台本概要
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タイトル | 三姉妹の日常 |
---|---|
作者名 | むち (@muchi_milk_game) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 3人用台本(女3) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
時間はまだはかっていませんが 恐らく10〜15分程度かと思います。 ※一人称、語尾などの言い回しの 変更は可能です。 演者様の性別は問いませんが キャラとしては三姉妹として 演じて下さると嬉しいです。 (一応当て書きシナリオです) 101 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
長女 | 女 | 18 | 3姉妹の長女(はーちゃん) 年齢は成人済。 一番セリフ数は少なめなので サシ劇にしても演者様が 兼役可能ならそれでも大丈夫です。家族思いで優しい。 |
次女 | 女 | 34 | 3姉妹の次女(むーちゃん) うーちゃんの1つ年上。元気。 |
末っ子 | 女 | 35 | 3姉妹の末っ子(うーちゃん) 高校卒業して春から社会人になりたて。甘え上手で可愛い。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
三姉妹の日常
3姉妹の長女(はーちゃん)
年齢は成人済。
一番セリフ数は少なめなので
サシ劇にしても演者様が
兼役可能ならそれでも大丈夫です。
3姉妹の次女(むーちゃん)
うーちゃんの1つ年上。
3姉妹の末っ子(うーちゃん)
高校卒業して春から社会人になりたて。
0:スタート
末っ子:ねぇ〜お姉ちゃんはどこ行ったの〜?
次女:えぇ?!あんたがオムライス食べたい〜って
次女:最近ずっと駄々こねてたから
次女:はーちゃんが卵とか材料
次女:わざわざ買いに行ってくれてるんじゃん!
末っ子:だってオムライス好きなんだもん。
末っ子:ってゆーか駄々こねるとか
末っ子:子ども扱いしないでよぉ〜
次女:はいはい。だってわたしよりは子どもじゃん
末っ子:子どもじゃないもん!
末っ子:もうすぐ18歳になるから
末っ子:成人だもーん!
次女:あ、そっかぁ。法律変わって
次女:ハタチじゃなくて18歳から
次女:もう成人なんだっけ?
末っ子:そぉーだよーん
次女:まぁ成人っていっても中身が
次女:こーんなに可愛かったら・・ねぇ?
0:次女が末っ子の頭を撫でる
次女:よーしよしよーし
末っ子:えっ、ちょ、もう、むーちゃんっ
末っ子:やめてよね・・
次女:ん?やめてもいーの?
次女:なでなでなでなで〜!
末っ子:あっ、うぅ。でも・・
末っ子:嫌ではないけどねっ
次女:ふふ。かわいーやつめ!うりうりぃ〜!
末っ子:ちょ、むーちゃん!くすぐったいよぉ〜!
0:2人がジャレてると長女が帰宅する
長女:ふぅ〜ただいまぁ〜
次女:(同時に)お姉ちゃん!
末っ子:(同時に)お姉ちゃんだぁ!
長女:ちょっとちょっと〜
長女:2人とも〜!なにぃ?!
長女:家の中ドタバタと走ってぇ!
長女:うるさいよぉ〜!
次女:だってお姉ちゃんが帰ってきたのが嬉しくて!
末っ子:ねぇー!わたしたち
末っ子:お姉ちゃん大好きっ子だもんねぇ〜!
長女:(笑う)もぉ〜ふたりともいつまで経っても
長女:シスコンなんだからぁ〜!
次女:(モノローグ)
次女:わたしたち3姉妹は
次女:数年前に両親を事故で亡くし、
次女:一番年上のお姉ちゃん、はーちゃんが
次女:一生懸命働いて、亡くなった両親の代わりに
次女:わたしと末っ子のうーちゃんを育ててくれた。
間:少しの間
末っ子:(モノローグ)
末っ子:長女のはーちゃんは
末っ子:今年、わたしが高校を卒業するまで
末っ子:ほとんど休みもとらずにずっと働いていた。
末っ子:疲れた顔は私たちには見せずに
末っ子:いつも笑顔で本当に優しいはーちゃん。
末っ子:そんなはーちゃんが私たちは大好きです。
間:少しの間
長女:(モノローグ)
長女:両親の代わりになれてるかはわからないが
長女:この数年、わたしなりに
長女:ふたりの妹を育ててきたけど
長女:末っ子のうーちゃんももう18歳。
長女:こうやって少しずつ大人になっていくんだね。
長女:自分の手から離れてくのはちょっぴり寂しい。
長女:・・なんて。この子たちと暮らしていると
長女:なんだか、ほんとに親になった気分だなぁ。
間:少しの間
末っ子:数日後。
次女:ねぇ〜!ねぇねぇねぇ!!
末っ子:ん?なぁに?
末っ子:むーちゃんはいつも元気だねぇ
次女:ねぇ!なんかね!最近ね!
末っ子:うん?
次女:はーちゃんが前よりかは
次女:お仕事お休みの日少し増えしてくれたでしょ?
次女:うーちゃんが高校卒業して
次女:春から美容室に就職決まってさ
次女:働きながら通信で免許取るって決めて
次女:「お願いだからはーちゃんもっと休み取って」
次女:ってふたりでお願いしてからさ?
末っ子:あ!うん!そーだね!
末っ子:「そろそろはーちゃん
末っ子:ちゃんと休み取ってよー!
末っ子:はーちゃんが倒れたら嫌だぁ!」って
末っ子:泣きながらふたりで説得したもんね!
次女:必死にね(笑)
次女:それでさ、休みの日になると
次女:たまに買い物行ってくる〜って言って
次女:夕方まで帰って来ないことが増えたと思わない?!
末っ子:え?そう言われてみれば・・そうかも!
次女:それってさ・・
末っ子:・・え?!もしかして?!
末っ子:彼氏がいるってこと?!
次女:わたしはそうだと思うんだぁ〜!
末っ子:・・やだ
次女:へ?!
末っ子:そんなのやだぁ!
末っ子:はーちゃんがどっかにいっちゃうのやだよぉ!
次女:そ、そんな泣きそうな顔しないでよ!
次女:まだ確信得たわけじゃないんだしさ・・
次女:わたしが勝手にそう思ったってだけの話だよ!
末っ子:・・わたし、今日はーちゃんが帰った来たら本人に聞く!
次女:え?!聞いてどーすんのよ!
末っ子:そんなの分かんないよ。
末っ子:でもはーちゃんに大切な人が出来たなら
末っ子:応援したいし、わたしたちも
末っ子:もっと家のこととか手伝って
末っ子:はーちゃんにもっと自由な時間あげたいよ。
次女:・・うーちゃん。
次女:なんかうーちゃん最近大人になったね?
末っ子:えっ?!そ、そうかなぁ(照れる)
末っ子:一応これでも春から社会になりましたから!
末っ子:わたしも成長しているのですよ!えっへん!
次女:あ、やっぱあんまり変わってないやぁ(棒読み)
末っ子:むぅ!なんだと?!むーちゃんめ!
末っ子:おりゃーーーっ(じゃれる)
次女:あぁっもうやめてよぉ〜ほら〜
次女:そーゆーとこがぜんっぜん成長してないぃ〜!!!
末っ子:その日の夜
長女:ただいまぁ!
次女:(同時に)おかえりぃ!
末っ子:(同時に)おかえりぃ!
長女:お腹空いたでしょ?すぐ作るね!
次女:んーん。お姉ちゃん、ご飯は今日
次女:わたしとうーちゃんが仕事休みだったし
次女:ふたりで作ったんだよ!
長女:え?!ありがとう〜!
長女:ふたりとも料理苦手だって言ってたのに
長女:すごいね!ありがとうね!嬉しい!
末っ子:そ!それでね!お姉ちゃん、
末っ子:ご飯食べる前にちょっとだけ、
末っ子:お話してもいいかな?
末っ子:聞きたいことがあって・・
長女:え?なになにぃ?
長女:ふたりともぉ!改まっちゃってぇ!
長女:(椅子に座る)・・ふぅ。
長女:で、ふたりして話って、なぁに?
長女:あ、まぁたわたしの体の心配してくれてるの?
長女:だったら大丈夫だよ。
長女:ふたりの協力のお陰で最近は
長女:のんびり過ごしながら仕事出来てるし・・
末っ子:(セリフ被せ気味で)お、お姉ちゃん!
末っ子:か、かか、かれ、かれし・・いるの?!
長女:・・え?
次女:えー!めちゃくちゃ急だし
次女:帰ってきたばっかなのに
次女:ストレートに聞きすぎでしょ!話ヘタか!
長女:(笑)ほんと、なぁに急に?
末っ子:い!いいから!隠さないで教えてよ!
末っ子:お姉ちゃん!
次女:・・・
長女:・・なんか心配かけちゃったかな?
長女:別に隠すつもりじゃなかったんだけど
長女:・・いるよ。
次女:(同時に)えっ!
末っ子:(同時に)えっ!
長女:そんなにびっくりする〜?
長女:わたしももう立派な大人なんだよ?
長女:恋愛の1つや2つしてるんだからねぇ
末っ子:そ、そうだよね。お姉ちゃん優しいし
次女:自分より家族優先しちゃうくらい家族想いだし
末っ子:家庭的でご飯も上手だし
次女:美人なのに笑うと子どもみたいで可愛いし
長女:ちょっとちょっと!
長女:そんなに褒めても何も出ないわよ?!
長女:そ、そんなに褒められたら恥ずかしいし・・
末っ子:お姉ちゃん・・答えてくれてありがとう。
末っ子:あのね、お姉ちゃんに大切な人が出来たら
末っ子:もっとその人と一緒に時間を使って欲しいの。
末っ子:私たちだってもう大人になったんだし
末っ子:家のことも今までは優しいお姉ちゃんに
末っ子:いっぱい甘えちゃってたけど
末っ子:最近は少しずつ出来ることも増えてきたし
末っ子:もう大丈夫なんだよ。
次女:うーちゃんの言う通りだよ!
次女:わたしもうーちゃんとは1つしか変わらないけど
次女:それでももう社会人なんだし
次女:今ね、実は休みの日でふたりが家に居ない時に
次女:こっそり料理の練習もしてるんだよ!
長女:・・あ!だからむーちゃんは
長女:最近ゴミ捨ても率先してやってくれてたの?!
長女:ゴミでバレないように?!
次女:えへへ。実はそうでしたぁ(笑)
長女:・・ねぇ、ふたりの気持ち
長女:とっても嬉しいよ。ありがとう。
末っ子:ね!お姉ちゃん!だからさ!
末っ子:これからはもっとわたしたちにも
末っ子:家のこと任せてよ!
末っ子:ほんと!わたしってば
末っ子:意外と頼りになるんだから!
次女:自分でそれ言っちゃうんだ(笑)
長女:あはは。ありがとうね。本当に。
長女:その気持ちにこれからは
長女:甘えさせてもらおうかな?
末っ子:ほんと?!嬉しい!
次女:お姉ちゃん、今までいっぱいありがとう!
次女:でも、まだまだこれからもよろしくね?
長女:当たり前でしょ!
長女:わたしたちは何があっても、
長女:いくつになっても三姉妹なんだから!
末っ子:お姉ちゃん・・
長女:さぁ!
長女:ふたりがせっかく作ってくれたご飯!
長女:三人で食べよ食べよ〜!
次女:(同時に)うん!
末っ子:(同時に)うん!
0:続く、かも?
三姉妹の日常
3姉妹の長女(はーちゃん)
年齢は成人済。
一番セリフ数は少なめなので
サシ劇にしても演者様が
兼役可能ならそれでも大丈夫です。
3姉妹の次女(むーちゃん)
うーちゃんの1つ年上。
3姉妹の末っ子(うーちゃん)
高校卒業して春から社会人になりたて。
0:スタート
末っ子:ねぇ〜お姉ちゃんはどこ行ったの〜?
次女:えぇ?!あんたがオムライス食べたい〜って
次女:最近ずっと駄々こねてたから
次女:はーちゃんが卵とか材料
次女:わざわざ買いに行ってくれてるんじゃん!
末っ子:だってオムライス好きなんだもん。
末っ子:ってゆーか駄々こねるとか
末っ子:子ども扱いしないでよぉ〜
次女:はいはい。だってわたしよりは子どもじゃん
末っ子:子どもじゃないもん!
末っ子:もうすぐ18歳になるから
末っ子:成人だもーん!
次女:あ、そっかぁ。法律変わって
次女:ハタチじゃなくて18歳から
次女:もう成人なんだっけ?
末っ子:そぉーだよーん
次女:まぁ成人っていっても中身が
次女:こーんなに可愛かったら・・ねぇ?
0:次女が末っ子の頭を撫でる
次女:よーしよしよーし
末っ子:えっ、ちょ、もう、むーちゃんっ
末っ子:やめてよね・・
次女:ん?やめてもいーの?
次女:なでなでなでなで〜!
末っ子:あっ、うぅ。でも・・
末っ子:嫌ではないけどねっ
次女:ふふ。かわいーやつめ!うりうりぃ〜!
末っ子:ちょ、むーちゃん!くすぐったいよぉ〜!
0:2人がジャレてると長女が帰宅する
長女:ふぅ〜ただいまぁ〜
次女:(同時に)お姉ちゃん!
末っ子:(同時に)お姉ちゃんだぁ!
長女:ちょっとちょっと〜
長女:2人とも〜!なにぃ?!
長女:家の中ドタバタと走ってぇ!
長女:うるさいよぉ〜!
次女:だってお姉ちゃんが帰ってきたのが嬉しくて!
末っ子:ねぇー!わたしたち
末っ子:お姉ちゃん大好きっ子だもんねぇ〜!
長女:(笑う)もぉ〜ふたりともいつまで経っても
長女:シスコンなんだからぁ〜!
次女:(モノローグ)
次女:わたしたち3姉妹は
次女:数年前に両親を事故で亡くし、
次女:一番年上のお姉ちゃん、はーちゃんが
次女:一生懸命働いて、亡くなった両親の代わりに
次女:わたしと末っ子のうーちゃんを育ててくれた。
間:少しの間
末っ子:(モノローグ)
末っ子:長女のはーちゃんは
末っ子:今年、わたしが高校を卒業するまで
末っ子:ほとんど休みもとらずにずっと働いていた。
末っ子:疲れた顔は私たちには見せずに
末っ子:いつも笑顔で本当に優しいはーちゃん。
末っ子:そんなはーちゃんが私たちは大好きです。
間:少しの間
長女:(モノローグ)
長女:両親の代わりになれてるかはわからないが
長女:この数年、わたしなりに
長女:ふたりの妹を育ててきたけど
長女:末っ子のうーちゃんももう18歳。
長女:こうやって少しずつ大人になっていくんだね。
長女:自分の手から離れてくのはちょっぴり寂しい。
長女:・・なんて。この子たちと暮らしていると
長女:なんだか、ほんとに親になった気分だなぁ。
間:少しの間
末っ子:数日後。
次女:ねぇ〜!ねぇねぇねぇ!!
末っ子:ん?なぁに?
末っ子:むーちゃんはいつも元気だねぇ
次女:ねぇ!なんかね!最近ね!
末っ子:うん?
次女:はーちゃんが前よりかは
次女:お仕事お休みの日少し増えしてくれたでしょ?
次女:うーちゃんが高校卒業して
次女:春から美容室に就職決まってさ
次女:働きながら通信で免許取るって決めて
次女:「お願いだからはーちゃんもっと休み取って」
次女:ってふたりでお願いしてからさ?
末っ子:あ!うん!そーだね!
末っ子:「そろそろはーちゃん
末っ子:ちゃんと休み取ってよー!
末っ子:はーちゃんが倒れたら嫌だぁ!」って
末っ子:泣きながらふたりで説得したもんね!
次女:必死にね(笑)
次女:それでさ、休みの日になると
次女:たまに買い物行ってくる〜って言って
次女:夕方まで帰って来ないことが増えたと思わない?!
末っ子:え?そう言われてみれば・・そうかも!
次女:それってさ・・
末っ子:・・え?!もしかして?!
末っ子:彼氏がいるってこと?!
次女:わたしはそうだと思うんだぁ〜!
末っ子:・・やだ
次女:へ?!
末っ子:そんなのやだぁ!
末っ子:はーちゃんがどっかにいっちゃうのやだよぉ!
次女:そ、そんな泣きそうな顔しないでよ!
次女:まだ確信得たわけじゃないんだしさ・・
次女:わたしが勝手にそう思ったってだけの話だよ!
末っ子:・・わたし、今日はーちゃんが帰った来たら本人に聞く!
次女:え?!聞いてどーすんのよ!
末っ子:そんなの分かんないよ。
末っ子:でもはーちゃんに大切な人が出来たなら
末っ子:応援したいし、わたしたちも
末っ子:もっと家のこととか手伝って
末っ子:はーちゃんにもっと自由な時間あげたいよ。
次女:・・うーちゃん。
次女:なんかうーちゃん最近大人になったね?
末っ子:えっ?!そ、そうかなぁ(照れる)
末っ子:一応これでも春から社会になりましたから!
末っ子:わたしも成長しているのですよ!えっへん!
次女:あ、やっぱあんまり変わってないやぁ(棒読み)
末っ子:むぅ!なんだと?!むーちゃんめ!
末っ子:おりゃーーーっ(じゃれる)
次女:あぁっもうやめてよぉ〜ほら〜
次女:そーゆーとこがぜんっぜん成長してないぃ〜!!!
末っ子:その日の夜
長女:ただいまぁ!
次女:(同時に)おかえりぃ!
末っ子:(同時に)おかえりぃ!
長女:お腹空いたでしょ?すぐ作るね!
次女:んーん。お姉ちゃん、ご飯は今日
次女:わたしとうーちゃんが仕事休みだったし
次女:ふたりで作ったんだよ!
長女:え?!ありがとう〜!
長女:ふたりとも料理苦手だって言ってたのに
長女:すごいね!ありがとうね!嬉しい!
末っ子:そ!それでね!お姉ちゃん、
末っ子:ご飯食べる前にちょっとだけ、
末っ子:お話してもいいかな?
末っ子:聞きたいことがあって・・
長女:え?なになにぃ?
長女:ふたりともぉ!改まっちゃってぇ!
長女:(椅子に座る)・・ふぅ。
長女:で、ふたりして話って、なぁに?
長女:あ、まぁたわたしの体の心配してくれてるの?
長女:だったら大丈夫だよ。
長女:ふたりの協力のお陰で最近は
長女:のんびり過ごしながら仕事出来てるし・・
末っ子:(セリフ被せ気味で)お、お姉ちゃん!
末っ子:か、かか、かれ、かれし・・いるの?!
長女:・・え?
次女:えー!めちゃくちゃ急だし
次女:帰ってきたばっかなのに
次女:ストレートに聞きすぎでしょ!話ヘタか!
長女:(笑)ほんと、なぁに急に?
末っ子:い!いいから!隠さないで教えてよ!
末っ子:お姉ちゃん!
次女:・・・
長女:・・なんか心配かけちゃったかな?
長女:別に隠すつもりじゃなかったんだけど
長女:・・いるよ。
次女:(同時に)えっ!
末っ子:(同時に)えっ!
長女:そんなにびっくりする〜?
長女:わたしももう立派な大人なんだよ?
長女:恋愛の1つや2つしてるんだからねぇ
末っ子:そ、そうだよね。お姉ちゃん優しいし
次女:自分より家族優先しちゃうくらい家族想いだし
末っ子:家庭的でご飯も上手だし
次女:美人なのに笑うと子どもみたいで可愛いし
長女:ちょっとちょっと!
長女:そんなに褒めても何も出ないわよ?!
長女:そ、そんなに褒められたら恥ずかしいし・・
末っ子:お姉ちゃん・・答えてくれてありがとう。
末っ子:あのね、お姉ちゃんに大切な人が出来たら
末っ子:もっとその人と一緒に時間を使って欲しいの。
末っ子:私たちだってもう大人になったんだし
末っ子:家のことも今までは優しいお姉ちゃんに
末っ子:いっぱい甘えちゃってたけど
末っ子:最近は少しずつ出来ることも増えてきたし
末っ子:もう大丈夫なんだよ。
次女:うーちゃんの言う通りだよ!
次女:わたしもうーちゃんとは1つしか変わらないけど
次女:それでももう社会人なんだし
次女:今ね、実は休みの日でふたりが家に居ない時に
次女:こっそり料理の練習もしてるんだよ!
長女:・・あ!だからむーちゃんは
長女:最近ゴミ捨ても率先してやってくれてたの?!
長女:ゴミでバレないように?!
次女:えへへ。実はそうでしたぁ(笑)
長女:・・ねぇ、ふたりの気持ち
長女:とっても嬉しいよ。ありがとう。
末っ子:ね!お姉ちゃん!だからさ!
末っ子:これからはもっとわたしたちにも
末っ子:家のこと任せてよ!
末っ子:ほんと!わたしってば
末っ子:意外と頼りになるんだから!
次女:自分でそれ言っちゃうんだ(笑)
長女:あはは。ありがとうね。本当に。
長女:その気持ちにこれからは
長女:甘えさせてもらおうかな?
末っ子:ほんと?!嬉しい!
次女:お姉ちゃん、今までいっぱいありがとう!
次女:でも、まだまだこれからもよろしくね?
長女:当たり前でしょ!
長女:わたしたちは何があっても、
長女:いくつになっても三姉妹なんだから!
末っ子:お姉ちゃん・・
長女:さぁ!
長女:ふたりがせっかく作ってくれたご飯!
長女:三人で食べよ食べよ〜!
次女:(同時に)うん!
末っ子:(同時に)うん!
0:続く、かも?