台本概要
370 views
タイトル | 異世界転生ってこんなんなの?! 【不問3】15分 |
---|---|
作者名 | ろくしょうるり (@ruri6syo) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 3人用台本(不問3) |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
ボク、確かに今、電車にはねられたはず… って、これが、まさか『異世界転生』?! 15分程度でサクッとできるコメディです ------- 全員男女不問です。 A役、B役の方は、様々な役になっていただきます。カッコ内で指定されたキャラクターを楽しんでください 任意ですが、使っていただけたらツイートなどしてくださると喜びます 370 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
自分 | 不問 | 32 | 【男女不問】 今、ボク、電車にはねられて… まさかこれって異世界転生?! |
A | 不問 | 15 | 【男女不問】異世界人のいろいろな役をやっていただきます |
B | 不問 | 18 | 【男女不問】異世界人のいろいろな役をやっていただきますⅡ |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
0:異世界転生ってこんなんなの?! 【不問3】
0:
0:A役B役の方はカッコで指定された様々な役をやっていただきます
0:
0: -以下本編-
0:
自分:… ん… あれ… 生きて…る…?
自分:ボク…確かに…駅のホームに入ってくる電車の前に飛び込んで…
自分:どこも…痛く…ない? ってえっ、ここどこ?! 森?!
自分:なんか音楽流れてる けっこうなボリュームで音楽流れてる
自分:どこからか聞こえる、っていうより、世界全体から鳴ってるみたいに音楽鳴ってる…? 何これ
A:(世界神)お目覚めですか
自分:うわっ、誰?! …もいない…
A:(世界神)私はあなたの耳に直接語りかけています。私はこの世界の神
自分:えっ、 あっこれまさか、異世界転生?!
A:(世界神)その通りです。最近の勇者は皆さんわかりが早くていいですね。じゃ、説明はいらないかな。とりあえずこの【木の棒】あげるから頑張って魔王倒してください。では私はこれにて!
自分:えっ、えっ?! ちょっと神様?! 待っ … あ… 消えちゃった えー、【木の棒】って… すりこぎじゃん これからどうしろって言うんだよ
B:(モブ人)助けてーーっ!
0:BGM変更
自分:えっなんだこれ音楽変わった!え、えーとあっちに行けばいいのか
B:(モブ人)助けてーっ!
自分:な、なんだ!? 巨大ムカデっぽいヤツに人が襲われてるっ えーと、このすりこぎであいつを叩けばいいの?
0:BGM変更
自分:えーまた音楽変わったぁ! なんか戦闘っぽいし! なんだあれ。ムカデに矢印? たたかう? (シュパッ! ボコボコッ! シュパッ!)え、何今の 棒に引っ張られて体が勝手にムカデ殴ったぞ?!
自分:え、ムカデ消えた!今ので?!でかいくせに弱っ! そして平和な音楽に戻るBGM~!
B:(モブ人)ありがとう、おかげで助かりました。私はこの国の学者。今から王城に向かう所だったのです
自分:あー、これこの人を護衛して王様のところに行く流れかな あ、はい。一緒に行きます
0:
0:- 街 -
0:
自分:あれから何匹かモンスター?殴ったけど、いちいち音楽変わるのなんなんこれ。でもなんか、ちょっとレベル上がってる気がするなあ。ステータス見れないのかなこれ
B:(モブ人・学者)ステータスを見たいなら、R2だ
自分:えっ何R2って コントローラーなの? あ、あれ。見えた。『レベル4 剣士』 だって。剣持ってないじゃん。すりこぎで殴りかかってるだけじゃん
自分:結局どうやってステータス見られたのかわからないな。えっと、見たい、って思えばいいのかな。 あ、城見えてきた。ここで王様に会って色々詳しく聞けるかな
0:
0:- 城 -
0:
自分:おおー、城っぽいBGM
A:(国王)待っていたぞ賢者ノーム
B;(モブ人・学者)ははっ
自分:この人賢者だったんかーい
A:(国王)して、その者は
B:(モブ人・学者)伝説の魔獣・オオムカデに襲われた所をこの者がお助けくださったのです
自分:あれ伝説の魔獣だったんかーい!すりこぎ1発で死んだぞ!自分でも倒せたんじゃないの?賢者さーん そして魔獣の名前が安直ゥ!
A:(国王)おお、その【木の棒】!もしやそなたは伝説の勇者!
自分:展開早っ! このすりこぎ、そんなにすごいものだったのか… まあ一応神様がくれたんだし
B:(モブ人・学者)ええ、予言通り
A:(国王)西の森に【木の棒】を持った剣士が現れると…
B:(モブ人・学者)まさにこのお方こそ伝説の勇者に間違いありません
自分:どうやらただの【木の棒】だったあー!
A:(国王)して、そなた。名は何という
自分:あっ、はい 山中 …っじゃないや 名前、名前かあ…何にしよっかなー 折角ならカッコいい名前がいいよね
0:(間)
A:そうか、『ポンコツくん』か。良い名だ
自分:えっ?!まだ何も言ってな…
A:(国王)ポンコツくん そなたはこれからこの世界の勇者
B:(モブ人・学者)勇者ポンコツくん 世界は君のその剣にかかっている!
自分:そんなあー!
0:
0:- 街 -
0:
自分:はあ…ボクの名前、一体誰が決めたんだろ。まあいいや。街の酒場にいる吟遊詩人に話しかければいつでも名前変えられるらしいし。それよりまずは王様にもらったこのお金で装備揃えないとー って あれ
自分:か、体が勝手に!
A:(モブ町人1)西の森にオオムカデが出たんだってよ
自分:知ってるよー! って! そっちじゃない! なんで?! あ、足が勝手に…っ ボクは装備を揃えに防具屋に行きたいんだーっ!
B:(モブ町人2)ついにこの近くも魔獣が出るようになったのか
A:(モブ町人3)おお、これが勇者の持つという【木の棒】!
自分:はあ、はあ なんで勝手に足が動くんだ… ま、まさかこれって…
B:(モブ町人4)ここは、城下町 あの城には国王様がいるんだ
A:(モブ町人5)魔物がこの街の近くまでやってくるようになってしまった この世界も終わりに近づいているんだ
自分:ボクを動かしてるプレイヤーが…いる…? ははっ、まさかね
0:BGM変更
自分:あ、ここ酒場? 吟遊詩人?
B:(吟遊詩人)私は吟遊詩人。世界中を旅している。 おや、名前を変えるのかい。いいだろう
自分:よかった! これでまともな名前に変えられる!
B:(吟遊詩人)新しい名前は『おぱんつかぶりーな』
自分:ふあっ?!
B:(吟遊詩人)『おぱんつかぶりーな』でいいのかい?
自分:ちょっと待って『おぱんつかぶりーな』?! やめて…? いくない!全然いくない!!
B:(吟遊詩人)わかった。
自分:わからないで? お願いだからちょっと待って? っていうか、素朴な疑問だけど、名前変えるのってなんで吟遊詩人なんだろう…
0:
自分:あれっ BGMが消えた… 心なしか周囲もなんだか薄暗くなって…
B:(吟遊詩人)スウッ←息を吸う音
B:(吟遊詩人)ポロロロン♪ ポロロロン♪
自分:急に竪琴を奏で始めた! やめて? 嫌な予感しかしないんだけど、ねえ…
B:(吟遊詩人)♪おぱんつかぶりーな~ ♪おぱんつかぶりーな~ ♪今この地に立つ勇者の新しき名よ (できれば歌ってください)
自分:ギャアアアアアーーーーーー!!!やーーーーめーーーーてええええええ!!!!
B:(吟遊詩人)♪おぱんつかぶりーな ♪ああ素晴らしきその名 ♪高らかに歌い上げよう~ ♪おぱんつかぶりーな~~ (できれば歌ってください)
キャスト全員:(拍手喝采)ワーワー パチパチパチパチ
A:(酒場の客)なんて素敵な名前なんだ おぱんつかぶりーな
B:(吟遊詩人)では私は世界中の酒場でこの歌を歌って回りましょう。さようなら。いつかまたどこかの酒場で
自分:まって吟遊詩人さん! えー 異世界転生ってこんなんなの?! ちょっとわくわくしたのに
自分:電車にはねられたまま終わりたい人生だったあーーーー!
0:
A:勇者おぱんつかぶりーなの冒険はここから始まる
0:
自分:もうやだ 帰りたい! てか死にたい! あっ、ちょ、ちょっとまってぇ~ 勝手に歩かないでボクの足ぃいーーーーー(フェードアウト)
0:
0: ~ お し ま い ~
0:異世界転生ってこんなんなの?! 【不問3】
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0:A役B役の方はカッコで指定された様々な役をやっていただきます
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0: -以下本編-
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自分:… ん… あれ… 生きて…る…?
自分:ボク…確かに…駅のホームに入ってくる電車の前に飛び込んで…
自分:どこも…痛く…ない? ってえっ、ここどこ?! 森?!
自分:なんか音楽流れてる けっこうなボリュームで音楽流れてる
自分:どこからか聞こえる、っていうより、世界全体から鳴ってるみたいに音楽鳴ってる…? 何これ
A:(世界神)お目覚めですか
自分:うわっ、誰?! …もいない…
A:(世界神)私はあなたの耳に直接語りかけています。私はこの世界の神
自分:えっ、 あっこれまさか、異世界転生?!
A:(世界神)その通りです。最近の勇者は皆さんわかりが早くていいですね。じゃ、説明はいらないかな。とりあえずこの【木の棒】あげるから頑張って魔王倒してください。では私はこれにて!
自分:えっ、えっ?! ちょっと神様?! 待っ … あ… 消えちゃった えー、【木の棒】って… すりこぎじゃん これからどうしろって言うんだよ
B:(モブ人)助けてーーっ!
0:BGM変更
自分:えっなんだこれ音楽変わった!え、えーとあっちに行けばいいのか
B:(モブ人)助けてーっ!
自分:な、なんだ!? 巨大ムカデっぽいヤツに人が襲われてるっ えーと、このすりこぎであいつを叩けばいいの?
0:BGM変更
自分:えーまた音楽変わったぁ! なんか戦闘っぽいし! なんだあれ。ムカデに矢印? たたかう? (シュパッ! ボコボコッ! シュパッ!)え、何今の 棒に引っ張られて体が勝手にムカデ殴ったぞ?!
自分:え、ムカデ消えた!今ので?!でかいくせに弱っ! そして平和な音楽に戻るBGM~!
B:(モブ人)ありがとう、おかげで助かりました。私はこの国の学者。今から王城に向かう所だったのです
自分:あー、これこの人を護衛して王様のところに行く流れかな あ、はい。一緒に行きます
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自分:あれから何匹かモンスター?殴ったけど、いちいち音楽変わるのなんなんこれ。でもなんか、ちょっとレベル上がってる気がするなあ。ステータス見れないのかなこれ
B:(モブ人・学者)ステータスを見たいなら、R2だ
自分:えっ何R2って コントローラーなの? あ、あれ。見えた。『レベル4 剣士』 だって。剣持ってないじゃん。すりこぎで殴りかかってるだけじゃん
自分:結局どうやってステータス見られたのかわからないな。えっと、見たい、って思えばいいのかな。 あ、城見えてきた。ここで王様に会って色々詳しく聞けるかな
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自分:おおー、城っぽいBGM
A:(国王)待っていたぞ賢者ノーム
B;(モブ人・学者)ははっ
自分:この人賢者だったんかーい
A:(国王)して、その者は
B:(モブ人・学者)伝説の魔獣・オオムカデに襲われた所をこの者がお助けくださったのです
自分:あれ伝説の魔獣だったんかーい!すりこぎ1発で死んだぞ!自分でも倒せたんじゃないの?賢者さーん そして魔獣の名前が安直ゥ!
A:(国王)おお、その【木の棒】!もしやそなたは伝説の勇者!
自分:展開早っ! このすりこぎ、そんなにすごいものだったのか… まあ一応神様がくれたんだし
B:(モブ人・学者)ええ、予言通り
A:(国王)西の森に【木の棒】を持った剣士が現れると…
B:(モブ人・学者)まさにこのお方こそ伝説の勇者に間違いありません
自分:どうやらただの【木の棒】だったあー!
A:(国王)して、そなた。名は何という
自分:あっ、はい 山中 …っじゃないや 名前、名前かあ…何にしよっかなー 折角ならカッコいい名前がいいよね
0:(間)
A:そうか、『ポンコツくん』か。良い名だ
自分:えっ?!まだ何も言ってな…
A:(国王)ポンコツくん そなたはこれからこの世界の勇者
B:(モブ人・学者)勇者ポンコツくん 世界は君のその剣にかかっている!
自分:そんなあー!
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自分:はあ…ボクの名前、一体誰が決めたんだろ。まあいいや。街の酒場にいる吟遊詩人に話しかければいつでも名前変えられるらしいし。それよりまずは王様にもらったこのお金で装備揃えないとー って あれ
自分:か、体が勝手に!
A:(モブ町人1)西の森にオオムカデが出たんだってよ
自分:知ってるよー! って! そっちじゃない! なんで?! あ、足が勝手に…っ ボクは装備を揃えに防具屋に行きたいんだーっ!
B:(モブ町人2)ついにこの近くも魔獣が出るようになったのか
A:(モブ町人3)おお、これが勇者の持つという【木の棒】!
自分:はあ、はあ なんで勝手に足が動くんだ… ま、まさかこれって…
B:(モブ町人4)ここは、城下町 あの城には国王様がいるんだ
A:(モブ町人5)魔物がこの街の近くまでやってくるようになってしまった この世界も終わりに近づいているんだ
自分:ボクを動かしてるプレイヤーが…いる…? ははっ、まさかね
0:BGM変更
自分:あ、ここ酒場? 吟遊詩人?
B:(吟遊詩人)私は吟遊詩人。世界中を旅している。 おや、名前を変えるのかい。いいだろう
自分:よかった! これでまともな名前に変えられる!
B:(吟遊詩人)新しい名前は『おぱんつかぶりーな』
自分:ふあっ?!
B:(吟遊詩人)『おぱんつかぶりーな』でいいのかい?
自分:ちょっと待って『おぱんつかぶりーな』?! やめて…? いくない!全然いくない!!
B:(吟遊詩人)わかった。
自分:わからないで? お願いだからちょっと待って? っていうか、素朴な疑問だけど、名前変えるのってなんで吟遊詩人なんだろう…
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自分:あれっ BGMが消えた… 心なしか周囲もなんだか薄暗くなって…
B:(吟遊詩人)スウッ←息を吸う音
B:(吟遊詩人)ポロロロン♪ ポロロロン♪
自分:急に竪琴を奏で始めた! やめて? 嫌な予感しかしないんだけど、ねえ…
B:(吟遊詩人)♪おぱんつかぶりーな~ ♪おぱんつかぶりーな~ ♪今この地に立つ勇者の新しき名よ (できれば歌ってください)
自分:ギャアアアアアーーーーーー!!!やーーーーめーーーーてええええええ!!!!
B:(吟遊詩人)♪おぱんつかぶりーな ♪ああ素晴らしきその名 ♪高らかに歌い上げよう~ ♪おぱんつかぶりーな~~ (できれば歌ってください)
キャスト全員:(拍手喝采)ワーワー パチパチパチパチ
A:(酒場の客)なんて素敵な名前なんだ おぱんつかぶりーな
B:(吟遊詩人)では私は世界中の酒場でこの歌を歌って回りましょう。さようなら。いつかまたどこかの酒場で
自分:まって吟遊詩人さん! えー 異世界転生ってこんなんなの?! ちょっとわくわくしたのに
自分:電車にはねられたまま終わりたい人生だったあーーーー!
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A:勇者おぱんつかぶりーなの冒険はここから始まる
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自分:もうやだ 帰りたい! てか死にたい! あっ、ちょ、ちょっとまってぇ~ 勝手に歩かないでボクの足ぃいーーーーー(フェードアウト)
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0: ~ お し ま い ~