台本概要

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タイトル 私のアパート優司荘
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル その他
演者人数 5人用台本(男2、女3)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 「アパート優司荘(やさしそう)」に住むシングルマザーの草壁はある日隣りのアパートの住人の小林から赤ちゃんのなき声がうるさいと苦情をうける。その後困り果てていた草壁だったが、さらに他のアパートの住人が次々と訪問してくるのだった⋯。こんな話ありそう!なハートフルアパート物語
男女不問。アドリブOK。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
45 主人公の草壁(くさかべ)。離婚してシングルマザーになった女性。心機一転する為に子供の誠(まこと)とアパート優司荘に引っ越してきた。
23 小林(こばやし)。主人公の部屋の隣りに住んでいるアパート優司荘の住人。仕事は工場で働いており仕事内容は夜勤が多く睡眠不足で普段からイライラしている。
11 菊地(きくち)。主人公の部屋の隣りに住んでいるアパート優司荘の住人。格好はロックバンドで着ていそうな派手な見た目。無口であまり他の住人と喋ってるのをみかけない。
14 咲夜(さくや)。主人公の部屋の上の階に住んでるアパート優司荘の住人。保育士の専門学校に通う学生さん。遊び人や軽そうな性格に見られがちだが実は真面目。
17 高嶋(たかしま)。主人公が住むアパート優司荘の管理人。見た目は中高年のザ・おばちゃんだが仕事は出来る元バリバリのキャリアウーマン。子育てが終わった後、親の跡をつぎアパートの管理人になった。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
主:誠~、そろそろ泣き止んで~、ほらほら~べろべろババァ~(変顔) 主:あ~ごめんごめん~面白くなかったわよね~、あーどうやったら泣き止んでくれるのよ~ 壱:ピンポーン 主:あ、誰かきた、はーい 主:はい、あ、お隣の小林さん 壱:ちょっといいですか? 主:はい、なんでしょうか? 壱:うるさいんだけど 主:え、 壱:鳴き声 主:鳴き声って・・赤ちゃんのですか? 壱:そうだよ!ここのアパート壁薄いんだからさー。 主:そ、それはすみませんでした 壱:こっちは夜勤明けで帰ってきて、やっと今から寝ようとしてたのに⋯うるさくて寝れないんだけど? 主:は、はい、本当にすみませんでした! 壱:まったく、静かにさせて下さいよ!それじゃ。 :間 主:はー。静かにって言っても⋯どうすればいいかわからないんだけど⋯。あっ、誠は悪くないからね~。でもちょっと静かにしようね~ 弐:ピンポーン 主:あ、はーい 主:あ、お隣りの菊地さん 弐:これ、洗濯物。うちのベランダに落ちてたよ 主:あ、うちの子の服!すみません!風でそちらに飛んでたんですね、わざわざありがとうございます 弐:別に・・ 主:えーと・・ 弐:何? 主:い、いえ 弐:ん、赤ちゃん泣き出したみたいね 主:あ、すみません、すぐ泣き止ましますね 弐:別にいいわよ、私それ届けに来ただけだから。じゃあね :間 主:お隣の菊地さん、いつも怒ったような怖い雰囲気だから話かけづらかったけど、優しそうな人で良かったなー 参:ピンポーン 主:まただ、はーい 主:あー上の階の咲夜さん 参:はーいこれ回覧板だよ~ 主:あ、はい、ありがとうございます。 参:なんか、「アパートの苦情について」とか書いてるみたいだね 主:え⋯やっぱり赤ちゃんの鳴き声うるさい、とかでしょうか? 参:いんや、ゴミの分別とかだったよ。あ、赤ちゃん泣き出しちゃったみたいだね? 主:あ、すみません、静かにさせますね 参:いやいや、気にしなくていいよ~ 主:え?でも⋯うるさいですよね? 参:ノンノン、赤ちゃんは泣くのが仕事だからね、昔から泣く子はよく育つって言うから問題ナッシング!じゃあ僕はこの辺で、チャオ~ :間 主:はー、いつも陽気な感じの学生さんだと思ってたけど。あんなしっかりした考えを持ってたなんて、びっくりしちゃった。でも嬉しかったなー、ね、良かったね~誠 管:ピンポーン 主:今日はほんと多いな、はーい 管:あ、いたいた 主:え!か、管理人さん!?どうされたんですか? 管:ちょっと、入って話していいかしら? 主:あ、は、はい⋯。 :間 管∶あら、お茶ありがとうね。 主:あ、あの⋯、どういったお話でしょうか? 管:⋯それがね、さっき私の所に小林さんが訪ねて来てね、 主:こ、小林さんですか? 管:なんでも、あなたのとこの赤ちゃんがうるさくて迷惑だから注意してくれって言ってたのよ。 主:っ!?そ、そうですか・・ 管:まあ私も老後の道楽的に一応管理人してるから、話聞かないわけにはいかなかったけど 主:あ、あの! 管:うわ!び、びっくりしたー。な、何かしら? 主:私達、ここを出ます・・ 管:えぇ⋯? 主:お隣の小林さんから苦情があったんですよね、これ以上私達親子の都合でご迷惑をかけるわけにはいかないと思いますので⋯ 管:ち、ちょっと、話は最後まで・・ 壱:ピンポーン 主:あ、すみません、ちょっとお待ち下さい 管:ああ、ちょっと! 主:はい、*草壁《くさかべ》です⋯って小林さん!? 壱:なんですか?そんな驚いた顔して。あ!ちょうど管理人さんもいるじゃないですか、良かった〜。騒音の件、ちゃんと言ってくれましたよね? 管:いや、だからね・・ 主:す、すみませんでした! 壱:いや、謝ったくらいじゃ駄目だよー 管:ちょっとあんたいい加減に・・ 主:あの!私達、もうこのアパートを出ようと思ってたところですから! 壱:お、いいね〜。出てってくれるんなら、問題解決だね。 主:ほんとに、申し訳ありませんでした・・ 弐:ちょっとまちな! 壱:ひえっ! 主:き、菊地さん!? 弐:さっきから聞いてたらなんだい?赤ちゃんの鳴き声がうるさいから迷惑だ⋯? 壱:そ、そうですよ! 弐:なーに、度量の小さい事言ってんだい!あんたそれでも玉ついてんのかい? 壱:た、玉って・・いや!そういう話じゃ 弐:見ろ!可愛い赤ちゃんが泣いてんだよ、守ってやりたいだろ?可哀想だろ?それが人情ってやつだろ!? 壱:ちょ、く、苦しいから、首しめないで⋯ 主:菊地さん・・ 参:あっれれ~?お取り込み中かな~? 壱:なんだお前は?関係ないやつは話に入ってくるんじゃねえよ! 主:さ、咲夜さん? 参:まーまー、僕もまぜてくれてもいいじゃーん? 壱:こ、こら!気安く肩組んでくるな! 参:小林さん、騒音で悩んでるって〜? 壱:そ、そうだよ!毎日迷惑してるんだよ! 参:そうなんだー。でも、僕も小林さんには、迷惑してるんだけど〜? 壱:え⋯?めい⋯わく? 管:あー、あの事だね。 参:小林さんの部屋から、時々大きな声で、女性の名前を叫んでる声が聞こえてくるんだけどな~? 壱:ギクッ! 参:これって、どういう事かな〜? 壱:す、すみません。ネットアイドルの推し活してました・・ 参:なるほどね。てことは⋯お互い様だよね? 壱:は、はい・・ 管:まったく。私もそれ言いたかったのに、先に全部言われちゃったわね。 主:え⋯という事は? 管:みんな、あんた達親子の味方だって事だよ。 主:っ!⋯じゃあ、私達⋯アパートを出なくてもいいんですか? 弐:そうよ。その⋯私口下手で人と話すの苦手だったんだけどさ、これからは困った事があったらご近所なんだし、なんでも相談してよね。 参:だね!僕も赤ちゃんの事とか勉強してるし、協力できる事があったら気軽に何でも言ってね〜。 管:もちろん、まず1番に管理人の私に相談するのよ?それに、子育ての大変さは私も経験して分かってるしさ。 主:管理人さん⋯。 管:で、あなたはどうするの? 壱:そ、その⋯さっきは赤ちゃんうるさいとか言って、すみませんでした。俺も仕事の疲れでイライラしすぎてました。その、今度ぜひお詫びさせて下さい。 主:皆さん⋯ありがとうございます⋯。私、このアパートで、本当に良かったです! ∶おわり

主:誠~、そろそろ泣き止んで~、ほらほら~べろべろババァ~(変顔) 主:あ~ごめんごめん~面白くなかったわよね~、あーどうやったら泣き止んでくれるのよ~ 壱:ピンポーン 主:あ、誰かきた、はーい 主:はい、あ、お隣の小林さん 壱:ちょっといいですか? 主:はい、なんでしょうか? 壱:うるさいんだけど 主:え、 壱:鳴き声 主:鳴き声って・・赤ちゃんのですか? 壱:そうだよ!ここのアパート壁薄いんだからさー。 主:そ、それはすみませんでした 壱:こっちは夜勤明けで帰ってきて、やっと今から寝ようとしてたのに⋯うるさくて寝れないんだけど? 主:は、はい、本当にすみませんでした! 壱:まったく、静かにさせて下さいよ!それじゃ。 :間 主:はー。静かにって言っても⋯どうすればいいかわからないんだけど⋯。あっ、誠は悪くないからね~。でもちょっと静かにしようね~ 弐:ピンポーン 主:あ、はーい 主:あ、お隣りの菊地さん 弐:これ、洗濯物。うちのベランダに落ちてたよ 主:あ、うちの子の服!すみません!風でそちらに飛んでたんですね、わざわざありがとうございます 弐:別に・・ 主:えーと・・ 弐:何? 主:い、いえ 弐:ん、赤ちゃん泣き出したみたいね 主:あ、すみません、すぐ泣き止ましますね 弐:別にいいわよ、私それ届けに来ただけだから。じゃあね :間 主:お隣の菊地さん、いつも怒ったような怖い雰囲気だから話かけづらかったけど、優しそうな人で良かったなー 参:ピンポーン 主:まただ、はーい 主:あー上の階の咲夜さん 参:はーいこれ回覧板だよ~ 主:あ、はい、ありがとうございます。 参:なんか、「アパートの苦情について」とか書いてるみたいだね 主:え⋯やっぱり赤ちゃんの鳴き声うるさい、とかでしょうか? 参:いんや、ゴミの分別とかだったよ。あ、赤ちゃん泣き出しちゃったみたいだね? 主:あ、すみません、静かにさせますね 参:いやいや、気にしなくていいよ~ 主:え?でも⋯うるさいですよね? 参:ノンノン、赤ちゃんは泣くのが仕事だからね、昔から泣く子はよく育つって言うから問題ナッシング!じゃあ僕はこの辺で、チャオ~ :間 主:はー、いつも陽気な感じの学生さんだと思ってたけど。あんなしっかりした考えを持ってたなんて、びっくりしちゃった。でも嬉しかったなー、ね、良かったね~誠 管:ピンポーン 主:今日はほんと多いな、はーい 管:あ、いたいた 主:え!か、管理人さん!?どうされたんですか? 管:ちょっと、入って話していいかしら? 主:あ、は、はい⋯。 :間 管∶あら、お茶ありがとうね。 主:あ、あの⋯、どういったお話でしょうか? 管:⋯それがね、さっき私の所に小林さんが訪ねて来てね、 主:こ、小林さんですか? 管:なんでも、あなたのとこの赤ちゃんがうるさくて迷惑だから注意してくれって言ってたのよ。 主:っ!?そ、そうですか・・ 管:まあ私も老後の道楽的に一応管理人してるから、話聞かないわけにはいかなかったけど 主:あ、あの! 管:うわ!び、びっくりしたー。な、何かしら? 主:私達、ここを出ます・・ 管:えぇ⋯? 主:お隣の小林さんから苦情があったんですよね、これ以上私達親子の都合でご迷惑をかけるわけにはいかないと思いますので⋯ 管:ち、ちょっと、話は最後まで・・ 壱:ピンポーン 主:あ、すみません、ちょっとお待ち下さい 管:ああ、ちょっと! 主:はい、*草壁《くさかべ》です⋯って小林さん!? 壱:なんですか?そんな驚いた顔して。あ!ちょうど管理人さんもいるじゃないですか、良かった〜。騒音の件、ちゃんと言ってくれましたよね? 管:いや、だからね・・ 主:す、すみませんでした! 壱:いや、謝ったくらいじゃ駄目だよー 管:ちょっとあんたいい加減に・・ 主:あの!私達、もうこのアパートを出ようと思ってたところですから! 壱:お、いいね〜。出てってくれるんなら、問題解決だね。 主:ほんとに、申し訳ありませんでした・・ 弐:ちょっとまちな! 壱:ひえっ! 主:き、菊地さん!? 弐:さっきから聞いてたらなんだい?赤ちゃんの鳴き声がうるさいから迷惑だ⋯? 壱:そ、そうですよ! 弐:なーに、度量の小さい事言ってんだい!あんたそれでも玉ついてんのかい? 壱:た、玉って・・いや!そういう話じゃ 弐:見ろ!可愛い赤ちゃんが泣いてんだよ、守ってやりたいだろ?可哀想だろ?それが人情ってやつだろ!? 壱:ちょ、く、苦しいから、首しめないで⋯ 主:菊地さん・・ 参:あっれれ~?お取り込み中かな~? 壱:なんだお前は?関係ないやつは話に入ってくるんじゃねえよ! 主:さ、咲夜さん? 参:まーまー、僕もまぜてくれてもいいじゃーん? 壱:こ、こら!気安く肩組んでくるな! 参:小林さん、騒音で悩んでるって〜? 壱:そ、そうだよ!毎日迷惑してるんだよ! 参:そうなんだー。でも、僕も小林さんには、迷惑してるんだけど〜? 壱:え⋯?めい⋯わく? 管:あー、あの事だね。 参:小林さんの部屋から、時々大きな声で、女性の名前を叫んでる声が聞こえてくるんだけどな~? 壱:ギクッ! 参:これって、どういう事かな〜? 壱:す、すみません。ネットアイドルの推し活してました・・ 参:なるほどね。てことは⋯お互い様だよね? 壱:は、はい・・ 管:まったく。私もそれ言いたかったのに、先に全部言われちゃったわね。 主:え⋯という事は? 管:みんな、あんた達親子の味方だって事だよ。 主:っ!⋯じゃあ、私達⋯アパートを出なくてもいいんですか? 弐:そうよ。その⋯私口下手で人と話すの苦手だったんだけどさ、これからは困った事があったらご近所なんだし、なんでも相談してよね。 参:だね!僕も赤ちゃんの事とか勉強してるし、協力できる事があったら気軽に何でも言ってね〜。 管:もちろん、まず1番に管理人の私に相談するのよ?それに、子育ての大変さは私も経験して分かってるしさ。 主:管理人さん⋯。 管:で、あなたはどうするの? 壱:そ、その⋯さっきは赤ちゃんうるさいとか言って、すみませんでした。俺も仕事の疲れでイライラしすぎてました。その、今度ぜひお詫びさせて下さい。 主:皆さん⋯ありがとうございます⋯。私、このアパートで、本当に良かったです! ∶おわり