台本概要
300 views
| タイトル | 夏の夜 |
|---|---|
| 作者名 | むち (@muchi_milk_game) |
| ジャンル | その他 |
| 演者人数 | 1人用台本（不問1） |
| 時間 | 10 分 |
| 台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
| 説明 |
以前に書いていた 短めの一人読み台本を 移行させて頂きました。 朗読練習としても 使って下さると嬉しいです。 300 views |
キャラ説明
| 名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
|---|---|---|---|
| Ａ | 不問 | 21 | 演者様の性別不問です。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
夏の夜
Ａ：蒸し暑い夏の夜
Ａ：
Ａ：うっすら照らされた道筋を
Ａ：
Ａ：ゆらゆら
Ａ：
Ａ：ゆっくりと
Ａ：
Ａ：じんわり湿った空気と体温を感じながら
Ａ：
Ａ：ただ、ぼーっと眺めている
0：(少しの間)
Ａ：最近とっても暑くなってきた
Ａ：
Ａ：暑くてなかなか寝付けない日が増える
0：
Ａ：寝付けないから
Ａ：ついスマホを手に取る
Ａ：
Ａ：SNSを徘徊して
Ａ：
Ａ：一通り見終わって
Ａ：
Ａ：時間を持て余し
Ａ：
Ａ：ふと小さな赤い通知マークに気付く
0：
Ａ：でも、まぁ・・
Ａ：今は返事をするには遅い時間だし
Ａ：起こしてしまうと悪いから
0：
Ａ：うん。
Ａ：返すのは明日にしよう
0：
Ａ：さて
Ａ：この寝付けない夜を
Ａ：どう過ごそうか
0：
Ａ：とりあえず
Ａ：喉の乾きを潤し
Ａ：布団には入ってみる
0：
Ａ：しばらく目をつぶってみたけれど
Ａ：
Ａ：やっぱり眠れそうな気配はない
0：
Ａ：最近ハマっている動画を見る
Ａ：
Ａ：見ているうちに
Ａ：少しずつ瞼が重くなり
Ａ：
Ａ：意識がぼんやりとしてくる
0：
Ａ：頭の中でなんとなーく
Ａ：
Ａ：ふんわりとだけど
Ａ：
Ａ：誰かの顔が思い浮かぶ
0：
Ａ：それは
Ａ：
Ａ：誰だろう？
0：
Ａ：誰なのかは分からない
0：
Ａ：だけどなんだか
Ａ：その人の顔を
Ａ：ぼんやりとした意識の中見ていると
Ａ：安心したのか
Ａ：眠れていた
0：
Ａ：目覚ましの音に
Ａ：ハッとする
0：
Ａ：ゆっくり体を起こし
Ａ：そのまま布団の上で
Ａ：なにもせずに
Ａ：また、ぼーっとする
0：
Ａ：ふと
Ａ：寝る前のときのことが
Ａ：頭によぎる
0：
Ａ：あぁ、あのとき見た
Ａ：〝誰か〟は
Ａ：あの人だったんだな、と
0：
Ａ：覚えてはいないけれど
Ａ：
Ａ：もしかしたら
Ａ：
Ａ：あの人の夢を見たのだろうか
0：
Ａ：・・・会いたくなった
0：
Ａ：そんな
Ａ：
Ａ：なんでもない
0：
Ａ：ただの
Ａ：
Ａ：蒸し暑い、
Ａ：
Ａ：夏の夜の話
夏の夜
Ａ：蒸し暑い夏の夜
Ａ：
Ａ：うっすら照らされた道筋を
Ａ：
Ａ：ゆらゆら
Ａ：
Ａ：ゆっくりと
Ａ：
Ａ：じんわり湿った空気と体温を感じながら
Ａ：
Ａ：ただ、ぼーっと眺めている
0：(少しの間)
Ａ：最近とっても暑くなってきた
Ａ：
Ａ：暑くてなかなか寝付けない日が増える
0：
Ａ：寝付けないから
Ａ：ついスマホを手に取る
Ａ：
Ａ：SNSを徘徊して
Ａ：
Ａ：一通り見終わって
Ａ：
Ａ：時間を持て余し
Ａ：
Ａ：ふと小さな赤い通知マークに気付く
0：
Ａ：でも、まぁ・・
Ａ：今は返事をするには遅い時間だし
Ａ：起こしてしまうと悪いから
0：
Ａ：うん。
Ａ：返すのは明日にしよう
0：
Ａ：さて
Ａ：この寝付けない夜を
Ａ：どう過ごそうか
0：
Ａ：とりあえず
Ａ：喉の乾きを潤し
Ａ：布団には入ってみる
0：
Ａ：しばらく目をつぶってみたけれど
Ａ：
Ａ：やっぱり眠れそうな気配はない
0：
Ａ：最近ハマっている動画を見る
Ａ：
Ａ：見ているうちに
Ａ：少しずつ瞼が重くなり
Ａ：
Ａ：意識がぼんやりとしてくる
0：
Ａ：頭の中でなんとなーく
Ａ：
Ａ：ふんわりとだけど
Ａ：
Ａ：誰かの顔が思い浮かぶ
0：
Ａ：それは
Ａ：
Ａ：誰だろう？
0：
Ａ：誰なのかは分からない
0：
Ａ：だけどなんだか
Ａ：その人の顔を
Ａ：ぼんやりとした意識の中見ていると
Ａ：安心したのか
Ａ：眠れていた
0：
Ａ：目覚ましの音に
Ａ：ハッとする
0：
Ａ：ゆっくり体を起こし
Ａ：そのまま布団の上で
Ａ：なにもせずに
Ａ：また、ぼーっとする
0：
Ａ：ふと
Ａ：寝る前のときのことが
Ａ：頭によぎる
0：
Ａ：あぁ、あのとき見た
Ａ：〝誰か〟は
Ａ：あの人だったんだな、と
0：
Ａ：覚えてはいないけれど
Ａ：
Ａ：もしかしたら
Ａ：
Ａ：あの人の夢を見たのだろうか
0：
Ａ：・・・会いたくなった
0：
Ａ：そんな
Ａ：
Ａ：なんでもない
0：
Ａ：ただの
Ａ：
Ａ：蒸し暑い、
Ａ：
Ａ：夏の夜の話