台本概要
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タイトル | 人蟹合戦 |
---|---|
作者名 | 明桜 リア (@ria_meiou) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 5人用台本(不問5) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 商用、非商用問わず連絡不要 |
説明 |
これはとある世界の物語。 決して交わる事がない生き物達が共存する世界。 ノリとテンションの産物。 *使用について* ・使用許可は要りません。 ・配信に使っていただいても構いませんん。もし使うよーって言ってくださったら、飛んで見に行きます。 ・自作発言はお控えください。 ・改変、加工は可能です。 ・思ったように演じていただけたらと思います。 後は、とにかく楽しんで演じてください! 語尾、一人称などの変換も何でもおっけいです! よければ、X(@ria_meiou)まで感想などを言っていただけたら、泣いて喜びます。小躍りします。 強制ではないので…!! 254 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
ナレーション | 不問 | 4 | やらかすやつ。 |
K | 不問 | 15 | よく見てね。ツッコミ。 |
N | 不問 | 11 | よく見てね。 |
A | 不問 | 11 | よく見てね。 |
I | 不問 | 11 | よく見てね。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
ナレーション:蟹。それは世界を掌握している生き物。
ナレーション:とある蟹世紀5000年。まだ蟹が人間と共に暮らしていた時代があった。
ナレーション:誰しもが蟹と共に笑い合っていたのだが、ある時、一人の人間が蟹にガソリンをかけて放火して食べてしまったことで、火種が放たれてしまった。火なだけに。何つって。
ナレーション:最初、蟹達は人間を恐れた隠れていたが、突如攻撃を仕掛けてくるようになった。
ナレーション:その時に生まれた兵器こそ『蟹バルサン』!
ナレーション:この兵器は某虫退治の物のように設置されると煙が噴射されると、人間の頭が蟹になってしまうという恐ろしいものだ。
ナレーション:これにより、世界は蟹人間と蟹そのものに支配されてしまった。
ナレーション:蟹バルサンをまかれ、まさにこの世は大蟹時代!!
0:
K:著作なんちゃら引っかかるよね!?
N:ここも蟹バルサンが…!!
A:くそ…!!
I:仕方ない…ここはもうだめだ…。
I:みんな頭が蟹になってやがる!!
K:くっ…!止められなかったか…!
K:って、蟹バルサンってなに?誰を退治すんの?そして、バルサンって駆除せずに蟹に変えちゃうの?本末転倒だね?
N:うるさいぞ!そんな事言ってる場合か!!
A:お前もカニ頭にされたくないなら、さっさと逃げるぞ!!
I:それに怖いのはそこだけじゃない!
I:この霧に触れてしまうと、語尾も蟹になる。
K:それは可愛いだけじゃん?頭が蟹になる方がよっぽど怖いわ!!
N:この車に乗れ!これなら一時的に奴らの動きを止められる!!
A:それは…イカ車!?
I:そんな貴重なもの、どこから仕入れた!
I:イカを釣ってこないと作れないという伝説の車じゃないか!!
K:釣って作る車って何。痛車みたいに言うな。そして、生ぐせぇわ。
K:何これ、イカに窓と扉作ってタイヤ付けただけじゃん。触手が砂まみれで可哀想だわ。
N:煙がもう近くまで来ている!このままでは俺たちまで…!
A:でも見て!この車のおかげで煙も遅くなってる!
I:さすがイカ車だ!これがあれば、逃げれる!!
K:まだ色々言いたいけど、とりあえず逃げること優先する!
0:
ナレーション:イカ車に乗った四人は、煙が届かない距離まで逃げてきた。
ナレーション:そこは、まだ蟹人間になってない人々が暮らしている街だった。
ナレーション:だが食料が少なく飢えている人間も多く、廃れている状況になっている。
ナレーション:そこに暮らしている人々は思っていた。
ナレーション:蟹と共存していた時は、魚介類と甲殻類を食べあっていたのになぁと。
0:
K:最低な考えしてんな。それと、蟹も食ってたんかい、魚介類と甲殻類。
N:昔はよかった…蟹と一緒に汁を飲み合っていたんだから。
A:そうだな…。肩を組んで居酒屋で飲み合ってたもんだ。
I:そうだよな。よく蟹談義してたもんだ。人間と蟹、どっちがよく切れるかってな。
K:頭がよくキレるのと蟹のハサミがよく切れるからってか。やかましいわ。
N:あの時…腹が減ってたからって食べなきゃ、こうなってなかったのよ…。
A:そうだ…俺だって、食うのを我慢してたのに…。
I:あぁ…どいつもこいつも汁飲んでたから、美味そうな香りを出してたんだ…。
K:蟹鍋だな。まごう事なく、蟹鍋みたいに言ってんな。
N:待て…。何か音が…っこの音はまさか!!
A:来てしまったのね…巨大タラバガニが!!
I:そんな…あいつを倒せるのは、伝説の言葉しかないのに…!
K:何だよ、伝説の言葉って。後、正確にはタラバガニは蟹じゃないからね。
N:え?お前…。
A:あの言葉を知ってるっていうの…!?
I:そんな…!こんな近くに元の世界に戻せる勇者がいたなんて…!
K:え?何?タラバガニはヤドカリの仲間ってやつか?
N:そう!それだ!頼む!!やつに向かって言ってくれ!
A:ちなみに言い方はこう。『タラーバガーニハヤードカーリダノナッカーマ』だ!
I:これを言えるのはその事実を知っている勇者だけだ!
I:頼む!世界を元に戻してくれ!!
K:えぇー…。めんどくさいな…ったく。
K:『タラーバガーニハヤードカーリダノナッカーマ』!
N:見ろ!蟹バルサンが無効化されて、蟹人間が元に戻っていく…。
A:蟹たちも攻撃をやめた!!
I:これで元の世界に戻れるんだ!!
K:ワーヨカッタネー。
N:これでまた、蟹たちと汁を飲めるな!
A:そうね!!
I:よかった…!本当によかった…!!
K:何この状況。B級映画か何か?
0:
ナレーション:かくして、蟹と人間の争いは終わりを告げた。
ナレーション:歪みあっていた二つの種族は、手を取り合って元の生活を取り戻すことができたのだった。
ナレーション:ありがとう世界。そして、全ての世界に乾杯…!って、あ。
ナレーション:やっべ、タバコの火を落としちまった。てへぺろ!
0:
K:ふざけやがって!!くらえ!!!蟹バルサン!!
0:
ナレーション:ぎゃー!!
0:
K:ふっ…つまらぬ物を蟹にしてしまった…。
K:終わってろ。
ナレーション:蟹。それは世界を掌握している生き物。
ナレーション:とある蟹世紀5000年。まだ蟹が人間と共に暮らしていた時代があった。
ナレーション:誰しもが蟹と共に笑い合っていたのだが、ある時、一人の人間が蟹にガソリンをかけて放火して食べてしまったことで、火種が放たれてしまった。火なだけに。何つって。
ナレーション:最初、蟹達は人間を恐れた隠れていたが、突如攻撃を仕掛けてくるようになった。
ナレーション:その時に生まれた兵器こそ『蟹バルサン』!
ナレーション:この兵器は某虫退治の物のように設置されると煙が噴射されると、人間の頭が蟹になってしまうという恐ろしいものだ。
ナレーション:これにより、世界は蟹人間と蟹そのものに支配されてしまった。
ナレーション:蟹バルサンをまかれ、まさにこの世は大蟹時代!!
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K:著作なんちゃら引っかかるよね!?
N:ここも蟹バルサンが…!!
A:くそ…!!
I:仕方ない…ここはもうだめだ…。
I:みんな頭が蟹になってやがる!!
K:くっ…!止められなかったか…!
K:って、蟹バルサンってなに?誰を退治すんの?そして、バルサンって駆除せずに蟹に変えちゃうの?本末転倒だね?
N:うるさいぞ!そんな事言ってる場合か!!
A:お前もカニ頭にされたくないなら、さっさと逃げるぞ!!
I:それに怖いのはそこだけじゃない!
I:この霧に触れてしまうと、語尾も蟹になる。
K:それは可愛いだけじゃん?頭が蟹になる方がよっぽど怖いわ!!
N:この車に乗れ!これなら一時的に奴らの動きを止められる!!
A:それは…イカ車!?
I:そんな貴重なもの、どこから仕入れた!
I:イカを釣ってこないと作れないという伝説の車じゃないか!!
K:釣って作る車って何。痛車みたいに言うな。そして、生ぐせぇわ。
K:何これ、イカに窓と扉作ってタイヤ付けただけじゃん。触手が砂まみれで可哀想だわ。
N:煙がもう近くまで来ている!このままでは俺たちまで…!
A:でも見て!この車のおかげで煙も遅くなってる!
I:さすがイカ車だ!これがあれば、逃げれる!!
K:まだ色々言いたいけど、とりあえず逃げること優先する!
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ナレーション:イカ車に乗った四人は、煙が届かない距離まで逃げてきた。
ナレーション:そこは、まだ蟹人間になってない人々が暮らしている街だった。
ナレーション:だが食料が少なく飢えている人間も多く、廃れている状況になっている。
ナレーション:そこに暮らしている人々は思っていた。
ナレーション:蟹と共存していた時は、魚介類と甲殻類を食べあっていたのになぁと。
0:
K:最低な考えしてんな。それと、蟹も食ってたんかい、魚介類と甲殻類。
N:昔はよかった…蟹と一緒に汁を飲み合っていたんだから。
A:そうだな…。肩を組んで居酒屋で飲み合ってたもんだ。
I:そうだよな。よく蟹談義してたもんだ。人間と蟹、どっちがよく切れるかってな。
K:頭がよくキレるのと蟹のハサミがよく切れるからってか。やかましいわ。
N:あの時…腹が減ってたからって食べなきゃ、こうなってなかったのよ…。
A:そうだ…俺だって、食うのを我慢してたのに…。
I:あぁ…どいつもこいつも汁飲んでたから、美味そうな香りを出してたんだ…。
K:蟹鍋だな。まごう事なく、蟹鍋みたいに言ってんな。
N:待て…。何か音が…っこの音はまさか!!
A:来てしまったのね…巨大タラバガニが!!
I:そんな…あいつを倒せるのは、伝説の言葉しかないのに…!
K:何だよ、伝説の言葉って。後、正確にはタラバガニは蟹じゃないからね。
N:え?お前…。
A:あの言葉を知ってるっていうの…!?
I:そんな…!こんな近くに元の世界に戻せる勇者がいたなんて…!
K:え?何?タラバガニはヤドカリの仲間ってやつか?
N:そう!それだ!頼む!!やつに向かって言ってくれ!
A:ちなみに言い方はこう。『タラーバガーニハヤードカーリダノナッカーマ』だ!
I:これを言えるのはその事実を知っている勇者だけだ!
I:頼む!世界を元に戻してくれ!!
K:えぇー…。めんどくさいな…ったく。
K:『タラーバガーニハヤードカーリダノナッカーマ』!
N:見ろ!蟹バルサンが無効化されて、蟹人間が元に戻っていく…。
A:蟹たちも攻撃をやめた!!
I:これで元の世界に戻れるんだ!!
K:ワーヨカッタネー。
N:これでまた、蟹たちと汁を飲めるな!
A:そうね!!
I:よかった…!本当によかった…!!
K:何この状況。B級映画か何か?
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ナレーション:かくして、蟹と人間の争いは終わりを告げた。
ナレーション:歪みあっていた二つの種族は、手を取り合って元の生活を取り戻すことができたのだった。
ナレーション:ありがとう世界。そして、全ての世界に乾杯…!って、あ。
ナレーション:やっべ、タバコの火を落としちまった。てへぺろ!
0:
K:ふざけやがって!!くらえ!!!蟹バルサン!!
0:
ナレーション:ぎゃー!!
0:
K:ふっ…つまらぬ物を蟹にしてしまった…。
K:終わってろ。