日は受験勉強しないといけないんだった! 優斗:いやぁ、すみません手伝えなくて 優斗:それでは失礼して…あれ? 優斗:開かない!鍵開かない! ホイップ:帳が降りておるからの レピオス:解除するまで開かないわよ ホイップ:さぁ、人間 ホイップ:私を合法ロリと罵った罰 ホイップ:受けようかのぅ?フフフフ 優斗:イヤァァァァァァア! ホイップ:くっ…くふふ… ホイップ:アハハハハ!なんじゃい ホイップ:女の子のような悲鳴は!  レピオス:やりすぎたかしら? 優斗:ふぇ…? 0:間 レピオス:ごめんなさいね 優斗:するとつまり レピオス:そう、いつもは私の事情を知った レピオス:人間の助手がいるんだけど風邪で来れなくて ホイップ:ちょうどいい人材がいると私からな ホイップ:話をしておったのだ 優斗:ビビった…くそビビった… ホイップ:愉快じゃったぞー! 優斗:それでレピオスさんはどんな魔法を? レピオス:ちゃんと自己紹介しなきゃね レピオス:人間名は薬師寺 草(やくしじ そう) レピオス:魔法名がレピオス、薬剤の魔女 レピオス:私の薬石(くすりいし)で人間が作った新薬の レピオス:副作用なんかを緩和することが仕事なの 優斗:副作用の緩和? レピオス:人間の作る薬は副作用が凄くてね レピオス:だから新薬が出る度に私が緩和してるわけ レピオス:ただそれが人間に合うかを人間で試すのよ レピオス:簡単に言えば治験ね 優斗:えぇ…けどそれ大丈夫なんですか? レピオス:いざとなれば魔法で毒素は抜くし レピオス:危険はないわよ ホイップ:まぁ人助けと思って引き受けてくれんか? 優斗:はぁ… レピオス:あ、ちゃんと報酬は出すわ レピオス:少ないかもしれないけど 優斗:やります! ホイップ:現金なやつじゃな… 0:間 レピオス:どう? 優斗:はい、今のところ別に異常はないですね レピオス:本来なら頭痛、吐き気が酷いんだけど レピオス:これなら大丈夫そうね ホイップ:終わったかの? レピオス:えぇ、ありがとうホイップ レピオス:助かったわ 優斗:あの、一つ聞いていいですか? レピオス:何? 優斗:こんな薬じゃなくて不老不死薬とか 優斗:病気が1発で治る薬とか 優斗:作ったらいいんじゃないですか? レピオス:確かにそうかもしれないわ レピオス:けどね、それじゃ人間の世界が レピオス:異常なことになるわ 優斗:え? レピオス:そんな薬ができれば病院はいらない レピオス:そうなると医者は仕事がなくなる レピオス:それにそんな薬、みんな欲しいじゃない? レピオス:そうなったら争いが起こるかもしれない レピオス:お金持ちが独占すれば不満も起こる 優斗:あ… レピオス:私たち魔女は人間の世界を レピオス:壊したくないのよ レピオス:だから、私たちがするのは レピオス:少しだけの手助けだけ レピオス:だけどね?これも知っておいて 優斗:何ですか? ホイップ:私がさっき言ったことだ ホイップ:魔女が人間に優しいとは限らん ホイップ:人間を恨み、妬み、そんな魔女もおる レピオス:だからね、私たちのような レピオス:人間に手助けする魔女はルールを決めてるの レピオス:過剰な手助けはしない レピオス:それは絶対のルールよ 優斗:そうなんですね… 優斗:確かに理解できます 優斗:魔法でなんでも解決してたら 優斗:この世界は回らなくなる レピオス:そういうことよ レピオス:けど私たちも感謝してるわ レピオス:今日みたいに人間に助けてもらうこともあるから レピオス:ありがとうね 優斗:いえ!これも全部誰かのために 優斗:なるってことだから全然! ホイップ:報酬欲しさに承諾したくせにの 優斗:いい話なんだからそこ言わないでよ! レピオス:ふふ、またお願いすることが レピオス:あるかもしれないから レピオス:その時はよろしくね 優斗:俺は勉強も運動も得意じゃないし 優斗:特技ってものも全然なくて 優斗:それでも何か力になれるなら手伝います! レピオス:待ってるわ 優斗:はい!今日は色々勉強になりました! ホイップ:なんか私と対応違くないか!? 0:間 優斗:魔女も大変なんですね ホイップ:まぁの 優斗:…ホイップさん ホイップ:フン!ホイップでいい! 優斗:じゃあ、ホイップ 優斗:俺にも手伝うことあったら連絡してよ ホイップ:ほぅ?いいのか? ホイップ:魔女の世界に足を入れて 優斗:もう両足くらいハマってるだろ? ホイップ:確かにの!うん、わかった ホイップ:優斗、これからも頼むかも知れんぞ 優斗:(こうして俺は魔女の世界を知ることになる 優斗:それが俺の人生を変えることになることは 優斗:この時はまだ実感していなかった) ホイップ:これで登録できたからいつでも連絡できるな ホイップ:?…何をいつまでいじっとる! ホイップ:……あ、なんじゃこれ! ホイップ:登録名を合法ロリにしおって! 優斗:うわ!見るなよ! 優斗:ってお前も!俺の名前、平凡男じゃねーか! ホイップ:うっさい!平凡だろうが! ホイップ:はっ!それともなんじゃい!ビビリにするか? 優斗:この合法ロリがぁぁぁあ! 0:ー終わりー