台本概要
279 views
タイトル | イケメンお局『香野亮次郎』がゆく! |
---|---|
作者名 | しーたけ (@shiitake8888888) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 3人用台本(男1、女2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
【上演許可】無料配信での利用(投げ銭は有料に含みません)に関しては連絡なしで使って頂いて構いません。 よければDMなどでお知らせ頂くと作者の励みになります。 【アドリブ】過度なアドリブ、改変はNGです。語尾などを少し変える等は各自の判断にお任せします。 【性別変更】作中のキャラの性別は変更×。演者様が異なる性別を演じて頂いてもかまいません。 【上演時間】約12分 【男女比】♂1:♀2 【簡単な内容紹介】 オフィス街の昼休憩の女子の会話に突然入ってくるイケメンお局……つまりオネェ!! 毒舌オネェと後輩女子のトークは今日もカオス!! 279 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
亮次郎 |
男 ![]() |
42 | とある会社でバリバリ働くお局オネェ。毒舌だけどイケメン |
佐藤 |
女 ![]() |
29 | とある会社で働くOL。なんでもそつなくこなせるバランス型 |
山本 |
女 ![]() |
32 | とある会社で働くOL。仕事はできるがストレスで食べ過ぎる事が最近の悩み |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
佐藤:ねぇ、さっきのカフェの店員さんタイプだったんでしょ?
山本:どうしてわかったの?!
佐藤:バレバレ、あんたいつもパスタはチョー大盛りで頼むのに『少なめって出来ますか?』とか言うから私、吹いちゃう所だったよ
山本:だってあのお顔様に向かって『大盛りって何g増えるんですか?』なんて聞けないじゃない?
佐藤:あんたね~wwあんたのその可愛い子キャラ作り、ホントたまに怖いよ?
山本:え?そうなの?
佐藤:そうよww
佐藤:それよりあんた、あれだけじゃお腹足りて無いんじゃない?
山本:そうなのよ。ねぇ、お昼もう一軒行かない?ラーメン……いや、待って!考えてみたらラーメン屋は店員がイケメンな事があるわイケメンを前に大盛り増し増しラーメンを食べる訳にはいかない!!……そう、うどん屋!うどん屋で良いから!
佐藤:行かないわよ、私お腹いっぱいだし。それに休憩もうすぐ終わっちゃうもん
山本:大丈夫よー『課長にコピー頼まれてました~』とか適当な事言っておけばバレないって
亮次郎:(遮るように)待ちなさい!
山本:え……?亮次郎先輩?!
亮次郎:ちょっと!いつも言ってるじゃない!私の事は『おりょうさん』か『りょうちゃん先輩』って呼びなさいって!!
山本:あ、すみません。おりょうさん
亮次郎:よろしい
佐藤:どうかされたんですか?りょうちゃん先輩
亮次郎:山本、さん?
山本:は、はい!
亮次郎:貴女先程うどん屋さんがどうこう…みたいな話してた?
山本:は、はい
亮次郎:謝りなさい!
山本:え、でもー
亮次郎:謝りなさい!!
佐藤:先輩、まあまあ、まだ実際にサボって食べに行った訳じゃ無いんですし、こんな所で謝るとかまでは…
亮次郎:はあ?佐藤ちゃん、貴女何言ってんの?
佐藤:え?
亮次郎:私が謝りなさいって言ったのは『カフェやラーメン屋の店員はイケメン!だけど、うどん屋のご主人相手なら顔とか期待してない』みたいな態度をこの山本がとっている事よ!!
佐藤:えーー?そこ?!
亮次郎:毎日毎日、朝から一生懸命うどんを打って、出汁をとり、みんなの胃袋を満たそうと汗水垂らして頑張ってくれているうどん屋のご主人の事を、少し若いってだけで男どもに優しくされちゃったりして、いい気になってる、好き放題ポッチャリワガママボディの小娘ごときが、何をうどん屋のご主人の事を下に見ているのかって話よ
山本:ポ、ポッチャリワガママ…
亮次郎:お腹が足りないとか言ってどうせ天ぷらうどんの大盛りにミニカレー丼とかプラスする気だったんでしょ!?
山本:え?おりょうさん!どうして、どうしてそんな事分かるんですか?
佐藤:本気でそんなに食べる気だったの?私達今さっきパスタランチセット食べて来たよね?
山本:んー、食べたか食べて無いかで言うなら食べて無いに近い!量的に!
佐藤:食べたのよ!パスタこそいつものアンタの大盛りの半分の量だったとしても、サラダにパン、スープにミニデザートまでしっかりアンタの胃に収まってるの!
亮次郎:貴女、今のギリギリポッチャリ超えてしまったら離れちゃうわよ~?男達が、一斉に!
山本:だ、大丈夫…
亮次郎:現実を見なさい!最近体重計に乗ってる?
山本:そ、それは…
亮次郎:自分でもヤバイと思いつつ、現実を直視したく無くて避けているんじゃないの?
山本:う、…
亮次郎:佐藤ちゃん!
佐藤:は、はい!
亮次郎:スマホ出して今の山本の体型をカメラで撮って、半年前の写真と比べて見せてあげなさい!
佐藤:そ、それは…
亮次郎:このままこの現実を見せないのは山本の為にも、貴女の為にもならないのよ?
佐藤:え?私の為?
亮次郎:せっかく出来た同期の女友達なんでしょ?その大切な友達が男から疎まれ始めた時、貴女は男達からの誘いと山本との友情そのどちらかを選ばなくてはいけなくなる…
佐藤:え?それは一体……?
亮次郎:男達は言うわよー、裏で『今度の飲み会さー、佐藤さん呼ぶ?あーー、そうだよね、佐藤さん呼ぶとアレがついて来ちゃうもんね〜、え?分かんない?アレだよアレ、元ポッチャリの!そうそう、だから今回は佐藤さんも呼ぶの止めとこうぜ』
山本:え?それって……
佐藤:エグっ!
亮次郎:世の中って厳しいの!
佐藤:え?そんなにー?
亮次郎:そうよ!
山本:う、うー……
亮次郎:そんなの悲しいじゃない。いい男との出会いも、女同士の友情も貴女失いたく無いでしょう?
佐藤:……わかりました
山本:え?
佐藤:こっち向きな山本!ちゃんとこっち見て!OK!……見なさい!これが今のアンタの姿よ!!
山本:はぁ?!※△×#○!
亮次郎:わかった?これが今の貴女の姿よ!
山本:ほ、本当にこれが、私??違う、こ、これは……そう!加工とか……
佐藤:してないわよ!
亮次郎:まだ分かってないようね?このままだと貴女、孤独死しかねないわよ?
山本:え?!孤独死??
亮次郎:ポッチャリ超えたら成人病リスクも上がるわ……貴女、もし急病になって苦しんで自分じゃ救急車も呼べなくなった時、誰か異変に気付いてくれる人一緒に住んでる?
山本:え……い、いや、1人暮らしです
亮次郎:でしょうね!!
佐藤:スゴい自信満々に言ったww
亮次郎:ほら、これでわかった?貴女がこれから何をするべきか?
山本:……は、はい。ダイエットを、これから……
亮次郎:ダイエット?!それより先にうどん屋のご主人に謝りに行かなきゃダメでしょう!『私ごときがご主人の見た目を一般より下!みたいな見方をしてしまい本当に申し訳ございませんでした!!』って
佐藤:いや、ご主人困惑しちゃうから、なんならいきなり見た目良くないって貶められちゃう訳だし、それなら行かない方が…
亮次郎:あー、それはそうかもw
佐藤:そうですよー、りょうちゃん先輩
亮次郎:私ったら、おほほほほ
山本:あははは
佐藤:あ、大変!休憩終わっちゃう
亮次郎:ちょっと待ちなさい!!
山本:え?早く戻らないとお昼の休憩……
亮次郎:私、お昼ちょっとだけ少なくてまだお腹空いているの、貴女達の行って来たイケメンの居るカフェってどこなのかしら?案内して!
佐藤:いや、でも時間が…
亮次郎:そんなの『課長に頼まれたコピーしてたら紙が詰まっちゃって』とか言えば良いのよ!
山本:で、でも私これ以上食べると孤独死……
亮次郎:貴女が食べなきゃ良いんでしょ?
佐藤:りょうちゃん先輩、明日、明日案内しますよ……
亮次郎:馬鹿おっしゃい!
佐藤:へ?
亮次郎:私は単にカフェでランチがしたいんじゃないの!
山本:えーっとどう言う事?
亮次郎:イケメンが居なきゃ意味無いでしょ?
佐藤:あ……
亮次郎:イケメン店員さんのシフト分からないでしょー?もしかしたら今日で最後の出勤かもしれない!!
山本:そんな事滅多にないですよねー?
亮次郎:ないって言い切れるの?
山本:い、いや、それは……
亮次郎:据え膳食わぬはおねぇの恥、今日のイケメンは今日の内に!
佐藤:怖っ!今オスの顔してた!
山本:おりょうさん肉食系!!
亮次郎:私が未来のダーリン候補に会えなかったらどうしてくれる気よ?
山本:いや、それは……
亮次郎:コーヒーか紅茶、これならカロリーも気にならない。私が奢ってあげるわ〜!さぁ、行くわよーー!!
佐藤:ねぇ、さっきのカフェの店員さんタイプだったんでしょ?
山本:どうしてわかったの?!
佐藤:バレバレ、あんたいつもパスタはチョー大盛りで頼むのに『少なめって出来ますか?』とか言うから私、吹いちゃう所だったよ
山本:だってあのお顔様に向かって『大盛りって何g増えるんですか?』なんて聞けないじゃない?
佐藤:あんたね~wwあんたのその可愛い子キャラ作り、ホントたまに怖いよ?
山本:え?そうなの?
佐藤:そうよww
佐藤:それよりあんた、あれだけじゃお腹足りて無いんじゃない?
山本:そうなのよ。ねぇ、お昼もう一軒行かない?ラーメン……いや、待って!考えてみたらラーメン屋は店員がイケメンな事があるわイケメンを前に大盛り増し増しラーメンを食べる訳にはいかない!!……そう、うどん屋!うどん屋で良いから!
佐藤:行かないわよ、私お腹いっぱいだし。それに休憩もうすぐ終わっちゃうもん
山本:大丈夫よー『課長にコピー頼まれてました~』とか適当な事言っておけばバレないって
亮次郎:(遮るように)待ちなさい!
山本:え……?亮次郎先輩?!
亮次郎:ちょっと!いつも言ってるじゃない!私の事は『おりょうさん』か『りょうちゃん先輩』って呼びなさいって!!
山本:あ、すみません。おりょうさん
亮次郎:よろしい
佐藤:どうかされたんですか?りょうちゃん先輩
亮次郎:山本、さん?
山本:は、はい!
亮次郎:貴女先程うどん屋さんがどうこう…みたいな話してた?
山本:は、はい
亮次郎:謝りなさい!
山本:え、でもー
亮次郎:謝りなさい!!
佐藤:先輩、まあまあ、まだ実際にサボって食べに行った訳じゃ無いんですし、こんな所で謝るとかまでは…
亮次郎:はあ?佐藤ちゃん、貴女何言ってんの?
佐藤:え?
亮次郎:私が謝りなさいって言ったのは『カフェやラーメン屋の店員はイケメン!だけど、うどん屋のご主人相手なら顔とか期待してない』みたいな態度をこの山本がとっている事よ!!
佐藤:えーー?そこ?!
亮次郎:毎日毎日、朝から一生懸命うどんを打って、出汁をとり、みんなの胃袋を満たそうと汗水垂らして頑張ってくれているうどん屋のご主人の事を、少し若いってだけで男どもに優しくされちゃったりして、いい気になってる、好き放題ポッチャリワガママボディの小娘ごときが、何をうどん屋のご主人の事を下に見ているのかって話よ
山本:ポ、ポッチャリワガママ…
亮次郎:お腹が足りないとか言ってどうせ天ぷらうどんの大盛りにミニカレー丼とかプラスする気だったんでしょ!?
山本:え?おりょうさん!どうして、どうしてそんな事分かるんですか?
佐藤:本気でそんなに食べる気だったの?私達今さっきパスタランチセット食べて来たよね?
山本:んー、食べたか食べて無いかで言うなら食べて無いに近い!量的に!
佐藤:食べたのよ!パスタこそいつものアンタの大盛りの半分の量だったとしても、サラダにパン、スープにミニデザートまでしっかりアンタの胃に収まってるの!
亮次郎:貴女、今のギリギリポッチャリ超えてしまったら離れちゃうわよ~?男達が、一斉に!
山本:だ、大丈夫…
亮次郎:現実を見なさい!最近体重計に乗ってる?
山本:そ、それは…
亮次郎:自分でもヤバイと思いつつ、現実を直視したく無くて避けているんじゃないの?
山本:う、…
亮次郎:佐藤ちゃん!
佐藤:は、はい!
亮次郎:スマホ出して今の山本の体型をカメラで撮って、半年前の写真と比べて見せてあげなさい!
佐藤:そ、それは…
亮次郎:このままこの現実を見せないのは山本の為にも、貴女の為にもならないのよ?
佐藤:え?私の為?
亮次郎:せっかく出来た同期の女友達なんでしょ?その大切な友達が男から疎まれ始めた時、貴女は男達からの誘いと山本との友情そのどちらかを選ばなくてはいけなくなる…
佐藤:え?それは一体……?
亮次郎:男達は言うわよー、裏で『今度の飲み会さー、佐藤さん呼ぶ?あーー、そうだよね、佐藤さん呼ぶとアレがついて来ちゃうもんね〜、え?分かんない?アレだよアレ、元ポッチャリの!そうそう、だから今回は佐藤さんも呼ぶの止めとこうぜ』
山本:え?それって……
佐藤:エグっ!
亮次郎:世の中って厳しいの!
佐藤:え?そんなにー?
亮次郎:そうよ!
山本:う、うー……
亮次郎:そんなの悲しいじゃない。いい男との出会いも、女同士の友情も貴女失いたく無いでしょう?
佐藤:……わかりました
山本:え?
佐藤:こっち向きな山本!ちゃんとこっち見て!OK!……見なさい!これが今のアンタの姿よ!!
山本:はぁ?!※△×#○!
亮次郎:わかった?これが今の貴女の姿よ!
山本:ほ、本当にこれが、私??違う、こ、これは……そう!加工とか……
佐藤:してないわよ!
亮次郎:まだ分かってないようね?このままだと貴女、孤独死しかねないわよ?
山本:え?!孤独死??
亮次郎:ポッチャリ超えたら成人病リスクも上がるわ……貴女、もし急病になって苦しんで自分じゃ救急車も呼べなくなった時、誰か異変に気付いてくれる人一緒に住んでる?
山本:え……い、いや、1人暮らしです
亮次郎:でしょうね!!
佐藤:スゴい自信満々に言ったww
亮次郎:ほら、これでわかった?貴女がこれから何をするべきか?
山本:……は、はい。ダイエットを、これから……
亮次郎:ダイエット?!それより先にうどん屋のご主人に謝りに行かなきゃダメでしょう!『私ごときがご主人の見た目を一般より下!みたいな見方をしてしまい本当に申し訳ございませんでした!!』って
佐藤:いや、ご主人困惑しちゃうから、なんならいきなり見た目良くないって貶められちゃう訳だし、それなら行かない方が…
亮次郎:あー、それはそうかもw
佐藤:そうですよー、りょうちゃん先輩
亮次郎:私ったら、おほほほほ
山本:あははは
佐藤:あ、大変!休憩終わっちゃう
亮次郎:ちょっと待ちなさい!!
山本:え?早く戻らないとお昼の休憩……
亮次郎:私、お昼ちょっとだけ少なくてまだお腹空いているの、貴女達の行って来たイケメンの居るカフェってどこなのかしら?案内して!
佐藤:いや、でも時間が…
亮次郎:そんなの『課長に頼まれたコピーしてたら紙が詰まっちゃって』とか言えば良いのよ!
山本:で、でも私これ以上食べると孤独死……
亮次郎:貴女が食べなきゃ良いんでしょ?
佐藤:りょうちゃん先輩、明日、明日案内しますよ……
亮次郎:馬鹿おっしゃい!
佐藤:へ?
亮次郎:私は単にカフェでランチがしたいんじゃないの!
山本:えーっとどう言う事?
亮次郎:イケメンが居なきゃ意味無いでしょ?
佐藤:あ……
亮次郎:イケメン店員さんのシフト分からないでしょー?もしかしたら今日で最後の出勤かもしれない!!
山本:そんな事滅多にないですよねー?
亮次郎:ないって言い切れるの?
山本:い、いや、それは……
亮次郎:据え膳食わぬはおねぇの恥、今日のイケメンは今日の内に!
佐藤:怖っ!今オスの顔してた!
山本:おりょうさん肉食系!!
亮次郎:私が未来のダーリン候補に会えなかったらどうしてくれる気よ?
山本:いや、それは……
亮次郎:コーヒーか紅茶、これならカロリーも気にならない。私が奢ってあげるわ〜!さぁ、行くわよーー!!