台本概要

 171 views 

タイトル 悪意の種
作者名 追ヰ鰹  (@harukazecyclone)
ジャンル ファンタジー
演者人数 5人用台本(男2、女1、不問2)
時間 10 分
台本使用規定 商用、非商用問わず連絡不要
説明 2人ヴィランの台本です。※一部過激な表現を使っていますので苦手な方はブラウザバックお願いします。
5人用台本ですが基本的には4人で読む台本です。

 171 views 

キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
レンジ 18 レンカの兄で冒険者。王の勅命を受ける勇者。※シキョクと同役
レンカ 21 レンジの妹。
ガイ 26 レンジとレンカの幼馴染。
イバラ 不問 25 茨の城に潜む悪魔。レンジとレンカの両親を殺した張本人であり2人の仇。
シキョク 不問 14 イバラと共に茨の城に住む悪魔。※レンジと同役。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
レンジ:レンカ、ガイ。もうすぐ奴の根城だ・・・気を抜くなよ? ガイ:わかってる。だが俺たちは数多のダンジョンをくぐり抜けてきた。今回も・・・ レンジ:このボスは今までのボスの比じゃない力を持っているって話だ。油断したら死ぬぞ。 レンカ:うん。前情報ではこのダンジョンに挑んだパーティーのいくつかが、街に戻ってきてないって話だよ。 ガイ:街に戻って来てないって・・・・どうやってそれを知ったんだよ? レンカ:そのパーティーの最後の行方が揃いも揃ってこのダンジョンだったの。いずれも生死不明。 ガイ:じゃあもしかしてボスがどんな攻撃をするかもわからないって事か? レンジ:それだけじゃない。容姿や性別、種族もわかってない。ダンジョン内部に罠があるかも含めてな。 レンカ:唯一わかってるのはボス部屋は地下深くにあることぐらい。誰かが流した噂程度だから信憑性はないけれど。 ガイ:・・・ほぼ情報皆無ってとこか。そんな敵とどうやって戦えばいいんだよ・・・ レンジ:あくまで今回は王の勅命での偵察が目的だ。戦闘は出来るだけ避けていくからそのつもりでな。 ガイ:・・・わかった。 レンジ:着いたぞ。ここだ。 0:ダンジョン―茨の城― レンジ:・・・入口正面に上へと続く階段。地下に続くような階段は見受けられず。 レンカ:入口左右にかけて複数の燭台。火は灯っていない。 ガイ:・・・ん?これは・・・・? レンジ:どうした? ガイ:入口正面階段付近に謎の隙間を発見。 レンカ:これが地下に続く・・・・っ!?何か接近してる!? 0:入口付近に衝撃音 レンジ:ぐっ・・・!? ガイ:うわっ!! レンカ:っ!?・・・・一体何が・・・え!? イバラ:ざ~んねんでした~!!!そこに地下に続く階段はないよ~?それはただのブラフ!! ガイ:お前は一体何者だ!? イバラ:僕?僕はイバラ!!この茨の城の主にして君たちがボスと呼ぶ存在さ!!種族は悪魔!!性別は悪魔だからないよ~!! ガイ:くそっ・・・!いきなりボスのお出ましとは・・・!どうする!?・・・二人とも!? レンジ:レンカ・・・・あいつは・・・ レンカ:うん・・・・兄さん・・・・あいつは・・・・ ガイ:レンジ・・・?レンカ・・・? イバラ:おや~?見覚えのある兄妹だと思ったら僕に両親殺された憐れな兄妹じゃないかぁ~!!!アハハハハ!!感動の再会だねぇ!! レンジ:やっぱり・・・そのイラっとさせる喋り方と首のドクロマークそれに黒い羽根・・・貴様が父さんと母さんを!! レンカ:絶対に許さない・・・!パパとママの仇!!!! ガイ:お、おい!!!よせ!! イバラ:ふ~ん・・・そんなに僕を倒したいんだ~。じゃあこれあげるよ~!!それ。 レンジ:うっ・・・ぐっ!?い、一体何をした・・・!? レンカ:兄さん!? イバラ:悪意の種をお兄さんに埋め込んであげたんだよ~? ガイ:悪意の種!? イバラ:そう~!!!悪意に飲み込まれず無事に力を制御出来たらおめでとう!!僕を倒せる力をゲットだ~!!でも・・・ ガイ:でも・・・? イバラ:悪意に飲まれたら君たちゲームオーバー!!!逆にお兄さんをゲットだ~!! ガイ:そんな!?レンジ!! レンジ:ぐっ・・・!?がはっ・・・!? イバラ:いいねぇ!いいねぇ!!どんどん黒く染まっていくよ~!! レンカ:兄さん!!兄さん!? レンジ:ぐぁぁぁ!?レ・・・レンカ・・・ガイ・・・! レンカ:兄さん!! ガイ:レンジ!! レンジ:俺があいつを押さえる・・・お、俺ごとあいつを・・・倒してくれ・・・! レンカ:え!? ガイ:何言ってんだレンジ!? レンジ:こうなっちまった以上・・・あいつを倒す方法は1つしかない・・・・!! レンカ:でも・・・でも!! レンジ:早く・・・しろ!!!うぐぁぁぁぁぁぁ!!!!! ガイ:レンジ!? イバラ:これはこれは!!!アハハハハハハハ!!!ようやく完成だ~!!ようこそこちら側の世界へ~!! レンジ:・・・・・ レンカ:兄・・・さん? ガイ:レンジ・・・? イバラ:さぁ~!!この2人を葬っちゃって♪ レンジ:・・・沈め。 レンカ:うっ!? ガイ:ぐっ!?重力操作!? イバラ:おはようレンジ・・・いやシキョク♪ シキョク:おはようじゃねぇよイバラ。こっちは数百年寝てたってのに起こしやがってよ。 ガイ:レンジ・・・? シキョク:あ?何だこいつら?人間か? イバラ:その通り~!!今シキョクが使ってる体のお仲間さんだよ~! レンカ:兄さん!!目を覚まして!! シキョク:ピーピーうるせえな。残念だがてめぇの兄貴はもういねぇぞ?俺がこいつの体で目覚めたのが証拠だ。 レンカ:どういう事・・・? イバラ:君のお兄さんに悪意の種を埋めたのは、シキョクが目覚めるための器を探してたからだよ~?? ガイ:ま、まさかこれまでのパーティーが戻ってこなかったのは・・・! イバラ:あぁ・・・あの使えない奴らの事・・・悪意の種が体に定着する前に死んでいったからね~・・・ シキョク:俺に喋らせろよ・・・・まぁつまりはそういう事だ。このレンジってやつの体が悪意の種に耐えた。だから俺が目覚められた。わかるか? イバラ:おわかり~? シキョク:うるせぇ黙ってろ。 イバラ:あら酷い♪ レンカ:に・・・兄さんを返せぇぇぇぇ!!! シキョク:あ?何だってんだ? ガイ:レンカ!!撤退だ!! レンカ:でも・・・でも!!兄さんが!! ガイ:今の俺たちに勝ち目はない・・・!!装備と人員を整えて・・・うわっ!? イバラ:逃がさないよ~? シキョク:はぁ・・・・せっかく目覚めたんだ。もう少し付き合ってくれよ。お二人さんよ。 レンカ:ひっ!? ガイ:な、何なんだよ!? イバラ:さぁ一緒に・・・・ シキョク:楽しもうじゃねぇか! レンカ:いやぁぁぁぁぁ!!!(ガイと同時) ガイ:うわぁぁぁぁぁぁl!!(レンカと同時) 0:―数時間後― イバラ:全くシキョクは酷いね~!!もう左脚しか残ってないじゃないか♪ シキョク:そういうてめぇは首だけ残してるじゃねぇか。男の首なんて残して何の意味があんだよ。 イバラ:見てみてよ~!!この絶望した表情~!!凄くそそるじゃないか~!!! シキョク:見せなくていい。絶望した顔見るなら女の方がいいじゃねぇか。 イバラ:残してるの左脚だよ~? シキョク:うるせぇ黙ってろ。 イバラ:相変わらず女の子の脚が好きなんだから~!この脚フェ・・・おっと!? シキョク:次言ったらその首切るからな。 イバラ:全く野蛮なのは何百年経っても変わらないねぇ~ シキョク:お互い様だよ馬鹿が。 イバラ:次はどんな冒険者の絶望の顔が見れるかな~? シキョク:さぁな。まぁもっと骨のあるやつが来てくれれば目覚め甲斐があるがな。 イバラ:アハハハハ!!楽しみ~!!!

レンジ:レンカ、ガイ。もうすぐ奴の根城だ・・・気を抜くなよ? ガイ:わかってる。だが俺たちは数多のダンジョンをくぐり抜けてきた。今回も・・・ レンジ:このボスは今までのボスの比じゃない力を持っているって話だ。油断したら死ぬぞ。 レンカ:うん。前情報ではこのダンジョンに挑んだパーティーのいくつかが、街に戻ってきてないって話だよ。 ガイ:街に戻って来てないって・・・・どうやってそれを知ったんだよ? レンカ:そのパーティーの最後の行方が揃いも揃ってこのダンジョンだったの。いずれも生死不明。 ガイ:じゃあもしかしてボスがどんな攻撃をするかもわからないって事か? レンジ:それだけじゃない。容姿や性別、種族もわかってない。ダンジョン内部に罠があるかも含めてな。 レンカ:唯一わかってるのはボス部屋は地下深くにあることぐらい。誰かが流した噂程度だから信憑性はないけれど。 ガイ:・・・ほぼ情報皆無ってとこか。そんな敵とどうやって戦えばいいんだよ・・・ レンジ:あくまで今回は王の勅命での偵察が目的だ。戦闘は出来るだけ避けていくからそのつもりでな。 ガイ:・・・わかった。 レンジ:着いたぞ。ここだ。 0:ダンジョン―茨の城― レンジ:・・・入口正面に上へと続く階段。地下に続くような階段は見受けられず。 レンカ:入口左右にかけて複数の燭台。火は灯っていない。 ガイ:・・・ん?これは・・・・? レンジ:どうした? ガイ:入口正面階段付近に謎の隙間を発見。 レンカ:これが地下に続く・・・・っ!?何か接近してる!? 0:入口付近に衝撃音 レンジ:ぐっ・・・!? ガイ:うわっ!! レンカ:っ!?・・・・一体何が・・・え!? イバラ:ざ~んねんでした~!!!そこに地下に続く階段はないよ~?それはただのブラフ!! ガイ:お前は一体何者だ!? イバラ:僕?僕はイバラ!!この茨の城の主にして君たちがボスと呼ぶ存在さ!!種族は悪魔!!性別は悪魔だからないよ~!! ガイ:くそっ・・・!いきなりボスのお出ましとは・・・!どうする!?・・・二人とも!? レンジ:レンカ・・・・あいつは・・・ レンカ:うん・・・・兄さん・・・・あいつは・・・・ ガイ:レンジ・・・?レンカ・・・? イバラ:おや~?見覚えのある兄妹だと思ったら僕に両親殺された憐れな兄妹じゃないかぁ~!!!アハハハハ!!感動の再会だねぇ!! レンジ:やっぱり・・・そのイラっとさせる喋り方と首のドクロマークそれに黒い羽根・・・貴様が父さんと母さんを!! レンカ:絶対に許さない・・・!パパとママの仇!!!! ガイ:お、おい!!!よせ!! イバラ:ふ~ん・・・そんなに僕を倒したいんだ~。じゃあこれあげるよ~!!それ。 レンジ:うっ・・・ぐっ!?い、一体何をした・・・!? レンカ:兄さん!? イバラ:悪意の種をお兄さんに埋め込んであげたんだよ~? ガイ:悪意の種!? イバラ:そう~!!!悪意に飲み込まれず無事に力を制御出来たらおめでとう!!僕を倒せる力をゲットだ~!!でも・・・ ガイ:でも・・・? イバラ:悪意に飲まれたら君たちゲームオーバー!!!逆にお兄さんをゲットだ~!! ガイ:そんな!?レンジ!! レンジ:ぐっ・・・!?がはっ・・・!? イバラ:いいねぇ!いいねぇ!!どんどん黒く染まっていくよ~!! レンカ:兄さん!!兄さん!? レンジ:ぐぁぁぁ!?レ・・・レンカ・・・ガイ・・・! レンカ:兄さん!! ガイ:レンジ!! レンジ:俺があいつを押さえる・・・お、俺ごとあいつを・・・倒してくれ・・・! レンカ:え!? ガイ:何言ってんだレンジ!? レンジ:こうなっちまった以上・・・あいつを倒す方法は1つしかない・・・・!! レンカ:でも・・・でも!! レンジ:早く・・・しろ!!!うぐぁぁぁぁぁぁ!!!!! ガイ:レンジ!? イバラ:これはこれは!!!アハハハハハハハ!!!ようやく完成だ~!!ようこそこちら側の世界へ~!! レンジ:・・・・・ レンカ:兄・・・さん? ガイ:レンジ・・・? イバラ:さぁ~!!この2人を葬っちゃって♪ レンジ:・・・沈め。 レンカ:うっ!? ガイ:ぐっ!?重力操作!? イバラ:おはようレンジ・・・いやシキョク♪ シキョク:おはようじゃねぇよイバラ。こっちは数百年寝てたってのに起こしやがってよ。 ガイ:レンジ・・・? シキョク:あ?何だこいつら?人間か? イバラ:その通り~!!今シキョクが使ってる体のお仲間さんだよ~! レンカ:兄さん!!目を覚まして!! シキョク:ピーピーうるせえな。残念だがてめぇの兄貴はもういねぇぞ?俺がこいつの体で目覚めたのが証拠だ。 レンカ:どういう事・・・? イバラ:君のお兄さんに悪意の種を埋めたのは、シキョクが目覚めるための器を探してたからだよ~?? ガイ:ま、まさかこれまでのパーティーが戻ってこなかったのは・・・! イバラ:あぁ・・・あの使えない奴らの事・・・悪意の種が体に定着する前に死んでいったからね~・・・ シキョク:俺に喋らせろよ・・・・まぁつまりはそういう事だ。このレンジってやつの体が悪意の種に耐えた。だから俺が目覚められた。わかるか? イバラ:おわかり~? シキョク:うるせぇ黙ってろ。 イバラ:あら酷い♪ レンカ:に・・・兄さんを返せぇぇぇぇ!!! シキョク:あ?何だってんだ? ガイ:レンカ!!撤退だ!! レンカ:でも・・・でも!!兄さんが!! ガイ:今の俺たちに勝ち目はない・・・!!装備と人員を整えて・・・うわっ!? イバラ:逃がさないよ~? シキョク:はぁ・・・・せっかく目覚めたんだ。もう少し付き合ってくれよ。お二人さんよ。 レンカ:ひっ!? ガイ:な、何なんだよ!? イバラ:さぁ一緒に・・・・ シキョク:楽しもうじゃねぇか! レンカ:いやぁぁぁぁぁ!!!(ガイと同時) ガイ:うわぁぁぁぁぁぁl!!(レンカと同時) 0:―数時間後― イバラ:全くシキョクは酷いね~!!もう左脚しか残ってないじゃないか♪ シキョク:そういうてめぇは首だけ残してるじゃねぇか。男の首なんて残して何の意味があんだよ。 イバラ:見てみてよ~!!この絶望した表情~!!凄くそそるじゃないか~!!! シキョク:見せなくていい。絶望した顔見るなら女の方がいいじゃねぇか。 イバラ:残してるの左脚だよ~? シキョク:うるせぇ黙ってろ。 イバラ:相変わらず女の子の脚が好きなんだから~!この脚フェ・・・おっと!? シキョク:次言ったらその首切るからな。 イバラ:全く野蛮なのは何百年経っても変わらないねぇ~ シキョク:お互い様だよ馬鹿が。 イバラ:次はどんな冒険者の絶望の顔が見れるかな~? シキョク:さぁな。まぁもっと骨のあるやつが来てくれれば目覚め甲斐があるがな。 イバラ:アハハハハ!!楽しみ~!!!