台本概要

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タイトル ミッションB 熊に会ったら・・・
作者名 煮成 焼也(ニルナリヤクナリ)  (@nalinirunali)
ジャンル コメディ
演者人数 3人用台本(不問3)
時間 10 分
台本使用規定 台本説明欄参照
説明 ◎コメディー台本

◎10~15分程度

☆約束☆

・配信でご使用する際は許可を取る必要はありません。ご自由にご使用ください。

・番組名や説明欄にタイトルを書いて頂けたら助かります。

・演じられた後、コメントなどに演じた場所?(URLなど)教えて頂けたら嬉しいです。(覗きに行きたいので…)

・話口調を男性寄り、女性寄りに変更していただいても大丈夫です。アドリブとかも入れていただいて構いませんが、他の演者様が困るような事や結末を変えるなどはお控えください。

・みんなで楽しく声劇をしましょう!!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
隊長 不問 41 (性別不問)とある部隊の隊長。基本ツッコミ。カレーはシャバシャバ派。
隊員A 不問 18 とある部隊の隊員。基本、元気。役名は演じられる方の名前で大丈夫です。カレーはドロドロ派。途中、熊さんになります。
隊員B 不問 26 とある部隊の隊員。基本、のんびり、たまにテンションが上がるタイプ。役名は演じられる方の名前で大丈夫です。カレーはキーマ派。途中、熊さんになります。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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隊長:「いいか、お前達。絶対に動くなよ?」 隊員A:「隊長、熊(くま)、すっごいこっち見てますよ!」 隊員B:「隊長、蜂蜜とかぶちまけたら大丈夫ですか!?」 隊長:「お、落ち着けお前ら!まず、熊に警戒(けいかい)されない様にこっそりと…」 隊員A:「なるほど!死んだフリですね!」 隊長:「違うよ!?あとそれ本当に死ぬぞ!?」 隊員A:「…。」 隊員B:「あ、本格的に死体になりきってますね。瞳孔(どうこう )もしっかり開ききってる。」 隊長:「いや、怖いわ!あとやめろ!本当に死ぬから!!」 隊員A:「了解じまじだ…。」 隊長:「ゾンビ風に帰ってくるな!無駄にリアルな動きだな、おい!」 隊員B:「隊長。」 隊長:「なんだ?」 隊員B:「熊さんがさっきよりも近づいてきてます。」 隊長:「いや、やばいじゃないか!なんで、そんな平気そうにしてんの!?」 隊員B:「隊長、生きとし生けるもの、いつか死ぬ時があるのですよ。メメントモリ。」 隊長:「あ、違うわ。コイツ諦めてるだけだった。」 隊員A:「隊長!死んだフリがダメならどうすればいいですか!?」 隊長:「いいか、こういう時はこっそりこっそりと後ろに下がって逃げるのが…」 隊員B:「隊長、別の熊さんが後方でスタンバってます。」 隊長:「なんで!?こいつら、どこかの軍事訓練(ぐんじくんれん)受けた熊か!?」 隊員A:「死ぬ前に熊肉、食べてみたかった…。」 隊長:「熊を前にそれ言う!?」 隊員B:「隊長、どうしますか?」 隊長:「くっ、万事休(ばんじきゅう)すか…。」 隊員B:「いま、持ってる物と言えば、蜂蜜、にんじん、じゃがいも、玉ねぎ…」 隊長:「今日、お昼はカレーの予定だったもんな。」 隊員B:「ビーフシチューのルー… 」 隊員A:「思わず、間違えちゃったよね。」 隊員B:「豚肉…」 隊長:「失敗に失敗が重なったよな。ビーフで豚って…」 隊員B:「鍋(なべ)、黒ひげ危機一髪(ききいっぱつ)、スコップ、拳銃(けんじゅう)、トランプ、軍手…」 隊長:「おい、ちょっと待て、いま、明らか便利なのあったぞ?」 隊員A:「え?黒ひげ危機一髪ですか?」 隊長:「違うわ!どうやったら、役立つんだよ、それ!」 隊員B:「え、やっぱり…」 0:-------以下、隊員Bの回想ー------- 隊長:「おらあ!熊共(ども)!黒ひげ危機一髪で勝負だ!私達が勝ったら許してください!」 熊A(隊員A):「いいだろうクマー」 熊B(隊員B):「あ、飛ばしちゃったクマー」 隊長:「やったー!勝ったぞー!」  熊A(隊員A):「負けたクマー」 熊B(隊員B):「負けて腹立つから食べたゃうクマー」 隊長:「うわー!ケバブ風に美味しく焼かれて食べられるー!」 0:ー-------回想終わり。ー-------- 隊員B:「隊長がケバブ…ウケる。」 隊長:「どうした!?いまの一瞬(いっしゅん)で俺の身に何があった!?」 隊員A:「隊長!熊がじりじり寄ってきてます!」 隊長:「おい、荷物の中にあった拳銃を貸せ!」 隊員B:「はい!」 隊長:「本当はこんな事したくないんだが、すまんな!私達も命がかかってるんだ!」 0:(パーンと銃声が鳴り響く。) 隊員A:「隊長、その拳銃、弾入ってませんよ?」 隊長:「うん、私もそう思った。…ま、まぁ、でも!熊などの野生動物は大きい音にびっくりしやすい。だから、今ので逃げてくれたら…」 隊員B:「奥(おく)から熊さんがログインしました。」 隊長:「なんで!?」 隊員A:「音につられたんですかね?」 隊長:「絶対にこいつら軍事訓練された何かだ!もう自信もって言える!」 隊員B:「隊長、どうしますか?」 隊長:「くっ、こうなったらこの鍋(なべ)で熊を一匹ずつぶん殴っていくしか…」 隊員A:「隊長、さすがに無茶ですよ!!」 隊長:「ならば、この黒ひげ危機一髪で熊を一匹ずつぶん殴っていくしか…」 隊員B:「ダメだ。隊長も壊(こわ)れちゃった。」 隊員A:「こうなったら…」 隊員B:「え…、まさか…アレをやるのか。」 隊長:「へ?」  隊員A:「変身(へんっしんっ)!!」 隊長:「なんて!?」 (みるみる内に大きくなり、光る巨人になる隊員A) 隊長:「いや、なんだコレ!?巨人!?でかっ!!」 隊員B:「隊長…、実は黙(だま)っていましたが、あいつは変身出来るんですよ。」 隊長:「は!?変身!?なんだ、それ!?」 隊員A:「くおおおおおっふおおおおおお!!」 隊員B:「いまのあいつは身長60m体重350トン、手から熱光線(ねつこうせん)やら、怪獣(かいじゅう)を真っ二(まっぷた)つに出来る光輪(こうりん)なんかが出せちゃいます。」 隊長:「熊相手に出すやつじゃないよな!?ほら、熊全部、逃げたし!!」 隊員B:「おかげで、私達も難(なん)を逃(のが)れる事が出来ましたね。」 隊長:「う〜ん、まぁ、確かに。それもそうか。よし、おーい!もう戻っていいぞー。」 0:(微動だにしない光った巨人の隊員A) 隊長:「ん?どうした?」 隊員B:「えっと…それに関して、ひとつ報告がありまして。」 隊長:「なんだ?言ってみろ。」 隊員B:「あいつは変身すると、すごく強いのですが、その…意思の疎通(そつう)が難しくなる傾向(けいこう)にあったり、自我(じが)が暴走してしまったり…」 隊長:「ん?それってつまり…」 隊員A:「ふおおおおっしゅ!!」 隊員B:「あ、やっぱり、こっちに攻撃してきた。」 隊長:「難を逃れるどころか、さっきよりもデカい難が襲ってきてるじゃねぇか!!」 隊員B:「では、隊長逃げましょう。」 隊長:「いや、逃げるの無理だろこれ!!」 隊員A:「たいちょーたおおおっしゅ!!」 隊長:「待て!いまコイツ明(あき)らかに殺意(さつい)持って…」 0:(ベッドから起き上がる隊長) 隊長:「はぁはぁはぁはぁ…。」 隊員A:「隊長ー、朝練の時間ですよー。起きて下さーい。」 隊員B:「隊長ー、寝坊なんて珍しいですねー。」 隊長:「…どんな夢だよ。」

隊長:「いいか、お前達。絶対に動くなよ?」 隊員A:「隊長、熊(くま)、すっごいこっち見てますよ!」 隊員B:「隊長、蜂蜜とかぶちまけたら大丈夫ですか!?」 隊長:「お、落ち着けお前ら!まず、熊に警戒(けいかい)されない様にこっそりと…」 隊員A:「なるほど!死んだフリですね!」 隊長:「違うよ!?あとそれ本当に死ぬぞ!?」 隊員A:「…。」 隊員B:「あ、本格的に死体になりきってますね。瞳孔(どうこう )もしっかり開ききってる。」 隊長:「いや、怖いわ!あとやめろ!本当に死ぬから!!」 隊員A:「了解じまじだ…。」 隊長:「ゾンビ風に帰ってくるな!無駄にリアルな動きだな、おい!」 隊員B:「隊長。」 隊長:「なんだ?」 隊員B:「熊さんがさっきよりも近づいてきてます。」 隊長:「いや、やばいじゃないか!なんで、そんな平気そうにしてんの!?」 隊員B:「隊長、生きとし生けるもの、いつか死ぬ時があるのですよ。メメントモリ。」 隊長:「あ、違うわ。コイツ諦めてるだけだった。」 隊員A:「隊長!死んだフリがダメならどうすればいいですか!?」 隊長:「いいか、こういう時はこっそりこっそりと後ろに下がって逃げるのが…」 隊員B:「隊長、別の熊さんが後方でスタンバってます。」 隊長:「なんで!?こいつら、どこかの軍事訓練(ぐんじくんれん)受けた熊か!?」 隊員A:「死ぬ前に熊肉、食べてみたかった…。」 隊長:「熊を前にそれ言う!?」 隊員B:「隊長、どうしますか?」 隊長:「くっ、万事休(ばんじきゅう)すか…。」 隊員B:「いま、持ってる物と言えば、蜂蜜、にんじん、じゃがいも、玉ねぎ…」 隊長:「今日、お昼はカレーの予定だったもんな。」 隊員B:「ビーフシチューのルー… 」 隊員A:「思わず、間違えちゃったよね。」 隊員B:「豚肉…」 隊長:「失敗に失敗が重なったよな。ビーフで豚って…」 隊員B:「鍋(なべ)、黒ひげ危機一髪(ききいっぱつ)、スコップ、拳銃(けんじゅう)、トランプ、軍手…」 隊長:「おい、ちょっと待て、いま、明らか便利なのあったぞ?」 隊員A:「え?黒ひげ危機一髪ですか?」 隊長:「違うわ!どうやったら、役立つんだよ、それ!」 隊員B:「え、やっぱり…」 0:-------以下、隊員Bの回想ー------- 隊長:「おらあ!熊共(ども)!黒ひげ危機一髪で勝負だ!私達が勝ったら許してください!」 熊A(隊員A):「いいだろうクマー」 熊B(隊員B):「あ、飛ばしちゃったクマー」 隊長:「やったー!勝ったぞー!」  熊A(隊員A):「負けたクマー」 熊B(隊員B):「負けて腹立つから食べたゃうクマー」 隊長:「うわー!ケバブ風に美味しく焼かれて食べられるー!」 0:ー-------回想終わり。ー-------- 隊員B:「隊長がケバブ…ウケる。」 隊長:「どうした!?いまの一瞬(いっしゅん)で俺の身に何があった!?」 隊員A:「隊長!熊がじりじり寄ってきてます!」 隊長:「おい、荷物の中にあった拳銃を貸せ!」 隊員B:「はい!」 隊長:「本当はこんな事したくないんだが、すまんな!私達も命がかかってるんだ!」 0:(パーンと銃声が鳴り響く。) 隊員A:「隊長、その拳銃、弾入ってませんよ?」 隊長:「うん、私もそう思った。…ま、まぁ、でも!熊などの野生動物は大きい音にびっくりしやすい。だから、今ので逃げてくれたら…」 隊員B:「奥(おく)から熊さんがログインしました。」 隊長:「なんで!?」 隊員A:「音につられたんですかね?」 隊長:「絶対にこいつら軍事訓練された何かだ!もう自信もって言える!」 隊員B:「隊長、どうしますか?」 隊長:「くっ、こうなったらこの鍋(なべ)で熊を一匹ずつぶん殴っていくしか…」 隊員A:「隊長、さすがに無茶ですよ!!」 隊長:「ならば、この黒ひげ危機一髪で熊を一匹ずつぶん殴っていくしか…」 隊員B:「ダメだ。隊長も壊(こわ)れちゃった。」 隊員A:「こうなったら…」 隊員B:「え…、まさか…アレをやるのか。」 隊長:「へ?」  隊員A:「変身(へんっしんっ)!!」 隊長:「なんて!?」 (みるみる内に大きくなり、光る巨人になる隊員A) 隊長:「いや、なんだコレ!?巨人!?でかっ!!」 隊員B:「隊長…、実は黙(だま)っていましたが、あいつは変身出来るんですよ。」 隊長:「は!?変身!?なんだ、それ!?」 隊員A:「くおおおおおっふおおおおおお!!」 隊員B:「いまのあいつは身長60m体重350トン、手から熱光線(ねつこうせん)やら、怪獣(かいじゅう)を真っ二(まっぷた)つに出来る光輪(こうりん)なんかが出せちゃいます。」 隊長:「熊相手に出すやつじゃないよな!?ほら、熊全部、逃げたし!!」 隊員B:「おかげで、私達も難(なん)を逃(のが)れる事が出来ましたね。」 隊長:「う〜ん、まぁ、確かに。それもそうか。よし、おーい!もう戻っていいぞー。」 0:(微動だにしない光った巨人の隊員A) 隊長:「ん?どうした?」 隊員B:「えっと…それに関して、ひとつ報告がありまして。」 隊長:「なんだ?言ってみろ。」 隊員B:「あいつは変身すると、すごく強いのですが、その…意思の疎通(そつう)が難しくなる傾向(けいこう)にあったり、自我(じが)が暴走してしまったり…」 隊長:「ん?それってつまり…」 隊員A:「ふおおおおっしゅ!!」 隊員B:「あ、やっぱり、こっちに攻撃してきた。」 隊長:「難を逃れるどころか、さっきよりもデカい難が襲ってきてるじゃねぇか!!」 隊員B:「では、隊長逃げましょう。」 隊長:「いや、逃げるの無理だろこれ!!」 隊員A:「たいちょーたおおおっしゅ!!」 隊長:「待て!いまコイツ明(あき)らかに殺意(さつい)持って…」 0:(ベッドから起き上がる隊長) 隊長:「はぁはぁはぁはぁ…。」 隊員A:「隊長ー、朝練の時間ですよー。起きて下さーい。」 隊員B:「隊長ー、寝坊なんて珍しいですねー。」 隊長:「…どんな夢だよ。」