台本概要

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タイトル おかえりが言いたくて(BL)
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル ラブストーリー
演者人数 2人用台本(男2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 空港でそわそわしながら到着客達の中から待ち人を探す蓮希(はすき)。
待ち人とは最愛のパートナーである司(つかさ)、蓮希は海外出張から久しぶりに帰ってくる司の為に最大のもてなしを計画するのだった。(少し濃厚?なシーンあり)
男女不問。世界観を壊さない程度のアドリブOK

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
47 蓮希(はすき)。まるで子犬のようにパートナーの司にベッタリで構ってくれないと寂しくてすねたりする性格。
41 司(つかさ)。仕事が出来忙しく日本と海外を飛び回るやり手。プライベートでも年上の余裕を見せつつ年下のパートナーである蓮希をしっかりとリードしてあげるイケメンぶりである。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
蓮:はぁー、もうすぐか・・ 蓮:もうすぐ、*司《つかさ》に会えるんだ 蓮:(N)そう、今日は俺のパートナーである司が長い海外出張から帰ってくる日なのだ 蓮:あ、司が乗ってる便が到着しちゃった!あードキドキしてきた~ 蓮:あ、司だ!あ~、前の団体客が邪魔だよ~ 蓮:あ、あれ?司・・見えなくなっちゃった。ど、どこにいるの? 司:*蓮希《はすき》、ただいま(耳元でささやくように) 蓮:ぬはああぁ~~!? 司:はっはっは。蓮希、久しぶり 蓮:え、えぇ~!司なんで後ろにいるの~!? 司:いやー、なんか遠目に蓮希が見えてたんだけどあまりに子犬みたいに可愛いかったから、ついイタズラしたくなっちゃった。 蓮:なっ!そんな意地悪する事ないだろぉ~ 司:ごめんごめん、許してね蓮希。会いたかったよ 蓮:う、・・許す。 司:良かった、蓮希に嫌われたら僕とっても悲しいからさ 蓮:まーた調子いい事言っちゃってさ。で、どうだった? 司:うん、向こうでもしっかりやってたよ。あんまり上手くやり過ぎてもう一年居ないか?って言われちゃってさ 蓮:ま、まさかOKしてないよね!? 司:ははは、心配いらないよ。ちゃーんと断ってきたよ。僕には日本に待ってくれてる大事な人がいるからって 蓮:うぇっ!? 司:お、分かりやすいくらい赤くなったね 蓮:もうー!そういう不意打ち反則だよ!う、嬉しいけど(小声) 司:なるほどなるほど、そんなに喜んで貰えたらこっちも嬉しいな 蓮:聞こえてるし! 司:ははは、やっぱり蓮希は反応が可愛いね。あ、これお土産。 蓮:可愛いはよせって~。あ、これワイン? 司:そ、向こうで見つけた本場イタリアの赤ワインだよん 蓮:いや、まあ嬉しいけどイタリアワインなら日本にもあるだろ? 司:チッチッチ、ようく見たまえ。 蓮:え?・・あ!これ・・俺の生まれ年 司:そ、ちょっと探すのに手間取っちゃったけどね。誕生日おめでとう、蓮希 蓮:あ、ありがとう。ちゃんと覚えててくれたんだ俺の誕生日。 司:もちろん忘れる分けないだろ。さて、それじゃあ我々の家に帰ろうか 蓮:お、おう・・。 司:はぁ~久しぶりに帰れるから嬉しいな~ 蓮:あ、司、このワインのラベルに書いてるSisposera(スィスポゼェラ)ってなんて意味なの? 司:ふっふっふ、さて、なんでしょう? 蓮:まーた意地が悪いんだから 司:後で教えてあげるよ 蓮:はいはい :間 司:はぁ~やっと帰ってきたよ~僕達の家!出発した時とあんまり変わんないね 蓮:そりゃそうだよ。・・司がいつ帰って来てもいいようにしてたんだから・・ 司:へ~、もしかして、寂しかったの? 蓮:っ!?そ、そんなわけ、ないだろ 司:あらら、僕は寂しかったのになー。蓮希も同じ気持ちだと思ったのにな~ 蓮:・・しかったよ 司:ん? 蓮:寂しかったよ! 司:うわっ!蓮希、ちょ 蓮:司が!司がもうこのまま帰って来ないんじゃないかって、俺、俺! 司:蓮・・希・・ 蓮:良かった、ほんとに帰って来てくれて良かった・・ 司:・・うん、ありがとう。改めて、ただいま蓮希 蓮:う・・ぐす・・うぅ・・ 司:よしよし、大丈夫、僕はもうどこにも行かないよ 蓮:うん、うん・・ :間 蓮:なんか恥ずかしいとこ見られちゃったな 司:いいじゃん、めっちゃ愛を感じたよ 蓮:またそうやってちゃかすー。 司:僕はいつだって本心だよ。でもまだ足りないかなー 蓮:え?足りないって・・ 司:蓮希と久しぶりに会ったんだよ?僕は会えない間ずっとこの日を待ちわびてたんだから 蓮:え?ちょ、司、顔、ち、近いよ? 司:もうずっと我慢してたんだ。ハスキのが、欲しいんだ。いいよね? 蓮:つ、司・・ :間 司:じゃあ頂くよ、蓮希 蓮:う、うん・・ゆっくり、食べて 司:あぁ、蓮希のこれ、とっても熱々だ 蓮:そ、それは・・しっかり温めてたから 司:こんなにおっきくして、全部口に入り切らないかもしれないじゃないか 蓮:そんな・・一口でいくつもりなの? 司:当たり前だよ、だって、大好きな蓮希のだから 蓮:つ、司・・ 司:チュッ(リップ音)、ボーノ。 蓮:ああぁ~~! :間 司:あっつ~!ちょっと火傷しちゃったかも 蓮:あーあ、だから焼きたてのアメリカンドックは熱いって言ったじゃーん 司:いや~蓮希の作るアメリカンドックは絶品だからさーもう待ちきれなくって 蓮:猫舌なんだから気をつけろよなー 司:うん、今度は気をつけるよ。でもやっぱ蓮希の料理は美味しいね。ご馳走様。 蓮:どうも、お粗末様 司:向こうのご飯も美味しかったけど、やっぱり蓮希の手料理に比べたら月とスッポンだよ 蓮:そこまで言ってくれるのは嬉しいけど、あんまりかいがぶるなよ。まだまだ練習中なんだから。 司:そうか。ならこれからもずっと、蓮希の練習相手にならせてもらわないといけないね。 蓮:え?・・ずっとって・・ 司:蓮希、さっきのワインのラベルの意味、教えてあげるよ。 蓮:え?な、なんで今それを・・ 司:Sisposera(スィスポゼェラ)、って言葉はね。「結婚しようか」、って意味だよ。 :おしまい

蓮:はぁー、もうすぐか・・ 蓮:もうすぐ、*司《つかさ》に会えるんだ 蓮:(N)そう、今日は俺のパートナーである司が長い海外出張から帰ってくる日なのだ 蓮:あ、司が乗ってる便が到着しちゃった!あードキドキしてきた~ 蓮:あ、司だ!あ~、前の団体客が邪魔だよ~ 蓮:あ、あれ?司・・見えなくなっちゃった。ど、どこにいるの? 司:*蓮希《はすき》、ただいま(耳元でささやくように) 蓮:ぬはああぁ~~!? 司:はっはっは。蓮希、久しぶり 蓮:え、えぇ~!司なんで後ろにいるの~!? 司:いやー、なんか遠目に蓮希が見えてたんだけどあまりに子犬みたいに可愛いかったから、ついイタズラしたくなっちゃった。 蓮:なっ!そんな意地悪する事ないだろぉ~ 司:ごめんごめん、許してね蓮希。会いたかったよ 蓮:う、・・許す。 司:良かった、蓮希に嫌われたら僕とっても悲しいからさ 蓮:まーた調子いい事言っちゃってさ。で、どうだった? 司:うん、向こうでもしっかりやってたよ。あんまり上手くやり過ぎてもう一年居ないか?って言われちゃってさ 蓮:ま、まさかOKしてないよね!? 司:ははは、心配いらないよ。ちゃーんと断ってきたよ。僕には日本に待ってくれてる大事な人がいるからって 蓮:うぇっ!? 司:お、分かりやすいくらい赤くなったね 蓮:もうー!そういう不意打ち反則だよ!う、嬉しいけど(小声) 司:なるほどなるほど、そんなに喜んで貰えたらこっちも嬉しいな 蓮:聞こえてるし! 司:ははは、やっぱり蓮希は反応が可愛いね。あ、これお土産。 蓮:可愛いはよせって~。あ、これワイン? 司:そ、向こうで見つけた本場イタリアの赤ワインだよん 蓮:いや、まあ嬉しいけどイタリアワインなら日本にもあるだろ? 司:チッチッチ、ようく見たまえ。 蓮:え?・・あ!これ・・俺の生まれ年 司:そ、ちょっと探すのに手間取っちゃったけどね。誕生日おめでとう、蓮希 蓮:あ、ありがとう。ちゃんと覚えててくれたんだ俺の誕生日。 司:もちろん忘れる分けないだろ。さて、それじゃあ我々の家に帰ろうか 蓮:お、おう・・。 司:はぁ~久しぶりに帰れるから嬉しいな~ 蓮:あ、司、このワインのラベルに書いてるSisposera(スィスポゼェラ)ってなんて意味なの? 司:ふっふっふ、さて、なんでしょう? 蓮:まーた意地が悪いんだから 司:後で教えてあげるよ 蓮:はいはい :間 司:はぁ~やっと帰ってきたよ~僕達の家!出発した時とあんまり変わんないね 蓮:そりゃそうだよ。・・司がいつ帰って来てもいいようにしてたんだから・・ 司:へ~、もしかして、寂しかったの? 蓮:っ!?そ、そんなわけ、ないだろ 司:あらら、僕は寂しかったのになー。蓮希も同じ気持ちだと思ったのにな~ 蓮:・・しかったよ 司:ん? 蓮:寂しかったよ! 司:うわっ!蓮希、ちょ 蓮:司が!司がもうこのまま帰って来ないんじゃないかって、俺、俺! 司:蓮・・希・・ 蓮:良かった、ほんとに帰って来てくれて良かった・・ 司:・・うん、ありがとう。改めて、ただいま蓮希 蓮:う・・ぐす・・うぅ・・ 司:よしよし、大丈夫、僕はもうどこにも行かないよ 蓮:うん、うん・・ :間 蓮:なんか恥ずかしいとこ見られちゃったな 司:いいじゃん、めっちゃ愛を感じたよ 蓮:またそうやってちゃかすー。 司:僕はいつだって本心だよ。でもまだ足りないかなー 蓮:え?足りないって・・ 司:蓮希と久しぶりに会ったんだよ?僕は会えない間ずっとこの日を待ちわびてたんだから 蓮:え?ちょ、司、顔、ち、近いよ? 司:もうずっと我慢してたんだ。ハスキのが、欲しいんだ。いいよね? 蓮:つ、司・・ :間 司:じゃあ頂くよ、蓮希 蓮:う、うん・・ゆっくり、食べて 司:あぁ、蓮希のこれ、とっても熱々だ 蓮:そ、それは・・しっかり温めてたから 司:こんなにおっきくして、全部口に入り切らないかもしれないじゃないか 蓮:そんな・・一口でいくつもりなの? 司:当たり前だよ、だって、大好きな蓮希のだから 蓮:つ、司・・ 司:チュッ(リップ音)、ボーノ。 蓮:ああぁ~~! :間 司:あっつ~!ちょっと火傷しちゃったかも 蓮:あーあ、だから焼きたてのアメリカンドックは熱いって言ったじゃーん 司:いや~蓮希の作るアメリカンドックは絶品だからさーもう待ちきれなくって 蓮:猫舌なんだから気をつけろよなー 司:うん、今度は気をつけるよ。でもやっぱ蓮希の料理は美味しいね。ご馳走様。 蓮:どうも、お粗末様 司:向こうのご飯も美味しかったけど、やっぱり蓮希の手料理に比べたら月とスッポンだよ 蓮:そこまで言ってくれるのは嬉しいけど、あんまりかいがぶるなよ。まだまだ練習中なんだから。 司:そうか。ならこれからもずっと、蓮希の練習相手にならせてもらわないといけないね。 蓮:え?・・ずっとって・・ 司:蓮希、さっきのワインのラベルの意味、教えてあげるよ。 蓮:え?な、なんで今それを・・ 司:Sisposera(スィスポゼェラ)、って言葉はね。「結婚しようか」、って意味だよ。 :おしまい