台本概要
151 views
タイトル | ターコイズだけが知っている |
---|---|
作者名 | 蒼(あおい) (@aoi_m_o10) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 1人用台本(女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
誕生石が紡ぎだす、不思議な物語― 「君の事なら、私は何でも知っているよ…?」 12月の誕生石をモチーフにした物語。 【登場人物】 ◆クォイス ※誕生石シリーズの作品は、全てあいうえお作文で構成されています。 読みづらい箇所がありますので、予めご了承下さい。 151 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
クォイス | 女 | 10 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
クォイス:危ない…!!…まったく、相変わらず危なっかしい所があるよね?君って。私が居なかったら、
クォイス:今頃どうなっていたかって、いつも思うよ。君という人生は一度きりなんだからね?もう少し冷静なこ
クォイス:うどうをとってくれたまえ。でないと、私の身体がいくつあっても足りないよ。
クォイス:……え?放っておいてくれて構わない。だって?それは出来ない相談だ。…どうして?君の
クォイス:親御さんに聞いてみたらいいんじゃないか?まぁ、答えてくれるかどうかは…別だがね。
0:
0:
0:
クォイス:かれこれ、君と行動を共にして、何年になるだろうね?
クォイス:君と出会ったばかりの頃は、今まで以上に危なっかしいというか、忙しない(せわしない)というか…。毎回振り回されて
クォイス:くたびれる程だった。…恥ずかしい事を思い返すな?あははは!すまない。つい、ね?君にとっては、苦い過去かもしれないが、私にとっては、どれもか
クォイス:けがえのない思い出なのだよ。成長している君の隣で、ちゃんと私は役割を果たせているな。っていうね。……ん?いや、何でもない。
クォイス:これは私の…こちらの話だから、気にしないでおくれ。
0:
0:
0:
クォイス:さーて!次は何処へ行くんだったか…。ん…?もちろん私もついて行くさ!当たり前だろう?
クォイス:しんしんと降り積もっていく雪の中。私達より先の道には、足跡もない…真っ白な世界だ!ここから前に
クォイス:進んでいくか、この場でしばらく立ち止まっているか、それとも…振り返って逆戻りするか…。決めるのは、君だ。好きな道を選んでくれ。
クォイス:正解は一つだけじゃない。十も、百も…
クォイス:それ以上かもしれない!…ふふっ、君の眼が輝いてきたね…!好奇心という輝きが!!さぁ、行くよ!!
0:
0:
0:
クォイス:……試したい事がある?いいじゃないか!私はそういう君の
クォイス:チャレンジ精神というか、何事にも挑戦してみようという前向きな思考はとっても好きだ!……ん?どうしたんだい?と
クォイス:つぜん、だんまりじゃないか。…?顔も赤いぞ?……もしかして、
クォイス:照れているのかい?あははは!君もなかなかに可愛い所があるじゃないか。ふふふっ、これだから君
クォイス:と一緒に居るのが楽しいんだよ。
0:
0:
0:
クォイス:なかなか…険しい道を選んだものだね。ここまで来るのも長い道のりだったし、そろそろ日も沈む。明日の分の体力温存の為
クォイス:にも、一息いれた方がいい。焦りは禁物だよ?息
クォイス:抜きもしなければ、君自身が途中で壊れてしまう。そういう時に限って、視野が狭くなり、危険に気づきづらくなる。…思い当たる節(ふし)があるだろう?さぁ、
クォイス:寝るぞ!!睡眠は、人間
クォイス:の三大欲求でもあるんだから!欲に素直に従いたまえ!………おやすみ。
0:
0:
0:
クォイス:はぁ~……これは、絶景だなぁ。今、私は最高の気分だよ!君はどうだい?!…この
クォイス:一つ一つの灯りに、一体どれだけの人達が暮らしているのだろうね…。とても
クォイス:不思議な感覚だよ…。誰かとこの景色を共有しているというのも、また、いいね。色んな時を
クォイス:経て、君とこの世界を見ている…。……。いや、何でもないよ。…雨が降って来るのかな?私の
クォイス:頬に雨粒が……。え?雨雲なんてない?……そうだな。私の上にだけ、降っているのかもしれないな。
0:
0:
0:
クォイス:また、新しい事への挑戦かい?いいね!私はとても嬉しいよ!き
クォイス:みがちゃんと前を向いて、進んでいるんだという事が。君自身も
クォイス:胸を張っていいぞ!それぐらいの成長をしている。一緒に居る私が言うんだから間違いないよ。…それとも、君とはじ
クォイス:めて出会った頃の思い出話でもするかい?…え?それはいいって?あははは。そうかい。……さぁ、そろそろ寝ないと。
クォイス:……もう、大丈夫だね。
0:
0:
0:
クォイス:……『やぁ!おはよう!とても素晴らしい朝だね!君がこの手紙を読んでいるという事は、そこに私が居ない。という事だ。何でいきなり居なくなったんだと、り』
クォイス:『ゆうを知りたそうな顔をしているんじゃないのかな?…まぁ、そんな事は片隅に置いておくとしよう。…黙って居なくなったのは、すまないと思っている』
クォイス:『よ。私も、正直離れたくないと思っていた。だが、それも難しくなってきたんだ。私の中のき』
0:
0:
0:
クォイス:『らめきがね…なくなって来てしまっているからさ。一体、何を言っているんだ?!って思っているだろう?』
クォイス:『理解に苦しむかもしれないが、私は、言ってしまえば、とあ』
クォイス:『る宝石の化身なんだよ。そして、私は、君の母親から君へと託さ』
クォイス:『れた宝石だった。君の身に危険が迫った時、いつも私が庇っていただろう?…つまりは、そういう事さ。君の事をずっと守ってきた。光沢がなくなったボ』
クォイス:『ロボロの私が君と一緒に居たら、逆に危険に晒してしまう事になる。そうなる前に、身を引いたんだ。だが、今の君なら、』
0:
0:
0:
クォイス:『私が居なくても、ちゃんと前を向いていける。自分が進みたい方向に進んで行ける。そのままの君で、君の夢』
クォイス:『を追い続けてくれ。そして、思い人が出来た暁には…私の名を持つ宝石を、大切な人に贈ってくれ。誰かから贈られることで私の力は強く発揮される』
クォイス:『んだ。……だから、私を…クォイスを、忘れないでおくれよ?』
0:
0:
0:
クォイス:危ない…!!…まったく、相変わらず危なっかしい所があるよね?君って。私が居なかったら、
クォイス:今頃どうなっていたかって、いつも思うよ。君という人生は一度きりなんだからね?もう少し冷静なこ
クォイス:うどうをとってくれたまえ。でないと、私の身体がいくつあっても足りないよ。
クォイス:……え?放っておいてくれて構わない。だって?それは出来ない相談だ。…どうして?君の
クォイス:親御さんに聞いてみたらいいんじゃないか?まぁ、答えてくれるかどうかは…別だがね。
0:
0:
0:
クォイス:かれこれ、君と行動を共にして、何年になるだろうね?
クォイス:君と出会ったばかりの頃は、今まで以上に危なっかしいというか、忙しない(せわしない)というか…。毎回振り回されて
クォイス:くたびれる程だった。…恥ずかしい事を思い返すな?あははは!すまない。つい、ね?君にとっては、苦い過去かもしれないが、私にとっては、どれもか
クォイス:けがえのない思い出なのだよ。成長している君の隣で、ちゃんと私は役割を果たせているな。っていうね。……ん?いや、何でもない。
クォイス:これは私の…こちらの話だから、気にしないでおくれ。
0:
0:
0:
クォイス:さーて!次は何処へ行くんだったか…。ん…?もちろん私もついて行くさ!当たり前だろう?
クォイス:しんしんと降り積もっていく雪の中。私達より先の道には、足跡もない…真っ白な世界だ!ここから前に
クォイス:進んでいくか、この場でしばらく立ち止まっているか、それとも…振り返って逆戻りするか…。決めるのは、君だ。好きな道を選んでくれ。
クォイス:正解は一つだけじゃない。十も、百も…
クォイス:それ以上かもしれない!…ふふっ、君の眼が輝いてきたね…!好奇心という輝きが!!さぁ、行くよ!!
0:
0:
0:
クォイス:……試したい事がある?いいじゃないか!私はそういう君の
クォイス:チャレンジ精神というか、何事にも挑戦してみようという前向きな思考はとっても好きだ!……ん?どうしたんだい?と
クォイス:つぜん、だんまりじゃないか。…?顔も赤いぞ?……もしかして、
クォイス:照れているのかい?あははは!君もなかなかに可愛い所があるじゃないか。ふふふっ、これだから君
クォイス:と一緒に居るのが楽しいんだよ。
0:
0:
0:
クォイス:なかなか…険しい道を選んだものだね。ここまで来るのも長い道のりだったし、そろそろ日も沈む。明日の分の体力温存の為
クォイス:にも、一息いれた方がいい。焦りは禁物だよ?息
クォイス:抜きもしなければ、君自身が途中で壊れてしまう。そういう時に限って、視野が狭くなり、危険に気づきづらくなる。…思い当たる節(ふし)があるだろう?さぁ、
クォイス:寝るぞ!!睡眠は、人間
クォイス:の三大欲求でもあるんだから!欲に素直に従いたまえ!………おやすみ。
0:
0:
0:
クォイス:はぁ~……これは、絶景だなぁ。今、私は最高の気分だよ!君はどうだい?!…この
クォイス:一つ一つの灯りに、一体どれだけの人達が暮らしているのだろうね…。とても
クォイス:不思議な感覚だよ…。誰かとこの景色を共有しているというのも、また、いいね。色んな時を
クォイス:経て、君とこの世界を見ている…。……。いや、何でもないよ。…雨が降って来るのかな?私の
クォイス:頬に雨粒が……。え?雨雲なんてない?……そうだな。私の上にだけ、降っているのかもしれないな。
0:
0:
0:
クォイス:また、新しい事への挑戦かい?いいね!私はとても嬉しいよ!き
クォイス:みがちゃんと前を向いて、進んでいるんだという事が。君自身も
クォイス:胸を張っていいぞ!それぐらいの成長をしている。一緒に居る私が言うんだから間違いないよ。…それとも、君とはじ
クォイス:めて出会った頃の思い出話でもするかい?…え?それはいいって?あははは。そうかい。……さぁ、そろそろ寝ないと。
クォイス:……もう、大丈夫だね。
0:
0:
0:
クォイス:……『やぁ!おはよう!とても素晴らしい朝だね!君がこの手紙を読んでいるという事は、そこに私が居ない。という事だ。何でいきなり居なくなったんだと、り』
クォイス:『ゆうを知りたそうな顔をしているんじゃないのかな?…まぁ、そんな事は片隅に置いておくとしよう。…黙って居なくなったのは、すまないと思っている』
クォイス:『よ。私も、正直離れたくないと思っていた。だが、それも難しくなってきたんだ。私の中のき』
0:
0:
0:
クォイス:『らめきがね…なくなって来てしまっているからさ。一体、何を言っているんだ?!って思っているだろう?』
クォイス:『理解に苦しむかもしれないが、私は、言ってしまえば、とあ』
クォイス:『る宝石の化身なんだよ。そして、私は、君の母親から君へと託さ』
クォイス:『れた宝石だった。君の身に危険が迫った時、いつも私が庇っていただろう?…つまりは、そういう事さ。君の事をずっと守ってきた。光沢がなくなったボ』
クォイス:『ロボロの私が君と一緒に居たら、逆に危険に晒してしまう事になる。そうなる前に、身を引いたんだ。だが、今の君なら、』
0:
0:
0:
クォイス:『私が居なくても、ちゃんと前を向いていける。自分が進みたい方向に進んで行ける。そのままの君で、君の夢』
クォイス:『を追い続けてくれ。そして、思い人が出来た暁には…私の名を持つ宝石を、大切な人に贈ってくれ。誰かから贈られることで私の力は強く発揮される』
クォイス:『んだ。……だから、私を…クォイスを、忘れないでおくれよ?』
0:
0:
0: