台本概要
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タイトル | 勘違いから始まる二人 |
---|---|
作者名 | ハスキ (@e8E3z1ze9Yecxs2) |
ジャンル | ラブストーリー |
演者人数 | 2人用台本(男1、女1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
ライブ配信アプリで知り合った誠と健。二人は声劇やフリートークで相方のようになるくらい仲が良かった。ついにリアルで会う事になったが、健は誠の姿を見て驚くのだった⋯ 男女不問。世界観を壊さない程度のアドリブOK! 103 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
誠 | 女 | 45 | ライブ配信アプリで声劇を知り、たまたま入った枠で健の演技に衝撃を受け声劇を始める。自称健の相棒。 |
健 | 男 | 38 | ライブ配信アプリでよく声劇を楽しんでいる。ガチではなく劇を楽しむライトユーザー。劇の楽しさを広めたい。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
誠:・・明日ついにあいつと会うのか。
0:
誠:(N)俺は明日、ライブ配信アプリで出会ったやつと会う事になっている
0:
誠:(N)このアプリは声劇をしたり、カラオケをしたり、フリートークを楽しんだり出来るアプリだ
0:
誠:(N)そいつに初めて出会ったのは俺がたまたま入った枠で、そいつが枠主をしていた事がきっかけだった。
0:
誠:(N)最初すぐに出ようと思っていた俺だったが、そこで見たそいつの声劇の演技に衝撃を受けた俺は無意識にコメント欄に「感動したのでぜひ一緒に劇をやらせて下さい!」と、お願いしていた。
0:
誠:(N)そこから始まった俺達は、まるで長年一緒にいた相棒のように、又は漫才コンビのように絶妙な息の合わせ方でいろんな声劇を楽しんだ。
0:
誠:今更だけど俺もよく会おうって言ったな・・でも、明日ちゃんと言うって、決めたんだ。
:間
健:うお~!急げ~!待ち合わせに遅れちまう~!
0:
健:はぁ、はぁ、何とか間に合ったか?
0:
健:やべ、スマホ忘れてるじゃん。あ、すみませんそこのお姉さん、今何時ですか?
誠:12時ちょうどだよ。時間ピッタリだったな健(たける)
健:え・・?その声は・・ま、誠?
誠:そうだよ・・いつも聞いてる声だろ?
健:え・・えええぇぇぇ~~!!お、お前、女だったのかぁぁ~~!?
:間
誠:・・
健:・・
誠:おい、とりあえずなんか注文しないのか?
健:いやまずどういう事か説明しろよ!
誠:説明って、見ての通りだろ?
健:見ての通り、じゃねぇよ!聞いてないぞ!お前が女だったなんて!
誠:そりぁ、言ってなかったからな。てか、お前も、聞かなかっただろ?
健:んぐっ!たしかに聞いてこなかったけど・・そもそもお前の声は男の俺からしてもイケボだったし、疑った事なんてなかったよ
誠:でも俺ちゃんと最初に言ったぞ、両生類だって
健:それは劇の時の声の話だろ!それで女性って気づくの無理だからな?
誠:なんだよ、俺が女で何か問題あるのか?
健:え?そ、そりぁ・・まあ、いろいろ・・あるだろ?
誠:なにがあんだよ?
健:ていうか俺、今まで散々、劇でもBL台本とかお前にやらせてたんだぞ!
誠:あーやったねー、懐かしいよな
健:お前どういう気分であれやってたんだよ!
誠:いや、お前がこれ楽しそうだからやってみないか?ってノリノリだったから、俺も楽しそうだったし、いいかって
健:早く言えよ~、女のお前にあれをやらせてたかと思ったら、なんか恥ずかしくなってきたよ~
誠:なーに恥ずかしがってるんだよ、俺達の仲じゃないか
健:いやいや、それ事実を知る前の俺達だから!
誠:まあまあ、細かい事はいいじゃないか
健:俺さっきから全然お前のペースに乗り切れてないんだけど・・
誠:そ、それでだな・・今日は大事な話があったんだ
健:あー?もうこれ以上なんだってんだよ~
誠:まずさ・・いつも一緒に劇やってくれて、ありがとう!
健:お、おぅ、なんだよ急に畏(かしこ)まって
誠:いや、ずっと言いたかったんだけどさ・・ほら、なんか、照れくさいだろ?俺、こんな性格だからさ・・
健:そ、そうか⋯こっちこそだけどな。
誠:ほんとにお前と出会えて良かったと思っているんだ
0:
誠:いつも俺みたいなやつと遊んでくれてさ、すっげーいつも楽しくって、お前といる時間が大事で、俺の生きがいになってるんだ!
健:それは⋯俺もだよ。
誠:え⋯?
健:俺だって初めて会った時からなんて馬が合う奴だろうって、なんて一緒にいて居心地いい奴だろうって思ってたんだ
誠:・・健もそう、思ってくれてたんだな・・なんか嬉しいな
健:それこそ俺達の仲だからな
誠:・・健
健:ん、なんだ?
誠:その、さ、・・俺達ってさ、相性いいと思わないか?
健:え?
誠:だからさ⋯俺達きっと、付き合ってもうまくやってけると思うんだよな!た、健はどう思う!?
健:・・
誠:な、なんとか言えよ
健:その事なんだが⋯
誠:そ、そうだよな!俺みたいな奴とは、無理だよな・・
健:ちょ、おい。
誠:いや!全然いいんだ!そ、そのさっき言ったことは忘れてくれ!じゃあ俺先に帰るな!
健:お、おい!ちょっと待てって!
:間
誠:はぁ、はぁ、・・くそ!こうなるって分かってた事だろ!期待しちゃ駄目だって分かってただろ!
誠:でも・・全部もうおしまいだ・・
誠:あっ・・車・・
健:危ない!
誠:うわっ!!
健:馬鹿野郎!お前死ぬ気かよ!
誠:た、健・・?
健:ぼーっとして何やってんだよ!あと少し俺が来るのが遅れてたら危なかったんだぞ!
誠:お、俺がどうなろうといいだろ!ほっといてくれよ!
健:な、ほっとけるわけないだろ!
誠:どうしてだよ!俺の事なんてなんとも思ってないんだろ!?
健:あぁくそ⋯ちょっと来い
誠:え・・な、なんだよ、うわっ!
健:その、急に抱きしめてすまん・・これが俺の答えだ。
誠:健・・なん・・で?
健:さっきは悪かったな。あんな回りくどい言い方せずに、さっさと言ったら良かったよ
誠:え⋯?それってどういう⋯
健:俺も今日、前々から言おうと決めてた事があったんだよ。
誠:え⋯?
健:お前が男か女かなんて関係なく、ずっと言うつもりだった事が。
誠:た、健⋯それって⋯?
健:ああ。お前の事が好きだ。だから俺と付き合って下さい、ってな。
:おしまい
誠:・・明日ついにあいつと会うのか。
0:
誠:(N)俺は明日、ライブ配信アプリで出会ったやつと会う事になっている
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誠:(N)このアプリは声劇をしたり、カラオケをしたり、フリートークを楽しんだり出来るアプリだ
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誠:(N)そいつに初めて出会ったのは俺がたまたま入った枠で、そいつが枠主をしていた事がきっかけだった。
0:
誠:(N)最初すぐに出ようと思っていた俺だったが、そこで見たそいつの声劇の演技に衝撃を受けた俺は無意識にコメント欄に「感動したのでぜひ一緒に劇をやらせて下さい!」と、お願いしていた。
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誠:(N)そこから始まった俺達は、まるで長年一緒にいた相棒のように、又は漫才コンビのように絶妙な息の合わせ方でいろんな声劇を楽しんだ。
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誠:今更だけど俺もよく会おうって言ったな・・でも、明日ちゃんと言うって、決めたんだ。
:間
健:うお~!急げ~!待ち合わせに遅れちまう~!
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健:はぁ、はぁ、何とか間に合ったか?
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健:やべ、スマホ忘れてるじゃん。あ、すみませんそこのお姉さん、今何時ですか?
誠:12時ちょうどだよ。時間ピッタリだったな健(たける)
健:え・・?その声は・・ま、誠?
誠:そうだよ・・いつも聞いてる声だろ?
健:え・・えええぇぇぇ~~!!お、お前、女だったのかぁぁ~~!?
:間
誠:・・
健:・・
誠:おい、とりあえずなんか注文しないのか?
健:いやまずどういう事か説明しろよ!
誠:説明って、見ての通りだろ?
健:見ての通り、じゃねぇよ!聞いてないぞ!お前が女だったなんて!
誠:そりぁ、言ってなかったからな。てか、お前も、聞かなかっただろ?
健:んぐっ!たしかに聞いてこなかったけど・・そもそもお前の声は男の俺からしてもイケボだったし、疑った事なんてなかったよ
誠:でも俺ちゃんと最初に言ったぞ、両生類だって
健:それは劇の時の声の話だろ!それで女性って気づくの無理だからな?
誠:なんだよ、俺が女で何か問題あるのか?
健:え?そ、そりぁ・・まあ、いろいろ・・あるだろ?
誠:なにがあんだよ?
健:ていうか俺、今まで散々、劇でもBL台本とかお前にやらせてたんだぞ!
誠:あーやったねー、懐かしいよな
健:お前どういう気分であれやってたんだよ!
誠:いや、お前がこれ楽しそうだからやってみないか?ってノリノリだったから、俺も楽しそうだったし、いいかって
健:早く言えよ~、女のお前にあれをやらせてたかと思ったら、なんか恥ずかしくなってきたよ~
誠:なーに恥ずかしがってるんだよ、俺達の仲じゃないか
健:いやいや、それ事実を知る前の俺達だから!
誠:まあまあ、細かい事はいいじゃないか
健:俺さっきから全然お前のペースに乗り切れてないんだけど・・
誠:そ、それでだな・・今日は大事な話があったんだ
健:あー?もうこれ以上なんだってんだよ~
誠:まずさ・・いつも一緒に劇やってくれて、ありがとう!
健:お、おぅ、なんだよ急に畏(かしこ)まって
誠:いや、ずっと言いたかったんだけどさ・・ほら、なんか、照れくさいだろ?俺、こんな性格だからさ・・
健:そ、そうか⋯こっちこそだけどな。
誠:ほんとにお前と出会えて良かったと思っているんだ
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誠:いつも俺みたいなやつと遊んでくれてさ、すっげーいつも楽しくって、お前といる時間が大事で、俺の生きがいになってるんだ!
健:それは⋯俺もだよ。
誠:え⋯?
健:俺だって初めて会った時からなんて馬が合う奴だろうって、なんて一緒にいて居心地いい奴だろうって思ってたんだ
誠:・・健もそう、思ってくれてたんだな・・なんか嬉しいな
健:それこそ俺達の仲だからな
誠:・・健
健:ん、なんだ?
誠:その、さ、・・俺達ってさ、相性いいと思わないか?
健:え?
誠:だからさ⋯俺達きっと、付き合ってもうまくやってけると思うんだよな!た、健はどう思う!?
健:・・
誠:な、なんとか言えよ
健:その事なんだが⋯
誠:そ、そうだよな!俺みたいな奴とは、無理だよな・・
健:ちょ、おい。
誠:いや!全然いいんだ!そ、そのさっき言ったことは忘れてくれ!じゃあ俺先に帰るな!
健:お、おい!ちょっと待てって!
:間
誠:はぁ、はぁ、・・くそ!こうなるって分かってた事だろ!期待しちゃ駄目だって分かってただろ!
誠:でも・・全部もうおしまいだ・・
誠:あっ・・車・・
健:危ない!
誠:うわっ!!
健:馬鹿野郎!お前死ぬ気かよ!
誠:た、健・・?
健:ぼーっとして何やってんだよ!あと少し俺が来るのが遅れてたら危なかったんだぞ!
誠:お、俺がどうなろうといいだろ!ほっといてくれよ!
健:な、ほっとけるわけないだろ!
誠:どうしてだよ!俺の事なんてなんとも思ってないんだろ!?
健:あぁくそ⋯ちょっと来い
誠:え・・な、なんだよ、うわっ!
健:その、急に抱きしめてすまん・・これが俺の答えだ。
誠:健・・なん・・で?
健:さっきは悪かったな。あんな回りくどい言い方せずに、さっさと言ったら良かったよ
誠:え⋯?それってどういう⋯
健:俺も今日、前々から言おうと決めてた事があったんだよ。
誠:え⋯?
健:お前が男か女かなんて関係なく、ずっと言うつもりだった事が。
誠:た、健⋯それって⋯?
健:ああ。お前の事が好きだ。だから俺と付き合って下さい、ってな。
:おしまい