台本概要
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タイトル | この泥棒猫!って言われたい |
---|---|
作者名 | 璃月なお (@naomu39) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 3人用台本(男1、女2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
「この泥棒猫」って言われたい人が、ここにいます。
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キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
フトシ | 男 | 45 | 太くん。 |
ココロ | 女 | 45 | 心さん。 |
マミ | 女 | 10 | 真美さん。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
フトシ:どーも、フトシです
ココロ:どーも、ココロです
フトシ:二人合わせて
ココロ:心太(ところてん)です!
フトシ:張り切ってやっていきましょ
ココロ:いきなりですが、フトシさん
フトシ:なんですか、ココロさん
ココロ:私、憧れのセリフがあるんですよ
フトシ:ほーそれはどんなセリフですか?
ココロ:交際している男性が別の女性を好きになってしまい
ココロ:彼女と付き合いたいから別れて欲しいと付き合っている女性に話をします
フトシ:男一人に女性が2人いるわけですね。修羅場だな
ココロ:別れたくない今の彼女。でも新しい彼女しか目に入ってない男。そしてまんざらでもない女
ココロ:この女さえいなければ。そう思い、男の横の女に叫ぶ
ココロ:「この泥棒猫!」
フトシ:おぉ!ベタな比喩表現
ココロ:って言われたいんですよ
フトシ:言われたいの?言いたいんじゃなくて?
ココロ:言われたいの!
フトシ:じゃあ言いますよ
ココロ:え?
フトシ:「この泥棒猫!」
ココロ:違ーう!違うのよ
フトシ:なにが?
ココロ:誰でも良い訳じゃないのよ
フトシ:ダメなの?
ココロ:そりゃ言われるなら女性が良いよ
フトシ:でも僕たち男女コンビだよ?
ココロ:そうだね
フトシ:なんで言ったの?
ココロ:フトシさんなら叶えてくれると思って
フトシ:じゃあ頑張るね!いくよ!
フトシ:「この泥棒猫!」(裏声で)
ココロ:違うのよ、なんか違うのよ
フトシ:ちゃんと心は女性で言ったよ
ココロ:それはありがとう。でも違うの
フトシ:じゃあ僕では叶えられないですね
ココロ:そうみたいです
フトシ:でも安心してください
ココロ:え?なにを?
フトシ:こんなこともあろうかと来ていただいています
ココロ:こんなこと?
フトシ:マミさーん!
ココロ:え?誰?
マミ:この泥棒猫。
ココロ:え?え?一言だけ言って帰って行ったよ!?
フトシ:じゃあ気を取り直して、漫才やっていきましょうか!
ココロ:無ー理ー!漫才できない!
フトシ:え?なんで?セリフ飛んじゃった?
ココロ:違う!セリフ飛びそうだけどそれは関係ない!
フトシ:じゃあどうしたの?願いも叶ったしご機嫌だろ?
ココロ:叶ってない!思ってたのと違う!
フトシ:女性だったでしょ?
ココロ:シチュエーション!ただ言われたいわけじゃないの!
フトシ:わがままだなぁ
フトシ:マミさーん!ちょっと来て
ココロ:え?なんでまた呼ぶの?
マミ:この泥棒猫。
ココロ:この人これしか言えないの?
フトシ:もう一回言ってもらっていいですか?
フトシ:今度はシチュエーションも考えてお願いします
マミ:猫。
ココロ:ん?まさか今の返事?
マミ:ココロさん
ココロ:な、なんでしょうか
マミ:私はあなたをそんな風に育てた覚えないわよ。この泥棒猫。
フトシ:よし!じゃあ漫才やっていこうか
ココロ:できるか!
フトシ:なんで!?
ココロ:なんか親みたいな設定足してきたけど違うのよ
ココロ:なんで母親から泥棒猫呼ばわりされてるのよ
フトシ:呼ばわりってココロさんが言われたいセリフでしょ?
ココロ:そうだけど
フトシ:ちゃんと女性に言われましたよね?
ココロ:そうだけど。シチュエーション!シチュエーションが違うのよ!
ココロ:私さっき言われたい状況の説明したよね?聞いてたよね?
フトシ:僕は聞いてたけど、マミさんはどうかな?
マミ:泥棒
フトシ:聞いてないって
ココロ:なんでわかるの!?
フトシ:なんとなく
ココロ:あと、さっき普通にセリフ言ってたよね?
ココロ:しかも泥棒ってそれもう犯罪だからね!?
フトシ:まあまあマミさんも反省してるから、ね
マミ:猫
フトシ:じゃあココロさん
ココロ:そうだね、漫才始めましょうか
フトシ:ちゃんとマミさんにお願いしようか
ココロ:え?なんで?
フトシ:言って欲しいんですよね?
ココロ:いや、言ってほしいというか言われてみたいというか
フトシ:言って欲しいんですよね!!
ココロ:まあ、はい
フトシ:じゃあマミさんにお願いしてください
ココロ:なんで私が?
フトシ:してください
ココロ:・・・お願いします
マミ:泥棒
フトシ:もう一声
ココロ:もう一回お願いします!
マミ:猫
フトシ:やってくれるそうです
ココロ:納得がいかない
フトシ:じゃあマミさんお願いします
マミ:あらあらちゃんとお願いのできる可愛い子猫ちゃんだこと
マミ:いつもは忙しくて猫の手も借りたいぐらいなんだけど
マミ:今日はフトシ君に呼ばれたから仕方なく来たんだからね
マミ:別にあんたの為に来たんじゃないんだからね
マミ:って言うかあんたにフトシ君は猫に小判なんだからね
マミ:この泥棒猫!
ココロ:怒涛の猫攻め!
ココロ:ボケ多すぎてどこからツッコんだらいいの!?
フトシ:ココロさんも満足したみたいなので
フトシ:今から三人で漫才やっていきましょうか!
ココロ:マミさんまで入ってるやないかーい!
ココロ:やめさせてもらうわ
フトシ:ありがとうございました!
フトシ:どーも、フトシです
ココロ:どーも、ココロです
フトシ:二人合わせて
ココロ:心太(ところてん)です!
フトシ:張り切ってやっていきましょ
ココロ:いきなりですが、フトシさん
フトシ:なんですか、ココロさん
ココロ:私、憧れのセリフがあるんですよ
フトシ:ほーそれはどんなセリフですか?
ココロ:交際している男性が別の女性を好きになってしまい
ココロ:彼女と付き合いたいから別れて欲しいと付き合っている女性に話をします
フトシ:男一人に女性が2人いるわけですね。修羅場だな
ココロ:別れたくない今の彼女。でも新しい彼女しか目に入ってない男。そしてまんざらでもない女
ココロ:この女さえいなければ。そう思い、男の横の女に叫ぶ
ココロ:「この泥棒猫!」
フトシ:おぉ!ベタな比喩表現
ココロ:って言われたいんですよ
フトシ:言われたいの?言いたいんじゃなくて?
ココロ:言われたいの!
フトシ:じゃあ言いますよ
ココロ:え?
フトシ:「この泥棒猫!」
ココロ:違ーう!違うのよ
フトシ:なにが?
ココロ:誰でも良い訳じゃないのよ
フトシ:ダメなの?
ココロ:そりゃ言われるなら女性が良いよ
フトシ:でも僕たち男女コンビだよ?
ココロ:そうだね
フトシ:なんで言ったの?
ココロ:フトシさんなら叶えてくれると思って
フトシ:じゃあ頑張るね!いくよ!
フトシ:「この泥棒猫!」(裏声で)
ココロ:違うのよ、なんか違うのよ
フトシ:ちゃんと心は女性で言ったよ
ココロ:それはありがとう。でも違うの
フトシ:じゃあ僕では叶えられないですね
ココロ:そうみたいです
フトシ:でも安心してください
ココロ:え?なにを?
フトシ:こんなこともあろうかと来ていただいています
ココロ:こんなこと?
フトシ:マミさーん!
ココロ:え?誰?
マミ:この泥棒猫。
ココロ:え?え?一言だけ言って帰って行ったよ!?
フトシ:じゃあ気を取り直して、漫才やっていきましょうか!
ココロ:無ー理ー!漫才できない!
フトシ:え?なんで?セリフ飛んじゃった?
ココロ:違う!セリフ飛びそうだけどそれは関係ない!
フトシ:じゃあどうしたの?願いも叶ったしご機嫌だろ?
ココロ:叶ってない!思ってたのと違う!
フトシ:女性だったでしょ?
ココロ:シチュエーション!ただ言われたいわけじゃないの!
フトシ:わがままだなぁ
フトシ:マミさーん!ちょっと来て
ココロ:え?なんでまた呼ぶの?
マミ:この泥棒猫。
ココロ:この人これしか言えないの?
フトシ:もう一回言ってもらっていいですか?
フトシ:今度はシチュエーションも考えてお願いします
マミ:猫。
ココロ:ん?まさか今の返事?
マミ:ココロさん
ココロ:な、なんでしょうか
マミ:私はあなたをそんな風に育てた覚えないわよ。この泥棒猫。
フトシ:よし!じゃあ漫才やっていこうか
ココロ:できるか!
フトシ:なんで!?
ココロ:なんか親みたいな設定足してきたけど違うのよ
ココロ:なんで母親から泥棒猫呼ばわりされてるのよ
フトシ:呼ばわりってココロさんが言われたいセリフでしょ?
ココロ:そうだけど
フトシ:ちゃんと女性に言われましたよね?
ココロ:そうだけど。シチュエーション!シチュエーションが違うのよ!
ココロ:私さっき言われたい状況の説明したよね?聞いてたよね?
フトシ:僕は聞いてたけど、マミさんはどうかな?
マミ:泥棒
フトシ:聞いてないって
ココロ:なんでわかるの!?
フトシ:なんとなく
ココロ:あと、さっき普通にセリフ言ってたよね?
ココロ:しかも泥棒ってそれもう犯罪だからね!?
フトシ:まあまあマミさんも反省してるから、ね
マミ:猫
フトシ:じゃあココロさん
ココロ:そうだね、漫才始めましょうか
フトシ:ちゃんとマミさんにお願いしようか
ココロ:え?なんで?
フトシ:言って欲しいんですよね?
ココロ:いや、言ってほしいというか言われてみたいというか
フトシ:言って欲しいんですよね!!
ココロ:まあ、はい
フトシ:じゃあマミさんにお願いしてください
ココロ:なんで私が?
フトシ:してください
ココロ:・・・お願いします
マミ:泥棒
フトシ:もう一声
ココロ:もう一回お願いします!
マミ:猫
フトシ:やってくれるそうです
ココロ:納得がいかない
フトシ:じゃあマミさんお願いします
マミ:あらあらちゃんとお願いのできる可愛い子猫ちゃんだこと
マミ:いつもは忙しくて猫の手も借りたいぐらいなんだけど
マミ:今日はフトシ君に呼ばれたから仕方なく来たんだからね
マミ:別にあんたの為に来たんじゃないんだからね
マミ:って言うかあんたにフトシ君は猫に小判なんだからね
マミ:この泥棒猫!
ココロ:怒涛の猫攻め!
ココロ:ボケ多すぎてどこからツッコんだらいいの!?
フトシ:ココロさんも満足したみたいなので
フトシ:今から三人で漫才やっていきましょうか!
ココロ:マミさんまで入ってるやないかーい!
ココロ:やめさせてもらうわ
フトシ:ありがとうございました!