台本概要

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タイトル ターコイズだけが知っている
作者名 蒼(あおい)  (@aoi_m_o10)
ジャンル その他
演者人数 1人用台本(女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 誕生石が紡ぎだす、不思議な物語―
「君の事なら、私は何でも知っているよ…?」

12月の誕生石をモチーフにした物語。

【登場人物】
◆クォイス

※誕生石シリーズの作品は、全てあいうえお作文で構成されています。
 読みづらい箇所がありますので、予めご了承下さい。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
クォイス 10
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
クォイス:危ない…!!…まったく、相変わらず危なっかしい所があるよね?君って。私が居なかったら、 クォイス:今頃どうなっていたかって、いつも思うよ。君という人生は一度きりなんだからね?もう少し冷静なこ クォイス:うどうをとってくれたまえ。でないと、私の身体がいくつあっても足りないよ。 クォイス:……え?放っておいてくれて構わない。だって?それは出来ない相談だ。…どうして?君の クォイス:親御さんに聞いてみたらいいんじゃないか?まぁ、答えてくれるかどうかは…別だがね。 0: 0: 0: クォイス:かれこれ、君と行動を共にして、何年になるだろうね? クォイス:君と出会ったばかりの頃は、今まで以上に危なっかしいというか、忙しない(せわしない)というか…。毎回振り回されて クォイス:くたびれる程だった。…恥ずかしい事を思い返すな?あははは!すまない。つい、ね?君にとっては、苦い過去かもしれないが、私にとっては、どれもか クォイス:けがえのない思い出なのだよ。成長している君の隣で、ちゃんと私は役割を果たせているな。っていうね。……ん?いや、何でもない。 クォイス:これは私の…こちらの話だから、気にしないでおくれ。 0: 0: 0: クォイス:さーて!次は何処へ行くんだったか…。ん…?もちろん私もついて行くさ!当たり前だろう? クォイス:しんしんと降り積もっていく雪の中。私達より先の道には、足跡もない…真っ白な世界だ!ここから前に クォイス:進んでいくか、この場でしばらく立ち止まっているか、それとも…振り返って逆戻りするか…。決めるのは、君だ。好きな道を選んでくれ。 クォイス:正解は一つだけじゃない。十も、百も… クォイス:それ以上かもしれない!…ふふっ、君の眼が輝いてきたね…!好奇心という輝きが!!さぁ、行くよ!! 0: 0: 0: クォイス:……試したい事がある?いいじゃないか!私はそういう君の クォイス:チャレンジ精神というか、何事にも挑戦してみようという前向きな思考はとっても好きだ!……ん?どうしたんだい?と クォイス:つぜん、だんまりじゃないか。…?顔も赤いぞ?……もしかして、 クォイス:照れているのかい?あははは!君もなかなかに可愛い所があるじゃないか。ふふふっ、これだから君 クォイス:と一緒に居るのが楽しいんだよ。 0: 0: 0: クォイス:なかなか…険しい道を選んだものだね。ここまで来るのも長い道のりだったし、そろそろ日も沈む。明日の分の体力温存の為 クォイス:にも、一息いれた方がいい。焦りは禁物だよ?息 クォイス:抜きもしなければ、君自身が途中で壊れてしまう。そういう時に限って、視野が狭くなり、危険に気づきづらくなる。…思い当たる節(ふし)があるだろう?さぁ、 クォイス:寝るぞ!!睡眠は、人間 クォイス:の三大欲求でもあるんだから!欲に素直に従いたまえ!………おやすみ。 0: 0: 0: クォイス:はぁ~……これは、絶景だなぁ。今、私は最高の気分だよ!君はどうだい?!…この クォイス:一つ一つの灯りに、一体どれだけの人達が暮らしているのだろうね…。とても クォイス:不思議な感覚だよ…。誰かとこの景色を共有しているというのも、また、いいね。色んな時を クォイス:経て、君とこの世界を見ている…。……。いや、何でもないよ。…雨が降って来るのかな?私の クォイス:頬に雨粒が……。え?雨雲なんてない?……そうだな。私の上にだけ、降っているのかもしれないな。 0: 0: 0: クォイス:また、新しい事への挑戦かい?いいね!私はとても嬉しいよ!き クォイス:みがちゃんと前を向いて、進んでいるんだという事が。君自身も クォイス:胸を張っていいぞ!それぐらいの成長をしている。一緒に居る私が言うんだから間違いないよ。…それとも、君とはじ クォイス:めて出会った頃の思い出話でもするかい?…え?それはいいって?あははは。そうかい。……さぁ、そろそろ寝ないと。 クォイス:……もう、大丈夫だね。 0: 0: 0: クォイス:……『やぁ!おはよう!とても素晴らしい朝だね!君がこの手紙を読んでいるという事は、そこに私が居ない。という事だ。何でいきなり居なくなったんだと、り』 クォイス:『ゆうを知りたそうな顔をしているんじゃないのかな?…まぁ、そんな事は片隅に置いておくとしよう。…黙って居なくなったのは、すまないと思っている』 クォイス:『よ。私も、正直離れたくないと思っていた。だが、それも難しくなってきたんだ。私の中のき』 0: 0: 0: クォイス:『らめきがね…なくなって来てしまっているからさ。一体、何を言っているんだ?!って思っているだろう?』 クォイス:『理解に苦しむかもしれないが、私は、言ってしまえば、とあ』 クォイス:『る宝石の化身なんだよ。そして、私は、君の母親から君へと託さ』 クォイス:『れた宝石だった。君の身に危険が迫った時、いつも私が庇っていただろう?…つまりは、そういう事さ。君の事をずっと守ってきた。光沢がなくなったボ』 クォイス:『ロボロの私が君と一緒に居たら、逆に危険に晒してしまう事になる。そうなる前に、身を引いたんだ。だが、今の君なら、』 0: 0: 0: クォイス:『私が居なくても、ちゃんと前を向いていける。自分が進みたい方向に進んで行ける。そのままの君で、君の夢』 クォイス:『を追い続けてくれ。そして、思い人が出来た暁には…私の名を持つ宝石を、大切な人に贈ってくれ。誰かから贈られることで私の力は強く発揮される』 クォイス:『んだ。……だから、私を…クォイスを、忘れないでおくれよ?』 0: 0: 0:

クォイス:危ない…!!…まったく、相変わらず危なっかしい所があるよね?君って。私が居なかったら、 クォイス:今頃どうなっていたかって、いつも思うよ。君という人生は一度きりなんだからね?もう少し冷静なこ クォイス:うどうをとってくれたまえ。でないと、私の身体がいくつあっても足りないよ。 クォイス:……え?放っておいてくれて構わない。だって?それは出来ない相談だ。…どうして?君の クォイス:親御さんに聞いてみたらいいんじゃないか?まぁ、答えてくれるかどうかは…別だがね。 0: 0: 0: クォイス:かれこれ、君と行動を共にして、何年になるだろうね? クォイス:君と出会ったばかりの頃は、今まで以上に危なっかしいというか、忙しない(せわしない)というか…。毎回振り回されて クォイス:くたびれる程だった。…恥ずかしい事を思い返すな?あははは!すまない。つい、ね?君にとっては、苦い過去かもしれないが、私にとっては、どれもか クォイス:けがえのない思い出なのだよ。成長している君の隣で、ちゃんと私は役割を果たせているな。っていうね。……ん?いや、何でもない。 クォイス:これは私の…こちらの話だから、気にしないでおくれ。 0: 0: 0: クォイス:さーて!次は何処へ行くんだったか…。ん…?もちろん私もついて行くさ!当たり前だろう? クォイス:しんしんと降り積もっていく雪の中。私達より先の道には、足跡もない…真っ白な世界だ!ここから前に クォイス:進んでいくか、この場でしばらく立ち止まっているか、それとも…振り返って逆戻りするか…。決めるのは、君だ。好きな道を選んでくれ。 クォイス:正解は一つだけじゃない。十も、百も… クォイス:それ以上かもしれない!…ふふっ、君の眼が輝いてきたね…!好奇心という輝きが!!さぁ、行くよ!! 0: 0: 0: クォイス:……試したい事がある?いいじゃないか!私はそういう君の クォイス:チャレンジ精神というか、何事にも挑戦してみようという前向きな思考はとっても好きだ!……ん?どうしたんだい?と クォイス:つぜん、だんまりじゃないか。…?顔も赤いぞ?……もしかして、 クォイス:照れているのかい?あははは!君もなかなかに可愛い所があるじゃないか。ふふふっ、これだから君 クォイス:と一緒に居るのが楽しいんだよ。 0: 0: 0: クォイス:なかなか…険しい道を選んだものだね。ここまで来るのも長い道のりだったし、そろそろ日も沈む。明日の分の体力温存の為 クォイス:にも、一息いれた方がいい。焦りは禁物だよ?息 クォイス:抜きもしなければ、君自身が途中で壊れてしまう。そういう時に限って、視野が狭くなり、危険に気づきづらくなる。…思い当たる節(ふし)があるだろう?さぁ、 クォイス:寝るぞ!!睡眠は、人間 クォイス:の三大欲求でもあるんだから!欲に素直に従いたまえ!………おやすみ。 0: 0: 0: クォイス:はぁ~……これは、絶景だなぁ。今、私は最高の気分だよ!君はどうだい?!…この クォイス:一つ一つの灯りに、一体どれだけの人達が暮らしているのだろうね…。とても クォイス:不思議な感覚だよ…。誰かとこの景色を共有しているというのも、また、いいね。色んな時を クォイス:経て、君とこの世界を見ている…。……。いや、何でもないよ。…雨が降って来るのかな?私の クォイス:頬に雨粒が……。え?雨雲なんてない?……そうだな。私の上にだけ、降っているのかもしれないな。 0: 0: 0: クォイス:また、新しい事への挑戦かい?いいね!私はとても嬉しいよ!き クォイス:みがちゃんと前を向いて、進んでいるんだという事が。君自身も クォイス:胸を張っていいぞ!それぐらいの成長をしている。一緒に居る私が言うんだから間違いないよ。…それとも、君とはじ クォイス:めて出会った頃の思い出話でもするかい?…え?それはいいって?あははは。そうかい。……さぁ、そろそろ寝ないと。 クォイス:……もう、大丈夫だね。 0: 0: 0: クォイス:……『やぁ!おはよう!とても素晴らしい朝だね!君がこの手紙を読んでいるという事は、そこに私が居ない。という事だ。何でいきなり居なくなったんだと、り』 クォイス:『ゆうを知りたそうな顔をしているんじゃないのかな?…まぁ、そんな事は片隅に置いておくとしよう。…黙って居なくなったのは、すまないと思っている』 クォイス:『よ。私も、正直離れたくないと思っていた。だが、それも難しくなってきたんだ。私の中のき』 0: 0: 0: クォイス:『らめきがね…なくなって来てしまっているからさ。一体、何を言っているんだ?!って思っているだろう?』 クォイス:『理解に苦しむかもしれないが、私は、言ってしまえば、とあ』 クォイス:『る宝石の化身なんだよ。そして、私は、君の母親から君へと託さ』 クォイス:『れた宝石だった。君の身に危険が迫った時、いつも私が庇っていただろう?…つまりは、そういう事さ。君の事をずっと守ってきた。光沢がなくなったボ』 クォイス:『ロボロの私が君と一緒に居たら、逆に危険に晒してしまう事になる。そうなる前に、身を引いたんだ。だが、今の君なら、』 0: 0: 0: クォイス:『私が居なくても、ちゃんと前を向いていける。自分が進みたい方向に進んで行ける。そのままの君で、君の夢』 クォイス:『を追い続けてくれ。そして、思い人が出来た暁には…私の名を持つ宝石を、大切な人に贈ってくれ。誰かから贈られることで私の力は強く発揮される』 クォイス:『んだ。……だから、私を…クォイスを、忘れないでおくれよ?』 0: 0: 0: