声劇台本置き場

キャスト：【お母さん】 ：どうしたのー？改まって話しがあるなんて。あっ！分かった！お小遣いアップして欲しいんでしょ〜？それはお父さんに交渉しなさい！ ：…え？違うの？悩みがある？どうしたの？何があったの？ ：…話しづらい？焦らなくても大丈夫よ。お母さんいつでも待ってるからね。何かあったら言いなさいね。 0： キャスト：【お父さん】 ：ただいま…。ケーキ買ってきたけど、食べるか？ ：…最近学校はどうだ？ちゃんと勉強してるのか？ ：…いや、すまない。こんな事を言いたいんじゃないんだ。 ：…ふむ。俺は不器用なんだ。それに鈍感だ。我が子の変化にも気付いてあげられない。情けない父親だ。 ：だから、何か悩んでることがあるなら言葉にして欲しい。お前が頼ってくれるならお父さんは力になるよ。 0： キャスト：【親戚のおじさん】 ：おお！久しぶりやな！どないしたん？なんかあったんか？浮かない顔しとるで？ ：おっちゃんに言うてみ？大丈夫やって！おっちゃんこう見えて口が固いんやで？ ：おっちゃんに言いずらかったらおかあちゃん呼んでこよか？ ：おかあちゃん！おかあちゃん！なんか悩んでるらしいねん！話聞いてあげてー！ 0： キャスト：【親戚のおばちゃん】 ：はいはい。なぁに〜？どないしたん？ちょっとお父ちゃんはあっち行ってて！ ：…どしたん？おばちゃんに言うてみ？大丈夫やって！こう見えておばちゃん口固いんやで？ ：…え？おじちゃんも同じこと言ってた？やだ〜もう〜！恥ずかしいわ〜 ：何十年も一緒に居ると口調が移っちゃうのよ〜！ 0： キャスト：【近所のおじちゃん】 ：なんや？悩みがあるだ〜？バカヤロウーっ！俺に比べればお前の悩みなんて大した事ないわ！ ：俺を見てみろ！酒もタバコも辞められねぇ！仕事もしてねぇ！ ：でも！生きてる！お前も！生きてる！ ：…それでいいじゃねぇか。悩んだところで何か変わるわけじゃねぇ。お前も俺も生きてる。 ：それでいいじゃねぇか…。分かったならどっか行け。シッシッ。 0： キャスト：【おじいちゃん】 ：…えー？なにー？なんだってー？なやみー？誰やそれー？ ：もっと大きな声でー！ワシはサトシじゃ！なやみじゃない！ ：なにー？夕飯はさっき食べたじゃろが！ボケとるんか？ 0： キャスト：【猫】 ：にゃーん！（ご主人様おかえりなさいにゃー） ：にゃんにゃーん！（スリスリ） ：にゃん？（ご主人様元気ない？） ：にゃ〜（元気出してね） ：ふにゃ〜（なでなで気持ちいい〜） 0： キャスト：【ツンデレ男子】 ：なに？悩みを聞いて欲しい？あー…やめて。俺は相談とか乗れないから。 ：俺に悩みなんて打ち明けないで。何もしてあげられないから ：…でも、どうしても辛くなったら…話聞くよ？ 0： キャスト：【後輩の女の子】 ：せんぱ〜い！聞いてくださいよ〜… ：あれ？先輩何かありました？私で良ければ話聞きますよ！なんでも言ってください！ ：任せてください！私こう見えて相談乗るの上手いんですよ！？大船に乗ったつもりで話してください！ ：先輩は今ペリーです！ペリーになったつもりで悩みを打ち明けてください！ ：さあ！ペリー！私に話してみなさい！ ：…え？先輩どうして笑ってるんですか？どうしたんですか！？なにがおかしいんですか！？ ：なに！？なになに？？なんで頭撫でてくるんですか！？ 0： キャスト：【後輩の男の子】 ：先輩！ヤベぇっす！アイス食べてたら当たり出ました！ヤバくないっすか！？ ：当たりッスよ！？どうします！？交換します！？それとも大事に取っておきます！？ ：あれ！？どうしたんすか！？なんかあったんすか！？ハトがバズーカー喰らったみたいな顔してますよ！？ ：俺で良ければ話聞きますよ！？あ！アイス食べます！？交換してきますよ！！ちょっとまってて！！！ 0： キャスト：【職場の先輩】 ：人生って辛い事、嫌な事いっぱいあるよね。 ：嫌なこと言われた時とか、腹立つこと言われた時ってムカつくし嫌な気持ちになるよね。 ：でも…客観的な目線で見たらそんなに大した事ないんじゃない？って思えることもあるんだよ。 ：まあ、客観的に物事を見るって難しいよね。 ：う〜ん．．．そうだな〜例えば、上司に理不尽に怒られたとする。 ：でも、自分は悪くない。なのに怒られた。腹が立つし感情的になるよね。 ：じゃあ、その場に防犯カメラが合ったとして、防犯カメラ越しにその光景を見たらどうかな？ ：『なんかオッサンが怒ってるな』ぐらいにしか思わないよね。 ：防犯カメラってさ、感情を持ってないんだよ。当たり前だけど。 ：『なんかオッサンが怒ってる』そんな事で自分がモヤモヤするの勿体なくない？ ：客観的に物事を見るってそんなもんでいいんじゃないかな？ 0： キャスト：【語り手】 ：人は皆同じであろうとする。 ：それ故に自分と周りを比べてしまう ：自分は周りに比べて劣っている。自分より優れている人がいると。 ：あなたが歩んでいるのは、あなたの人生だ。周りと比べる必要などありません。 ：周りと比べるぐらいなら、過去の自分と今の自分を比べてみてはいかがですか？ ：あなたがここまで歩んできた道のり。 ：昔は出来なかった事が出来るようになっていたり、環境や、好みなんかも変わったのではないですか？ ：あなたはこれまで険しい道のりを歩んできました。 ：けれど、それは確かにあなたが歩んできた道です。胸を張っていい。あなたは、何度転んでも立ち上がれる強い人だ。 0： キャスト：【オネェ】 ：なによ。辛気臭い顔して。悩みを聞いてくれ？嫌よ。 ：オネェがみんな悩み聞いてくれると思ったら大間違いよ。そんな顔してもダメよ。自分で解決しなさい。 ：私はあんたが何をしようと肯定（こうてい）も否定もしないわ。あんたの人生、決めるのはあんたよ。 ：あんたの痛みを分かってあげられるのは、あんただけよ。 0： キャスト：【ネッ友】 ：なに？悩みを聞いてほしい？構わないよ。 ：…それで？君は話しを聞いてもらって何がしたいのかな？ ：人に話す事で考えを整理したい？ ：それとも、アドバイスが欲しい？ ：自分はこんなに辛い思いをしてるんだ。可哀想でしょ？って同情して欲しい？ ：君の目的が何であろうと構わないよ。 ：でもね？今抱えてる悩みを解決出来るのは君自身だ。 ：君の苦しみを全て理解してあげる事は君にしか出来ないんだ。 ：…もっと優しい言葉を貰えると思ったかい？ ：優しく手を差し伸べる事だけが優しさではないんだよ。 ：人の優しさに慣れてしまってはいけないよ。 0： キャスト：【学校の先生】 ：職員室に呼び出してごめんね。別に怒ったりしないから、怖がらなくて大丈夫だよ。 ：最近どう？なにか嫌な事とか、悩んでることは無い？最近君が笑ってるところ見ないから、少し心配になってね。 ：…え？弱音を吐いたら弱くなってしまう？それが怖い？ ：…あのね？弱音を吐くことは弱さじゃないよ。辛いって正直に言うことは、弱いんじゃない。 ：周りに頼ることは悪いことじゃない。なんでも１人で抱え込む必要無いんだよ？ ：今まで１人で乗り切ろうとしてきた君はとっても強い。よく頑張ったね。 ：今度は先生と一緒に頑張ろう？大丈夫。君は１人じゃないよ。 0： キャスト：最後まで聞いて頂きありがとうございました。 キャスト：あなたは人から相談を受けた時、悩んでる人が居た時、どんな言葉をかけますか？