台本概要

 175 views 

タイトル 君となら。
作者名 神悠理  (@Lily83penpen)
ジャンル ラブストーリー
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 同棲カップルの日常。甘めのラブストーリーです。
※男女変更可能
※同性カップルに変更可能
※男女不問

 175 views 

キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
36 同棲カップルの彼氏。普段は口ベタだけど、朱里の前では素直になれる。自分に自信がない一面も。彼女を大切に想っている。
朱里 25 同棲カップルの彼女。明るくてこどもっぽいところもあるが、優しい子。彼氏を大切に想っている。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
奨:(N)俺には付き合って3年になる彼女がいる。 奨:(N)ある日、俺が家に帰ってきたら謎の特大プレゼント箱がリビングに置いてあった。そして、彼女の姿も見当たらない。 奨:ほほーん? 0:(しばらくの間) 奨:うん…多分、ここだなぁ。 奨:(N)箱に近づいて、そっと耳をすまして見ると。 朱里:スーハースーハー(荒い息遣い) 奨:いや、暑いんじゃんっ!もう5月だからねっ!!あと、酸欠で死ぬぞっ!! 奨:(N)傍に脚立が置いてある。登って、箱を開けてみると。 朱里:ぱあぁんっ!!…へへっ!!ビックリした? 奨:(んんんんんっ!!なんだこのバカかわ…いや、一周まわって、神…ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"っ!!) 奨:(N)ちなみに箱が大きすぎて彼女は全然箱から出ていない。 朱里:なんか言えよー。つんつん。 奨:…今日も楽しそうで、なにより。 朱里:いやいやっ!結構準備大変だったんだよーっ!頑張ったんだからねっ!! 奨:はぁ…(頑張りどころズレてるんだよな…)てか、この箱…部屋にどうやって入れたの? 朱里:ん?内緒 奨:…。 朱里:ちょいちょい(中に入って欲しいと手招きする) 奨:おぉ、広いっ!! 奨:(N)中に入ってみると中央に小さなちゃぶ台とキャンプ用のランプそれと彼女の手料理が並んでいた。 朱里:今日もおつかれさまっ!何でもない日だけど、たまにはこういうのもいいかなぁって。 奨:…ありがと。 朱里:うむっ!くるしゅーないっ!! 奨:(うん、やっぱり、バカだなぁ…。) 朱里:今、絶対失礼な事考えたーっ!! 奨:そんな訳ない。アハハハハハ。 朱里:もうっ!まっ、いいや。とにかく食べよう。 奨:いただきまーす…。 奨:(N)思っていた以上にこの空間、落ち着く。朱里の手料理を食べ終わった後もしばらくふたりで寄り添って箱の中で過ごしていた。 奨:なあ… 朱里:ん? 奨:…幸せ 朱里:えっ!?(照れる)ななな、なに急に! 奨:いや…ほら、俺んとこさ、父さん母さん…仲悪くて 朱里:あぁ…そうだったね。 奨:なんか…俺さ、昔から誰かと一緒にいるのってすごく疲れるって思ってて… 朱里:…。 奨:付き合うとかも…その、めんどくさいくらいに思ってた。…どうせいずれは嫌いになるくせにって。 朱里:奨…。 奨:俺…気にしてないつもりだった。だけど…、朱里といて本当の気持ちに気づいた。 朱里:うん…。 奨:俺…傷ついてたんだ…。ふたりが憎しみあうなら、俺の存在ってなんなのって。 朱里:…。 奨:そんな俺に人の愛し方なんて分かるわけないって…。 朱里:…今も? 奨:今は違う。朱里がいるから。 奨:こんな、情けない俺でごめん…。でも、朱里といると、素の自分でいられる…。 朱里:(微笑みながら)情けなくなんかありませんっ!むしろ、ちゃんと自分の気持ちに気づけて偉いのです。 奨:…(小さく照れ笑いをする) 朱里:それに、奨が情けないなら、私はアホの子なのですっ! 奨:え…うん、そうだね。(肯定) 朱里:いや、否定しろやあぁぁっ!! 奨:あはははっ!!!(大笑い) 朱里:こんにゃろーっ!! 奨:…(笑いながら、ひと呼吸おいて)…朱里、ありがとう。 朱里:お?おう…(照れる)我を崇め奉りたまえ。 奨:え?なんだって?今の言えてたか? 朱里:言えとるわいっ!!私の事、幼女とでも思ってんのかっ!! 奨:あながち間違いでは無い。 朱里:ふっしゃあああっ!!! 奨:(N)これからもこんな馬鹿みたいに他愛ない話で笑っていたい、君と。そしたら…いつか言えるのかな?結婚しようって。

奨:(N)俺には付き合って3年になる彼女がいる。 奨:(N)ある日、俺が家に帰ってきたら謎の特大プレゼント箱がリビングに置いてあった。そして、彼女の姿も見当たらない。 奨:ほほーん? 0:(しばらくの間) 奨:うん…多分、ここだなぁ。 奨:(N)箱に近づいて、そっと耳をすまして見ると。 朱里:スーハースーハー(荒い息遣い) 奨:いや、暑いんじゃんっ!もう5月だからねっ!!あと、酸欠で死ぬぞっ!! 奨:(N)傍に脚立が置いてある。登って、箱を開けてみると。 朱里:ぱあぁんっ!!…へへっ!!ビックリした? 奨:(んんんんんっ!!なんだこのバカかわ…いや、一周まわって、神…ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"っ!!) 奨:(N)ちなみに箱が大きすぎて彼女は全然箱から出ていない。 朱里:なんか言えよー。つんつん。 奨:…今日も楽しそうで、なにより。 朱里:いやいやっ!結構準備大変だったんだよーっ!頑張ったんだからねっ!! 奨:はぁ…(頑張りどころズレてるんだよな…)てか、この箱…部屋にどうやって入れたの? 朱里:ん?内緒 奨:…。 朱里:ちょいちょい(中に入って欲しいと手招きする) 奨:おぉ、広いっ!! 奨:(N)中に入ってみると中央に小さなちゃぶ台とキャンプ用のランプそれと彼女の手料理が並んでいた。 朱里:今日もおつかれさまっ!何でもない日だけど、たまにはこういうのもいいかなぁって。 奨:…ありがと。 朱里:うむっ!くるしゅーないっ!! 奨:(うん、やっぱり、バカだなぁ…。) 朱里:今、絶対失礼な事考えたーっ!! 奨:そんな訳ない。アハハハハハ。 朱里:もうっ!まっ、いいや。とにかく食べよう。 奨:いただきまーす…。 奨:(N)思っていた以上にこの空間、落ち着く。朱里の手料理を食べ終わった後もしばらくふたりで寄り添って箱の中で過ごしていた。 奨:なあ… 朱里:ん? 奨:…幸せ 朱里:えっ!?(照れる)ななな、なに急に! 奨:いや…ほら、俺んとこさ、父さん母さん…仲悪くて 朱里:あぁ…そうだったね。 奨:なんか…俺さ、昔から誰かと一緒にいるのってすごく疲れるって思ってて… 朱里:…。 奨:付き合うとかも…その、めんどくさいくらいに思ってた。…どうせいずれは嫌いになるくせにって。 朱里:奨…。 奨:俺…気にしてないつもりだった。だけど…、朱里といて本当の気持ちに気づいた。 朱里:うん…。 奨:俺…傷ついてたんだ…。ふたりが憎しみあうなら、俺の存在ってなんなのって。 朱里:…。 奨:そんな俺に人の愛し方なんて分かるわけないって…。 朱里:…今も? 奨:今は違う。朱里がいるから。 奨:こんな、情けない俺でごめん…。でも、朱里といると、素の自分でいられる…。 朱里:(微笑みながら)情けなくなんかありませんっ!むしろ、ちゃんと自分の気持ちに気づけて偉いのです。 奨:…(小さく照れ笑いをする) 朱里:それに、奨が情けないなら、私はアホの子なのですっ! 奨:え…うん、そうだね。(肯定) 朱里:いや、否定しろやあぁぁっ!! 奨:あはははっ!!!(大笑い) 朱里:こんにゃろーっ!! 奨:…(笑いながら、ひと呼吸おいて)…朱里、ありがとう。 朱里:お?おう…(照れる)我を崇め奉りたまえ。 奨:え?なんだって?今の言えてたか? 朱里:言えとるわいっ!!私の事、幼女とでも思ってんのかっ!! 奨:あながち間違いでは無い。 朱里:ふっしゃあああっ!!! 奨:(N)これからもこんな馬鹿みたいに他愛ない話で笑っていたい、君と。そしたら…いつか言えるのかな?結婚しようって。