台本概要
324 views
タイトル | また会えるその日まで |
---|---|
作者名 | はるき (@harukiinitiald) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 1人用台本(不問1) ※兼役あり |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
たまたま配信を見に来ていた 気づいたらとある人のことを気にしていた そんな歪みから… 性別自由で演じてください アドリブも可能です 324 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
僕 | 不問 | 2 | リスナーとして配信を見ています 性別自由で演じてください |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
僕:ここに来るといつも一人で劇をしている人
僕:最初はたまたま始めたばかりのアプリだからやり方がわからなくて間違えて入ってしまった部屋に彼女はいた
僕:彼女は話が上手いわけでも声がいいわけでもないけどただ黙々と小説を探しては劇をしてる
僕:なんとなく初めて入った部屋ってのもあって名前だけは覚えてしまった…
僕:ただ推せる声でもないから軽く聞いて部屋を出た…
僕:そして1週間にもなると僕にも好きな推しができてた…推しの部屋に行って推しの声聞いての日々…だから彼女の事は忘れかけてた
僕:そして1か月たった頃は…僕も配信して友達と楽しくしゃべったり、一緒に劇とかもしてた
僕:そのころにはありがたいことに僕にも配信を楽しみにしてくれる人ができた…
僕:ただ配信を重ねるうちにだんだん心に靄(もや)がかかってきてた…
僕:理由はわかってた…ただそれを認めたら僕は僕じゃなくなるという不安感で認めないふりをしてた…
僕:そんなとき最近は来なくなった時間帯にふと来てみた…そしたらフリートークに見覚えのある名前を見つけた
僕:そう…最初に入った部屋の主の名前…今度は気になって部屋に入った…
僕:入ってみると変わらず他に誰もいない部屋…そんな状態でも私は関係ないって感じで楽しそうに劇の台本を見つけては1人夢中で台本チェックしてる部屋主の彼女
僕:なぜかそんな彼女を僕は気になってしまった…
僕:よく考えたらまだこの人の劇聞いてないな…今日は配信時間まで時間があるしこのまま暫くいようかな
僕:そうこうしてる内にいきなり配信部屋から劇部屋に飛ばされた
僕:ってやり方乱暴だな…しかも前読み無しとかってありえない…そして一人で全部するってよくやるな…
僕:てかトイレ行ってきますとかってフリーダムすぎるだろう…戻ってきてそうそう何か鼻歌歌ってる…
僕:そんな彼女の劇は、前読み無しもあって噛むわ&漢字読めないとこはごまかすという劇でお世辞にも上手いって言えなかった…
僕:ただ彼女は下手なりに一生懸命していた…彼女もわかってるのかエンドロールで謝ってた…
僕:その時の僕はこういう人もいるんだなーっと考えて聞いてた
僕:あれから半月気付けば僕は彼女の配信や劇をしている時間に来ては聞いてることが多くなった
僕:変わらず彼女の部屋はあまり人が来ないその空間が心地いいのか僕はこっそり聞いてることが多くなった
僕:だけど僕はコメントすることはなかった…彼女もコメントを必要としてなかったのもあったかもしれない
僕:そんな感じで彼女の部屋にこっそり来て約2か月…ここ一週間ほど彼女の日課となってる劇をしに来る回数が減ってきた
僕:季節的にも忙しい時期なんだろうぐらいしか考えてなかった…だけど数日前の劇を最後に彼女は劇をしに来なくなった
僕:来なくなって3日、5日過ぎると体調崩したのかな?ぐらいだった…それが1週間、10日となり段々彼女が気になって仕方なくなった
僕:彼女どうしたんだろう?最後にしてた劇で彼女は楽しそうにしていてやめる気配なかったけどな…
僕:なんだかんだと彼女が来なくなって2週間、僕は彼女のプロフからTwitterに飛んでみた…
僕:彼女のTwitterに飛んでみると彼女の呟きかなり前から止まってた。最後の呟きは声劇を開始した頃につぶやいてたぐらいだった
僕:結局彼女のTwitterにDMしようにもそこまで勇気は出なくて…なんでこんな風に彼女でもない相手機になるんだろうと思うと自分に腹が立ってた
僕:よく考えてたら彼女と僕の共通点はこのアプリをしているだけぐらい…一緒に配信しあったり劇したりは勿論コメントどこからつながっててもなかった
僕:そりゃそうだ…僕は彼女と絡んだことがないから…それでも僕は誰もいない部屋でも楽しそうにしている彼女が羨ましかった
僕:誰も来なくても自由にしている彼女が僕にはまぶしくて…かといってそんなことできる勇気もない
僕:たまに1人でもできる強さが羨ましくて…もし僕に勇気があったら僕の心のもやもやが晴れるんじゃないかと思い始めた…そんな頃彼女が来なくなった
僕:最後の劇の時…彼女に声かけてたら少しはこの状況変わってたのかな?と言ってももう彼女は来ない
僕:あの後から僕は気になる人にコメントで絡むようになった…彼女みたいにいなくなって気になるぐらいなら最初から絡もうと考えた
僕:そして彼女が劇に来なくなってから3か月経ってた…
僕:その頃の僕は仕事が変わって忙しくなったのもあり中々遊びにこれなくなってた…来れても2週間に1回レベルになってたある日
僕:確か今イベントやってるんだったっけ?少し今回のイベント頑張ろうかな…とりあえずログインしとこう…
僕:2週間ぶりだな…とりあえずフリートーク行くかな
僕:そこには懐かしい名前があった…そう…彼女が部屋を作ってた…急いで彼女の部屋に入った
僕:変わらず彼女は楽しそうに劇を探してる…そんな彼女のやり取りを聞いてた…
僕:これを逃したら彼女と会えないかもしれない…今日こそ勇気を出して!
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僕:初めまして!
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僕:ここに来るといつも一人で劇をしている人
僕:最初はたまたま始めたばかりのアプリだからやり方がわからなくて間違えて入ってしまった部屋に彼女はいた
僕:彼女は話が上手いわけでも声がいいわけでもないけどただ黙々と小説を探しては劇をしてる
僕:なんとなく初めて入った部屋ってのもあって名前だけは覚えてしまった…
僕:ただ推せる声でもないから軽く聞いて部屋を出た…
僕:そして1週間にもなると僕にも好きな推しができてた…推しの部屋に行って推しの声聞いての日々…だから彼女の事は忘れかけてた
僕:そして1か月たった頃は…僕も配信して友達と楽しくしゃべったり、一緒に劇とかもしてた
僕:そのころにはありがたいことに僕にも配信を楽しみにしてくれる人ができた…
僕:ただ配信を重ねるうちにだんだん心に靄(もや)がかかってきてた…
僕:理由はわかってた…ただそれを認めたら僕は僕じゃなくなるという不安感で認めないふりをしてた…
僕:そんなとき最近は来なくなった時間帯にふと来てみた…そしたらフリートークに見覚えのある名前を見つけた
僕:そう…最初に入った部屋の主の名前…今度は気になって部屋に入った…
僕:入ってみると変わらず他に誰もいない部屋…そんな状態でも私は関係ないって感じで楽しそうに劇の台本を見つけては1人夢中で台本チェックしてる部屋主の彼女
僕:なぜかそんな彼女を僕は気になってしまった…
僕:よく考えたらまだこの人の劇聞いてないな…今日は配信時間まで時間があるしこのまま暫くいようかな
僕:そうこうしてる内にいきなり配信部屋から劇部屋に飛ばされた
僕:ってやり方乱暴だな…しかも前読み無しとかってありえない…そして一人で全部するってよくやるな…
僕:てかトイレ行ってきますとかってフリーダムすぎるだろう…戻ってきてそうそう何か鼻歌歌ってる…
僕:そんな彼女の劇は、前読み無しもあって噛むわ&漢字読めないとこはごまかすという劇でお世辞にも上手いって言えなかった…
僕:ただ彼女は下手なりに一生懸命していた…彼女もわかってるのかエンドロールで謝ってた…
僕:その時の僕はこういう人もいるんだなーっと考えて聞いてた
僕:あれから半月気付けば僕は彼女の配信や劇をしている時間に来ては聞いてることが多くなった
僕:変わらず彼女の部屋はあまり人が来ないその空間が心地いいのか僕はこっそり聞いてることが多くなった
僕:だけど僕はコメントすることはなかった…彼女もコメントを必要としてなかったのもあったかもしれない
僕:そんな感じで彼女の部屋にこっそり来て約2か月…ここ一週間ほど彼女の日課となってる劇をしに来る回数が減ってきた
僕:季節的にも忙しい時期なんだろうぐらいしか考えてなかった…だけど数日前の劇を最後に彼女は劇をしに来なくなった
僕:来なくなって3日、5日過ぎると体調崩したのかな?ぐらいだった…それが1週間、10日となり段々彼女が気になって仕方なくなった
僕:彼女どうしたんだろう?最後にしてた劇で彼女は楽しそうにしていてやめる気配なかったけどな…
僕:なんだかんだと彼女が来なくなって2週間、僕は彼女のプロフからTwitterに飛んでみた…
僕:彼女のTwitterに飛んでみると彼女の呟きかなり前から止まってた。最後の呟きは声劇を開始した頃につぶやいてたぐらいだった
僕:結局彼女のTwitterにDMしようにもそこまで勇気は出なくて…なんでこんな風に彼女でもない相手機になるんだろうと思うと自分に腹が立ってた
僕:よく考えてたら彼女と僕の共通点はこのアプリをしているだけぐらい…一緒に配信しあったり劇したりは勿論コメントどこからつながっててもなかった
僕:そりゃそうだ…僕は彼女と絡んだことがないから…それでも僕は誰もいない部屋でも楽しそうにしている彼女が羨ましかった
僕:誰も来なくても自由にしている彼女が僕にはまぶしくて…かといってそんなことできる勇気もない
僕:たまに1人でもできる強さが羨ましくて…もし僕に勇気があったら僕の心のもやもやが晴れるんじゃないかと思い始めた…そんな頃彼女が来なくなった
僕:最後の劇の時…彼女に声かけてたら少しはこの状況変わってたのかな?と言ってももう彼女は来ない
僕:あの後から僕は気になる人にコメントで絡むようになった…彼女みたいにいなくなって気になるぐらいなら最初から絡もうと考えた
僕:そして彼女が劇に来なくなってから3か月経ってた…
僕:その頃の僕は仕事が変わって忙しくなったのもあり中々遊びにこれなくなってた…来れても2週間に1回レベルになってたある日
僕:確か今イベントやってるんだったっけ?少し今回のイベント頑張ろうかな…とりあえずログインしとこう…
僕:2週間ぶりだな…とりあえずフリートーク行くかな
僕:そこには懐かしい名前があった…そう…彼女が部屋を作ってた…急いで彼女の部屋に入った
僕:変わらず彼女は楽しそうに劇を探してる…そんな彼女のやり取りを聞いてた…
僕:これを逃したら彼女と会えないかもしれない…今日こそ勇気を出して!
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僕:初めまして!
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