声劇台本置き場

甘めの新婚生活の日常をかいてみました 登場人物は3人とはなっていますが、実際は２人です 琴美：…20代社会人未経験の一途な妻。声が高い。甘えたしゃべり方をする 琴美ヤ：愛するあまりスイッチが入った琴美。声が低い 祐介：…区役所職員の夫。まじめで明るい。愛妻家 0：玄関先 琴美：あれ？ 琴美：祐介、どこか行くの？ 祐介：ん、ああ、気分転換に、映画でも見ようかなって 0：琴美ボソっという 琴美ヤ：（まあ、たまには気晴らしさせた方がいいか･･･） 祐介：うん？ 琴美：あ、うん。何でもない 琴美：こっちの話だから気にしないでね 琴美：うん、いいよ、楽しんでおいで 祐介：じゃ、ちょっと行ってくる 琴美：あ！ 琴美：そっか、ふーん 琴美：ちなみに祐介 琴美ヤ：誰と 祐介：･･･ 琴美：うん？何でもない 琴美：いいよ、行っても 琴美：気をつけていくのよ。事故にでも遭ったら泣いちゃうからね 祐介：わ、わかった 琴美：今日はちょっとでも楽しめたらいいね 琴美：あ、それとぉ 祐介：じゃ、じゃあ行っｔｔ･･･ 琴美ヤ：待てよ、まだ私が話してるんだよ 祐介：は、はい 琴美：よしよし 琴美：かわいいなもう 琴美：えーっとね 琴美：さみしくなったら、電話していい？ 祐介：映画中は出られないかもだけど､､､ 琴美：やーだーそんなことわかってるよぉ 琴美：じゃ、楽しんだら帰っておいで 祐介：わかった 琴美：行ってらっしゃーい！♪ 0：電話着信 祐介：琴美？ 琴美：うん 0：琴美、後ろのざわめきを聞くように 祐介：もう少ししたら劇場入るからね 琴美：ふうん 琴美：へえ 琴美：あのさ、祐介 琴美：今、誰といるの？ 祐介：友だちだよ 琴美：友達、ふーん 琴美：その人ってさ、男の人？ 祐介：もちろん男だよ 琴美：へぇ...男の人なんだ 祐介：なんか怒ってる？ 琴美：怒ってないよ別に 琴美：なんで私が怒るの？ 琴美ヤ：意味わかんない 祐介：いやなんか怒って･･･ 琴美ヤ：だから怒ってないって！ 琴美ヤ：しつっこいな 琴美ヤ：そんなに怒ってほしいなら大声出そうか 0：琴美、我に返る 琴美：ごめん私ったら 琴美：祐介ごめんね、頭に血が上っちゃってたみたい 祐介：だ、大丈夫だよ。落ち着いた？ 琴美：もう電話切るね映画終わったらなるべく早く帰ってきてね 0：１オクターブ下がる 琴美ヤ：あとで話あるから -------- 0：電話着信 琴美：もしもし？ 祐介：映画終わったよ 琴美：へぇ、楽しかった？ 祐介：うん、まあふつう 琴美：そうなんだ 琴美：ねぇ 琴美：今誰といるの？ 祐介：だから男友だちだって 琴美：なんだ、男の人なんだ 琴美ヤ：ねぇ 琴美ヤ：何で嘘つくの？ 琴美ヤ：今祐介と一緒にいる人ってさ 琴美ヤ：女の人だよね 琴美ヤ：私知ってるよ 琴美ヤ：どこで誰といるかまで 琴美ヤ：ねぇ 琴美ヤ：どうして私に嘘つくの 琴美ヤ：私は祐介の妻だよ？ 琴美ヤ：世界で一番の味方は私なんだよ？ 祐介：あ、あとで話そ･･ 琴美ヤ：何電話切ろうとしてんの 祐介：こ、怖いから... 琴美：私が？ 琴美：怖い？ 琴美：やーだー、何言ってるの祐介 祐介：でも今少し 琴美：それは祐介にやましいことがあるからでしょう 祐介：やましいことなんかないって！ 琴美ヤ：論点ずらさないでくれる？ 琴美ヤ：女にうつつを抜かしてデレデレしちゃって 琴美ヤ：信じらんない 琴美ヤ：いいよ 琴美ヤ：切りなよ 祐介：... 琴美ヤ：ほら 琴美ヤ：切れよ 琴美ヤ：後悔しても知らないから 琴美：やっぱり！ 祐介：... 琴美：いっつも電話、祐介からは切らないよねー！ 琴美：やっさしー！ 琴美：すきー 琴美：じゃ、私から切るね！ 0：１オクターブ下がる 琴美ヤ：帰ったら覚えとけよ 0：琴美、我にかえる 琴美：祐介 琴美：ごめんごめんね 琴美：今私、口悪かったよね 祐介：そ、そんなことないよ 琴美：違う、そんなつもりで言ったんじゃないよ 琴美：ついつい語尾が強くなっちゃったたけなの 琴美：ね、本当ごめん祐介 琴美：怖かったよね 琴美：お願い、私のこと嫌いにならないで 祐介：好きだよ、大丈夫 琴美：ねぇ祐介 琴美：祐介さん 琴美：祐介に嫌われたら私、生きていけなくなっちゃう 琴美：私のこと好きだよね？ 祐介：もちろん好きだよ 琴美：ほんと？ 琴美：私も大好き 琴美：ごめんね、長電話しちゃって 琴美：バイバイ、また後でね 0：電話切れる 琴美：祐介と琴美のアマアマ日常は今日はここまでっ♪