台本概要

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タイトル 拾い物パニック
作者名 ハスキ  (@e8E3z1ze9Yecxs2)
ジャンル コメディ
演者人数 5人用台本(男3、女1、不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 毎朝公園での散歩が日課の主人公。いつものように散歩をしていたところ謎の黒い石を見つけた主人公は、とりあえず拾って持って帰るつもりだったが突然謎の黒服の外人に呼び止められる。その後なぜか次々とトラブルに巻き込まれていってしまう主人公、ラストは意外な結末が待っていた。
男女不問。アドリブ大歓迎!

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
不問 35 散歩が趣味の主人公。日頃は仕事場と家の往復で疲れており癒やしを求めて今日も静かな朝の散歩に出かけた。この話唯一のツッコミ役
12 謎の組織の黒服の外人。組織のボスから世界の「キーストーン」を探し出し本国に持ち帰るように指令を受けている。
10 遠い宇宙の果てからやってきた人間に似た姿の宇宙人。国王から彼らの科学技術の粋を集めて作られた「ダークマテリアル」を取り返すという指名を受けている。
11 未来からやってきた未来人。未来で世界の危機を救うとされる「秘孔石」を探す為、博士から借りたタイムマシンに乗り過去に飛んで来た。わりとこの中ではまとも。
9 謎のチャイナマフィアのエージェントの女。ボスから国家予算にも匹敵する価値があると言われる「珍宝」を見つける為に日本に来た。無意識に下ネタを連呼する。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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壱:う~ん、朝の人が少ない、静かな公園で散歩するのは気持ちいいなー 弐:クソー!レーダーではこの辺にアレが必ずあるはずなのに、いったいどこだ! 壱:小鳥のさえずりに⋯ 参:チッ、地球人どもめ、アレをどこに隠したんだ、これが終わったらこんな星消しさってやる 壱:綺麗な朝日⋯ 四:なんだここは?旧文明の建物なんかで地形が変わりすぎてアレを探すのに骨が折れそうだな 壱:*澄《す》んだ空気⋯ 五:アイヤー、やっと大陸渡ってきたのにアレの情報がだいたいこの辺りって諜報機関は無能ばかりアルー 壱:なんか周りが騒がしいな。宝探し大会でもやってるのかな? 壱:まあこっちには関係無いから無視無視っと。あれ、なんだこの黒い石? 壱:なんかツルっとしてて珍しそうな石だな。せっかくだしもらっとくか 弐:む、レーダーに反応があった、こっちか! 壱:さーてそろそろ帰るとするか 弐:近い、近いぞ! 壱:え?なんか黒服の外人さんが真っ直ぐ向かってくるけど、え? 弐:ザッ、む、反応が止まった 壱:えーと、は、ハロー? 弐:貴様が持ってるんだな 壱:あ、日本語通じた。え?持ってる? 弐:そうだ!我々が探していた石を! 壱:えー!なんの事!? 弐:知らないのか!?それはこの世界の要石(かなめいし)、言わば世界を安定させている大事なものだ! 壱:えー!?は、さっきの石か! 弐:ハロー、はい、大統領、例のキーストーンが見つかりました。任せて下さい、口封じはちゃんと抜かりなく 壱:あ、あのー、なんか不穏な発言が聴こえたんですけど⋯? 弐:よし、待たせたな、ではそいつを渡してもら・・グハッ! 壱:な、なんだー!? 参:ふ、地球人が。我々が作り出した「アレ」を横から盗もうとするとは。さすが野蛮で低知能の種族だな。 壱:な、なんか変な顔色の外人さんが来た〜!? 参:おい、そこの猿、お前が持っているのは分かってる、早く我々が作った「アレ」を返すんだ。 壱:あ、何故か言葉が通じる。アレって⋯もしかしてコレですか? 参:っ!あれは紛れもない、我々の科学技術の*粋《すい》を集めて作り上げた究極のエネルギー 壱:えー?これが? 参:ピピッ、はい、私です。ついに見つけました、はい、間違いなくあのダークマテリアルです。はい、奪還後にちゃんと星ごと消しときますので。 壱:あのー、指を*額《ひたい》置いたまま独り言でとっても不安になる発言されてますけど、大丈夫ですかー? 参:ふ、心配はいらん。今からお前達はこの宇宙から仲良く消しさられるんだならな、さあ、それをこちらに・・グホッ! 壱:今度はなんなの!? 四:なにか変な奴がいると思ったら⋯まさかこの時代に宇宙人がすでに来ていたとはな。公式な記録にはそのような報告はなかったようだが 壱:今度は日本人だけど、明らかにおかしな人だよー!? 四:そこの君、怪我はないか?もう安心していいよ 壱:あ、なんかいい人そう 四:アレを見せてくれるかい? 壱:あ、やっぱりコレ目当てなんだ 四:っ!よし、やっぱりこの時代に秘孔石はあったよ博士。これで未来は救われるんだ 壱:なんかまた壮大な話になってるな 四:ちなみに君、まさか滅びの呪文は唱えてないよね? 壱:え?なんですかそれ? 四:そうか、知らないよな。その呪文とはバル・・グヘッ! 五:あいや、なんか危ない発言しようとしてたみたいね、間一髪セーフアルよ 壱:また変なの出て来たー! 五:変なとは何事ネ、こんな可愛い娘捕まえて失礼アルヨ 壱:いやもういろいろツッコみたいけどやっぱり君もコレ目当てなんでしょ? 五:あー!それヨ!私が探していた物、間違い無いアル! 壱:やっぱりだったー 五:ニーハオ、私ヨ、探してた*珍宝《ちんぽう》が見つかったヨ、うん、珍宝ヨ、え?間違い無いアル、珍宝ヨ! 壱:あ、ちょ、凄い恥ずかしいセリフ連呼してるんだけど。そしてなんかこっちの方が恥ずかしいんだけど! 五:だから珍!、あ、切られたアル。まあそれが探してた珍宝に間違いないある。さ、それをさっさと寄越すネ 壱:ヒッ、刃物は勘弁して下さい~ 弐:ちょっと待てー! 参:おのれ地球人めー! 四:痛た、良くもさっきは! 壱:うわーとってもややこしい事に~ 五:あいつらなにアルか?全部お前の仲間アルか? 参:おいそこのメス猿、誰が仲間だふざけるな 四:く、この変な宇宙人も石目当てか、厄介だな 弐:お前達も目的は同じようだがあれは世界に必要なものだから力づくでも奪わせてもらう 五:なに急に来てお前らごちゃごちゃやってるアルか?全員あの世行かすヨ? 参:ほう、下等な生き物共が、我らの科学力見せてやろう 四:まあまあ、君たち一度平和的に話合いで解決しようじゃないか? 壱:が、頑張れ良い人そうな人! 弐:くらえ!世界の調停者の実力思い知るがいい! 参:は!なんだその豆鉄砲のような攻撃は。その程度で図に乗るなよ、猿ども、滅びよ! 五:なにヨ、どいつもこいつも大したことないネ、私の国の歴史舐めない方がよろし、ハイハイハイ! 壱:あ、あ~街が崩壊していく、誰か止めて~ 四:これはまずいな。仕方ない。博士、使わせてもらいます!ポチッ :間 壱:ん?朝か⋯。なんか、とんでもない夢を見てた気がするんだけど⋯ 壱:⋯気のせいか。さーて、朝の散歩の続き続き⋯あれ?なんだこの黒い石? ∶おわり

壱:う~ん、朝の人が少ない、静かな公園で散歩するのは気持ちいいなー 弐:クソー!レーダーではこの辺にアレが必ずあるはずなのに、いったいどこだ! 壱:小鳥のさえずりに⋯ 参:チッ、地球人どもめ、アレをどこに隠したんだ、これが終わったらこんな星消しさってやる 壱:綺麗な朝日⋯ 四:なんだここは?旧文明の建物なんかで地形が変わりすぎてアレを探すのに骨が折れそうだな 壱:*澄《す》んだ空気⋯ 五:アイヤー、やっと大陸渡ってきたのにアレの情報がだいたいこの辺りって諜報機関は無能ばかりアルー 壱:なんか周りが騒がしいな。宝探し大会でもやってるのかな? 壱:まあこっちには関係無いから無視無視っと。あれ、なんだこの黒い石? 壱:なんかツルっとしてて珍しそうな石だな。せっかくだしもらっとくか 弐:む、レーダーに反応があった、こっちか! 壱:さーてそろそろ帰るとするか 弐:近い、近いぞ! 壱:え?なんか黒服の外人さんが真っ直ぐ向かってくるけど、え? 弐:ザッ、む、反応が止まった 壱:えーと、は、ハロー? 弐:貴様が持ってるんだな 壱:あ、日本語通じた。え?持ってる? 弐:そうだ!我々が探していた石を! 壱:えー!なんの事!? 弐:知らないのか!?それはこの世界の要石(かなめいし)、言わば世界を安定させている大事なものだ! 壱:えー!?は、さっきの石か! 弐:ハロー、はい、大統領、例のキーストーンが見つかりました。任せて下さい、口封じはちゃんと抜かりなく 壱:あ、あのー、なんか不穏な発言が聴こえたんですけど⋯? 弐:よし、待たせたな、ではそいつを渡してもら・・グハッ! 壱:な、なんだー!? 参:ふ、地球人が。我々が作り出した「アレ」を横から盗もうとするとは。さすが野蛮で低知能の種族だな。 壱:な、なんか変な顔色の外人さんが来た〜!? 参:おい、そこの猿、お前が持っているのは分かってる、早く我々が作った「アレ」を返すんだ。 壱:あ、何故か言葉が通じる。アレって⋯もしかしてコレですか? 参:っ!あれは紛れもない、我々の科学技術の*粋《すい》を集めて作り上げた究極のエネルギー 壱:えー?これが? 参:ピピッ、はい、私です。ついに見つけました、はい、間違いなくあのダークマテリアルです。はい、奪還後にちゃんと星ごと消しときますので。 壱:あのー、指を*額《ひたい》置いたまま独り言でとっても不安になる発言されてますけど、大丈夫ですかー? 参:ふ、心配はいらん。今からお前達はこの宇宙から仲良く消しさられるんだならな、さあ、それをこちらに・・グホッ! 壱:今度はなんなの!? 四:なにか変な奴がいると思ったら⋯まさかこの時代に宇宙人がすでに来ていたとはな。公式な記録にはそのような報告はなかったようだが 壱:今度は日本人だけど、明らかにおかしな人だよー!? 四:そこの君、怪我はないか?もう安心していいよ 壱:あ、なんかいい人そう 四:アレを見せてくれるかい? 壱:あ、やっぱりコレ目当てなんだ 四:っ!よし、やっぱりこの時代に秘孔石はあったよ博士。これで未来は救われるんだ 壱:なんかまた壮大な話になってるな 四:ちなみに君、まさか滅びの呪文は唱えてないよね? 壱:え?なんですかそれ? 四:そうか、知らないよな。その呪文とはバル・・グヘッ! 五:あいや、なんか危ない発言しようとしてたみたいね、間一髪セーフアルよ 壱:また変なの出て来たー! 五:変なとは何事ネ、こんな可愛い娘捕まえて失礼アルヨ 壱:いやもういろいろツッコみたいけどやっぱり君もコレ目当てなんでしょ? 五:あー!それヨ!私が探していた物、間違い無いアル! 壱:やっぱりだったー 五:ニーハオ、私ヨ、探してた*珍宝《ちんぽう》が見つかったヨ、うん、珍宝ヨ、え?間違い無いアル、珍宝ヨ! 壱:あ、ちょ、凄い恥ずかしいセリフ連呼してるんだけど。そしてなんかこっちの方が恥ずかしいんだけど! 五:だから珍!、あ、切られたアル。まあそれが探してた珍宝に間違いないある。さ、それをさっさと寄越すネ 壱:ヒッ、刃物は勘弁して下さい~ 弐:ちょっと待てー! 参:おのれ地球人めー! 四:痛た、良くもさっきは! 壱:うわーとってもややこしい事に~ 五:あいつらなにアルか?全部お前の仲間アルか? 参:おいそこのメス猿、誰が仲間だふざけるな 四:く、この変な宇宙人も石目当てか、厄介だな 弐:お前達も目的は同じようだがあれは世界に必要なものだから力づくでも奪わせてもらう 五:なに急に来てお前らごちゃごちゃやってるアルか?全員あの世行かすヨ? 参:ほう、下等な生き物共が、我らの科学力見せてやろう 四:まあまあ、君たち一度平和的に話合いで解決しようじゃないか? 壱:が、頑張れ良い人そうな人! 弐:くらえ!世界の調停者の実力思い知るがいい! 参:は!なんだその豆鉄砲のような攻撃は。その程度で図に乗るなよ、猿ども、滅びよ! 五:なにヨ、どいつもこいつも大したことないネ、私の国の歴史舐めない方がよろし、ハイハイハイ! 壱:あ、あ~街が崩壊していく、誰か止めて~ 四:これはまずいな。仕方ない。博士、使わせてもらいます!ポチッ :間 壱:ん?朝か⋯。なんか、とんでもない夢を見てた気がするんだけど⋯ 壱:⋯気のせいか。さーて、朝の散歩の続き続き⋯あれ?なんだこの黒い石? ∶おわり