台本概要

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タイトル ミッションA:無人島
作者名 煮成 焼也(ニルナリヤクナリ)  (@nalinirunali)
ジャンル コメディ
演者人数 3人用台本(不問3)
時間 10 分
台本使用規定 台本説明欄参照
説明 ◎コメディー台本

◎10~15分程度

☆約束☆

・配信でご使用する際は許可を取る必要はありません。ご自由にご使用ください。

・番組名や説明欄にタイトルを書いて頂けたら助かります。

・演じられた後、コメントなどに演じた場所?(URLなど)教えて頂けたら嬉しいです。(覗きに行きたいので…)

・話口調を男性寄り、女性寄りに変更していただいても大丈夫です。アドリブとかも入れていただいて構いませんが、他の演者様が困るような事や結末を変えるなどはお控えください。

・みんなで楽しく声劇をしましょう!!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
隊長 不問 39 とある部隊の隊長。基本ツッコミ。
隊員A 不問 26 とある部隊の隊員。基本、元気。役名は演じられる方の名前でも大丈夫です。
隊員B 不問 29 とある部隊の隊員。基本、のんびり、たまにテンションが上がるタイプ。役名は演じられる方の名前でも大丈夫です。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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隊長:「集まったか、お前達。今日は無人島に行くことになった場面で、何を持っていくか、それをお前達で話し合ってもらう。」 隊員A:「了解です。隊長。」 隊員B:「お任せ下さい。隊長。」 隊長:「…おい、他の奴らはどうした?」 隊員A:「はい!病欠であります!」 隊長:「え?病欠?」 隊員B:「私達以外、食あたりであります。隊長!!」 隊長:「え?食あたり?なんで?ちょっと待て、お前達。昨日、私と同じ物食べたよな?私はどうもないぞ?」 隊員A:「はい。確かに隊長が仰(おっしゃ)る通りであります。」 隊員B:「しかし、その後、隊員全員集まり、ちょっとだけツイスターゲームで勝負したのであります。」 隊長:「は?ツイスターゲーム…?」 隊員A:「くんずほぐれつの大混戦(だいこんせん)でした!」 隊員B:「べらぼうにコイツが強くってですね!見せたかったです、コイツの中国雑技団(ちゅうごくざつぎだん)のような動き!!」 隊長:「うるせえ!お前ら何やってんの?通(どお)りで昨日、宿舎(しゅくしゃ)がドッタンバッタンやかましいと思ったわ!」 隊員A:「それは申し訳ありませんでした!」 隊員B:「反省しております!」 隊長:「まぁいい。それで?何故そこから食あたりって話になったんだ?」 隊員A:「はい!ツイスターゲームの最中、全員ひと勝負の後、お腹が空いたのであります!!」 隊員B:「そこで、調理室で私がその場にあった食材で腕を奮(ふる)ったのであります!」 隊長:「ちなみに、何を出したんだ?」 隊員B:「はい!!生ガキとサバの刺身、少し生焼けの焼き鳥であります!!」 隊長:「最悪のラインナップじゃねえか!!」 隊員A:「でも、美味しかったですよ?」 隊長:「うるせえよ!お前ら、よく無事だったな!」 隊員A:「昔から胃は丈夫なもので。」 隊員B:「お腹すいてなかったので。」 隊長:「はぁ…まぁいい。とりあえず、お前達だけでやるか。改めて、無人島に何を持ってくかという課題だが、あらゆる状況下においての対応力が求められる。そこで、お前達は何を持っていくか、それを問わせてもらう。」 隊員A:「了解しました。隊長。」 隊員B:「必ずご期待に答えてみせます。隊長。」 隊長:「(隊員Aを見て)では、お前は無人島に何か一つ持っていくとしたら、何を持っていく?」 隊員A:「はい!私はお肉を持っていきます!」 隊長:「…なぜだ?」 隊員A:「お腹が空くからであります!」 隊長:「ん?うん、そうだろうな。」 隊員A:「なので、お肉を持っていきます!」 隊長:「待て。お前、どういう状況を想像してる?」 隊員A:「どういうって…一泊二日くらいですよね?あ、大丈夫です。寝る時は砂浜でも寝れるので。昔からどこでも寝られるんだねって褒められるんです。えへへ。(照れ笑い)」 隊長:「違うよ!?なんだ、一泊二日って!旅行じゃねぇんだぞ!!あと、それ褒められてないからな?多分バカにされてるぞ!?」 隊員A:「え…じゃあ何泊何日なんですか?」 隊長:「だいたい一ヶ月以上だ。わかったか?」 隊員A:「え…そんなに…。詰(つ)んだ…。」 隊長:「そうならないように考えろって言ってるんだよ。後でもう一度聞くから考えとけよ。(隊員Bを見て)では、次、お前は何を持っていく?」 隊員B:「はい!ドラ〇もんです!」 隊長:「アホかお前!!現実的に考えろ!!」 隊員B:「はい!なので、多様性(たようせい)に長(た)けており、ありとあらゆる道具を用意してくれるドラ〇もんを…」 隊長:「いるんか!?ドラ〇もん、現実で生産販売されとるんか!?」 隊員B:「あ、そういう感じなんですね。」 隊長:「そういう感じだよ!」 隊員B:「確かに、ドラ〇もんだと道具は出してくれそうですけど…」 0:以下、隊員Bの回想。 隊員B:「ドラ〇もん、お腹空いたよ。何か出してよ。」 隊長(ドラ〇もん):「君はそうやってすぐ僕に頼る。少しは自分でどうにかしたらどうだい?」 隊員B:「そんな事言わずにさ。」 隊長(ドラ〇もん):「は〜、まったく。僕は君を甘やかす為に未来から来たんじゃないんだぞ?これじゃあ、君の為にならないから、僕は先に帰らせてもらうよ。」 0:(どこ〇もドアで帰るドラ〇もん) 隊員B:「え、ちょっ!待ってよドラ〇もん!ドラ〇も〜ん!!はぁ…、もう無人島なんてこりごりだよ〜〜〜!!!!」 0:回想終わり。 隊員B:「ダメですね。あのポンコツロボット。」 隊長:「どうした、急に!?いまの一瞬で何があった!?」 隊員B:「道具が無くなりました。」 隊長:「ドラ〇もんの身に何があった!?はぁ…(隊員Aを見る)おい、何かいいの浮かんだか?」 隊員A:「はい!今度こそ完璧であります!」 隊長:「えらく自信満々だな。よし、言ってみろ。」 隊員A:「睡眠薬です!」 隊長:「…なんだって?」 隊員A:「いや、一ヶ月以上なんて私には到底(とうてい)無理なので、もういっその事、諦(あきら)めて、永眠決め込もうかと…」 隊長:「待て待て待て待て!!早まるな!!諦めるな!!もっと強く生きろ!!」 隊員A:「いや、だって一ヶ月ですよ!?餓死(がし)します!絶対に息絶える自信ありますもん!!」 隊長:「もっと、ナイフとかロープとか釣竿とか、そういうの選んで生き延びる努力しろよ!大丈夫だよ!お前なら出来るよ!!」 隊員A:「そ、そうですかね?えへへ(照れ笑い)」 隊員B:「隊長!思いつきました!」 隊長:「…お前も自信満々だが、信用して大丈夫だよな?」 隊員B:「もちろんです!」 隊長:「一応、言っておくが、ガ〇ダムとか魔法のステッキとかはダメだからな?」 隊員B:「当たり前じゃないですか。」 隊長:「なら、言ってみろ。」 隊員B:「ボートです。」 隊長:「帰るなーーー!!!!」 隊員B:「え?ダメなんですか?」 隊長:「ダメだよ!あらゆる状況下での対応能力見たいって言ってんのに、なんで我先(われさき)に帰ろうとしてんだ!(隊員Aを見て)あと、お前もその手があったかって顔するな!!」 隊員A:「さすがだね。私もそれは思いつかなかったよ。」 隊員B:「どやぁ。」 隊長:「ドヤ顔するな!まったく、お前達さっきから的外(まとはず)れな意見言いやがって。」 隊員A:「隊長!お菓子は300円までなら持っていっても大丈夫ですか!?」 隊長:「ひとつだけって言ってんだろ!問題の抜け道を見つけようとするな!!」 隊員B:「隊長!その島にいる原住民にお願いして電話借りるってのはダメですか!?」 隊長:「無人島だって言ってんだろ!!勝手に人を住まわすな!!」 隊員A:「隊長!ウー〇ーイーツはどうですか!?ダメですか!」 隊長:「配達員巻き込むな!!かわいそうだろ!!」 隊員B:「隊長!キュ〇べぇは…キュ〇べぇなら大丈夫ですよね!?」 隊長:「僕と契約して魔法少女になってよ…ってやかましいわ!!だから、現実的に考えろって言ってんだろ!!」 隊員A:「隊長!」 隊員B:「隊長!」 隊員A:「隊長!」 隊員B:「隊長!」 隊長:「うるせええええ!!なんなんだ、お前ら!大喜利(おおぎり)大会じゃねえんだぞ!!もっとしっかり考えて話せ!」 隊員A:「…そこまで言うなら、隊長は何なら納得してくれるんですか!?」 隊員B:「教えてください!隊長!!」 隊長:「…私は…私は…優秀な部下を持っていきたい…。」

隊長:「集まったか、お前達。今日は無人島に行くことになった場面で、何を持っていくか、それをお前達で話し合ってもらう。」 隊員A:「了解です。隊長。」 隊員B:「お任せ下さい。隊長。」 隊長:「…おい、他の奴らはどうした?」 隊員A:「はい!病欠であります!」 隊長:「え?病欠?」 隊員B:「私達以外、食あたりであります。隊長!!」 隊長:「え?食あたり?なんで?ちょっと待て、お前達。昨日、私と同じ物食べたよな?私はどうもないぞ?」 隊員A:「はい。確かに隊長が仰(おっしゃ)る通りであります。」 隊員B:「しかし、その後、隊員全員集まり、ちょっとだけツイスターゲームで勝負したのであります。」 隊長:「は?ツイスターゲーム…?」 隊員A:「くんずほぐれつの大混戦(だいこんせん)でした!」 隊員B:「べらぼうにコイツが強くってですね!見せたかったです、コイツの中国雑技団(ちゅうごくざつぎだん)のような動き!!」 隊長:「うるせえ!お前ら何やってんの?通(どお)りで昨日、宿舎(しゅくしゃ)がドッタンバッタンやかましいと思ったわ!」 隊員A:「それは申し訳ありませんでした!」 隊員B:「反省しております!」 隊長:「まぁいい。それで?何故そこから食あたりって話になったんだ?」 隊員A:「はい!ツイスターゲームの最中、全員ひと勝負の後、お腹が空いたのであります!!」 隊員B:「そこで、調理室で私がその場にあった食材で腕を奮(ふる)ったのであります!」 隊長:「ちなみに、何を出したんだ?」 隊員B:「はい!!生ガキとサバの刺身、少し生焼けの焼き鳥であります!!」 隊長:「最悪のラインナップじゃねえか!!」 隊員A:「でも、美味しかったですよ?」 隊長:「うるせえよ!お前ら、よく無事だったな!」 隊員A:「昔から胃は丈夫なもので。」 隊員B:「お腹すいてなかったので。」 隊長:「はぁ…まぁいい。とりあえず、お前達だけでやるか。改めて、無人島に何を持ってくかという課題だが、あらゆる状況下においての対応力が求められる。そこで、お前達は何を持っていくか、それを問わせてもらう。」 隊員A:「了解しました。隊長。」 隊員B:「必ずご期待に答えてみせます。隊長。」 隊長:「(隊員Aを見て)では、お前は無人島に何か一つ持っていくとしたら、何を持っていく?」 隊員A:「はい!私はお肉を持っていきます!」 隊長:「…なぜだ?」 隊員A:「お腹が空くからであります!」 隊長:「ん?うん、そうだろうな。」 隊員A:「なので、お肉を持っていきます!」 隊長:「待て。お前、どういう状況を想像してる?」 隊員A:「どういうって…一泊二日くらいですよね?あ、大丈夫です。寝る時は砂浜でも寝れるので。昔からどこでも寝られるんだねって褒められるんです。えへへ。(照れ笑い)」 隊長:「違うよ!?なんだ、一泊二日って!旅行じゃねぇんだぞ!!あと、それ褒められてないからな?多分バカにされてるぞ!?」 隊員A:「え…じゃあ何泊何日なんですか?」 隊長:「だいたい一ヶ月以上だ。わかったか?」 隊員A:「え…そんなに…。詰(つ)んだ…。」 隊長:「そうならないように考えろって言ってるんだよ。後でもう一度聞くから考えとけよ。(隊員Bを見て)では、次、お前は何を持っていく?」 隊員B:「はい!ドラ〇もんです!」 隊長:「アホかお前!!現実的に考えろ!!」 隊員B:「はい!なので、多様性(たようせい)に長(た)けており、ありとあらゆる道具を用意してくれるドラ〇もんを…」 隊長:「いるんか!?ドラ〇もん、現実で生産販売されとるんか!?」 隊員B:「あ、そういう感じなんですね。」 隊長:「そういう感じだよ!」 隊員B:「確かに、ドラ〇もんだと道具は出してくれそうですけど…」 0:以下、隊員Bの回想。 隊員B:「ドラ〇もん、お腹空いたよ。何か出してよ。」 隊長(ドラ〇もん):「君はそうやってすぐ僕に頼る。少しは自分でどうにかしたらどうだい?」 隊員B:「そんな事言わずにさ。」 隊長(ドラ〇もん):「は〜、まったく。僕は君を甘やかす為に未来から来たんじゃないんだぞ?これじゃあ、君の為にならないから、僕は先に帰らせてもらうよ。」 0:(どこ〇もドアで帰るドラ〇もん) 隊員B:「え、ちょっ!待ってよドラ〇もん!ドラ〇も〜ん!!はぁ…、もう無人島なんてこりごりだよ〜〜〜!!!!」 0:回想終わり。 隊員B:「ダメですね。あのポンコツロボット。」 隊長:「どうした、急に!?いまの一瞬で何があった!?」 隊員B:「道具が無くなりました。」 隊長:「ドラ〇もんの身に何があった!?はぁ…(隊員Aを見る)おい、何かいいの浮かんだか?」 隊員A:「はい!今度こそ完璧であります!」 隊長:「えらく自信満々だな。よし、言ってみろ。」 隊員A:「睡眠薬です!」 隊長:「…なんだって?」 隊員A:「いや、一ヶ月以上なんて私には到底(とうてい)無理なので、もういっその事、諦(あきら)めて、永眠決め込もうかと…」 隊長:「待て待て待て待て!!早まるな!!諦めるな!!もっと強く生きろ!!」 隊員A:「いや、だって一ヶ月ですよ!?餓死(がし)します!絶対に息絶える自信ありますもん!!」 隊長:「もっと、ナイフとかロープとか釣竿とか、そういうの選んで生き延びる努力しろよ!大丈夫だよ!お前なら出来るよ!!」 隊員A:「そ、そうですかね?えへへ(照れ笑い)」 隊員B:「隊長!思いつきました!」 隊長:「…お前も自信満々だが、信用して大丈夫だよな?」 隊員B:「もちろんです!」 隊長:「一応、言っておくが、ガ〇ダムとか魔法のステッキとかはダメだからな?」 隊員B:「当たり前じゃないですか。」 隊長:「なら、言ってみろ。」 隊員B:「ボートです。」 隊長:「帰るなーーー!!!!」 隊員B:「え?ダメなんですか?」 隊長:「ダメだよ!あらゆる状況下での対応能力見たいって言ってんのに、なんで我先(われさき)に帰ろうとしてんだ!(隊員Aを見て)あと、お前もその手があったかって顔するな!!」 隊員A:「さすがだね。私もそれは思いつかなかったよ。」 隊員B:「どやぁ。」 隊長:「ドヤ顔するな!まったく、お前達さっきから的外(まとはず)れな意見言いやがって。」 隊員A:「隊長!お菓子は300円までなら持っていっても大丈夫ですか!?」 隊長:「ひとつだけって言ってんだろ!問題の抜け道を見つけようとするな!!」 隊員B:「隊長!その島にいる原住民にお願いして電話借りるってのはダメですか!?」 隊長:「無人島だって言ってんだろ!!勝手に人を住まわすな!!」 隊員A:「隊長!ウー〇ーイーツはどうですか!?ダメですか!」 隊長:「配達員巻き込むな!!かわいそうだろ!!」 隊員B:「隊長!キュ〇べぇは…キュ〇べぇなら大丈夫ですよね!?」 隊長:「僕と契約して魔法少女になってよ…ってやかましいわ!!だから、現実的に考えろって言ってんだろ!!」 隊員A:「隊長!」 隊員B:「隊長!」 隊員A:「隊長!」 隊員B:「隊長!」 隊長:「うるせええええ!!なんなんだ、お前ら!大喜利(おおぎり)大会じゃねえんだぞ!!もっとしっかり考えて話せ!」 隊員A:「…そこまで言うなら、隊長は何なら納得してくれるんですか!?」 隊員B:「教えてください!隊長!!」 隊長:「…私は…私は…優秀な部下を持っていきたい…。」