台本概要

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タイトル ミッションE:侵略者を撃退するには…
作者名 煮成 焼也(ニルナリヤクナリ)  (@nalinirunali)
ジャンル コメディ
演者人数 3人用台本(不問3)
時間 10 分
台本使用規定 台本説明欄参照
説明 ◎コメディー台本

◎10~15分程度

☆約束☆

・配信でご使用する際は許可を取る必要はありません。ご自由にご使用ください。

・番組名や説明欄にタイトルを書いて頂けたら助かります。

・演じられた後、コメントなどに演じた場所?(URLなど)教えて頂けたら嬉しいです。(覗きに行きたいので…)

・話口調を男性寄り、女性寄りに変更していただいても大丈夫です。アドリブとかも入れていただいて構いませんが、他の演者様が困るような事や結末を変えるなどはお控えください。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
隊長 不問 61 とある部隊の隊長。基本ツッコミ。大変ですけど、ガンバッテ!!
隊員A 不問 42 とある部隊の隊員。基本、元気。役名は演じられる方の名前でも大丈夫です。大変ですけど、ガンバッテ!!
隊員B 不問 40 とある部隊の隊員。基本、のんびり、たまにテンションが上がるタイプ。役名は演じられる方の名前でも大丈夫です。大変ですけど、ガンバッテ!!
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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隊員A:A区画突破されました!! 隊長:くそっ!おのれ、侵略者ペポポタマズンめ! 隊員B:現在、B区画手前で交戦中!侵略者ペポポタマズンの勢い、止まりません! 隊員A:隊長!侵略者ペポポタマズンのペポライトペポリニウムペポポビンタの熱源感知!すぐに超工学鋼甲高城壁光(ちょうこうがくこうこうこうじょうへきこう)を展開します! 隊長:よし、超工学鋼甲高城壁光(ちょうこうがくこうこうこうじょうへきこう)展開! 隊員B:ペポライトペポリニウムペポポビンタ阻害に成功。 隊長:ふ〜…。なんとかなったか。 隊員A:敵も引いていきます。防衛成功ですね、隊長。 隊長:あぁ。なんとか侵略者ペポポタマズンの攻撃を…なぁ。 隊員A:どうされました?隊長。 隊長:なんなんだ、敵のこの名前!?めちゃくちゃ噛みそうになるんだけど!? 隊員B:いや、そんなことないと思いますよ?ペポポタマズン。 隊長:いーや!絶対噛むね!だいたいこの名前付けた奴どこのどいつだ! 隊員A:そんなこと言われても、世界の偉い人達が自分達の言語で使わない言葉を検討した結果、ペポポタマズンに決まったのであって… 隊長:いや、確かにペポポタマズンなんて言語使うこと無いと思うよ!?でもさ、噛むじゃん、これ! 隊員B:そんなに噛みますか?侵略者ペポポタマズン。 隊長:だいたい、ウチの装置も噛みそうな名前してんじゃん!超工学鋼甲高城壁光(ちょうこうがくこうこうこうじょうへきこう)って絶対悪意あって付けた名前だろ、これ! 隊員A:たしかに、たまに噛みそうではありますけど、お偉いさん方も意味あって付けてるんですから。 隊員B:あんまりわがまま言ったらダメですよ、隊長。 隊員A:ほら、隊長。そろそろ会議も始まりますよ。 隊長:もう、そんな時間か。ちなみに、今日の会議って何だった? 隊員A:今日は国家間国庫コツツ湖小塚会議(こっかかんこっここつつここづかかいぎ)ですね。 隊長:コツコツうるせぇ!なんだって!? 隊員B:国家間国庫コツツ湖小塚会議(こっかかんこっここつつここづかかいぎ)ですよ、隊長。 隊長:なんだ、その国家間国庫コツツ湖小塚会議(こっかかんこっここつつここづかかいぎ)って!また噛みそうな名前しやがって!! 隊員A:そんな言われても…ねぇ? 隊員B:ねぇ? 隊長:いや、最初は分かるよ?おそらく、国家間での予算的な話だと思うよ? 隊員A:お、さすが隊長!正解です。 隊長:ただ、その後なんだよ。コツツ湖ってどこだよ!?小塚って誰だよ!? 隊員B:隊長、あんまりわがまま言わないでくださいよ。 隊員A:そうですよ〜。…あ!隊長!ペポポタマズン達がまた進行してきてます!! 隊長:なんだと!? 隊員B:しかも、あれは…ジェネラルペポポタマズン! 隊長:なに!?ペポポタマズンの10倍強いと言われているあのジェネラルペポポタマズンか!! 隊員A:さらに後方から、ショーグンペポポタマズンが4匹来ています!! 隊長:なに!?ペポポタマズンの13倍強いと言われているあのショーグンペポポタマズンか!! 隊員B:それだけじゃありません。さらに後方からブショウペポポタマズンが12匹、ペポポタマズン200匹を引き連れています。 隊長:なに!?ペポポタマズンの12.8倍強いと言われているあのブショウペポポタマズンか!…ちょっと待って。 隊員A:なんですか?隊長。 隊員B:どうしました?隊長。 隊長:さっきからなんなんだ!!ジェネラルだのショーグンだのブショウだの、意味ほぼ同じじゃねえか!! 隊員A:そんな言われても… 隊長:だいたい、どこが違うんだよ!全員タコみたいな姿しやがって!どれがジェネラル!? 隊員B:あの200匹のペポポタマズンの中に1匹だけ微妙に青くて角が2本生えてるのいるでしょ? 隊長:え!?どれ!? 隊員A:あ、ほら、隊長。向こうが空気読んでアピールしてくれてますよ。あの触手振ってるやつです。 隊長:あれか!いやぁ…言われてみれば微妙に青いような…ん?あれが角か?わかりづらっ!!本当にちょびっと生えてるくらいじゃん! 隊員B:あ〜あ、隊長がそんな言うからジェネラルペポポタマズン、少し落ち込んでるじゃないですか。顔、青ざめてますよ。 隊長:いや、わからん、わからん。 隊員A:で、奥に4匹、緑色のペポポタマズンがいるのわかります? 隊長:えぇ…?どれ…? 隊員A:ほら、またペポポタマズンが気遣って、4匹目立つように避(さ)けてくれたじゃないですか。 隊長:えぇ…ん?あれか?いやぁ…緑色か?あいつら、元の色が黄緑じゃん。わからんて。 隊員B:はい、次いきますよ。さらに奥、水色の… 隊長:なんでこいつら似た色に変色していくんだよ。赤とか黄色とかもっと攻めろよ。なんでアイツら三原色の緑と青を行き来してんだよ。 隊員B:あれです。あの触手が1本多いやつ。 隊長:わかるか!!アイツらほぼ触手じゃん!!1本多いとか言われても分かるわけないだろ!!逆にわかるお前らなんなの!?専門家レベルじゃん!! 隊員A:いやぁ 隊員B:それほどでも。 隊長:だいたい、どれなんだよ。もう画面がタコの化け物しか写ってねぇんだよ。集合体恐怖症だったら発狂してるわ!! 隊員A:とりあえず、どれがどれかわかりました? 隊長:えぇ…、まぁうん。おそらく。 隊員B:はい、じゃあ、テストしまーす。ペポポタマズンの皆さん、散ってくださーい。 隊長:いや、本当に散ってるじゃん。 隊員A:はい、集合。 隊長:うわ、寄ってきた。キモいキモい。 隊員B:はい、ジェネラルペポポタマズンはどーこだ。 隊長:え。えぇ…あれか?あの画面左上のやつ? 隊員A:あれはただのペポポタマズンですよ。 隊員B:もっと集中して。 隊長:えぇ…あれ…か? 隊員A:お、正解です!隊長! 隊員B:それじゃあ、次です。はい、散って散って〜。 隊員A:じゃあ、ショーグンペポポタマズンはどーれだ? 隊長:ショーグン〜?え〜、ショーグン…、ショーグン…、あ、いた!アイツだろ! 微妙に緑色だわ! 隊員A:お!正解です!隊長!飲み込みが早いですね!! 隊員B:じゃあ、次はもっと難しいですよ。ブショウはどーれだ? 隊長:ブショウって、水色のやつか…。ブショウ、ブショウ、あ、あれか!?微妙に、水色のやつ! 隊員B:あ〜、惜しいですね、隊長。あれはペポポタマズンより500倍弱いコバルトブルーのヒャクショウペポポタマズンです。 隊長:うわ〜、ひっかけか〜…ってやかましいわ!なんなんだ、この時間!ってか、こいつらの強さ、やれ10倍強いとか13倍強いとか12.8倍強いとかなんなんだよ!?500倍弱いはもう意味わかんないよ!13と12.8とかもう誤差じゃん!一緒じゃん!! 隊員A:そんな言われても。 隊員B:ねぇ?それぞれ個性ってものがあるんだし。 隊長:なんなんだよ、個性って。なんだ?攻撃方法が違うとかか!? 隊員B:いや、攻撃方法は触手で叩いてくるだけなんですけど。 隊長:せめて、違う攻撃方法編み出せよ!じゃあ、もうこいつら全部ペポポタマズンじゃん!!一緒でいいじゃん! 隊員A:でも、ジェネラルペポポタマズンは少しバニラっぽい匂いがしますよ? 隊長:知らんわ!!匂いで個性出してくるな!もっと違うとこで個性捻(ひね)りだせよ!! 隊員B:隊長。 隊長:なんだよ!! 隊員B:隊長がそんな言うから、ジェネラルペポポタマズンとショーグンペポポタマズンとブショウペポポタマズンとヒャクショウペポポタマズンが合体しましたよ。めちゃデカいです。 隊長:いや、そんなすぐに結果出さなくていいんだよ、お前らも!! 隊員A:隊長が助言するから。 隊員B:あーあ。人類詰んだ。 隊長:嘘じゃん!!咄嗟(とっさ)に出た言葉が原因で人類滅ぶの!? 隊員A:あのペポポタマズンは合体したペポポタマズンの数値が掛け算された強さですからね。 隊員B:掛け算した結果… 隊長:普通のペポポタマズンの1664倍の強さか。 隊員A:残念、そこに500倍弱いヒャクショウペポポタマズンが居るので、8.32倍です。 隊長:いや、当初の名前付きのやつらより弱くなってんじゃん!!ヒャクショウペポポタマズンが欠点になってんじゃん!! 隊員B:でも、普通のペポポタマズンより約8倍強いですよ? 隊長:いや、さっきのメンツの強さ聞いてからだとしょぼく感じるわ。 隊員A:隊長、隊長。 隊長:ん?今度はどうした? 隊員A:超工学鋼甲高城壁光(ちょうこうがくこうこうこうじょうへきこう)破られちゃいました♪てへ。 隊長:嘘だろ!? 隊員B:まぁ、元々200匹のペポポタマズンもいましたからね。ひたすら触手でビンタされて、さすがにチョコヘキも、もたなかったんですかね。 隊長:ついに、略しやがったこいつ! 隊員A:どうしますか、隊長。 隊長:くっ、どうもこうも、打つ手なんか… 隊員B:(ニヤリと)ありますよ。最終兵器が。 隊長:なに!本当か!! 隊員A:え、まさか、アレを隊長に使ってもらうの!? 隊長:え、隊員Aも知ってるの?なんで隊長の私、知らないの? 隊員B:それしかない。隊長。本当にやるんですね? 隊長:え、いや、だが… 隊員A:隊長、人類を救うには、もう隊長しかいないんですよ。 隊長:くっ…。 隊員B:隊長! 隊員A:隊長! 隊長:わかった!やるよ!やってやるよ!! 隊員B:さすが、隊長! 隊員A:それでこそ、我らの隊長! 隊長:で、何すればいいんだ? 隊員B:この機動兵器の名前を噛まずに叫ぶだけでOKです。 隊長:ん? 隊員A:ただ、少しでも噛むと自爆します。 隊長:へ!? 隊員B:隊長、全人類の為に… 隊員A:頑張ってください。 0:(さあ、ここからは隊長さんに全人類の存亡がかかっています!!果たして噛まずに読めるのか、判定は演者の皆様、この劇を聞いているお客様の判断でお願いします!では、機動兵器の名前まで 0:3 0:2 0:1 0:GO!!!!!!) 隊長:基本技術者試験型ボイスバイス高速増殖炉使用戦略照準照射兵器かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ合わせて合体カエルンガーZ、(きほんぎじゅつしゃしけんがたボイスバイスこうそくぞうしょくろしようせんりゃくしょうじゅんしょうしゃへいきかえるぴょこぴょこみぴょこぴょこあわせてがったいかえるんがーぜっと) 発進!! 0:(できましたか?では、それぞれの結果に合わせて成功、失敗、どちらかにお進み下さい。) 0:(成功の場合) 隊長:吹き飛べ、タコ共ぉっ!! 隊員A:さすが隊長! 隊員B:それでこそ、隊長です! 隊長:なぁ、今度これ作ったやつに文句言いに行っていい? 0: 0:(失敗の場合) 隊長:やっちまったーーーー!! 隊員B:やっぱりダメだったか。 隊員A:どうする? 隊員B:とりあえず、この超電磁パルスネオエンド砲、略して超パネエ砲使おうか。 隊員A:そうだね。あ、それポチッとな。あ、いい感じ、いい感じ。綺麗に掃除できてるね。 隊員B:隊長…隊長の頑張り、僕達は忘れません。 隊員A:隊長、お達者で…。 隊長:いや、最初からそれ使えよ。

隊員A:A区画突破されました!! 隊長:くそっ!おのれ、侵略者ペポポタマズンめ! 隊員B:現在、B区画手前で交戦中!侵略者ペポポタマズンの勢い、止まりません! 隊員A:隊長!侵略者ペポポタマズンのペポライトペポリニウムペポポビンタの熱源感知!すぐに超工学鋼甲高城壁光(ちょうこうがくこうこうこうじょうへきこう)を展開します! 隊長:よし、超工学鋼甲高城壁光(ちょうこうがくこうこうこうじょうへきこう)展開! 隊員B:ペポライトペポリニウムペポポビンタ阻害に成功。 隊長:ふ〜…。なんとかなったか。 隊員A:敵も引いていきます。防衛成功ですね、隊長。 隊長:あぁ。なんとか侵略者ペポポタマズンの攻撃を…なぁ。 隊員A:どうされました?隊長。 隊長:なんなんだ、敵のこの名前!?めちゃくちゃ噛みそうになるんだけど!? 隊員B:いや、そんなことないと思いますよ?ペポポタマズン。 隊長:いーや!絶対噛むね!だいたいこの名前付けた奴どこのどいつだ! 隊員A:そんなこと言われても、世界の偉い人達が自分達の言語で使わない言葉を検討した結果、ペポポタマズンに決まったのであって… 隊長:いや、確かにペポポタマズンなんて言語使うこと無いと思うよ!?でもさ、噛むじゃん、これ! 隊員B:そんなに噛みますか?侵略者ペポポタマズン。 隊長:だいたい、ウチの装置も噛みそうな名前してんじゃん!超工学鋼甲高城壁光(ちょうこうがくこうこうこうじょうへきこう)って絶対悪意あって付けた名前だろ、これ! 隊員A:たしかに、たまに噛みそうではありますけど、お偉いさん方も意味あって付けてるんですから。 隊員B:あんまりわがまま言ったらダメですよ、隊長。 隊員A:ほら、隊長。そろそろ会議も始まりますよ。 隊長:もう、そんな時間か。ちなみに、今日の会議って何だった? 隊員A:今日は国家間国庫コツツ湖小塚会議(こっかかんこっここつつここづかかいぎ)ですね。 隊長:コツコツうるせぇ!なんだって!? 隊員B:国家間国庫コツツ湖小塚会議(こっかかんこっここつつここづかかいぎ)ですよ、隊長。 隊長:なんだ、その国家間国庫コツツ湖小塚会議(こっかかんこっここつつここづかかいぎ)って!また噛みそうな名前しやがって!! 隊員A:そんな言われても…ねぇ? 隊員B:ねぇ? 隊長:いや、最初は分かるよ?おそらく、国家間での予算的な話だと思うよ? 隊員A:お、さすが隊長!正解です。 隊長:ただ、その後なんだよ。コツツ湖ってどこだよ!?小塚って誰だよ!? 隊員B:隊長、あんまりわがまま言わないでくださいよ。 隊員A:そうですよ〜。…あ!隊長!ペポポタマズン達がまた進行してきてます!! 隊長:なんだと!? 隊員B:しかも、あれは…ジェネラルペポポタマズン! 隊長:なに!?ペポポタマズンの10倍強いと言われているあのジェネラルペポポタマズンか!! 隊員A:さらに後方から、ショーグンペポポタマズンが4匹来ています!! 隊長:なに!?ペポポタマズンの13倍強いと言われているあのショーグンペポポタマズンか!! 隊員B:それだけじゃありません。さらに後方からブショウペポポタマズンが12匹、ペポポタマズン200匹を引き連れています。 隊長:なに!?ペポポタマズンの12.8倍強いと言われているあのブショウペポポタマズンか!…ちょっと待って。 隊員A:なんですか?隊長。 隊員B:どうしました?隊長。 隊長:さっきからなんなんだ!!ジェネラルだのショーグンだのブショウだの、意味ほぼ同じじゃねえか!! 隊員A:そんな言われても… 隊長:だいたい、どこが違うんだよ!全員タコみたいな姿しやがって!どれがジェネラル!? 隊員B:あの200匹のペポポタマズンの中に1匹だけ微妙に青くて角が2本生えてるのいるでしょ? 隊長:え!?どれ!? 隊員A:あ、ほら、隊長。向こうが空気読んでアピールしてくれてますよ。あの触手振ってるやつです。 隊長:あれか!いやぁ…言われてみれば微妙に青いような…ん?あれが角か?わかりづらっ!!本当にちょびっと生えてるくらいじゃん! 隊員B:あ〜あ、隊長がそんな言うからジェネラルペポポタマズン、少し落ち込んでるじゃないですか。顔、青ざめてますよ。 隊長:いや、わからん、わからん。 隊員A:で、奥に4匹、緑色のペポポタマズンがいるのわかります? 隊長:えぇ…?どれ…? 隊員A:ほら、またペポポタマズンが気遣って、4匹目立つように避(さ)けてくれたじゃないですか。 隊長:えぇ…ん?あれか?いやぁ…緑色か?あいつら、元の色が黄緑じゃん。わからんて。 隊員B:はい、次いきますよ。さらに奥、水色の… 隊長:なんでこいつら似た色に変色していくんだよ。赤とか黄色とかもっと攻めろよ。なんでアイツら三原色の緑と青を行き来してんだよ。 隊員B:あれです。あの触手が1本多いやつ。 隊長:わかるか!!アイツらほぼ触手じゃん!!1本多いとか言われても分かるわけないだろ!!逆にわかるお前らなんなの!?専門家レベルじゃん!! 隊員A:いやぁ 隊員B:それほどでも。 隊長:だいたい、どれなんだよ。もう画面がタコの化け物しか写ってねぇんだよ。集合体恐怖症だったら発狂してるわ!! 隊員A:とりあえず、どれがどれかわかりました? 隊長:えぇ…、まぁうん。おそらく。 隊員B:はい、じゃあ、テストしまーす。ペポポタマズンの皆さん、散ってくださーい。 隊長:いや、本当に散ってるじゃん。 隊員A:はい、集合。 隊長:うわ、寄ってきた。キモいキモい。 隊員B:はい、ジェネラルペポポタマズンはどーこだ。 隊長:え。えぇ…あれか?あの画面左上のやつ? 隊員A:あれはただのペポポタマズンですよ。 隊員B:もっと集中して。 隊長:えぇ…あれ…か? 隊員A:お、正解です!隊長! 隊員B:それじゃあ、次です。はい、散って散って〜。 隊員A:じゃあ、ショーグンペポポタマズンはどーれだ? 隊長:ショーグン〜?え〜、ショーグン…、ショーグン…、あ、いた!アイツだろ! 微妙に緑色だわ! 隊員A:お!正解です!隊長!飲み込みが早いですね!! 隊員B:じゃあ、次はもっと難しいですよ。ブショウはどーれだ? 隊長:ブショウって、水色のやつか…。ブショウ、ブショウ、あ、あれか!?微妙に、水色のやつ! 隊員B:あ〜、惜しいですね、隊長。あれはペポポタマズンより500倍弱いコバルトブルーのヒャクショウペポポタマズンです。 隊長:うわ〜、ひっかけか〜…ってやかましいわ!なんなんだ、この時間!ってか、こいつらの強さ、やれ10倍強いとか13倍強いとか12.8倍強いとかなんなんだよ!?500倍弱いはもう意味わかんないよ!13と12.8とかもう誤差じゃん!一緒じゃん!! 隊員A:そんな言われても。 隊員B:ねぇ?それぞれ個性ってものがあるんだし。 隊長:なんなんだよ、個性って。なんだ?攻撃方法が違うとかか!? 隊員B:いや、攻撃方法は触手で叩いてくるだけなんですけど。 隊長:せめて、違う攻撃方法編み出せよ!じゃあ、もうこいつら全部ペポポタマズンじゃん!!一緒でいいじゃん! 隊員A:でも、ジェネラルペポポタマズンは少しバニラっぽい匂いがしますよ? 隊長:知らんわ!!匂いで個性出してくるな!もっと違うとこで個性捻(ひね)りだせよ!! 隊員B:隊長。 隊長:なんだよ!! 隊員B:隊長がそんな言うから、ジェネラルペポポタマズンとショーグンペポポタマズンとブショウペポポタマズンとヒャクショウペポポタマズンが合体しましたよ。めちゃデカいです。 隊長:いや、そんなすぐに結果出さなくていいんだよ、お前らも!! 隊員A:隊長が助言するから。 隊員B:あーあ。人類詰んだ。 隊長:嘘じゃん!!咄嗟(とっさ)に出た言葉が原因で人類滅ぶの!? 隊員A:あのペポポタマズンは合体したペポポタマズンの数値が掛け算された強さですからね。 隊員B:掛け算した結果… 隊長:普通のペポポタマズンの1664倍の強さか。 隊員A:残念、そこに500倍弱いヒャクショウペポポタマズンが居るので、8.32倍です。 隊長:いや、当初の名前付きのやつらより弱くなってんじゃん!!ヒャクショウペポポタマズンが欠点になってんじゃん!! 隊員B:でも、普通のペポポタマズンより約8倍強いですよ? 隊長:いや、さっきのメンツの強さ聞いてからだとしょぼく感じるわ。 隊員A:隊長、隊長。 隊長:ん?今度はどうした? 隊員A:超工学鋼甲高城壁光(ちょうこうがくこうこうこうじょうへきこう)破られちゃいました♪てへ。 隊長:嘘だろ!? 隊員B:まぁ、元々200匹のペポポタマズンもいましたからね。ひたすら触手でビンタされて、さすがにチョコヘキも、もたなかったんですかね。 隊長:ついに、略しやがったこいつ! 隊員A:どうしますか、隊長。 隊長:くっ、どうもこうも、打つ手なんか… 隊員B:(ニヤリと)ありますよ。最終兵器が。 隊長:なに!本当か!! 隊員A:え、まさか、アレを隊長に使ってもらうの!? 隊長:え、隊員Aも知ってるの?なんで隊長の私、知らないの? 隊員B:それしかない。隊長。本当にやるんですね? 隊長:え、いや、だが… 隊員A:隊長、人類を救うには、もう隊長しかいないんですよ。 隊長:くっ…。 隊員B:隊長! 隊員A:隊長! 隊長:わかった!やるよ!やってやるよ!! 隊員B:さすが、隊長! 隊員A:それでこそ、我らの隊長! 隊長:で、何すればいいんだ? 隊員B:この機動兵器の名前を噛まずに叫ぶだけでOKです。 隊長:ん? 隊員A:ただ、少しでも噛むと自爆します。 隊長:へ!? 隊員B:隊長、全人類の為に… 隊員A:頑張ってください。 0:(さあ、ここからは隊長さんに全人類の存亡がかかっています!!果たして噛まずに読めるのか、判定は演者の皆様、この劇を聞いているお客様の判断でお願いします!では、機動兵器の名前まで 0:3 0:2 0:1 0:GO!!!!!!) 隊長:基本技術者試験型ボイスバイス高速増殖炉使用戦略照準照射兵器かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ合わせて合体カエルンガーZ、(きほんぎじゅつしゃしけんがたボイスバイスこうそくぞうしょくろしようせんりゃくしょうじゅんしょうしゃへいきかえるぴょこぴょこみぴょこぴょこあわせてがったいかえるんがーぜっと) 発進!! 0:(できましたか?では、それぞれの結果に合わせて成功、失敗、どちらかにお進み下さい。) 0:(成功の場合) 隊長:吹き飛べ、タコ共ぉっ!! 隊員A:さすが隊長! 隊員B:それでこそ、隊長です! 隊長:なぁ、今度これ作ったやつに文句言いに行っていい? 0: 0:(失敗の場合) 隊長:やっちまったーーーー!! 隊員B:やっぱりダメだったか。 隊員A:どうする? 隊員B:とりあえず、この超電磁パルスネオエンド砲、略して超パネエ砲使おうか。 隊員A:そうだね。あ、それポチッとな。あ、いい感じ、いい感じ。綺麗に掃除できてるね。 隊員B:隊長…隊長の頑張り、僕達は忘れません。 隊員A:隊長、お達者で…。 隊長:いや、最初からそれ使えよ。