台本概要

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タイトル 大きく育った
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル その他
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 とある親子が仏壇の前に座っている。一年前に妻の望未(のぞみ)を病気で失った男は生まれたばかりの鳴海と二人で生きていく事に。妻の最後の願い、それは鳴海が元気に大きく育って欲しいという願いだった⋯。ヒューマンドラマ台本!
男女不問。アドリブOK。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
43 最愛の妻、望未を一年前に失っている。生まれたばかりの鳴海と二人での生活を始めた父親。妻の願い通り鳴海を元気に大きく育てると誓う。
鳴海 39 物心つく前に母親を無くし父と親子で暮らしている。寂しさもあったたが父の愛と母の願いに支えられ元気に成長していった。赤ちゃん→学生→社会人と成長していきます。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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父:・・おはよう、*望未《のぞみ》。今日もいつもの報告がてら、そこで俺の話を聞いてくれ。 鳴海∶あう〜。 父∶お前がこの世をさってから早一年。*鳴海《なるみ》も私もなんとか毎日元気にやってるよ。最近は鳴海のオムツの交換も板についてきたぞ。見せてやれないのが残念だ⋯。 鳴海∶あうー! 父∶分かった分かった、鳴海もママとお話したいんだな?抱っこしてやるから暴れるなよ 鳴海:あーあー 父:こらこら鳴海、そのチーンて鳴らすやつはオモチャじゃないんだぞ?そんなに叩いたら眠ってるママが飛び起きてしまうよ。 鳴海:あうー? 父:そりゃわからんよな。でも⋯起きてくれればどれだけいいか・・。お前が居なくなってからのこの一年、まだ心折れずになんとかやれてるよ。 鳴海:あう~きゃふ! 父:・・お前が残してくれた鳴海のこの笑顔を守る為だったら、俺はどんなに辛くても頑張れるからさ。 鳴海:くー、くー、 父:寝ちゃったか。鳴海、ママはな、身体が弱く病弱だったが、最後まで鳴海の心配をしていたんだ。私と違い、ちゃんと元気に大きく育って欲しい、と願い続けてたんだ。だから⋯ママの願い通り、元気に大きく成長するんだぞ。 :間 父:鳴海、小学校入学おめでとう!お前の晴れ姿母さんにも見せてやりたかったな~ 鳴海:晴れ姿?あ、お母さんにランドセル見せてくる~。パタパタ 父:はっはっは、あまり慌てて走って転ぶんじゃないぞー 鳴海:大丈夫ー、鳴海じょうぶ、だからー 父:・・はっはっは、たしかに。まさか入学式で他のどの子よりも一番おっきかったとはな。成長が早くて最近抱っこもきつくなってきてるし 父:でも少し誇らしくはあったかな。あいつの願いが届いた気がして・・あ、思い出したら、また泣けてきた。 鳴海:あれ?お父さんなんで泣いてるの?どこか痛いの?ナデナデ 父:ズビッ、ありがとう鳴海。いや、なんでもないよ、むしろ鳴海が元気に育ってくれて嬉しいんだよ 鳴海:嬉しくて泣いてるの? 父:そうだぞ。人は嬉しい時も涙が出るんだ、でもけして嫌なものじゃないんだ 鳴海:そなんだ?よくわからないけど、わかった! 父:ははは、この調子でどんどん大きくなるんだぞ~ :間 鳴海:お父さん、ちょっといいかな? 父:なんだ鳴海?改まって 鳴海:中学から自転車通学でしょ?だから新しい自転車が欲しいなーって 父:おーそうだな、前に入学祝いに新しい自転車買ってやるって言ってたもんな。で、どんなのが欲しいんだ? 鳴海:これ、なんだけど・・ 父:ん?ホイールサイズ500ミリってこれ成人男性向けじゃないか? 鳴海:う、うん・・そう、なんだけど。 父:ちょっと待て。鳴海、今身長いくつだ? 鳴海:170センチ・・ 父:と、父さんと同じじゃないか 鳴海:うん、なんかそんな気はしてたかな 父:うん、ま、まあ最近よくご飯も食べてるし、元気な証拠だな。よし、任せろ、こいつを買ってやるよ 鳴海:ほんと!やったーお父さんありがとう~ 父:こいつで同級生の男子どもをズバッと抜き去ってやれ! 鳴海:うん、まっかせて! :間 父:鳴海ー、ご飯だぞー 鳴海:はーい、痛! 父:なんだ?また上の柱に頭をぶつけたのか?これで何回目だ? 鳴海:もうこれで3回目ー、いたた 父:うーん、鳴海よ 鳴海:なにお父さん? 父:また、でかくなったか? 鳴海:あーお父さん、もう私高校生よ?でかくなったはちょっと傷つくんだけど 父:お、おうすまんな。その、身長また伸びたのか? 鳴海:うん・・今朝測ったらまた伸びてた 父:今どれくらいだ? 鳴海:・・179 父:も、もうすぐ大台じゃないか。どうりで最近見下ろされるわけだ 鳴海:ま、まあ最近部活でも身体鍛えてるからかな? 父:ああ、最近入った一年生なのにすでにエースを任されてるあの自転車部か?父さん、鳴海が先輩とかにしごかれてないか心配なんだが? 鳴海:あ、お父さんそれは心配ないかな 父:どうしてだ? 鳴海:私がみんなに身体作りのアドバイスしてあげてるから 父:・・ワーオ :間 父:おー、すごい人の数だなー 鳴海:あ、お父さん!見に来てくれたんだー 父:当たり前じゃないか。大事な我が子のデビュー戦なのに、応援に来ない親は居ないよ 鳴海:ありがとう、お父さん。・・お父さんのおかげでここまで来れたから、ほんとに感謝してるよ 父:うむ、あんな小さくて可愛かったおまえがこんなに大きく立派に成長するとは。きっと母さんも天国で喜んでるよ 鳴海:えー、今も可愛いでしょー?でも、そうだね。母さんの思いも背負って私頑張るね! 父:鳴海! 鳴海:なに、お父さん? 父:ちなみに、今身長いくつだ? 鳴海:え?・・ふふ。185だよ、お父さん 父:うん、ナイスな成長っぷりだ鳴海!ほら、父さんも母さんもしっかり見てるから、頑張ってきなさい! 鳴海:うん!あ、それから一つ報告があるの 父:ん?なんだ鳴海? 鳴海:私、今お付き合いしてる人がいるんだけど⋯ 父:なにー!?ハッ、いや、そりゃ年頃の娘だし⋯居てもおかしくないか 鳴海:それでね、その人も今回のデビュー戦に出てるんだ 父:おー、そうなのか?そりゃ二人とも優勝したらアベック優勝だな、アハハ 鳴海:う、うん。それで、試合後に二人でお父さんに挨拶に行く予定なんだ 父:え?・・それってまさか 鳴海:うん、結婚の挨拶 父:そ、それは!・・いや、お前が選んだ相手だ、間違いはないだろう。いいぞ、二人で勝って、そして家に来い。待ってるからな。 鳴海:お父さん!ありがとう・・じゃあ行ってくるね! 父:よし!頑張れよー!あ、鳴海! 鳴海:えー?何ー? 父:ちなみに、その相手の方の身長はー? 鳴海:190~! 父:・・でっかー!! ∶おわり

父:・・おはよう、*望未《のぞみ》。今日もいつもの報告がてら、そこで俺の話を聞いてくれ。 鳴海∶あう〜。 父∶お前がこの世をさってから早一年。*鳴海《なるみ》も私もなんとか毎日元気にやってるよ。最近は鳴海のオムツの交換も板についてきたぞ。見せてやれないのが残念だ⋯。 鳴海∶あうー! 父∶分かった分かった、鳴海もママとお話したいんだな?抱っこしてやるから暴れるなよ 鳴海:あーあー 父:こらこら鳴海、そのチーンて鳴らすやつはオモチャじゃないんだぞ?そんなに叩いたら眠ってるママが飛び起きてしまうよ。 鳴海:あうー? 父:そりゃわからんよな。でも⋯起きてくれればどれだけいいか・・。お前が居なくなってからのこの一年、まだ心折れずになんとかやれてるよ。 鳴海:あう~きゃふ! 父:・・お前が残してくれた鳴海のこの笑顔を守る為だったら、俺はどんなに辛くても頑張れるからさ。 鳴海:くー、くー、 父:寝ちゃったか。鳴海、ママはな、身体が弱く病弱だったが、最後まで鳴海の心配をしていたんだ。私と違い、ちゃんと元気に大きく育って欲しい、と願い続けてたんだ。だから⋯ママの願い通り、元気に大きく成長するんだぞ。 :間 父:鳴海、小学校入学おめでとう!お前の晴れ姿母さんにも見せてやりたかったな~ 鳴海:晴れ姿?あ、お母さんにランドセル見せてくる~。パタパタ 父:はっはっは、あまり慌てて走って転ぶんじゃないぞー 鳴海:大丈夫ー、鳴海じょうぶ、だからー 父:・・はっはっは、たしかに。まさか入学式で他のどの子よりも一番おっきかったとはな。成長が早くて最近抱っこもきつくなってきてるし 父:でも少し誇らしくはあったかな。あいつの願いが届いた気がして・・あ、思い出したら、また泣けてきた。 鳴海:あれ?お父さんなんで泣いてるの?どこか痛いの?ナデナデ 父:ズビッ、ありがとう鳴海。いや、なんでもないよ、むしろ鳴海が元気に育ってくれて嬉しいんだよ 鳴海:嬉しくて泣いてるの? 父:そうだぞ。人は嬉しい時も涙が出るんだ、でもけして嫌なものじゃないんだ 鳴海:そなんだ?よくわからないけど、わかった! 父:ははは、この調子でどんどん大きくなるんだぞ~ :間 鳴海:お父さん、ちょっといいかな? 父:なんだ鳴海?改まって 鳴海:中学から自転車通学でしょ?だから新しい自転車が欲しいなーって 父:おーそうだな、前に入学祝いに新しい自転車買ってやるって言ってたもんな。で、どんなのが欲しいんだ? 鳴海:これ、なんだけど・・ 父:ん?ホイールサイズ500ミリってこれ成人男性向けじゃないか? 鳴海:う、うん・・そう、なんだけど。 父:ちょっと待て。鳴海、今身長いくつだ? 鳴海:170センチ・・ 父:と、父さんと同じじゃないか 鳴海:うん、なんかそんな気はしてたかな 父:うん、ま、まあ最近よくご飯も食べてるし、元気な証拠だな。よし、任せろ、こいつを買ってやるよ 鳴海:ほんと!やったーお父さんありがとう~ 父:こいつで同級生の男子どもをズバッと抜き去ってやれ! 鳴海:うん、まっかせて! :間 父:鳴海ー、ご飯だぞー 鳴海:はーい、痛! 父:なんだ?また上の柱に頭をぶつけたのか?これで何回目だ? 鳴海:もうこれで3回目ー、いたた 父:うーん、鳴海よ 鳴海:なにお父さん? 父:また、でかくなったか? 鳴海:あーお父さん、もう私高校生よ?でかくなったはちょっと傷つくんだけど 父:お、おうすまんな。その、身長また伸びたのか? 鳴海:うん・・今朝測ったらまた伸びてた 父:今どれくらいだ? 鳴海:・・179 父:も、もうすぐ大台じゃないか。どうりで最近見下ろされるわけだ 鳴海:ま、まあ最近部活でも身体鍛えてるからかな? 父:ああ、最近入った一年生なのにすでにエースを任されてるあの自転車部か?父さん、鳴海が先輩とかにしごかれてないか心配なんだが? 鳴海:あ、お父さんそれは心配ないかな 父:どうしてだ? 鳴海:私がみんなに身体作りのアドバイスしてあげてるから 父:・・ワーオ :間 父:おー、すごい人の数だなー 鳴海:あ、お父さん!見に来てくれたんだー 父:当たり前じゃないか。大事な我が子のデビュー戦なのに、応援に来ない親は居ないよ 鳴海:ありがとう、お父さん。・・お父さんのおかげでここまで来れたから、ほんとに感謝してるよ 父:うむ、あんな小さくて可愛かったおまえがこんなに大きく立派に成長するとは。きっと母さんも天国で喜んでるよ 鳴海:えー、今も可愛いでしょー?でも、そうだね。母さんの思いも背負って私頑張るね! 父:鳴海! 鳴海:なに、お父さん? 父:ちなみに、今身長いくつだ? 鳴海:え?・・ふふ。185だよ、お父さん 父:うん、ナイスな成長っぷりだ鳴海!ほら、父さんも母さんもしっかり見てるから、頑張ってきなさい! 鳴海:うん!あ、それから一つ報告があるの 父:ん?なんだ鳴海? 鳴海:私、今お付き合いしてる人がいるんだけど⋯ 父:なにー!?ハッ、いや、そりゃ年頃の娘だし⋯居てもおかしくないか 鳴海:それでね、その人も今回のデビュー戦に出てるんだ 父:おー、そうなのか?そりゃ二人とも優勝したらアベック優勝だな、アハハ 鳴海:う、うん。それで、試合後に二人でお父さんに挨拶に行く予定なんだ 父:え?・・それってまさか 鳴海:うん、結婚の挨拶 父:そ、それは!・・いや、お前が選んだ相手だ、間違いはないだろう。いいぞ、二人で勝って、そして家に来い。待ってるからな。 鳴海:お父さん!ありがとう・・じゃあ行ってくるね! 父:よし!頑張れよー!あ、鳴海! 鳴海:えー?何ー? 父:ちなみに、その相手の方の身長はー? 鳴海:190~! 父:・・でっかー!! ∶おわり