台本概要

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タイトル メモリーズ 独立機動歩兵07小隊(ト書き読み)
作者名 ヒロタカノ  (@hiro_takano)
ジャンル ラブストーリー
演者人数 3人用台本(男1、女1、不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 ト書きはナレーションで一役追加

どこかなにかで使っていただけたら幸いです。
「使ったよ」とでもコメントいただけたらありがたいです。
いつかどこかで誰かのお役に立ちますように。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
アル 17 明日香の乗る機動歩兵の専用AI。実験機。
明日香 15 独立機動歩兵部隊の部隊長
ト書き 不問 6 ナレーション
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
:○要塞内部(夜)  無数の大型ロボットの残骸が散乱し、腕や脚や首が転がる。その中央に銀色の機体が一機、膝をついている。正面には大きな動力炉があり、機動音がする。  :○アルのコクピット内(夜) ト書き:座席シートを囲むように数台のモニターがある。 ト書き:右側面にはロケットがかかっており、振り子のように揺れている。 ト書き:シートには明日香が気を失って座っている。 ト書き:正面モニターには『警告』の赤い文字が点滅しており、 ト書き:そのモニターからアルが明日香に呼びかけている。 アル:「マスター。マスター。ご無事ですか。」 明日香:「…う。なんとか…終わったかしら。アル、状況は?」 アル:「検索……完了。周辺に機影及び生態反応無し。敵勢力の殲滅を確認」 明日香:「OK、機体の被害は?」 アル:「躯体損傷率85%、ガトリング及びバルカンの残段数ゼロ。自立歩行のみ可能。大破した右腕が歩行の邪魔です、パージします」  :○要塞内部(夜) ト書き:銀色の機体から右腕が落ちる。  :○アルのコクピット内(夜) 明日香:「…見事にズタボロね。」 アル:「いつものことです。」 明日香:「でも、アルじゃなければきっとここまでたどり着けなかった、ありがとう」 アル:「光栄です」 明日香:「いつでも、あなたは私を護ってくれる」 アル:「マスター、最後のミッションが残っています」 明日香:「…わかってるわ。」 アル:「アルベルトの仇を。ご命令ください」 明日香、飾ってあるロケットを見て 明日香:「…まさか、戦場で恋人を二度も見捨てることになるとはね」 アル:「作戦です」 明日香:「…わかってるわ」 アル:「承認と理解。警告、コマンド入力後はコクピットから降り速やかに退避してください。自爆による爆発の規模は動力炉の誘爆を計算にいれると建造物全体が損害範囲と予測。予測範囲は」 明日香:「わかってるわ!!」 ト書き:明日香、メインモニターを両手で叩く。  :○要塞内部(夜) ト書き:膝をついている銀色の機体。正面では動力炉の定期的な動作音がする。  :○アルのコクピット内(夜) ト書き:メインモニターにうつ伏せになって肩をふるわす明日香。 アル:「私は、最初からAIに恋人と同じ名前を付けることには反対でした」 明日香:「でなきゃ、あたしは生きられなかった。あんたといられたからよ」 アル:「光栄です。ですが、シーンに合わせて涙を流す機能がなく、申し訳なく思います。」 明日香:「機械のクセに気をまわしすぎよ」 アル:「そう育てたのはあなたです」 明日香:「…さようなら、アル。」 明日香、起き上がり、コクピット内のパネルの操作を始める。 アル:「マスター、私に提案があります」 明日香:「…聞くわ」 アル:「もしよろしければ、あなたのメモリーに私を記憶しておいていただけませんか」 明日香:「人間の記憶に上書きは出来ないわよ。あたしの中に『アル』というファイルが既にあって、生憎プロテクトがかかってるの」 アル:「でも、容量は無限でしょう?もうひとつ『アル』というファイルを作っていただけないでしょうか」 明日香、パネルを操作する手をとめて、 明日香:「まさか機械に口説かれるとはね。…愛してるわ、アル」 アル:「マスター。今のはどちら『アル』を指す発言でしょうか」 明日香、静かに目を閉じ、メインモニターに口付けをする アル:「…光栄です、明日香。生きてください」 ト書き:上部ハッチが開き、光が挿し込む

:○要塞内部(夜)  無数の大型ロボットの残骸が散乱し、腕や脚や首が転がる。その中央に銀色の機体が一機、膝をついている。正面には大きな動力炉があり、機動音がする。  :○アルのコクピット内(夜) ト書き:座席シートを囲むように数台のモニターがある。 ト書き:右側面にはロケットがかかっており、振り子のように揺れている。 ト書き:シートには明日香が気を失って座っている。 ト書き:正面モニターには『警告』の赤い文字が点滅しており、 ト書き:そのモニターからアルが明日香に呼びかけている。 アル:「マスター。マスター。ご無事ですか。」 明日香:「…う。なんとか…終わったかしら。アル、状況は?」 アル:「検索……完了。周辺に機影及び生態反応無し。敵勢力の殲滅を確認」 明日香:「OK、機体の被害は?」 アル:「躯体損傷率85%、ガトリング及びバルカンの残段数ゼロ。自立歩行のみ可能。大破した右腕が歩行の邪魔です、パージします」  :○要塞内部(夜) ト書き:銀色の機体から右腕が落ちる。  :○アルのコクピット内(夜) 明日香:「…見事にズタボロね。」 アル:「いつものことです。」 明日香:「でも、アルじゃなければきっとここまでたどり着けなかった、ありがとう」 アル:「光栄です」 明日香:「いつでも、あなたは私を護ってくれる」 アル:「マスター、最後のミッションが残っています」 明日香:「…わかってるわ。」 アル:「アルベルトの仇を。ご命令ください」 明日香、飾ってあるロケットを見て 明日香:「…まさか、戦場で恋人を二度も見捨てることになるとはね」 アル:「作戦です」 明日香:「…わかってるわ」 アル:「承認と理解。警告、コマンド入力後はコクピットから降り速やかに退避してください。自爆による爆発の規模は動力炉の誘爆を計算にいれると建造物全体が損害範囲と予測。予測範囲は」 明日香:「わかってるわ!!」 ト書き:明日香、メインモニターを両手で叩く。  :○要塞内部(夜) ト書き:膝をついている銀色の機体。正面では動力炉の定期的な動作音がする。  :○アルのコクピット内(夜) ト書き:メインモニターにうつ伏せになって肩をふるわす明日香。 アル:「私は、最初からAIに恋人と同じ名前を付けることには反対でした」 明日香:「でなきゃ、あたしは生きられなかった。あんたといられたからよ」 アル:「光栄です。ですが、シーンに合わせて涙を流す機能がなく、申し訳なく思います。」 明日香:「機械のクセに気をまわしすぎよ」 アル:「そう育てたのはあなたです」 明日香:「…さようなら、アル。」 明日香、起き上がり、コクピット内のパネルの操作を始める。 アル:「マスター、私に提案があります」 明日香:「…聞くわ」 アル:「もしよろしければ、あなたのメモリーに私を記憶しておいていただけませんか」 明日香:「人間の記憶に上書きは出来ないわよ。あたしの中に『アル』というファイルが既にあって、生憎プロテクトがかかってるの」 アル:「でも、容量は無限でしょう?もうひとつ『アル』というファイルを作っていただけないでしょうか」 明日香、パネルを操作する手をとめて、 明日香:「まさか機械に口説かれるとはね。…愛してるわ、アル」 アル:「マスター。今のはどちら『アル』を指す発言でしょうか」 明日香、静かに目を閉じ、メインモニターに口付けをする アル:「…光栄です、明日香。生きてください」 ト書き:上部ハッチが開き、光が挿し込む