台本概要

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タイトル Dangerous mythology
作者名 ドランゴ  (@ D_rango22)
ジャンル ファンタジー
演者人数 4人用台本(不問4)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 神話の生物vs神話の怪物の対決の火蓋が今。ここに落とされる。

※配信で使う際には報告等必要ありません。
台本使用際にはTwitterのDM等で報告されますと励みになります。
続編は多分書きません。
キャラクターの横にNがついておりますがナレーションとなります。
では楽しんで。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
フェンリル 不問 21 北欧の世界を統べている。2つ名を幻獣巨狼と呼ばれている。能力は未来を見る能力であり、近接戦闘に置いて右に出るものはおらず、北欧の神を何人も殺している強者。
ユニコーン 不問 14 ギリシアの世界を統べている。別名「一角獣」馬に似た形を模した獣。数々のギリシアの神々を殺してきた伝説となった神話の生物。スピードに置いて右に出る者はいない。
クラーケン 不問 17 北欧の海の全てを束ねた王。2つ名を海の魔王と呼ばれている。フェンリルとは昔から仲が良く、お互いバディだった時期もあった。遠距離戦闘に置いて右に出る者はおらずこの中では1番長く生きており博識。
両面宿儺 不問 19 日本を統べている呪いの王。別名を鬼神もしくは異形の神と呼ばれている。呪いを攻撃方法としこの中の3人の中で最も高い戦闘能力を誇っており、相手に呪いを送り、死に至らしめる事も出来る。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
フェンリル:集まったか皆の衆 ユニコーン:なんの騒ぎかな?僕達を集めるということは何かしらあったという事でいいんだよね? クラーケン:まったくだ…つまらん要件だったら承知せんぞ、フェンリルよ。 0:席に腰をかける3匹 ユニコーン:そういえば両面宿儺様が来てないみたいだけど相変わらずの寝坊? フェンリル:そういう奴だ、もう数刻で来るだろう。 クラーケン:まったく彼奴(あやつ)は…時間厳守をしろとこの前も言ったんだがな… フェンリル:さて今回の議題だが…と、その前にどうやら来たみたいだな。 0:ドアが開き、スタスタと歩いて席に着く。 両面宿儺:すまんな、遅れた。 クラーケン:おい!両面宿儺!貴様何度遅れれば気が済むのだ! 両面宿儺:んだよ、クラーケン。てめぇはジジイな上に癇癪まで起こすってのか?呪い殺してやってもいいんだぜ?あ? クラーケン:いい度胸だ、貴様を殺すことなど赤子を殺すより単調な作業よ。 フェンリル:やめぬか!貴様ら! 両面宿儺:あ?なんだフェンリル。てめぇも俺に口出しか?一端の犬の分際で調子に乗ってんじゃねぇぞ? ユニコーン:まぁまぁ御三方落ち着いて… クラーケン:ユニコーンよ、貴様はよく落ち着いておられるな… ユニコーン:まぁ両面宿儺様も来られた事ですし今回の議題をお話ししましょう? 両面宿儺:…チッ…ユニコーンに免じて許してやる…クラーケン、次はねぇと思え。 クラーケン:小僧…覚えておれ。 フェンリル:やっと落ち着いたか…貴様らは顔を合わせれば喧嘩ばかりしおって…まぁいい、今回の議題は貴様らも分かってるな? クラーケン:すまぬなフェンリル、らしくない姿を見せたな 両面宿儺:へいへいすまんな犬っころ。 フェンリル:犬…まぁ良い。今回の議題だが、最近下界の方にどうやら悪さを働いておる者がおるらしい。 ユニコーン:それは我々と同じ「神話」の者ですか? フェンリル:あぁ。流石に私もそれは見過ごせぬからな、そして同じ神話の生物としてそやつを生きて返す事は出来ぬ。 両面宿儺:おぉおぉ怖いねぇフェンリルさんよぉ。 クラーケン:しかしそやつは何者なのだ?我々と同じ神話の者なら下界に用なぞないと思うが。 フェンリル:そやつの名は「ヨグ=ソトース」と名乗っている。 両面宿儺:ヨグ=ソトース?そんな奴いたか? ユニコーン:僕も聞いたことはないですね… クラーケン:わしもその名を聞いた事はないな…なんだそやつは。 両面宿儺:クラーケンも知らねぇとなると俺らが知るわけもねぇか、ところでフェンリルなんでお前がその下界に居るやつの事を知ってんだ? フェンリル:もしや貴様らの所に情報は届いていないのか? 両面宿儺:あ?情報? ユニコーン:はて…僕のところには何も… クラーケン:ん?もしかしてこの資料か? 0:クラーケンが資料を数枚机の上に出す。 両面宿儺:なんだこの資料、そいつの事が書いてあんのか? フェンリル:とりあえず貴様らもそれを手に取って見てみろ。 ユニコーン:ええとなになに…下界に突如として現れた生物。奴は自らの名をヨグ=ソトースと名乗り、「人間であり、非人間でもあり脊椎動物でもあり無脊椎動物でもあり我は神話の生物なり。人類よ、そして神々よ、我の前に朽ち果てよ。」と言葉を残し姿を突如消したとされる…本当ですか?これ。 フェンリル:全て事実だ、証拠にこいつを見てみろ。 0:フェンリルが手を掲げるとひとつの映像が流れ出した。 両面宿儺:ほんとだな、てかこいつ本当に神話の生物なのか?見た目が無茶苦茶じゃねぇか。 クラーケン:今さっきの資料に書いてあったであろう、人間であり非人間であり、脊椎動物でもあり無脊椎動物でもあると。おそらくは全ての要素を足したらこのような形になったのだろう。 0:映像を見終わった4匹。 ユニコーン:今回の議題の内容は分かりました…もしかしてですがフェンリル様このヨグ=ソトースと呼ばれてる者を消すおつもりですか? フェンリル:無論だ。下界の人類の平和を我らが守っておるのだ、このような輩(やから)を存在させておく事が今後の崩壊に繋がる可能性もある。 クラーケン:だからわしらを呼んだと言うわけか。 フェンリル:そういう事だ、貴様らも流石に協力しないというわけにはいくまい。 両面宿儺:流石に日本を消されるのは俺も許せねぇなぁ、そして調子に乗ってんのが1番気に食わねぇ。 クラーケン:ふっ、お主ともあろうものが呪いの存在でありながら日本を守ろうと思うとは実に立派になったものよの。 両面宿儺:うるせぇよ、俺は自分が好きなとこを消そうとしてるのが気に食わねぇだけだ、それに奴が1番だと思ってる態度が気に食わねぇ。 ユニコーン:まぁ我々がいれば問題はないと思いますが…他の者達にも連絡はどうしますか? フェンリル:よい、今回の件は我々だけで片付けるつもりだ、しかし奴もどういう能力を持っておるか分からぬ、決して油断はするな。 クラーケン:しかし、奴をどうやって探すつもりだ?今は姿を消しておるのだろう? フェンリル:大体検討はついておる。私の能力を忘れたわけではあるまい? 両面宿儺:そういやお前の能力は未来を見る能力だったな…おいフェンリル少し見て欲しい未来がある。 フェンリル:なんだ 両面宿儺:そいつと当たって戦闘するのは分かるが結果まで見れるか? フェンリル:少し待っておれ、今見てみ…ぐっ… 0:フェンリルが頭を抱える。 フェンリル:バカな…そんな事が有り得るのか…?! ユニコーン:どうしたんです?! クラーケン:おいどうしたフェンリル!何を見たんだ! フェンリル:……我々は奴に食い殺されておる…そして世界は破滅しておる…! 両面宿儺:チッ…どうりでだ…! ユニコーン:どういうことです? 両面宿儺:俺も奴の映像を見た時に試しに呪いを奴に送ったがなんの手応えもなかった、だから試しに未来をフェンリルに見てもらって、現在に至るってわけだ。要は奴には呪いは効かないみたいだな。 クラーケン:バカな…!両面宿儺の呪いが効かぬだと?!貴様の呪いが効かない奴などおるのか…! フェンリル:対策を練るしかあるまいな…我々の能力でも果たして奴を倒せるかどうかだ…! 両面宿儺:だな、奴をどう消すかだな。 ユニコーン:さぁ、次の課題はどうやらヨグ=ソトースをどうやって消すかですね。 フェンリル:(N)そして今 クラーケン:(N)ここで神話の生物vs神話の怪物の戦いがの火蓋が落とされる。 ユニコーン:(N)果たして勝つのは生物か怪物か。 両面宿儺:(N)俺らは負けるわけにはいかない、そして全てを守る神話となる。

フェンリル:集まったか皆の衆 ユニコーン:なんの騒ぎかな?僕達を集めるということは何かしらあったという事でいいんだよね? クラーケン:まったくだ…つまらん要件だったら承知せんぞ、フェンリルよ。 0:席に腰をかける3匹 ユニコーン:そういえば両面宿儺様が来てないみたいだけど相変わらずの寝坊? フェンリル:そういう奴だ、もう数刻で来るだろう。 クラーケン:まったく彼奴(あやつ)は…時間厳守をしろとこの前も言ったんだがな… フェンリル:さて今回の議題だが…と、その前にどうやら来たみたいだな。 0:ドアが開き、スタスタと歩いて席に着く。 両面宿儺:すまんな、遅れた。 クラーケン:おい!両面宿儺!貴様何度遅れれば気が済むのだ! 両面宿儺:んだよ、クラーケン。てめぇはジジイな上に癇癪まで起こすってのか?呪い殺してやってもいいんだぜ?あ? クラーケン:いい度胸だ、貴様を殺すことなど赤子を殺すより単調な作業よ。 フェンリル:やめぬか!貴様ら! 両面宿儺:あ?なんだフェンリル。てめぇも俺に口出しか?一端の犬の分際で調子に乗ってんじゃねぇぞ? ユニコーン:まぁまぁ御三方落ち着いて… クラーケン:ユニコーンよ、貴様はよく落ち着いておられるな… ユニコーン:まぁ両面宿儺様も来られた事ですし今回の議題をお話ししましょう? 両面宿儺:…チッ…ユニコーンに免じて許してやる…クラーケン、次はねぇと思え。 クラーケン:小僧…覚えておれ。 フェンリル:やっと落ち着いたか…貴様らは顔を合わせれば喧嘩ばかりしおって…まぁいい、今回の議題は貴様らも分かってるな? クラーケン:すまぬなフェンリル、らしくない姿を見せたな 両面宿儺:へいへいすまんな犬っころ。 フェンリル:犬…まぁ良い。今回の議題だが、最近下界の方にどうやら悪さを働いておる者がおるらしい。 ユニコーン:それは我々と同じ「神話」の者ですか? フェンリル:あぁ。流石に私もそれは見過ごせぬからな、そして同じ神話の生物としてそやつを生きて返す事は出来ぬ。 両面宿儺:おぉおぉ怖いねぇフェンリルさんよぉ。 クラーケン:しかしそやつは何者なのだ?我々と同じ神話の者なら下界に用なぞないと思うが。 フェンリル:そやつの名は「ヨグ=ソトース」と名乗っている。 両面宿儺:ヨグ=ソトース?そんな奴いたか? ユニコーン:僕も聞いたことはないですね… クラーケン:わしもその名を聞いた事はないな…なんだそやつは。 両面宿儺:クラーケンも知らねぇとなると俺らが知るわけもねぇか、ところでフェンリルなんでお前がその下界に居るやつの事を知ってんだ? フェンリル:もしや貴様らの所に情報は届いていないのか? 両面宿儺:あ?情報? ユニコーン:はて…僕のところには何も… クラーケン:ん?もしかしてこの資料か? 0:クラーケンが資料を数枚机の上に出す。 両面宿儺:なんだこの資料、そいつの事が書いてあんのか? フェンリル:とりあえず貴様らもそれを手に取って見てみろ。 ユニコーン:ええとなになに…下界に突如として現れた生物。奴は自らの名をヨグ=ソトースと名乗り、「人間であり、非人間でもあり脊椎動物でもあり無脊椎動物でもあり我は神話の生物なり。人類よ、そして神々よ、我の前に朽ち果てよ。」と言葉を残し姿を突如消したとされる…本当ですか?これ。 フェンリル:全て事実だ、証拠にこいつを見てみろ。 0:フェンリルが手を掲げるとひとつの映像が流れ出した。 両面宿儺:ほんとだな、てかこいつ本当に神話の生物なのか?見た目が無茶苦茶じゃねぇか。 クラーケン:今さっきの資料に書いてあったであろう、人間であり非人間であり、脊椎動物でもあり無脊椎動物でもあると。おそらくは全ての要素を足したらこのような形になったのだろう。 0:映像を見終わった4匹。 ユニコーン:今回の議題の内容は分かりました…もしかしてですがフェンリル様このヨグ=ソトースと呼ばれてる者を消すおつもりですか? フェンリル:無論だ。下界の人類の平和を我らが守っておるのだ、このような輩(やから)を存在させておく事が今後の崩壊に繋がる可能性もある。 クラーケン:だからわしらを呼んだと言うわけか。 フェンリル:そういう事だ、貴様らも流石に協力しないというわけにはいくまい。 両面宿儺:流石に日本を消されるのは俺も許せねぇなぁ、そして調子に乗ってんのが1番気に食わねぇ。 クラーケン:ふっ、お主ともあろうものが呪いの存在でありながら日本を守ろうと思うとは実に立派になったものよの。 両面宿儺:うるせぇよ、俺は自分が好きなとこを消そうとしてるのが気に食わねぇだけだ、それに奴が1番だと思ってる態度が気に食わねぇ。 ユニコーン:まぁ我々がいれば問題はないと思いますが…他の者達にも連絡はどうしますか? フェンリル:よい、今回の件は我々だけで片付けるつもりだ、しかし奴もどういう能力を持っておるか分からぬ、決して油断はするな。 クラーケン:しかし、奴をどうやって探すつもりだ?今は姿を消しておるのだろう? フェンリル:大体検討はついておる。私の能力を忘れたわけではあるまい? 両面宿儺:そういやお前の能力は未来を見る能力だったな…おいフェンリル少し見て欲しい未来がある。 フェンリル:なんだ 両面宿儺:そいつと当たって戦闘するのは分かるが結果まで見れるか? フェンリル:少し待っておれ、今見てみ…ぐっ… 0:フェンリルが頭を抱える。 フェンリル:バカな…そんな事が有り得るのか…?! ユニコーン:どうしたんです?! クラーケン:おいどうしたフェンリル!何を見たんだ! フェンリル:……我々は奴に食い殺されておる…そして世界は破滅しておる…! 両面宿儺:チッ…どうりでだ…! ユニコーン:どういうことです? 両面宿儺:俺も奴の映像を見た時に試しに呪いを奴に送ったがなんの手応えもなかった、だから試しに未来をフェンリルに見てもらって、現在に至るってわけだ。要は奴には呪いは効かないみたいだな。 クラーケン:バカな…!両面宿儺の呪いが効かぬだと?!貴様の呪いが効かない奴などおるのか…! フェンリル:対策を練るしかあるまいな…我々の能力でも果たして奴を倒せるかどうかだ…! 両面宿儺:だな、奴をどう消すかだな。 ユニコーン:さぁ、次の課題はどうやらヨグ=ソトースをどうやって消すかですね。 フェンリル:(N)そして今 クラーケン:(N)ここで神話の生物vs神話の怪物の戦いがの火蓋が落とされる。 ユニコーン:(N)果たして勝つのは生物か怪物か。 両面宿儺:(N)俺らは負けるわけにはいかない、そして全てを守る神話となる。