台本概要

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タイトル 勇者が死んだ
作者名 てくす  (@daihooon)
ジャンル コメディ
演者人数 4人用台本(男2、女1、不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 勇者が死ぬ台本

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
レナ 不問 3 勇者。その後はナレーターへ。
アル 18 剣士
カイト 16 モンク
ドロシー 16 魔法使い
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
レナ:俺の名前はレナ、職業は勇者 レナ:魔王との戦いもかれこれ レナ:100年以上続いている、そんな世界 レナ:勇者が魔王を倒して、魔王が復活して レナ:そしてまた、次代の勇者が魔王倒して… レナ:ってことを何代にも渡って レナ:ずっと続けている レナ:そんな地獄のような世界のルールでも レナ:復活した魔王を倒さない限り レナ:俺たち人間は平和に暮らせない… レナ:だから、俺は現代の勇者として レナ:一刻も早く魔王を倒す為、旅を続け…… 0: 0: レナ:「グフッ!!」 0:『勇者が死んだ』 アル:おいおいおいおい カイト:マジか…これマジか… ドロシー:いや、勇者に限ってそんな… 3人:『えぇぇぇぇぇぇええ!?』 アル:俺たち、ちゃんと戦ってたよな!? アル:いつもの様に勇者が先陣切って行くから… ドロシー:私はちゃんと後方支援してた! ドロシー:ほ、ほ、ほら!だからこんなに ドロシー:魔物倒してるもん! アル:いやいや!俺だって前衛で アル:ちゃんと倒してたって! カイト:俺!?俺が悪いって言いたいのか!? カイト:俺だってちゃんと カイト:勇者と連携して倒してたって! アル:勇者マジでどうした… ドロシー:どーするの!? ドロシー:まだ魔王倒してないって! カイト:あー!あれだ!ちょっと落ち着こう! カイト:最悪、勇者刺したヤツは俺が倒したし カイト:魔王に勇者が死んだってことはバレない! ドロシー:バレたらヤバイよね?ねぇ?ねぇ!! カイト:わかってる!だからとりあえず カイト:俺たちができることをしよう! カイト:なぁ、ドロシー!お前は魔法使いだろ! カイト:情報力はお前が1番だ!勇者について カイト:色々調べてくれねーか? ドロシー:わかった!王立魔法図書館に行ってみる! カイト:アルと俺はこのクエスト カイト:終わらせよう!まだ魔物も残ってるし! アル:あぁそうだな! アル:…よし!とりあえずみんなで アル:この状況を乗り切るぞ! 0:ーーーー数時間後 アル:はぁ、はぁ、これで全部か カイト:あぁ、とりあえずクエスト終了だな ドロシー:おーい!色々わかったよー! カイト:戻ったか!!よし!とりあえず聞こう! アル:で、何がわかったんだ? ドロシー:えっとね、勇者について色々 ドロシー:調べたんだけど…やっぱりみんな ドロシー:魔王倒してから死んでたんだ カイト:いやいやいやいや! カイト:それはそうでしょ!魔王倒す前に カイト:死んだ勇者なんて見たこと…… カイト:いや、さっき見たんだけどさ アル:別の情報は!? ドロシー:それでね!ここからが凄いんだよ! アル:お?なんだ?急に… ドロシー:それがさ!三代前の勇者 ドロシー:というか勇者一行なんだけど! ドロシー:実は魔王倒したの ドロシー:勇者じゃなくて剣士なんだって! カイト:は?え?どういうことだ? ドロシー:私たちは少し勘違いしてたんだよ! ドロシー:魔王は勇者じゃないと倒せないって! ドロシー:倒せるんだよ!誰でも! アル:誰でもってわけじゃないだろうけど アル:それなりに実力があればイケるってことか カイト:じゃあ勇者ってなんなんだ? アル:あれじゃね?聖剣 カイト:あぁ、勇者に代々伝わる カイト:聖剣•レーヴァテイン カイト:あれを使えるのが勇者だけってわけね アル:そうそう、だからこの聖剣は アル:勇者しか使えな… 0:手にした聖剣は輝いていた 3人:『使えたーーーー!!!!』 ドロシー:え!?え!?どういうこと!? アル:あ、あ、あ!ほら!あれだ! アル:俺は一応剣士だし? アル:剣ならなんでも扱えるんだよ! アル:いやー!気づかなかったなぁ! アル:ま、ま、まさか職業スキル アル:上がってて聖剣まで扱えるようになるなんて アル:あは、あは、あははは…… ドロシー:っ……なるほど!そうか! ドロシー:そうだよね!誰にでもポンポン ドロシー:扱える代物じゃないよね! ドロシー:いやぁ!アル強くなったねぇ! アル:だ、だろぉー? アル:だから…カイトとか職業が アル:剣使う奴じゃないなら持てないはず! アル:ほら!カイト持ってみろよ! カイト:そうだなぁ、俺モンクだし カイト:剣より拳!ってやつだからなぁ カイト:剣は無理かなぁ…よいしょっと 3人:『持てたーーーーー!!!』 ドロシー:いや!待って!持てるのは ドロシー:誰でも持てるんだよ!そこまで ドロシー:厳しくない聖剣なんじゃない!? アル:そうだな!よし! アル:職業スキルなしでも使える アル:基礎技使ってみろよ! アル:まぁ普通なら使えるけど?聖剣にもなると アル:やっぱ勇者しか使えないだろうな! カイト:スラッシュ! 0:剣は空を切り裂いた 3人:『……………』 ドロシー:いや、うん、なんかわかってた ドロシー:使える気がしてた カイト:なんかごめん… アル:魔王は別に勇者じゃなくても アル:倒せる、聖剣も勇者じゃなくても扱える… カイト:勇者って… ドロシー:一体なんなの…… レナ:3人は思った レナ:勇者とは名前の通り レナ:ただ勇気のある者なんじゃないかと レナ:死ぬかもしれない魔王討伐 レナ:それに自ら志願し レナ:やり遂げる…それが レナ:勇気ある者…勇者ではないかと アル:なぁ、もう俺が勇者でよくね? アル:剣士だし、聖剣使えるし アル:魔王討伐やってるし勇者じゃん ドロシー:そんなの!私も一緒じゃん! カイト:俺もだろ! アル:はぁ… アル:魔王倒すまで一週間交代で アル:みんなで勇者する? 0:終わり

レナ:俺の名前はレナ、職業は勇者 レナ:魔王との戦いもかれこれ レナ:100年以上続いている、そんな世界 レナ:勇者が魔王を倒して、魔王が復活して レナ:そしてまた、次代の勇者が魔王倒して… レナ:ってことを何代にも渡って レナ:ずっと続けている レナ:そんな地獄のような世界のルールでも レナ:復活した魔王を倒さない限り レナ:俺たち人間は平和に暮らせない… レナ:だから、俺は現代の勇者として レナ:一刻も早く魔王を倒す為、旅を続け…… 0: 0: レナ:「グフッ!!」 0:『勇者が死んだ』 アル:おいおいおいおい カイト:マジか…これマジか… ドロシー:いや、勇者に限ってそんな… 3人:『えぇぇぇぇぇぇええ!?』 アル:俺たち、ちゃんと戦ってたよな!? アル:いつもの様に勇者が先陣切って行くから… ドロシー:私はちゃんと後方支援してた! ドロシー:ほ、ほ、ほら!だからこんなに ドロシー:魔物倒してるもん! アル:いやいや!俺だって前衛で アル:ちゃんと倒してたって! カイト:俺!?俺が悪いって言いたいのか!? カイト:俺だってちゃんと カイト:勇者と連携して倒してたって! アル:勇者マジでどうした… ドロシー:どーするの!? ドロシー:まだ魔王倒してないって! カイト:あー!あれだ!ちょっと落ち着こう! カイト:最悪、勇者刺したヤツは俺が倒したし カイト:魔王に勇者が死んだってことはバレない! ドロシー:バレたらヤバイよね?ねぇ?ねぇ!! カイト:わかってる!だからとりあえず カイト:俺たちができることをしよう! カイト:なぁ、ドロシー!お前は魔法使いだろ! カイト:情報力はお前が1番だ!勇者について カイト:色々調べてくれねーか? ドロシー:わかった!王立魔法図書館に行ってみる! カイト:アルと俺はこのクエスト カイト:終わらせよう!まだ魔物も残ってるし! アル:あぁそうだな! アル:…よし!とりあえずみんなで アル:この状況を乗り切るぞ! 0:ーーーー数時間後 アル:はぁ、はぁ、これで全部か カイト:あぁ、とりあえずクエスト終了だな ドロシー:おーい!色々わかったよー! カイト:戻ったか!!よし!とりあえず聞こう! アル:で、何がわかったんだ? ドロシー:えっとね、勇者について色々 ドロシー:調べたんだけど…やっぱりみんな ドロシー:魔王倒してから死んでたんだ カイト:いやいやいやいや! カイト:それはそうでしょ!魔王倒す前に カイト:死んだ勇者なんて見たこと…… カイト:いや、さっき見たんだけどさ アル:別の情報は!? ドロシー:それでね!ここからが凄いんだよ! アル:お?なんだ?急に… ドロシー:それがさ!三代前の勇者 ドロシー:というか勇者一行なんだけど! ドロシー:実は魔王倒したの ドロシー:勇者じゃなくて剣士なんだって! カイト:は?え?どういうことだ? ドロシー:私たちは少し勘違いしてたんだよ! ドロシー:魔王は勇者じゃないと倒せないって! ドロシー:倒せるんだよ!誰でも! アル:誰でもってわけじゃないだろうけど アル:それなりに実力があればイケるってことか カイト:じゃあ勇者ってなんなんだ? アル:あれじゃね?聖剣 カイト:あぁ、勇者に代々伝わる カイト:聖剣•レーヴァテイン カイト:あれを使えるのが勇者だけってわけね アル:そうそう、だからこの聖剣は アル:勇者しか使えな… 0:手にした聖剣は輝いていた 3人:『使えたーーーー!!!!』 ドロシー:え!?え!?どういうこと!? アル:あ、あ、あ!ほら!あれだ! アル:俺は一応剣士だし? アル:剣ならなんでも扱えるんだよ! アル:いやー!気づかなかったなぁ! アル:ま、ま、まさか職業スキル アル:上がってて聖剣まで扱えるようになるなんて アル:あは、あは、あははは…… ドロシー:っ……なるほど!そうか! ドロシー:そうだよね!誰にでもポンポン ドロシー:扱える代物じゃないよね! ドロシー:いやぁ!アル強くなったねぇ! アル:だ、だろぉー? アル:だから…カイトとか職業が アル:剣使う奴じゃないなら持てないはず! アル:ほら!カイト持ってみろよ! カイト:そうだなぁ、俺モンクだし カイト:剣より拳!ってやつだからなぁ カイト:剣は無理かなぁ…よいしょっと 3人:『持てたーーーーー!!!』 ドロシー:いや!待って!持てるのは ドロシー:誰でも持てるんだよ!そこまで ドロシー:厳しくない聖剣なんじゃない!? アル:そうだな!よし! アル:職業スキルなしでも使える アル:基礎技使ってみろよ! アル:まぁ普通なら使えるけど?聖剣にもなると アル:やっぱ勇者しか使えないだろうな! カイト:スラッシュ! 0:剣は空を切り裂いた 3人:『……………』 ドロシー:いや、うん、なんかわかってた ドロシー:使える気がしてた カイト:なんかごめん… アル:魔王は別に勇者じゃなくても アル:倒せる、聖剣も勇者じゃなくても扱える… カイト:勇者って… ドロシー:一体なんなの…… レナ:3人は思った レナ:勇者とは名前の通り レナ:ただ勇気のある者なんじゃないかと レナ:死ぬかもしれない魔王討伐 レナ:それに自ら志願し レナ:やり遂げる…それが レナ:勇気ある者…勇者ではないかと アル:なぁ、もう俺が勇者でよくね? アル:剣士だし、聖剣使えるし アル:魔王討伐やってるし勇者じゃん ドロシー:そんなの!私も一緒じゃん! カイト:俺もだろ! アル:はぁ… アル:魔王倒すまで一週間交代で アル:みんなで勇者する? 0:終わり