台本概要
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タイトル | 僕たちの夢 |
---|---|
作者名 | 雪見印 |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 1人用台本(不問1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 商用、非商用問わず連絡不要 |
説明 |
夢を見る人の話。 落ち込んでいる時に読むのはおすすめしません。 113 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
名無し | 不問 | - | 最近寝付きが悪いらしい |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
:夢を見る。いつも恐ろしい夢だ。
:砂塵舞う荒野。倒壊した建物。鳴り止まない轟音。
:硝煙の匂いが辺りに立ちこめる。
:銃弾の間を縫うように駆け抜けていく。
:自分の目の前やすぐ後ろで爆発が起きる。
:いつもそこで目が覚めるのだ。
:夢を見る。とても現実離れした夢だ。
:机に座って教科書を広げていた。
:窓を眺めると透き通った青空が広がっていた。
:空には戦闘機ではなく鳥が心地よさそうに飛んでいた。
:ぼーっとしていたら教師に当てられて慌てた。
:そこで目が覚め、絶望した。
:夢を見た。
:いつもと変わらぬ戦場。自分の手には銃が握られていた。
:何かを撃っている時だった。
:隣にいた兵士が倒れていた。
:鉄のような生臭いようなそんな匂いがした。
:昨夜、不味い缶詰を分け合っていたと言うのに。
:あれ...コレは自分の記憶ではない。
:気がついたら朝だった。
:気がついたら眠っていた。否、気絶したのか?
:沈む夕日、談笑する友人、帰りに買った駄菓子。
:こんな贅沢な時間は久しぶりだった。
:隣にいる友人が微笑む。
:ふわりと制汗剤の香りが鼻をかすめた。
:この夢がずっと続けばいいのに。
:どこからか夕飯の匂いがする。
:幸せな時間が過ぎていった。
:見知らぬ天井が見えた。
:辺り一面からうめき声が聞こえた。
:消毒液と血の匂い、とても心地よい物ではなかった。
:手を動かそうとしたが動かせない。
:顔を動かそうとしても動かない。
:視界も何故か半分見えなかった。
:自分の体がどうなっているのか分からなかった。
:見晴らしの良い丘の上。
:聞こえる風の音がとても心地よかった。
:子どもの笑い声と時報の音。
:昼下がりの暖かな日差しが暖かかった。
:何故だろう。見知らぬ景色だったがとても懐かしかった。
:銃声も悲鳴も聞こえない穏やかな日々
:今やただの思い出になってしまった。
:あぁ...今日はすごくつかれた。
:すこしやすもう。
:いつの間にか恐ろしい夢は見なくなった。
:昨日干したからか、布団からお日様の匂いがする。
:いつもかいていた冷や汗はなかった。
:どうしてあんな夢を見ていたのだろう。
:いつものように朝食の支度を始めた。
:夢を見る。いつも恐ろしい夢だ。
:砂塵舞う荒野。倒壊した建物。鳴り止まない轟音。
:硝煙の匂いが辺りに立ちこめる。
:銃弾の間を縫うように駆け抜けていく。
:自分の目の前やすぐ後ろで爆発が起きる。
:いつもそこで目が覚めるのだ。
:夢を見る。とても現実離れした夢だ。
:机に座って教科書を広げていた。
:窓を眺めると透き通った青空が広がっていた。
:空には戦闘機ではなく鳥が心地よさそうに飛んでいた。
:ぼーっとしていたら教師に当てられて慌てた。
:そこで目が覚め、絶望した。
:夢を見た。
:いつもと変わらぬ戦場。自分の手には銃が握られていた。
:何かを撃っている時だった。
:隣にいた兵士が倒れていた。
:鉄のような生臭いようなそんな匂いがした。
:昨夜、不味い缶詰を分け合っていたと言うのに。
:あれ...コレは自分の記憶ではない。
:気がついたら朝だった。
:気がついたら眠っていた。否、気絶したのか?
:沈む夕日、談笑する友人、帰りに買った駄菓子。
:こんな贅沢な時間は久しぶりだった。
:隣にいる友人が微笑む。
:ふわりと制汗剤の香りが鼻をかすめた。
:この夢がずっと続けばいいのに。
:どこからか夕飯の匂いがする。
:幸せな時間が過ぎていった。
:見知らぬ天井が見えた。
:辺り一面からうめき声が聞こえた。
:消毒液と血の匂い、とても心地よい物ではなかった。
:手を動かそうとしたが動かせない。
:顔を動かそうとしても動かない。
:視界も何故か半分見えなかった。
:自分の体がどうなっているのか分からなかった。
:見晴らしの良い丘の上。
:聞こえる風の音がとても心地よかった。
:子どもの笑い声と時報の音。
:昼下がりの暖かな日差しが暖かかった。
:何故だろう。見知らぬ景色だったがとても懐かしかった。
:銃声も悲鳴も聞こえない穏やかな日々
:今やただの思い出になってしまった。
:あぁ...今日はすごくつかれた。
:すこしやすもう。
:いつの間にか恐ろしい夢は見なくなった。
:昨日干したからか、布団からお日様の匂いがする。
:いつもかいていた冷や汗はなかった。
:どうしてあんな夢を見ていたのだろう。
:いつものように朝食の支度を始めた。