台本概要
300 views
タイトル | 英語禁止でも道案内できるもん! |
---|---|
作者名 | シジミ (@sizimi1810) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 5人用台本(男2、女2、不問1) |
時間 | 40 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
英語禁止声劇 時間は多めに見積もっておよそ40分ぐらいだと思います。 今回の台本では 『人物名』『和製英語』『効果音』は読み上げてもOKです。 その他の細かいルールや判定はその場の演者様とリスナー様にお任せします。 【以下いつものルール説明】 この台本は英語禁止となっております。演者は英語のセリフを和訳しながら読んでいきます。 直訳で無くても、的確に表現出来た場合は良しとします。 :(例一覧) :リンゴジュース…りんごの飲み物 :ボディーソープ…身体を綺麗にする泡 :バス…主に通勤通学等に利用される大型車両。乗り合い自動車。などなど。 :尚和製英語は読み上げてもいいものとします。 台本のセリフに惑わされずに最後まで読み切れるか…!?そんな台本です。 英語禁止の難易度が高いので声劇はゆっくりで大丈夫です! キャスト同士助け合ってもOK! 世界観を壊さない範囲でアドリブもOKです! 楽しんで頂ければ幸いです! 300 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
太郎 | 男 | 63 | 中学生 頭は良くないが元気な男の子 |
花子 | 女 | 41 | 太郎のクラスメイト 英語苦手だがノリと勢いで乗り切るタイプ |
ジョン | 男 | 47 | 外国人観光客 落ち着いた好青年 |
キャサリン | 女 | 45 | ジョンのフレンド 明るくお転婆な1面も |
先生 | 不問 | 63 | 太郎と花子のクラスの担任 まとめ役 年齢は40代ぐらい |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:【ここから既に英語禁止です】
ジョン:僕の名前はジョン。日本には観光で来ているんだ。彼女の名はキャサリン。僕のフレンドさ
ジョン:僕達はまだ日本語は勉強中なんだ。
キャサリン:ねぇジョン?アミューズメントパークはどうやって行くの?
ジョン:ん〜…バスに乗ればアミューズメントパークまで行けるはずなんだけど…どうやったらバスターミナルまで行けるんだろう…
キャサリン:ねぇジョン。見て、あそこに人が良さそうなジャパニーズボーイが居るわ。あのジャパニーズボーイに道を聞いてみましょう
ジョン:流石だキャサリン!早速ジャパニーズボーイに声をかけよう!
0:
太郎:英語禁止声劇〜♪
0:
ジョン:ハロー。スイマセン。バスターミナルまではどうやったら行けますか?
太郎:おおぅ!?は、ハロー!バスターミナル!あ〜…OK!OK!
太郎:あ〜…この道を…直進…あ〜…ストレート!この道をストレート!
ジョン:ストレート?
太郎:イェス!イェス!グットストレート!
太郎:え〜と…交差点があるから、そこを右に曲がって道なりに進むとバスターミナルが見えてくるんだけど…
太郎:…あ〜…クロスロード…信号…ライトピカピカ
ジョン:ライト?街灯のことかい?
太郎:ノー!ノー!ノー!ノーライト!あ〜…ブルーライト!イエローライト!レッドライト!
太郎:レッドライト危険!デンジャー!デンジャー!レッドデンジャー!
キャサリン:ワァーオ…オーマイガー!
ジョン:oh……
太郎:でも、大丈夫〜ブルーライト!あ〜…ピース…オブ…マインド…安心〜アイラブユー
ジョン:ファンタスティック!
キャサリン:エキサイティング!
太郎:イェス!イェス!クロスロード…ライト!
ジョン:OK!レッドライトは近寄らないようにするよ
太郎:あっ!ノー!ノー!今のライトは曲がるのライト。え〜…クロスロード…曲がる…ライトカーブ!ライトカーブ!
ジョン:ワッツ?
キャサリン:ジョン、きっと日本には色んなライトがあるのよ。彼はそれを伝えようとしてるんだわ。
ジョン:……なぜ…?
キャサリン:……さぁ?
太郎:クロスロード!グィーン!ブーン!ブーン!アクセル全開ドリフト!…グぃーーーん!
キャサリン:ねぇジョン…もしかして…彼…道を曲がれって言いたいんじゃないのかしら
太郎:ブーン!ブーン!
ジョン:…ん〜……?
キャサリン:ジョン?
太郎:ブーーン!ブーーン!
ジョン:彼の必死なジェスチャーに心を打たれてたところさ。彼は一生懸命僕らに道を教えてくれようとしてるんだ。
ジョン:僕らも頑張って解読しよう!
ジョン:hey!ブーン!ブーン!
太郎:オーイェイ!イェス!きっと伝わったんだ!あとは直進すれば見えてくるよ!GO!GO!
ジョン:センキュー!君の情熱が伝わってきたよ。
太郎:ベリーグット!
キャサリン:thank you
太郎:バイバーイ!……やべぇ〜…俺って英語の才能あるのかも…
キャサリン:…それで?バスターミナルまでの行き方は分かったの?
ジョン:全く分からない
0:
花子:英語禁止声劇〜♪
0:
キャサリン:今度は私に任せて。あそこに居る文学少女に声をかけてくるわ
キャサリン:ハロー。ちょっといいかしら
花子:わわっ!美女が声掛けてきた!は、ハロー!
キャサリン:私達アミューズメントパークに行きたいの。行き方分かるかしら?
花子:わぁ!凄い!緊張して全然何言ってるか聞き取れない!パニック!
花子:きっと慣れない環境で心細いのね!私とフレンドになりたいんだわ!きっとそうに違いない!
花子:マイネームイズアミューズメントパーク!
キャサリン:ワッツ!?あなたがアミューズメントパークなの!?
花子:イェス!アミューズメントパークマイフレンド!
キャサリン:アミューズメントパークとフレンドなの!?
花子:イェス!イェス!
キャサリン:ジョン聞いて!この子の名前はアミューズメントパークで、更にアミューズメントパークとフレンドらしいわ!
ジョン:…キャサリン落ち着いて。多分話しが噛み合ってない
キャサリン:うん!私もそう思うわ!
太郎:あれ〜?花子じゃん。なにしてんの?
花子:あ!太郎!聞いて!この人達私のフレンドなの!
太郎:フレンド〜?…あーー!!さっきのー!!
ジョン:おお!さっきのライトボーイ!
太郎:この人達道に迷ってたんだよ。バスターミナルまで行きたいらしい。
花子:そうなの?ホームシックで人恋しくて日本のフレンドが欲しいんじゃないの?私友人になってあげたのよ?
太郎:何言ってんのお前?
先生:んー?見覚えのあるやつらがいると思ったら、太郎と花子じゃないか。こんな所で何してるんだ?
太郎:あ!先生ー!この人達道が分からないみたいなんです!
花子:先生〜!この人達私と友達になりたいみたいなんです!ジャパニーズマイフレンド!
先生:何を言ってるんだお前たちは…人様に迷惑をかけるんじゃない
ジョン:あなたはこの子達の親御さんかい?
先生:いえ、この子達のスクールティーチャーです。この子達がご迷惑おかけしましたか?
ジョン:この子達は一生懸命道を教えようとしてくれたんだ。僕たちの理解力が著しかっただけさ
キャサリン:ええ、そうね。男の子はやたらライトを連呼してたわ!きっと光で私達を目的地まで導こうとしていたのよ!
キャサリン:彼女はアミューズメントパークとフレンドらしいわよ!
キャサリン:こんなにユーモア溢れる子達初めて会ったわ!
ジョン:日本は少しお堅いイメージがあったから、こんなにユーモアがあるとは知らなかったよ。そんなに眩しい国なのかい?
先生:………お前たちは一体どんな案内をしたんだ…?
太郎:俺は交差点通る時に信号があるから、日本は赤信号は危険だよ!って伝えたんだ!
太郎:赤信号に気を付けながら右に曲がってね!って
先生:信号機の色は世界共通だ。
太郎:そうなの!?
先生:それから花子…お前はアミューズメントパークとお友達って事になってるぞ
花子:どうしてそんなことに!?
先生:先生が聞きたい
花子:私は友達になって欲しいって言われたんですよ!
先生:どうして見ず知らずの外国人がお前と友達になりたいと思うんだ?
花子:きっと私の美貌(びぼう)にやられて…
先生:鏡を見てから言いなさい
花子:ひどいッ…!!
先生:この子達が失礼しました。道に迷ってるんですよね?どちらまで行かれるのですか?
ジョン:アミューズメントパークまで行きたいんだけど、バスターミナルの場所が分からなくて困っていたんだ。
先生:そうでしたか。よろしければご案内致しますよ。
ジョン:センキュー。助かるよ。
キャサリン:その子達も一緒にいいかしら?もう一度彼らにチャンスをあげたいの。
ジョン:そうだね。彼らは言葉の通じない僕達に親切にしてくれた心優しい子達だ。
ジョン:彼らの勇敢な行動に敬意を払いたいんだ。
先生:……分かりました。
先生:太郎、花子。お二人をバスターミナルまでご案内するからもう一度道案内してみなさい。
先生:今度は先生がフォローするから
太郎:任せてよ!俺がバッチリ道案内するよ!信号機さえ説明できれば道案内できてたんだ!
花子:私だって道に迷ってるって分かってたらちゃんと案内出来てたよ!
花子:あっ、先生〜信号機って英語でなんて言うのー?
先生:……信号機です。
花子:…え?
先生:信号機です。
花子:英語で信号機って発音するんですか?
先生:はい。信号機です。
花子:私の名前は信号機ですって言いたい時はどうすればいいんですか?
先生:私の名前は信号機です。って言います。
花子:は?
先生:この台本の時にそんな質問されても答えられないでしょう!?
先生:授業中にしなさい!そもそもお前ら授業中にまともに質問なんてした事ないだろ!
先生:あと時間外労働に値します。今は教育なんてしません。
太郎:さっきと言ってること違くない!?フォローするって言ったよね!?
先生:フォローはする。お前らの質問は受け付けない。
花子:先生はいつなんどきも24時間先生だと思います。
先生:お前それコンビニの店員にも同じこと言えんの??
先生:店から退勤してきた店員に向かって、同じこと言えんの?言えないよねぇ?なんで先生にはそんなこと言うの!?
太郎:シンプルに先生の英語のセリフが少ないと思います。
先生:うるさい。黙りなさい。
太郎:今に関しては先生の方がうるさいです。
先生:やめて。お願い。そんな事言わないで。英語禁止台本は後半に行くにつれて飛び交うワードがパワーアップするから!
先生:今先生に集中砲火来たらヤバいから!
太郎:僕らが許してもリスナーは許しません。
先生:リスナーさ〜ん〜。許してくださいよぉ〜。皆で楽しく過ごしましょうよ〜へっへっへっ。
太郎:花子。ダメな大人は置いといて道案内しよう。
花子:そうね。あんな大人にならないようにちゃんと勉強しましょう。
ジョン:太郎。ここからバスターミナルまではどのくらいの距離があるんだい?
太郎:大体…800メートルぐらいだから…10分ぐらいかな…
キャサリン:あら!計算早いじゃない!
花子:太郎、計算だけは得意だもんね。
太郎:ま、まぁな。
ジョン:ベリーグッド!得意分野を把握してるのはいい事だよ。
ジョン:今度はミス花子。バスターミナルまでの道のりで分かりやすい目印になるものはあるかい?
花子:ん〜…あそこに赤いポストがあるでしょう?まずはあそこまで行こう。レッドポスト!真っ赤っか〜
花子:リピートアフターミー?真っ赤っか〜
ジョン:真っ赤っか〜
キャサリン:真っ赤っか〜
太郎:やらなくていいから。先生〜?置いてくよー??
先生:大丈夫ですよ〜リスナーさ〜ん。先生もちゃんと英語禁止やってますよ〜
先生:まだまだここから先は長いですから〜。焦らないで焦らないで。もう〜せっかちなんですから〜
先生:せっかちは日本語ですからね〜?カタカナで書いてもセッカチは日本語ですよ〜?もう〜やだな〜
先生:マイネイムイズスクールティーチャー
先生:オーマイガー!ノットPTA!PTAにチクるのよくないよ〜?SNSに書き込むのもダメよー?
先生:ティーチャーイングリッシュサボりしてないよー。FPSにチクるのもダメよー?
先生:イングリッシュノーセンキュー。アイ・アム・パーフェクトヒューマン
太郎:…よし。置いてこ。
先生:待て待て待て待て待て。悪かった。先生が悪ノリしすぎた。ごめんって。
太郎:交差点を右に曲がるってどう説明すれば良かったのか教えてくれたら許してあげる。
先生:ちなみになんて説明したんだ?
太郎:ライトカーブ。
先生:ああ。それは日本が眩しい国と思われても仕方ないな。奇跡的に違う言葉が完成してる。
先生:それだと光度曲線(こうどきょくせん)になってしまうな。
太郎:こう…ど…きょくせん…?
先生:天文学で天体の光度の時間変化を表した曲線のことだ。
太郎:………ブレインポップコーン。
花子:先生〜太郎のブレインがショートしました〜
先生:光度曲線については今度ゆっくり勉強しような。
太郎:まるで先生の様な口調だな。
先生:先生です。マイネイムイズスクールティーチャー。
先生:花子は右に曲がる。ってなんて言うか分かるか?
花子:ん〜……Uターン
先生:それだと来た道を戻ってしまうな。だがいい線行ってるぞ。
太郎:あー!!ライトターンだ!
先生:正解!
太郎:2人共!ライトターン!ライトターン!クロスロードライトターン!
ジョン:エクセレント!凄いじゃないか太郎!
キャサリン:パーフェクト!こんなにスムーズなエスコート初めてだわ!
花子:凄いじゃない!太郎!これならいつでも海外へ飛び立てるわ!
先生:すごいぞーたろうー
0:(先生だけ棒読み)
キャサリン:バスターミナルまでの道のりが分かったら、なんだかお腹空いちゃった。皆でディナーしましょう?
キャサリン:ティーチャー。この辺りにフードコートはあるかしら?フードコートなら皆食べたいもの食べれるでしょ?
ジョン:太郎。花子。親切にしてくれたお礼に料金は僕達が払うよ。
太郎:ほんと!?やった!!
花子:先生と違って優しい〜!
先生:花子ー?聞こえてるぞー?
先生:すぐそこのショッピングモール内にフードコートありますよ。行きましょうか。
0:
ジョン:英語禁止声劇〜♪
0:
キャサリン:見て!ジョン!ここがジャパニーズフードコートよ!和食から中華、洋食までよりどりグリーンよ!
ジョン:ああ!何を食べるか目移りしてしまうね!
先生:じゃあ、各自食べたいもの買ったらここのテーブルに戻ってきましょうか。
ジョン:太郎と花子は何が食べたい?
太郎:俺たちは既に決まってるんだ〜
花子:ね〜!フードコートと言えばあれよね!ジョン!付いてきて!
先生:キャサリンさんは食べるもの決まってますか?
キャサリン:ええ!注文は1人で出来るから大丈夫よ!
先生:そうですか。では、また後ほど
0:
キャサリン:英語禁止声劇〜♪
0:
太郎:やっぱフードコートと言えばポテトとバーガーがマストアイテムだよな〜
花子:ファストフード神よね
先生:2人とも戻ったか。
花子:先生早いね。先生はうどん?
先生:ああ、最近歳のせいかあまり食べれなくてな。でも美味しく食べたいからトッピングにコロッケ付けた。
太郎:若くないって大変ですね。
先生:お前らもいずれこうなるんだ…。そういえばジョンさんはどうしたんだ?
太郎:なに食べるか決まらないから先に戻って良いって
先生:そうか。全員揃ってから食べようか。
先生:そうだ、2人ともテスト勉強はしてるのか?今度リスニングテストやるぞ。
花子:オーマイガー!そんなの聞いてないわ!
先生:先週からホームルームの時間に言ってただろう。
太郎:ホームルーム中に先生の話なんて聞いてられるかよ!
先生:お前はホームルームをなんだと思ってるんだ。あとお前はいつも先生の話聞いてない。
ジョン:どうしたんだい太郎?まるで子供みたいな顔して。
太郎:子供だもん。ジョンは何買ってきたの?
ジョン:ジャパニーズクロワッサンとジャパニーズハンバーガーとカフェモカにしたよ。
先生:なんでもジャパニーズ付ければいいってもんじゃないと思います。
花子:全然日本食っぽくない…。
キャサリン:お待たせ。ジャパニーズ麺類食べたくて、うどんどんください!うどんどんください!って言ったら沢山くれたわ。
花子:どんが一個多い!……うわ!ほんとにいっぱいある…
太郎:釜揚げうどんに…肉うどんに…カレーうどんに…きつねうどん…。そんなに食べれるの?
キャサリン:みんなでシェアしましょう?ジャパニーズ助け合いの心〜
ジョン:ティーチャー。あとは任せた。
先生:なんで!?みんなで分けましょうよ!?
ジョン:ファストフードとうどんは食べ合わせ悪い。
キャサリン:ティーチャーどれでもよりどりグリーンよ〜
先生:せっかく消化にいいもの選んだのに…
ジョン:それで?せっかくの楽しい時間に2人ともどうしてそんな顔してたんだい?
花子:今度リスニングテストがあるの…ベリーベリー憂鬱……。あっ、そうだ!2人とも英会話教えてよ!
花子:先生は時間外労働はしないんだって。結局金のことしか考えてないのよ。
先生:花子ー?聞こえてるぞー?そういうのは聞こえないようにやりなさい
キャサリン:ズルルルルル〜ル〜ルル〜ルールルルル〜♪
太郎:キャサリン!カレーうどん勢い良くすするのやめて!!カレー飛び散ってるから!!
キャサリン:臆するな。突き進め。ズルルルルル〜ルールールールー
太郎:せっかく今日オシャレしてきたのに〜……カレーのシミって落ちないんだよ!
キャサリン:名誉の負傷だ。誇れ。
太郎:お母さんに怒られるだけだよ…
花子:太郎。2人がリスニングの練習付き合ってくれるって
太郎:そんなのどうでもいい…テストなんてクソ喰らえだ…。
キャサリン:元気だせよ〜日本男児〜ほら。うどんあげるよ。プレゼントプレゼント。プレゼントフォーユー
太郎:食べきれないだけでしょ…麺伸びてるし…
先生:太郎。先生のうどんもいる?
太郎:要らねぇよ!
先生:食べ盛りだろ?遠慮するなよ。
太郎:限度があるだろ!……お前もお腹いっぱいなのかよ!!
先生:ご名答!!褒美にトッピングのコロッケをあげよう。
太郎:胃もたれしただけだろ…。
先生:二兎追うものは一兎も得ず
太郎:うるせぇよ。ジョンと花子もうどん食べるの手伝ってよー
ジョン:僕はいまコーヒータイムだから。
花子:私ダイエット中だから
太郎:クソが!!ダイエットっていってもあれだろ?数百グラム増えただけ〜とかだろ?
太郎:胸大きくなっただけじゃないの?
花子:死ね。
キャサリン:セクハラ
ジョン:今のはデリカシーに欠けるね。
太郎:集中砲火…1番頑張って食べてるのに…
先生:この後太郎が美味しく食べました。
0:
先生:英語禁止声劇〜♪
0:
ジョン:それじゃあ、ここからは勉強のお時間だ。僕が英単語を言うからキャサリンが通訳する。
ジョン:2人はよく聞いていてね。
太郎:苦しい…産まれる…
キャサリン:大丈夫よ〜元気な赤ちゃん産みましょうね〜お顔見えてますよ〜ひっひっふー
太郎:ひぃ〜!!うどんの…うどんのすする音が聞こえる〜!!
先生:フードコートだからね。
花子:気にしないで続けてください。
ジョン:OK!それじゃあまずは…ミックスジュース
キャサリン:複数の果実を混ぜ合わせた飲み物
ジョン:ダイアモンド
キャサリン:何よりも強いを意味するギリシャ語。和名は金剛石。
先生:……これ意味無くない?キャスト様のヒントになるだけだよね?キャサリンのセリフ見ればいいやってなるだけだよね?
先生:あとそのぐらいの英単語はこの子達分かりますよ?
太郎:複数の…果実…
花子:和名は…金剛石…こんごうさん…っと
先生:ああ、ごめん。バカだったわ。
ジョン:ビジネスカップル
キャサリン:再生回数を稼ぐためにあたかも付き合ってるように見せる男女。
キャサリン:再生回数に伸び悩むとサムネに『別れます』と解散をほのめかす。
先生:そんなことない!そんなことないですよ!?
ジョン:スーパーマン
キャサリン:超人です
ジョン:スーパーマーケット
キャサリン:超人が運営するお店です
先生:違いますよ!?
ジョン:スーパーコンピュータ
キャサリン:超人達はコンピュータにされました
先生:違う違う違う!
ジョン:エキシビションマッチ
キャサリン:今宵(こよい)伝説の幕開けが始まる…
キャサリン:公式戦無敗で引退をしたレジェンドが今…肉体を取り戻す…
キャサリン:コンピュータになった超人が…リングに帰ってくる!!
キャサリン:超人の肉体は未だ健在か!否!彼はアンドロイドとなって戻ってきた!!
キャサリン:鋼鉄の肉体となって帰ってきた!彼を止められる者などいるのか!?
キャサリン:人間とアンドロイドの試合なんて許されるのか!?
キャサリン:そんな規格外の超人に相対するのは負け知らずの現役チャンピオン!
キャサリン:チャンピオンは言いました…
キャサリン:『相手が超人だろうがアンドロイドだろうが誰でもいいよ。面白ければそれでいい。盛り上がればそれでいい』
キャサリン:超人を超えてみせろ!男と男の意地のぶつけ合い!!誰も見た事ないエキシビションマッチが…今…スタートする…!!
先生:なにその壮大なストーリー…
太郎:頑張れスーパーマン!人間に格の違いをみせてやれー!!
花子:負けるなチャンピオン!今までの練習を思い出せ!応援してるぞー!!がんばれー!!
先生:おおぅ…子供たちの気持ちの入りようが凄い…その熱意を少しでも勉強に注いで欲しい。
キャサリン:残念だけど…お時間が来てしまったわ…ソーリー。私達はもう行かないと…。
太郎:そんな…!!スーパーマンはどうなったんだ!!
花子:お願いキャサリン!もう少しだけ時間をちょうだい!プリーズ!プリーズヘルプミー?リピートアフターミー
キャサリン:大丈夫…大丈夫よ。落ち着いて。この続きは…ティーチャーが授業でやってくれるわ。
先生:……は??
キャサリン:だから安心して。
花子:良かった〜今の話しみんなに共有しておかないと。
太郎:こんなに授業が待ち遠しいの初めてだ!早く学校行きたいな〜
ジョン:子供たちのモチベーションが上がって良かったね!
先生:いや…あの…ちょっと待って…
キャサリン:あとは頼んだわ…。私たちに出来るのはここまでよ。
先生:ジャパニーズ…なすりつけ…
0:
太郎:英語禁止声劇!
花子:おーわーりー!
0:【ここから既に英語禁止です】
ジョン:僕の名前はジョン。日本には観光で来ているんだ。彼女の名はキャサリン。僕のフレンドさ
ジョン:僕達はまだ日本語は勉強中なんだ。
キャサリン:ねぇジョン?アミューズメントパークはどうやって行くの?
ジョン:ん〜…バスに乗ればアミューズメントパークまで行けるはずなんだけど…どうやったらバスターミナルまで行けるんだろう…
キャサリン:ねぇジョン。見て、あそこに人が良さそうなジャパニーズボーイが居るわ。あのジャパニーズボーイに道を聞いてみましょう
ジョン:流石だキャサリン!早速ジャパニーズボーイに声をかけよう!
0:
太郎:英語禁止声劇〜♪
0:
ジョン:ハロー。スイマセン。バスターミナルまではどうやったら行けますか?
太郎:おおぅ!?は、ハロー!バスターミナル!あ〜…OK!OK!
太郎:あ〜…この道を…直進…あ〜…ストレート!この道をストレート!
ジョン:ストレート?
太郎:イェス!イェス!グットストレート!
太郎:え〜と…交差点があるから、そこを右に曲がって道なりに進むとバスターミナルが見えてくるんだけど…
太郎:…あ〜…クロスロード…信号…ライトピカピカ
ジョン:ライト?街灯のことかい?
太郎:ノー!ノー!ノー!ノーライト!あ〜…ブルーライト!イエローライト!レッドライト!
太郎:レッドライト危険!デンジャー!デンジャー!レッドデンジャー!
キャサリン:ワァーオ…オーマイガー!
ジョン:oh……
太郎:でも、大丈夫〜ブルーライト!あ〜…ピース…オブ…マインド…安心〜アイラブユー
ジョン:ファンタスティック!
キャサリン:エキサイティング!
太郎:イェス!イェス!クロスロード…ライト!
ジョン:OK!レッドライトは近寄らないようにするよ
太郎:あっ!ノー!ノー!今のライトは曲がるのライト。え〜…クロスロード…曲がる…ライトカーブ!ライトカーブ!
ジョン:ワッツ?
キャサリン:ジョン、きっと日本には色んなライトがあるのよ。彼はそれを伝えようとしてるんだわ。
ジョン:……なぜ…?
キャサリン:……さぁ?
太郎:クロスロード!グィーン!ブーン!ブーン!アクセル全開ドリフト!…グぃーーーん!
キャサリン:ねぇジョン…もしかして…彼…道を曲がれって言いたいんじゃないのかしら
太郎:ブーン!ブーン!
ジョン:…ん〜……?
キャサリン:ジョン?
太郎:ブーーン!ブーーン!
ジョン:彼の必死なジェスチャーに心を打たれてたところさ。彼は一生懸命僕らに道を教えてくれようとしてるんだ。
ジョン:僕らも頑張って解読しよう!
ジョン:hey!ブーン!ブーン!
太郎:オーイェイ!イェス!きっと伝わったんだ!あとは直進すれば見えてくるよ!GO!GO!
ジョン:センキュー!君の情熱が伝わってきたよ。
太郎:ベリーグット!
キャサリン:thank you
太郎:バイバーイ!……やべぇ〜…俺って英語の才能あるのかも…
キャサリン:…それで?バスターミナルまでの行き方は分かったの?
ジョン:全く分からない
0:
花子:英語禁止声劇〜♪
0:
キャサリン:今度は私に任せて。あそこに居る文学少女に声をかけてくるわ
キャサリン:ハロー。ちょっといいかしら
花子:わわっ!美女が声掛けてきた!は、ハロー!
キャサリン:私達アミューズメントパークに行きたいの。行き方分かるかしら?
花子:わぁ!凄い!緊張して全然何言ってるか聞き取れない!パニック!
花子:きっと慣れない環境で心細いのね!私とフレンドになりたいんだわ!きっとそうに違いない!
花子:マイネームイズアミューズメントパーク!
キャサリン:ワッツ!?あなたがアミューズメントパークなの!?
花子:イェス!アミューズメントパークマイフレンド!
キャサリン:アミューズメントパークとフレンドなの!?
花子:イェス!イェス!
キャサリン:ジョン聞いて!この子の名前はアミューズメントパークで、更にアミューズメントパークとフレンドらしいわ!
ジョン:…キャサリン落ち着いて。多分話しが噛み合ってない
キャサリン:うん!私もそう思うわ!
太郎:あれ〜?花子じゃん。なにしてんの?
花子:あ!太郎!聞いて!この人達私のフレンドなの!
太郎:フレンド〜?…あーー!!さっきのー!!
ジョン:おお!さっきのライトボーイ!
太郎:この人達道に迷ってたんだよ。バスターミナルまで行きたいらしい。
花子:そうなの?ホームシックで人恋しくて日本のフレンドが欲しいんじゃないの?私友人になってあげたのよ?
太郎:何言ってんのお前?
先生:んー?見覚えのあるやつらがいると思ったら、太郎と花子じゃないか。こんな所で何してるんだ?
太郎:あ!先生ー!この人達道が分からないみたいなんです!
花子:先生〜!この人達私と友達になりたいみたいなんです!ジャパニーズマイフレンド!
先生:何を言ってるんだお前たちは…人様に迷惑をかけるんじゃない
ジョン:あなたはこの子達の親御さんかい?
先生:いえ、この子達のスクールティーチャーです。この子達がご迷惑おかけしましたか?
ジョン:この子達は一生懸命道を教えようとしてくれたんだ。僕たちの理解力が著しかっただけさ
キャサリン:ええ、そうね。男の子はやたらライトを連呼してたわ!きっと光で私達を目的地まで導こうとしていたのよ!
キャサリン:彼女はアミューズメントパークとフレンドらしいわよ!
キャサリン:こんなにユーモア溢れる子達初めて会ったわ!
ジョン:日本は少しお堅いイメージがあったから、こんなにユーモアがあるとは知らなかったよ。そんなに眩しい国なのかい?
先生:………お前たちは一体どんな案内をしたんだ…?
太郎:俺は交差点通る時に信号があるから、日本は赤信号は危険だよ!って伝えたんだ!
太郎:赤信号に気を付けながら右に曲がってね!って
先生:信号機の色は世界共通だ。
太郎:そうなの!?
先生:それから花子…お前はアミューズメントパークとお友達って事になってるぞ
花子:どうしてそんなことに!?
先生:先生が聞きたい
花子:私は友達になって欲しいって言われたんですよ!
先生:どうして見ず知らずの外国人がお前と友達になりたいと思うんだ?
花子:きっと私の美貌(びぼう)にやられて…
先生:鏡を見てから言いなさい
花子:ひどいッ…!!
先生:この子達が失礼しました。道に迷ってるんですよね?どちらまで行かれるのですか?
ジョン:アミューズメントパークまで行きたいんだけど、バスターミナルの場所が分からなくて困っていたんだ。
先生:そうでしたか。よろしければご案内致しますよ。
ジョン:センキュー。助かるよ。
キャサリン:その子達も一緒にいいかしら?もう一度彼らにチャンスをあげたいの。
ジョン:そうだね。彼らは言葉の通じない僕達に親切にしてくれた心優しい子達だ。
ジョン:彼らの勇敢な行動に敬意を払いたいんだ。
先生:……分かりました。
先生:太郎、花子。お二人をバスターミナルまでご案内するからもう一度道案内してみなさい。
先生:今度は先生がフォローするから
太郎:任せてよ!俺がバッチリ道案内するよ!信号機さえ説明できれば道案内できてたんだ!
花子:私だって道に迷ってるって分かってたらちゃんと案内出来てたよ!
花子:あっ、先生〜信号機って英語でなんて言うのー?
先生:……信号機です。
花子:…え?
先生:信号機です。
花子:英語で信号機って発音するんですか?
先生:はい。信号機です。
花子:私の名前は信号機ですって言いたい時はどうすればいいんですか?
先生:私の名前は信号機です。って言います。
花子:は?
先生:この台本の時にそんな質問されても答えられないでしょう!?
先生:授業中にしなさい!そもそもお前ら授業中にまともに質問なんてした事ないだろ!
先生:あと時間外労働に値します。今は教育なんてしません。
太郎:さっきと言ってること違くない!?フォローするって言ったよね!?
先生:フォローはする。お前らの質問は受け付けない。
花子:先生はいつなんどきも24時間先生だと思います。
先生:お前それコンビニの店員にも同じこと言えんの??
先生:店から退勤してきた店員に向かって、同じこと言えんの?言えないよねぇ?なんで先生にはそんなこと言うの!?
太郎:シンプルに先生の英語のセリフが少ないと思います。
先生:うるさい。黙りなさい。
太郎:今に関しては先生の方がうるさいです。
先生:やめて。お願い。そんな事言わないで。英語禁止台本は後半に行くにつれて飛び交うワードがパワーアップするから!
先生:今先生に集中砲火来たらヤバいから!
太郎:僕らが許してもリスナーは許しません。
先生:リスナーさ〜ん〜。許してくださいよぉ〜。皆で楽しく過ごしましょうよ〜へっへっへっ。
太郎:花子。ダメな大人は置いといて道案内しよう。
花子:そうね。あんな大人にならないようにちゃんと勉強しましょう。
ジョン:太郎。ここからバスターミナルまではどのくらいの距離があるんだい?
太郎:大体…800メートルぐらいだから…10分ぐらいかな…
キャサリン:あら!計算早いじゃない!
花子:太郎、計算だけは得意だもんね。
太郎:ま、まぁな。
ジョン:ベリーグッド!得意分野を把握してるのはいい事だよ。
ジョン:今度はミス花子。バスターミナルまでの道のりで分かりやすい目印になるものはあるかい?
花子:ん〜…あそこに赤いポストがあるでしょう?まずはあそこまで行こう。レッドポスト!真っ赤っか〜
花子:リピートアフターミー?真っ赤っか〜
ジョン:真っ赤っか〜
キャサリン:真っ赤っか〜
太郎:やらなくていいから。先生〜?置いてくよー??
先生:大丈夫ですよ〜リスナーさ〜ん。先生もちゃんと英語禁止やってますよ〜
先生:まだまだここから先は長いですから〜。焦らないで焦らないで。もう〜せっかちなんですから〜
先生:せっかちは日本語ですからね〜?カタカナで書いてもセッカチは日本語ですよ〜?もう〜やだな〜
先生:マイネイムイズスクールティーチャー
先生:オーマイガー!ノットPTA!PTAにチクるのよくないよ〜?SNSに書き込むのもダメよー?
先生:ティーチャーイングリッシュサボりしてないよー。FPSにチクるのもダメよー?
先生:イングリッシュノーセンキュー。アイ・アム・パーフェクトヒューマン
太郎:…よし。置いてこ。
先生:待て待て待て待て待て。悪かった。先生が悪ノリしすぎた。ごめんって。
太郎:交差点を右に曲がるってどう説明すれば良かったのか教えてくれたら許してあげる。
先生:ちなみになんて説明したんだ?
太郎:ライトカーブ。
先生:ああ。それは日本が眩しい国と思われても仕方ないな。奇跡的に違う言葉が完成してる。
先生:それだと光度曲線(こうどきょくせん)になってしまうな。
太郎:こう…ど…きょくせん…?
先生:天文学で天体の光度の時間変化を表した曲線のことだ。
太郎:………ブレインポップコーン。
花子:先生〜太郎のブレインがショートしました〜
先生:光度曲線については今度ゆっくり勉強しような。
太郎:まるで先生の様な口調だな。
先生:先生です。マイネイムイズスクールティーチャー。
先生:花子は右に曲がる。ってなんて言うか分かるか?
花子:ん〜……Uターン
先生:それだと来た道を戻ってしまうな。だがいい線行ってるぞ。
太郎:あー!!ライトターンだ!
先生:正解!
太郎:2人共!ライトターン!ライトターン!クロスロードライトターン!
ジョン:エクセレント!凄いじゃないか太郎!
キャサリン:パーフェクト!こんなにスムーズなエスコート初めてだわ!
花子:凄いじゃない!太郎!これならいつでも海外へ飛び立てるわ!
先生:すごいぞーたろうー
0:(先生だけ棒読み)
キャサリン:バスターミナルまでの道のりが分かったら、なんだかお腹空いちゃった。皆でディナーしましょう?
キャサリン:ティーチャー。この辺りにフードコートはあるかしら?フードコートなら皆食べたいもの食べれるでしょ?
ジョン:太郎。花子。親切にしてくれたお礼に料金は僕達が払うよ。
太郎:ほんと!?やった!!
花子:先生と違って優しい〜!
先生:花子ー?聞こえてるぞー?
先生:すぐそこのショッピングモール内にフードコートありますよ。行きましょうか。
0:
ジョン:英語禁止声劇〜♪
0:
キャサリン:見て!ジョン!ここがジャパニーズフードコートよ!和食から中華、洋食までよりどりグリーンよ!
ジョン:ああ!何を食べるか目移りしてしまうね!
先生:じゃあ、各自食べたいもの買ったらここのテーブルに戻ってきましょうか。
ジョン:太郎と花子は何が食べたい?
太郎:俺たちは既に決まってるんだ〜
花子:ね〜!フードコートと言えばあれよね!ジョン!付いてきて!
先生:キャサリンさんは食べるもの決まってますか?
キャサリン:ええ!注文は1人で出来るから大丈夫よ!
先生:そうですか。では、また後ほど
0:
キャサリン:英語禁止声劇〜♪
0:
太郎:やっぱフードコートと言えばポテトとバーガーがマストアイテムだよな〜
花子:ファストフード神よね
先生:2人とも戻ったか。
花子:先生早いね。先生はうどん?
先生:ああ、最近歳のせいかあまり食べれなくてな。でも美味しく食べたいからトッピングにコロッケ付けた。
太郎:若くないって大変ですね。
先生:お前らもいずれこうなるんだ…。そういえばジョンさんはどうしたんだ?
太郎:なに食べるか決まらないから先に戻って良いって
先生:そうか。全員揃ってから食べようか。
先生:そうだ、2人ともテスト勉強はしてるのか?今度リスニングテストやるぞ。
花子:オーマイガー!そんなの聞いてないわ!
先生:先週からホームルームの時間に言ってただろう。
太郎:ホームルーム中に先生の話なんて聞いてられるかよ!
先生:お前はホームルームをなんだと思ってるんだ。あとお前はいつも先生の話聞いてない。
ジョン:どうしたんだい太郎?まるで子供みたいな顔して。
太郎:子供だもん。ジョンは何買ってきたの?
ジョン:ジャパニーズクロワッサンとジャパニーズハンバーガーとカフェモカにしたよ。
先生:なんでもジャパニーズ付ければいいってもんじゃないと思います。
花子:全然日本食っぽくない…。
キャサリン:お待たせ。ジャパニーズ麺類食べたくて、うどんどんください!うどんどんください!って言ったら沢山くれたわ。
花子:どんが一個多い!……うわ!ほんとにいっぱいある…
太郎:釜揚げうどんに…肉うどんに…カレーうどんに…きつねうどん…。そんなに食べれるの?
キャサリン:みんなでシェアしましょう?ジャパニーズ助け合いの心〜
ジョン:ティーチャー。あとは任せた。
先生:なんで!?みんなで分けましょうよ!?
ジョン:ファストフードとうどんは食べ合わせ悪い。
キャサリン:ティーチャーどれでもよりどりグリーンよ〜
先生:せっかく消化にいいもの選んだのに…
ジョン:それで?せっかくの楽しい時間に2人ともどうしてそんな顔してたんだい?
花子:今度リスニングテストがあるの…ベリーベリー憂鬱……。あっ、そうだ!2人とも英会話教えてよ!
花子:先生は時間外労働はしないんだって。結局金のことしか考えてないのよ。
先生:花子ー?聞こえてるぞー?そういうのは聞こえないようにやりなさい
キャサリン:ズルルルルル〜ル〜ルル〜ルールルルル〜♪
太郎:キャサリン!カレーうどん勢い良くすするのやめて!!カレー飛び散ってるから!!
キャサリン:臆するな。突き進め。ズルルルルル〜ルールールールー
太郎:せっかく今日オシャレしてきたのに〜……カレーのシミって落ちないんだよ!
キャサリン:名誉の負傷だ。誇れ。
太郎:お母さんに怒られるだけだよ…
花子:太郎。2人がリスニングの練習付き合ってくれるって
太郎:そんなのどうでもいい…テストなんてクソ喰らえだ…。
キャサリン:元気だせよ〜日本男児〜ほら。うどんあげるよ。プレゼントプレゼント。プレゼントフォーユー
太郎:食べきれないだけでしょ…麺伸びてるし…
先生:太郎。先生のうどんもいる?
太郎:要らねぇよ!
先生:食べ盛りだろ?遠慮するなよ。
太郎:限度があるだろ!……お前もお腹いっぱいなのかよ!!
先生:ご名答!!褒美にトッピングのコロッケをあげよう。
太郎:胃もたれしただけだろ…。
先生:二兎追うものは一兎も得ず
太郎:うるせぇよ。ジョンと花子もうどん食べるの手伝ってよー
ジョン:僕はいまコーヒータイムだから。
花子:私ダイエット中だから
太郎:クソが!!ダイエットっていってもあれだろ?数百グラム増えただけ〜とかだろ?
太郎:胸大きくなっただけじゃないの?
花子:死ね。
キャサリン:セクハラ
ジョン:今のはデリカシーに欠けるね。
太郎:集中砲火…1番頑張って食べてるのに…
先生:この後太郎が美味しく食べました。
0:
先生:英語禁止声劇〜♪
0:
ジョン:それじゃあ、ここからは勉強のお時間だ。僕が英単語を言うからキャサリンが通訳する。
ジョン:2人はよく聞いていてね。
太郎:苦しい…産まれる…
キャサリン:大丈夫よ〜元気な赤ちゃん産みましょうね〜お顔見えてますよ〜ひっひっふー
太郎:ひぃ〜!!うどんの…うどんのすする音が聞こえる〜!!
先生:フードコートだからね。
花子:気にしないで続けてください。
ジョン:OK!それじゃあまずは…ミックスジュース
キャサリン:複数の果実を混ぜ合わせた飲み物
ジョン:ダイアモンド
キャサリン:何よりも強いを意味するギリシャ語。和名は金剛石。
先生:……これ意味無くない?キャスト様のヒントになるだけだよね?キャサリンのセリフ見ればいいやってなるだけだよね?
先生:あとそのぐらいの英単語はこの子達分かりますよ?
太郎:複数の…果実…
花子:和名は…金剛石…こんごうさん…っと
先生:ああ、ごめん。バカだったわ。
ジョン:ビジネスカップル
キャサリン:再生回数を稼ぐためにあたかも付き合ってるように見せる男女。
キャサリン:再生回数に伸び悩むとサムネに『別れます』と解散をほのめかす。
先生:そんなことない!そんなことないですよ!?
ジョン:スーパーマン
キャサリン:超人です
ジョン:スーパーマーケット
キャサリン:超人が運営するお店です
先生:違いますよ!?
ジョン:スーパーコンピュータ
キャサリン:超人達はコンピュータにされました
先生:違う違う違う!
ジョン:エキシビションマッチ
キャサリン:今宵(こよい)伝説の幕開けが始まる…
キャサリン:公式戦無敗で引退をしたレジェンドが今…肉体を取り戻す…
キャサリン:コンピュータになった超人が…リングに帰ってくる!!
キャサリン:超人の肉体は未だ健在か!否!彼はアンドロイドとなって戻ってきた!!
キャサリン:鋼鉄の肉体となって帰ってきた!彼を止められる者などいるのか!?
キャサリン:人間とアンドロイドの試合なんて許されるのか!?
キャサリン:そんな規格外の超人に相対するのは負け知らずの現役チャンピオン!
キャサリン:チャンピオンは言いました…
キャサリン:『相手が超人だろうがアンドロイドだろうが誰でもいいよ。面白ければそれでいい。盛り上がればそれでいい』
キャサリン:超人を超えてみせろ!男と男の意地のぶつけ合い!!誰も見た事ないエキシビションマッチが…今…スタートする…!!
先生:なにその壮大なストーリー…
太郎:頑張れスーパーマン!人間に格の違いをみせてやれー!!
花子:負けるなチャンピオン!今までの練習を思い出せ!応援してるぞー!!がんばれー!!
先生:おおぅ…子供たちの気持ちの入りようが凄い…その熱意を少しでも勉強に注いで欲しい。
キャサリン:残念だけど…お時間が来てしまったわ…ソーリー。私達はもう行かないと…。
太郎:そんな…!!スーパーマンはどうなったんだ!!
花子:お願いキャサリン!もう少しだけ時間をちょうだい!プリーズ!プリーズヘルプミー?リピートアフターミー
キャサリン:大丈夫…大丈夫よ。落ち着いて。この続きは…ティーチャーが授業でやってくれるわ。
先生:……は??
キャサリン:だから安心して。
花子:良かった〜今の話しみんなに共有しておかないと。
太郎:こんなに授業が待ち遠しいの初めてだ!早く学校行きたいな〜
ジョン:子供たちのモチベーションが上がって良かったね!
先生:いや…あの…ちょっと待って…
キャサリン:あとは頼んだわ…。私たちに出来るのはここまでよ。
先生:ジャパニーズ…なすりつけ…
0:
太郎:英語禁止声劇!
花子:おーわーりー!