台本概要
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タイトル | 【朗読】大きな僕の木の下で |
---|---|
作者名 | あかおう (@akaouwaikasuki) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 1人用台本(男1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
|°ω°ᔨ失恋した男は、動けなかった。愛しているから。 【声劇・配信での使用/連絡不要】 ★配信での投げ銭が発生する場合でも連絡不要です。 ★あなたの気が向いたら・・・(励みになるのでいずれかしてくれたら嬉しいな♪しなくてもOK) →シナリオタイトル横の「つぶやく」を押してご自身のTwitterでツイートする。 →赤王(@akaouwaikasuki)メンションでご自身のTwitterでツイートする。 →赤王のツイッターの該当するシナリオのツイートにいいねする。 →赤王のツイッターの該当するシナリオのツイートをRT。 →その他思いやりある行動で大切にしてくださったら嬉しいです。 【禁止事項】 ★ライターの呼び捨て表記。 ★盗作・自分が書きましたと言う行為。 ★無断で一部分を切り取っての使用や投稿。 ★上記以外で赤王が非常識と判断した行動・表記。 以上をされた方は即ブロックさせて頂き、以降赤王のシナリオ使用を禁止とさせて頂きます。 ★設定上の男役は女性が演じて楽しんで頂いてもかまいません。 ★設定上の女役はオネェ等にしなければ男性が演じても構いません。 ★アドリブは物語のジャンルを超える程曲げなければいくらでも可。 【YouTube・舞台・朗読等入場料を取る場合】 連絡必須:許可が下りるまで使用しないでください。 163 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
僕 | 男 | - | 失恋した男 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
男:薄っぺらい言葉ばかり並ぶこの場所は
男:涙で浮かぶ船すら沈むほど、泥にまみれている。
0:
男:どれだけ愛しただろう?どれだけ愛されただろう?
男:思い出すのは君の笑顔ばかりしかなくて
男:どれだけ考えても。どれだけ思い出しても。君の人生の邪魔をしていた僕の
男:存在を消す方法ばかり考えている
男:考えるのに。考えるのに。考えるのに。
男:まるで深い深い海の底にいるみたいに息ができない
0:
男:君が。君が。君が居なければ。僕の景色は灰色なのに。
男:どこもかしこも悪くないはずなのに
男:どこもかしこも痛くて、苦しくて。それでも。
男:君の幸せに僕が邪魔なのなら。
男:僕は消えたってかまわない。
0:
男:君を笑顔に出来ないのなら僕は。
男:君の記憶から消えたって良い。
男:君が幸せならば。僕は。僕は。僕は。
0:
男:ああ。言葉にならない。
男:こんなにも心は、言葉と繋がらない。
男:今すぐ触れられるものなら。
男:今すぐ抱きしめられるなら。
男:何か違ったのだろうか?
0:
男:僕ではダメなんだと。僕ではダメなんだと。
男:優しい君には言える訳がない。
0:
男:愛ってなんだろう。好きって何だろう。
男:どっちの言葉にも当てはまらないこの感情は
男:なんて言えば整理がつくのだろう。
0:
男:それでも僕は並べる。
男:愛している。愛している。愛している。愛している。
男:新しい道を行く君の背中を
男:もう見えない君の背中を
男:泣いて笑って見送るからどうか
男:幸せになって。幸せでいて。
男:僕と繋げなかった時間を誰かと
男:キラキラ光る時間を誰かと
男:どうか。どうか。どうか。
0:
男:さようなら。さようなら。さようなら。
0:
男:愛してる。愛してる。愛してる。まだ、愛してる。
0:
男:ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
0:
男:意気地なしは僕の方だった。
0:
男:どうか。どうか。どうか。笑って。どうか、笑っていて。
0:
男:絶望の中でただ一つの光だった君に
男:僕が出来ることを探してる
男:僕は動けない。君は飛ぶ。僕は大きな木のままで。
男:君は飛ぶ。鳥のように。
男:木は動けない。どんなに実をつけようと。どんなに雨風から君を守ろうと。
男:僕は君の空にはなれない。
男:つたない言葉で本当にごめん。
男:羽ばたいてどうか。僕の分もどうか。振り返らずどうか。
男:怖くない。怖くない。怖くないよ。
男:君はもう小さな鳥じゃない。
男:君はもうあの頃の君じゃない。
男:さようなら。さようなら。さようなら。どうか。
男:このまま枯れていく僕を
男:このまま朽ち果てる僕を
男:忘れてどうか。このままで。
男:愛してた。愛してた。愛してた。
0:
0:
0:おわり
男:薄っぺらい言葉ばかり並ぶこの場所は
男:涙で浮かぶ船すら沈むほど、泥にまみれている。
0:
男:どれだけ愛しただろう?どれだけ愛されただろう?
男:思い出すのは君の笑顔ばかりしかなくて
男:どれだけ考えても。どれだけ思い出しても。君の人生の邪魔をしていた僕の
男:存在を消す方法ばかり考えている
男:考えるのに。考えるのに。考えるのに。
男:まるで深い深い海の底にいるみたいに息ができない
0:
男:君が。君が。君が居なければ。僕の景色は灰色なのに。
男:どこもかしこも悪くないはずなのに
男:どこもかしこも痛くて、苦しくて。それでも。
男:君の幸せに僕が邪魔なのなら。
男:僕は消えたってかまわない。
0:
男:君を笑顔に出来ないのなら僕は。
男:君の記憶から消えたって良い。
男:君が幸せならば。僕は。僕は。僕は。
0:
男:ああ。言葉にならない。
男:こんなにも心は、言葉と繋がらない。
男:今すぐ触れられるものなら。
男:今すぐ抱きしめられるなら。
男:何か違ったのだろうか?
0:
男:僕ではダメなんだと。僕ではダメなんだと。
男:優しい君には言える訳がない。
0:
男:愛ってなんだろう。好きって何だろう。
男:どっちの言葉にも当てはまらないこの感情は
男:なんて言えば整理がつくのだろう。
0:
男:それでも僕は並べる。
男:愛している。愛している。愛している。愛している。
男:新しい道を行く君の背中を
男:もう見えない君の背中を
男:泣いて笑って見送るからどうか
男:幸せになって。幸せでいて。
男:僕と繋げなかった時間を誰かと
男:キラキラ光る時間を誰かと
男:どうか。どうか。どうか。
0:
男:さようなら。さようなら。さようなら。
0:
男:愛してる。愛してる。愛してる。まだ、愛してる。
0:
男:ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
0:
男:意気地なしは僕の方だった。
0:
男:どうか。どうか。どうか。笑って。どうか、笑っていて。
0:
男:絶望の中でただ一つの光だった君に
男:僕が出来ることを探してる
男:僕は動けない。君は飛ぶ。僕は大きな木のままで。
男:君は飛ぶ。鳥のように。
男:木は動けない。どんなに実をつけようと。どんなに雨風から君を守ろうと。
男:僕は君の空にはなれない。
男:つたない言葉で本当にごめん。
男:羽ばたいてどうか。僕の分もどうか。振り返らずどうか。
男:怖くない。怖くない。怖くないよ。
男:君はもう小さな鳥じゃない。
男:君はもうあの頃の君じゃない。
男:さようなら。さようなら。さようなら。どうか。
男:このまま枯れていく僕を
男:このまま朽ち果てる僕を
男:忘れてどうか。このままで。
男:愛してた。愛してた。愛してた。
0:
0:
0:おわり