台本概要

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タイトル 天王閣ホテル 第7話 終わらない挑戦
作者名 電【動自転】車男
ジャンル コメディ
演者人数 3人用台本(男1、不問2) ※兼役あり
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 シリーズシナリオ
【天王閣(てんのうかく)ホテル】シリーズの第7作目

ボイスターズの2人が天王閣ホテルに来てから漫才をするまでの経緯を語る最終回

男女比変更や一人称変更、語尾変更有りの
10分台本です!爆発力で走りきってください

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
両桐 不問 59 両桐賢太郎(もろぎりけんたろう) お笑いコンビ、ボイスターズの1人 お笑いに興味があるだけあってよくふざける
小早川 不問 53 小早川仁(こばやかわじん) お笑いコンビ、ボイスターズの1人 人のモノローグに割り込む事が出来る
シンイチ 8 シンイチ・猫飼・司会。 両桐と小早川 以外の役。 セリフ数がそこまで多くないので兼役です 1番大変な役かもしれません ・シンイチ よくヘラヘラしている人 両桐賢次郎の兄 好きな食べ物はラーメン 名前が名前なだけに男性設定ですが 女性のチャレンジもお待ちしております! ・猫飼(ねこかい) 天王閣ホテルスタッフ 礼儀正しくルールをきちんと守る真面目な人 接客は親切丁寧がモットー ・司会 司会者です
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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0:舞台袖にいる両桐と小早川 両桐:…ついに来たな…これが俺達の初陣(ういじん) 小早川:あぁ、芸人としての初仕事だ…! 0:間が空く、両桐のモノローグから始まる 両桐:(俺の名前は両桐賢次郎(もろぎりけんじろう)お笑いコンビ、ボイスターズの1人、なぜ俺が今ここに居るかと言うと…あれは今から…) 0:某劇場版オープニング風にモノローグに割り込む小早川(こばやかわ) 小早川:(俺はお笑いでもなければコンビでもないし、小早川(こばやかわ)じゃ無かったけどシンイチな気がする。) 両桐:(ちょっと待って、なんでモノローグに割り込んでこれるんだよ。というかその劇場版風名乗りは兄貴のモノだし、お笑いであってコンビだし、小早川だけどシンイチは俺の兄貴の名前だ) 小早川:(まぁまぁいいじゃねぇかよ、細かい事は) 両桐:(細かい事っていうか、全部だよ) 小早川:(なぜ俺が今ここにいるかと言うと…) 両桐:(あ、始めるのね) 小早川:(うい) 両桐:(あれは今から5時間程前、俺の家での出来事だった…) 0:モノローグが終わり間が空く、両桐の家に舞台転換 両桐:なぁ… 小早川:ん、なに? 両桐:好きなヤルクコの味ってある? 小早川:あれ全部同じだよ 両桐:いや、なんかこう…似たようなパチモン含め 小早川:パチモンねぇ…俺あんま乳酸菌飲まないんだよね 両桐:そうだったの 小早川:うん、なんでか知らないけど飲む機会がなかったんだよね 両桐:まぁ…意欲的に買う物でもないか…人によるか 0:一階からシンイチに大きな声で呼ばれる シンイチ:賢次郎(けんじろう)達〜!ちょっと来てくれ〜! 両桐:ん、今呼ばれた? 小早川:多分ね 0:シンイチに返事をする両桐 両桐:はーい! 0:部屋を出て階段をおりる2人 小早川:あのさ、手すりってどこにあるの? 両桐:ないよ、階段が急な割には手すりはないんだ、気をつけて降りて 小早川:お、おう… 0:シンイチのいる部屋に入る2人 両桐:なにー?兄貴? 小早川:なにか御用ですか?シンイチさん 0:シンイチの話を振り返る両桐のモノローグ 両桐:(…兄貴の話はこうだった。兄貴の知り合いが働いている天王閣ホテルというホテルでディナーショーで漫才をするらしいが、トラブルで呼ぶはずの漫才師が1組来ないらしい…) 両桐:(そして知り合いに漫才できる人間を探して俺達ボイスターズが選ばれた訳だ) 両桐:(兄貴の車で2時間かけてホテルに向かった、時間にして一瞬…いや、一言だった…ホテルに着いた俺達は部屋でくつろぐ事にした…) 0:少し間が空く、ホテルの部屋で過ごすシンイチ達 シンイチ:しっかし夜景が綺麗だ…駐車場と塀しか見えねぇ!まぁ、タダだし贅沢は言ってられないか 小早川:えっ!?タダなんですか? シンイチ:そうだよン、緊急特別出演だからね。もちろんご飯も出るし、お金も貰えるよ 小早川:凄いですね… 両桐:これがボイスターズの初仕事 小早川:事務所通してない闇営業だ… 両桐:俺達そもそも事務所入ってないよ!? シンイチ:ハハハ!!調子いいねえ!俺は適当にくつろいでるから、あとは頑張ってちょ 両桐:丸投げかよ!? シンイチ:だって運転で疲れたんだモーン 小早川:運転のシーンなんてなかった気がする 両桐:2時間経ったが運転になるのか… シンイチ:まぁまぁ、良いじゃねぇか細かい事はさ、それよりもネタ、練習しておかなくていいのか? シンイチ:ちなみにやるネタの内容は下ネタとかなかったらなんでもいいってさ 両桐:お、じゃあネタ選びたい放題じゃん 小早川:…よっしゃ何にする?… 両桐:ホテルネタしたいけど…今からじゃ間に合わないし 両桐:時事ネタやってみたいけど作った事無いからなぁ… 小早川:今回は時間ないしこれまでに作ったネタしかないか… 両桐:そうなるか、やっぱり… シンイチ:おおい!今からメシ頼むけどなにか頼むか? 両桐:ん?、今はいいや 小早川:頼みたくなったらその時頼みますので シンイチ:おっけー 両桐:どのネタにする? 小早川:初仕事だし、アレはどうよ…? 両桐:漫才「やりたいことがある」か…!よし!練習しよう! 小早川:昔過ぎてどんなだったっけ?ぼんやりとしか覚えてない… 両桐:ちょっと待ってて、ネタ帳は…あった、持ってきてるから! 小早川:おぉ〜用意がいい! 両桐:懐かしい… 小早川:ここからボイスターズが始まったんだよね 両桐:妄想話がまさか現実になるなんて…ありがとな、コンビ組んでくれて 小早川:なんか、最終回みたいじゃないか…まだ漫才やってないからね 小早川:うん、まぁ…ありがとう…よし、やろうか! 両桐:おう! 0:時間経過を伝える両桐モノローグ 両桐:(…そして、1時間半の時が経った…気がする) 小早川:…お、もうこんな時間か、たっぷり練習した 両桐:充実した練習だった…!これだけやりゃまず間違いないはずだ 小早川:ネタ忘れフラグが… 両桐:そん時はそん時でアドリブよ 小早川:やったことも無いアドリブを!?今日は伝説の日になりそうだ…! 両桐:さて、そろそろ行こうか 小早川:だね 両桐:じゃあ兄貴!行ってくるよ…って寝てるか 小早川:ラーメン食べてお腹いっぱいになったんだね 0:部屋を出て廊下を歩く2人 小早川:…ところでホールってどこ? 両桐:知ってたんじゃないの!? 小早川:いやぁ適当に歩いてたから 両桐:えぇ… 小早川:じゃあ、あそこの人に聞いてみよう、すみませーん! 0:猫飼(ねこかい)に話しかける 猫飼:はい、何でしょうか? 小早川:ここのホテルの方ですよね? 猫飼:はい、私は天王閣(てんのうかく)ホテルの 猫飼:ホテルスタッフである猫飼(ねこかい)でございます 小早川:あぁ、良かった…あの、ちょっと聞きたいことがあるんですけど 猫飼:なんでございましょう? 小早川:ホールまでの行き方を教えて貰えませんかね?えへへ…わかんなくて 猫飼:かしこまりました、ではご案内致します 小早川:ありがとうございます 両桐:ありがとうございます 0:道案内する猫飼、2人に話しかける顔はあまり向けず声だけ後ろに飛ばすイメージ 猫飼:お客様今日は漫才のディナーショーを見にこの天王閣ホテルに? 小早川:はい!まぁ、見るって言うよりは、ねぇ…? 両桐:出るって感じというか… 猫飼:ご出演なさるのですか…!本日のディナーショーを是非ともよろしくお願い致します 両桐:はい! 小早川:頑張ります! 猫飼:ここまで来るのにとても長旅でお疲れになられた事でしょう 小早川:そう…でもないかな 両桐:2時間だけど割と一瞬だったよね 猫飼:一瞬…?と、申しますと? 小早川:あ、いえ 両桐:こっちの話です 猫飼:そうでしたか、それにしてもとてもお若くていらっしゃる 小早川:え〜いくつに見える〜? 両桐:合コンの女やめい。若いというか、学生ですね 小早川:今日は家でダラダラしてました。そしたら漫才の助っ人頼まれたんでやって来ました 猫飼:…!?そうでしたか、お客様がシンイチ様の…! 両桐:兄の事をご存知なんですか? 猫飼:兄…という事はお客様が弟様で 両桐:はい、弟の賢次次郎(けんじろう)です 猫飼:話は聞いておりました。先程シンイチ様にご注文頂いたラーメンを作ったのも私なんですよ 両桐:すいません、色々と 猫飼:いえいえ、とてもユーモアのある方で 両桐:ユーモア、ねぇ… 猫飼:さて、着きました。ここがホールの関係者入口です。では私はこれで…お漫才、お疲れの出ませんように 両桐:ありがとうございました! 小早川:頑張ります! 0:両桐のモノローグ 両桐:(……それからディナーショーが始まった数々のプロのお笑い芸人達が笑いを取っていく…。俺達はそれを舞台袖から見ていた…) 両桐:…すげぇな…さすがプロ、めっちゃ笑いをとってる! 小早川:ホンモノの雰囲気がここまでビリビリと伝わってくる…! 両桐:凄いな…俺達も笑わせる側に立てるなんて 小早川:夢が間近になると緊張するな…ふぅ…落ち着かねぇ… 両桐:そういえば、どこかで聞いたことがある 小早川:ん? 両桐:緊張をほぐす方法として、それが始まる前に心の中でショートコントって呟くいいらしい 両桐:例えば今回なら、ショートコント漫才って呟くんだ 小早川:すげぇ…2種目じゃん 両桐:トライアスロン的な 小早川:コントを入れて〜? 両桐:グランドスラムッ! 小早川:イェア! 両桐:イェア! 0:前の組の漫才が終わり司会が進行する 司会:……ありがとうございました!非常に面白かったですね!…では、次が最後の漫才となります! 0:舞台袖にいる両桐と小早川 両桐:…ついに来たな…これが俺達の初陣(ういじん) 小早川:あぁ、芸人としての初仕事だ…! 0:司会に呼ばれる両桐と小早川 司会:トリを飾るのは…ボイスターズ! 両桐:行こう…! 小早川:おう…ッ! 0: 両桐:(俺達の挑戦は終わらない…!) 両桐:(あ、ショートコント漫才) 0:舞台に登場するボイスターズ 小早川:どーもー! 両桐:ボイスターズでーす!

0:舞台袖にいる両桐と小早川 両桐:…ついに来たな…これが俺達の初陣(ういじん) 小早川:あぁ、芸人としての初仕事だ…! 0:間が空く、両桐のモノローグから始まる 両桐:(俺の名前は両桐賢次郎(もろぎりけんじろう)お笑いコンビ、ボイスターズの1人、なぜ俺が今ここに居るかと言うと…あれは今から…) 0:某劇場版オープニング風にモノローグに割り込む小早川(こばやかわ) 小早川:(俺はお笑いでもなければコンビでもないし、小早川(こばやかわ)じゃ無かったけどシンイチな気がする。) 両桐:(ちょっと待って、なんでモノローグに割り込んでこれるんだよ。というかその劇場版風名乗りは兄貴のモノだし、お笑いであってコンビだし、小早川だけどシンイチは俺の兄貴の名前だ) 小早川:(まぁまぁいいじゃねぇかよ、細かい事は) 両桐:(細かい事っていうか、全部だよ) 小早川:(なぜ俺が今ここにいるかと言うと…) 両桐:(あ、始めるのね) 小早川:(うい) 両桐:(あれは今から5時間程前、俺の家での出来事だった…) 0:モノローグが終わり間が空く、両桐の家に舞台転換 両桐:なぁ… 小早川:ん、なに? 両桐:好きなヤルクコの味ってある? 小早川:あれ全部同じだよ 両桐:いや、なんかこう…似たようなパチモン含め 小早川:パチモンねぇ…俺あんま乳酸菌飲まないんだよね 両桐:そうだったの 小早川:うん、なんでか知らないけど飲む機会がなかったんだよね 両桐:まぁ…意欲的に買う物でもないか…人によるか 0:一階からシンイチに大きな声で呼ばれる シンイチ:賢次郎(けんじろう)達〜!ちょっと来てくれ〜! 両桐:ん、今呼ばれた? 小早川:多分ね 0:シンイチに返事をする両桐 両桐:はーい! 0:部屋を出て階段をおりる2人 小早川:あのさ、手すりってどこにあるの? 両桐:ないよ、階段が急な割には手すりはないんだ、気をつけて降りて 小早川:お、おう… 0:シンイチのいる部屋に入る2人 両桐:なにー?兄貴? 小早川:なにか御用ですか?シンイチさん 0:シンイチの話を振り返る両桐のモノローグ 両桐:(…兄貴の話はこうだった。兄貴の知り合いが働いている天王閣ホテルというホテルでディナーショーで漫才をするらしいが、トラブルで呼ぶはずの漫才師が1組来ないらしい…) 両桐:(そして知り合いに漫才できる人間を探して俺達ボイスターズが選ばれた訳だ) 両桐:(兄貴の車で2時間かけてホテルに向かった、時間にして一瞬…いや、一言だった…ホテルに着いた俺達は部屋でくつろぐ事にした…) 0:少し間が空く、ホテルの部屋で過ごすシンイチ達 シンイチ:しっかし夜景が綺麗だ…駐車場と塀しか見えねぇ!まぁ、タダだし贅沢は言ってられないか 小早川:えっ!?タダなんですか? シンイチ:そうだよン、緊急特別出演だからね。もちろんご飯も出るし、お金も貰えるよ 小早川:凄いですね… 両桐:これがボイスターズの初仕事 小早川:事務所通してない闇営業だ… 両桐:俺達そもそも事務所入ってないよ!? シンイチ:ハハハ!!調子いいねえ!俺は適当にくつろいでるから、あとは頑張ってちょ 両桐:丸投げかよ!? シンイチ:だって運転で疲れたんだモーン 小早川:運転のシーンなんてなかった気がする 両桐:2時間経ったが運転になるのか… シンイチ:まぁまぁ、良いじゃねぇか細かい事はさ、それよりもネタ、練習しておかなくていいのか? シンイチ:ちなみにやるネタの内容は下ネタとかなかったらなんでもいいってさ 両桐:お、じゃあネタ選びたい放題じゃん 小早川:…よっしゃ何にする?… 両桐:ホテルネタしたいけど…今からじゃ間に合わないし 両桐:時事ネタやってみたいけど作った事無いからなぁ… 小早川:今回は時間ないしこれまでに作ったネタしかないか… 両桐:そうなるか、やっぱり… シンイチ:おおい!今からメシ頼むけどなにか頼むか? 両桐:ん?、今はいいや 小早川:頼みたくなったらその時頼みますので シンイチ:おっけー 両桐:どのネタにする? 小早川:初仕事だし、アレはどうよ…? 両桐:漫才「やりたいことがある」か…!よし!練習しよう! 小早川:昔過ぎてどんなだったっけ?ぼんやりとしか覚えてない… 両桐:ちょっと待ってて、ネタ帳は…あった、持ってきてるから! 小早川:おぉ〜用意がいい! 両桐:懐かしい… 小早川:ここからボイスターズが始まったんだよね 両桐:妄想話がまさか現実になるなんて…ありがとな、コンビ組んでくれて 小早川:なんか、最終回みたいじゃないか…まだ漫才やってないからね 小早川:うん、まぁ…ありがとう…よし、やろうか! 両桐:おう! 0:時間経過を伝える両桐モノローグ 両桐:(…そして、1時間半の時が経った…気がする) 小早川:…お、もうこんな時間か、たっぷり練習した 両桐:充実した練習だった…!これだけやりゃまず間違いないはずだ 小早川:ネタ忘れフラグが… 両桐:そん時はそん時でアドリブよ 小早川:やったことも無いアドリブを!?今日は伝説の日になりそうだ…! 両桐:さて、そろそろ行こうか 小早川:だね 両桐:じゃあ兄貴!行ってくるよ…って寝てるか 小早川:ラーメン食べてお腹いっぱいになったんだね 0:部屋を出て廊下を歩く2人 小早川:…ところでホールってどこ? 両桐:知ってたんじゃないの!? 小早川:いやぁ適当に歩いてたから 両桐:えぇ… 小早川:じゃあ、あそこの人に聞いてみよう、すみませーん! 0:猫飼(ねこかい)に話しかける 猫飼:はい、何でしょうか? 小早川:ここのホテルの方ですよね? 猫飼:はい、私は天王閣(てんのうかく)ホテルの 猫飼:ホテルスタッフである猫飼(ねこかい)でございます 小早川:あぁ、良かった…あの、ちょっと聞きたいことがあるんですけど 猫飼:なんでございましょう? 小早川:ホールまでの行き方を教えて貰えませんかね?えへへ…わかんなくて 猫飼:かしこまりました、ではご案内致します 小早川:ありがとうございます 両桐:ありがとうございます 0:道案内する猫飼、2人に話しかける顔はあまり向けず声だけ後ろに飛ばすイメージ 猫飼:お客様今日は漫才のディナーショーを見にこの天王閣ホテルに? 小早川:はい!まぁ、見るって言うよりは、ねぇ…? 両桐:出るって感じというか… 猫飼:ご出演なさるのですか…!本日のディナーショーを是非ともよろしくお願い致します 両桐:はい! 小早川:頑張ります! 猫飼:ここまで来るのにとても長旅でお疲れになられた事でしょう 小早川:そう…でもないかな 両桐:2時間だけど割と一瞬だったよね 猫飼:一瞬…?と、申しますと? 小早川:あ、いえ 両桐:こっちの話です 猫飼:そうでしたか、それにしてもとてもお若くていらっしゃる 小早川:え〜いくつに見える〜? 両桐:合コンの女やめい。若いというか、学生ですね 小早川:今日は家でダラダラしてました。そしたら漫才の助っ人頼まれたんでやって来ました 猫飼:…!?そうでしたか、お客様がシンイチ様の…! 両桐:兄の事をご存知なんですか? 猫飼:兄…という事はお客様が弟様で 両桐:はい、弟の賢次次郎(けんじろう)です 猫飼:話は聞いておりました。先程シンイチ様にご注文頂いたラーメンを作ったのも私なんですよ 両桐:すいません、色々と 猫飼:いえいえ、とてもユーモアのある方で 両桐:ユーモア、ねぇ… 猫飼:さて、着きました。ここがホールの関係者入口です。では私はこれで…お漫才、お疲れの出ませんように 両桐:ありがとうございました! 小早川:頑張ります! 0:両桐のモノローグ 両桐:(……それからディナーショーが始まった数々のプロのお笑い芸人達が笑いを取っていく…。俺達はそれを舞台袖から見ていた…) 両桐:…すげぇな…さすがプロ、めっちゃ笑いをとってる! 小早川:ホンモノの雰囲気がここまでビリビリと伝わってくる…! 両桐:凄いな…俺達も笑わせる側に立てるなんて 小早川:夢が間近になると緊張するな…ふぅ…落ち着かねぇ… 両桐:そういえば、どこかで聞いたことがある 小早川:ん? 両桐:緊張をほぐす方法として、それが始まる前に心の中でショートコントって呟くいいらしい 両桐:例えば今回なら、ショートコント漫才って呟くんだ 小早川:すげぇ…2種目じゃん 両桐:トライアスロン的な 小早川:コントを入れて〜? 両桐:グランドスラムッ! 小早川:イェア! 両桐:イェア! 0:前の組の漫才が終わり司会が進行する 司会:……ありがとうございました!非常に面白かったですね!…では、次が最後の漫才となります! 0:舞台袖にいる両桐と小早川 両桐:…ついに来たな…これが俺達の初陣(ういじん) 小早川:あぁ、芸人としての初仕事だ…! 0:司会に呼ばれる両桐と小早川 司会:トリを飾るのは…ボイスターズ! 両桐:行こう…! 小早川:おう…ッ! 0: 両桐:(俺達の挑戦は終わらない…!) 両桐:(あ、ショートコント漫才) 0:舞台に登場するボイスターズ 小早川:どーもー! 両桐:ボイスターズでーす!